2019年9月15日日曜日

チチョから学ぶミロンゲーロ感


4月あたりから 先月まで
チチョのインタビューレポートを配布していました。


あれは ペパさん という女性が
たくさんのトップダンサー達へ 質問をし、答えてもらう形での
無料のトークショーです。


初めて このブログの中で その話題に触れたのは
2011年でした!

  8年前の「あなたに質問があります」


もうそんなに前だったんだ!!!



レポート3冊分の インタビューを
翻訳するだなんて ・・・ ちょっと今じゃ出来ひんわ。



それで、この「Tengo Una Pregunta para vos」
(あなたに質問があります)
のスペシャルエディション

先月アップされてました。


白いブラウスの女性がペパさんです。






この動画のコメントで

チチョが2003年、まだ 出始めでルチアと踊ってた頃
ピアソラの曲で 非常にセンセーショナルな出現をした当時から知ってる方が

次のように言っています。


彼のようであるには
 まずは ミロンゲーロである必要がある


チチョは ただ長くタンゴをしているだけでなく、
彼自身がタンゴそのものだ 



と。



まったくもって 同意です。


ここで言っている ミロンゲーロというのは
単にスタイルで アブラッソの形や 腕の位置や シークエンスの特徴などを
言ってるわけではなく


タンゴ文化を愛し
タンゴ文化を尊敬し
タンゴ文化を継承する意思がある者 

というような意味でのミロンゲーロではないかと思います。



フロアを大事にすること、 
エレガントな立ち振る舞い、
ミロンガの質をあげる一人としてのオシャレや、
襟のついたシャツを着ることや、

そのような

 粋な大人の集う場がミロンガで
   粋な大人がつくるのがミロンガ 

ということが含まれた ミロンゲーロ というワードなのかな と。



チチョのイメージとは真逆のような 印象かもしれず

これだけ タンゴのコード(しきたりとか色々)を
ぶっ壊してきた人なのに?! とも思われるかもしれませんが


根底として 
感覚として

アルゼンチン人であり
移民の祖先を持ち
ブエノスっこであり

ミロンガのざわめきを感じ続けてきた

という根っこがあるからこその

コード破り である  という  ね。






ちょっと私は英語が苦手なもんで
この新しいインタビュー は わからなかったんですが、

実際にその場で生の声を聞ける人はいいですね。

羨ましいなあ。





に しても この企画
よく続くなあ〜。。。。

ペパさん すごいなあ〜。


ブエノスによく遊びに行ってた頃は
ペパさんがオーガナイズするミロンガへも
時々行ったものです。

なつかしい。




また明日^^







スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿