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2020年1月10日金曜日

備忘録

私の所属するFJTAには
日本を代表する素晴らしい先生がたくさんいます。


先日も 5人集まって ミーティングをしていたのですが


話をすればするほど どの先生方も
日本のタンゴ業界をよくしたい という熱い思いで
活動されているんですよね。


昨日 私は パワーリードとかが
絶滅すればいーのに  ということを書いたのですが

先生同士の中でもそのような話題は尽きません。



ミロンガで とんでもない腕力で
「いーから俺の言うことを聞け!」
言わんばかりに力づくで動かしてるのを見かけた。


とか

初心者の若い女性を拉致して ずっと教えてた


とか


女性が過剰に足を振り回し
あわや 周りの人を怪我させそうになっていた


とかとか





残念ながら 本当に 日本にこのダンスが上陸して以来
ずーーっとこのような話は耳に入ります。




いつも私が思うのは

誰だって 本当は楽しく踊りたいし

そして 誰だって 「よし いっちょ力づくで振り回してやろー」と思って
踊る人なんて いるはずないんですよ。

いるはずないんです。



          セクハラだけは別です。確信犯でしょうね。





それなのに この問題は尽きない。

これは一体どーいうことでしょう?





答えは 非常にシンプルで


 技術不足です。

 知識不足です。



やるべき練習を飛ばしている
知るべきことを知らずにいる
知ってるのにやらない できない 変わろうとしない



アルゼンチンタンゴは自己流で すぐに踊れるほど
簡単なダンスではないです。


でも、多くの先生方が口を揃えて言うのは

踊りが出来ていない人ほど 適当なところで
レッスンを受講することを自分の判断で打ち切って
教室に来なくなる
ミロンガだけに来るようになる  ということです。



タンゴは 自己流で踊れるほど簡単ではありませんが
自己流でどーにかなってしまう
面もあります。
逆説的ですが そうです。

これは 仮に 一人で踊るダンスだと自己流では
単にその人だけがみっともないだけで 無害なのですが

へたに 相手あるダンスだけに  相手に迷惑ふっかけて
自分は気づかない  という

どーにもならない 性質を持っているのも

認めなければならない タンゴの側面なのでしょう。






商売っ気をだして  レッスンにいらっしゃい と言うつもりでは
ないのですが

 なかなか わかってはもらえないかもしれません。



でも、コツコツ しっかり練習を続けている人にとっては

適当なところで 自己流に走ってる人の末路は
よーく見えるものですよね。



この問題は 男性のパワーリードだけではなく、
女性もまったく同じで

自己流 適当な女性の動きの特徴は

強い 早い 大きいこと。
だらしがないこと。(ちゃんと揃えない  とか)


あるいはリードより過剰に足を振り回したり
するのも 非常に危険ですが

それらもまた、すべて技術不足からくるものです。



どんな女性だって きれいに踊りたい と当然
思っているのですから。


でも 気づけなくなってしまうのは、
中途半端なうちに練習をやめ、ミロンガにだけ行ってた方が
楽しくなるからですね。
その人にとっては ね。



もちろん  しっかり基礎づくりを終えて
自己流ではなく、
自分のタンゴが確立して、
ミロンガのコディゴを習得し、
ジェントルマン・レディとして ミロンガを品良く
楽しんでいる方もたくさん たくさんいらっしゃいます。

素敵な人たくさんです!!





でも、
相手を不愉快にしかさせないような
技術不足による人もいて・・・。


2極化が進んでいるのかもしれません。





結論


そして 結局   これは私たちが悪いのです。


先生たちのせいです。


誰だって 楽しく踊りたい。 
かっこよく踊りたい。
きれいに踊りたい。


でも  レッスンより ミロンガの方が楽しい と
思わせてしまう  教室が悪い。



ミロンガも楽しいけど、 レッスンにくるのは
なかなか楽しい。

そう思ってもらえるような レッスンでなければ
ダメなのでしょう。



それと、
ダメなものは ダメ と
ちゃんと言える関係性、お付き合いが
必要だな と思います。

ダメなものは ダメを聞いてもらえる関係。





日本のタンゴを踊る人たちは
みーんな 紳士的  ジェントルマンであり
女性も みーんな 楽しんでいる レディである  となれるように





諦めずに 参りましょう。 私。





そして 明日も 明後日も楽しいレッスンを考え
心から 上達を応援してゆこう。

そう、思います。







ああ、今夜はレッスンないですけどね(笑)


ミロンガ Z
19:30-23:00   ¥2,100-  持ち込み自由
先着でエッグトースト!!!!!










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2020年1月4日土曜日

運転免許が必要ですな

車の運転すると性格変わる人って


いますよね。。




それって 困るのが ほとんどの場合

ダメな方に変わるってこと。


普段はあんなに おとなしくて感じのいい人なのに

ハンドル握ると 途端に 自己チュー100パー  みたいな。。。


よく聞く話よね。






タンゴは よく運転に例えられることがありますが


ピスタ(車線) とか 
前の人との距離感 (車間距離)とか  
ミュージカリティに乗る (流れに乗る)とか





まことに残念な話ですが
タンゴを踊ると性格変わっちゃう人もいるのよね



まことに残念な話です





隣に乗りたくないよね
(一緒に踊りたくないよね)







運転免許が必要ですな






免停も(笑)




 
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2019年11月27日水曜日

タンゴはトークだ その2

小さな子供や  中学生くらいまでの子が
ダンスを習う場合

見よう見まねだけで大人顔負けにすっごい踊れるように
なっちゃったりすること
あるんですよねー。


余計な先入観や知識、経験がなく
体にも癖がないからなんですよね。

子供って いろんなことを真似ることで成長してますしね。

真似て、コピーによって完成させ、
自我が形成されてゆくにしたがって
コピーしたものの上に オリジナルが乗っかってくる といった
感じかな と思われます。



そんな意味では 大人になってから始めるダンスとは
なかなかこれが難しくて当然だよね  と思うのですな。


それこそ
頭が理解しないことには なかなか体が動かないように
なっているわけです。

加えて 長い年月で蓄積された 体 姿勢 歩き方の癖などがありますから

簡単にはいかないわーーー ってね。




それでもさ、
新たに体の癖を矯正したり
今までの自分になかった文化や 考え方 知識を取り入れてゆくことは
エキサイティングで 楽しく 素晴らしいことですよね。

チャレンジしている 大人たちは みんなエライと思うわー。


まさに 大人のダンスは体も脳も若返る 最高の健康法ですね。





では、大人になって始めるダンスでありますので
見よう見真似で とはいかないなら

それを覚えてゆくには
本当に わかりやすく スムーズに脳に入ってゆくような
解説が必要不可欠だと思っています。



思っていますけど、




以前は 本当に 人とのコミュニケーションが苦手だったのですよ。



だから、私は タンゴに詳しいし、その説明の仕方も知っている、
ステップの仕組みも
リードフォローのシステムも知ってる。

その 知ってる という 私の知識を ただ並べるだけになっていたと
思うんですね。



なので 例えば 生徒さんがなかなかうまくいかなかったりしたら

おかしいなあ? ちゃんと説明はしてるのに、
なんで この人は これが出来ないのだろう? という時
そこから先 どーしたら良いか
わからなくなってしまうことも
実は昔はあったわけでしてね。




それがですね、

例えば その生徒さんと 踊っている時や、レッスンの時ではない

ほんの隙間時間の雑談や、
あるいは 飲み会の席なんかで


 え?  そこ そーいう解釈してたの??  みたいな発見に

繋がるようなことがあるんですよね。


なーるほど  この人は そっち側から解釈してたから
こーいう動きになってたんだ!  みたいな。


これ わかってもらえますかね?



人って  自分の経験の中で生きているので
私にとって こっち側からの話をしてるのに
相手にとっては 微妙に角度が違っていたりするんですよね。

本当に ちょっとした言葉のニュアンスだったりで。


ええー こんな風に勘違いしてたんだ  って 驚くこと結構あります。



それで、
ああ 会話って大事だなあ、

なんてね、思う場面  よくあるんですよね。



動きの癖なども  レッスンの時 いくら注意しても
うまくいかなかったけど

ふとした会話で 例えば その人が学生時代にやってたスポーツの
お話を聞いて

ああ、なるほど そーいうわけで この人の動きはこうなのか、
それなら こーいう説明すれば もう少しわかりやすいのかもー なんて
ヒントになったりね。





会話によって その人の背景などを知り、
より良いレッスンをするヒントになる という実感を
持てるようになったのは やっとつい最近です。




タンゴは見て盗む という技術のつけ方も
とっても大事だと思います。 とっても!

なぜなら これは情感溢れるダンスですし、情緒的な面、
感情面も不可欠だからです。

感性をつけるには ロジカルな面が邪魔になってしまうことも
もちろんあるわけです。



でも、体の使い方や マナーや ルール、
細かい部分は やっぱり曲がった解釈でなく
勘違いのままにせず、
正しく理解してゆけるに越したことありませんからね。


そうであれば

私が 言うのはなんか変かもしれないのですけど

自分に合った説明の仕方をしてくれる先生を探す というのは
とても大事かな  と思います。



ほとんどの先生は だいたいにおいて
同じことを言うはずなんですよ。

でも ちょっとした  言い回しで ピーっと頭に入る場合と
そうでない場合って  絶対ありますしね。




トークの部分

何かと大事だなー  と


個人的には
最近つくづく感じているトピックなのです。






なんか 今日 左の肩が外れそーな
変な痛みがあるなあ・・・
寝違えたのかなあ・・・・



じゃ、また。





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2019年11月26日火曜日

タンゴはトークだ その1

おぎりんがずっと以前からよく言ってたのがコレで

 タンゴはトークだ  ってやつ。


もちろん タンゴは踊っている間
おしゃべりしないのがマナーとして大事だし

リードやフォローは もちろん もちろん
言葉のない会話として なされるものですけれどね





ところが

ブエノスのミロンガでは
観光客が多いことも 1つの要因かもしれませんが

曲と曲の間を かなり よくしゃべる傾向にあるんですよね。



観光客が増えたことが要因だとすると
昔の コミュニティでは そうでもなかったのかもしれませんし

はっきりとは分かりませんが


1タンダの中で 例えば 最初の曲が終わって、
2曲目にうつるまで

「どこから来たの? へーえ ニューヨーク?休暇?」

みたいな 言葉は交わされますよね。



それが その2曲目が始まってても
話が長引いたりして  そのままずっと止まっていたりします。


そんなパレハが かなりの数いると

そのピスタはいつまでたっても流れないなんてことも
あるわけです。


以前 私が実際に経験した中じゃ

曲が3分の2ほど流れてしまい、後半になって
ようやく踊り出す ということもありました。

だって 誰かが しゃべるのやめて 踊り始めない限り
ピスタは止まったままですからね(笑)



それで、その時一緒にいた おぎりんは スペイン語も出来ませんので
とても困った というのです。


話すことはないけど、周りはみんなしゃべってて
曲は始まってるのに、前のパレハもまだ動かない、
みんな動かない

自分たちだけ 間を縫うように踊るわけにもいかない
っちゅー わけです。




ただ
全然 知らない人に 言葉も交わさず
カベセオで誘い合って
言葉なく踊り出して

そんな中 ほんの合間で 少しだけ言葉をかわすのって

場合によっては ものすごく良い効果になる場合も
あるんですよね。


リラックスできたり
親近感がわいたり

それで そのタンダが楽しくなるなら それも素敵ですものね。




タンゴというのは言葉ではない部分

カベセオのシステムや
立ち居振る舞いや
みだしなみや

それらが 非常に重要ではありますが

だからこそ 少しの言葉を交わすことによって
あらためて 分かり合える という面も
際立つような気がします。


言葉を交わさず 踊った時の印象は
きつい印象だったり
お互いなんだか合わないな と感じるようなことも
時にはあるでしょうけど


なんだ 話してみたら 意外と笑顔が柔らかくて
いい人じゃん   みたいな

そしたら 次の曲は ぜんぜん いい感じになった  みたいな




ビギナーズミロンガ前の マナー講習でも
毎回いつもお話するのですが


誘ったのに  断られる  とか

なかなか誘われない  とか


そのような問題は 多くの場合  踊りそのものに問題があるわけでは
ありません。


リアルなコミュニケーションの中で
つまり 言葉を交わしたりするレッスンの時や
ミロンガ以外の時間において

印象がよくなければ
断られるとか
誘われない  という問題になりうるよね  と。



言葉を交わさない
視線や
表情や
服装や
匂いや

ノンバーバルコミュニケーション(非言語)の
最たる形であるタンゴだからこそ

バーバルコミュニケーション(言語コミュニケーション)も
大事だね  っちゅーことかと思います。






ところで、
私たち タンゴ教師においても

タンゴはトークだな  と 感じる部分が
常日頃たくさんあります。


明日は トークによる技術テクニックに
役立つ面のお話 をしようと思います。




では、また^^







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2019年11月11日月曜日

タンゴの品格

昨夜はミロンガあそびをして来ました。




昔よく踊ったね という人々と会えるのも
私にとっては嬉しいことです。


綾子と 夜遅いファミレスなんかでご飯食べてると

独立後の開放感から 夜な夜なミロンガへ
遊びに行き、深夜にご飯を食べに行ってたことなんかを
思い出して
とっても楽しい気分になりました。



クンパル生も いろんなミロンガあそびを
楽しんでる様子を ちょいちょい耳にし、

とても嬉しく思います。





昔から ずっとそうですが、
どのダンス業界にも (社交ダンスでもサルサでも)

アマチュア主催のサークル系のものと
プロ主催のものとがあります。


タンゴ業界も ずっとそうです。



プロの先生たちが たくさんの人にダンスの技術や楽しさを伝え広め

それを受けたアマチュアの方が 公民館など公共施設を借りて
練習会を開くことで

そのダンスマーケットが拡大してゆくのですから

必要な流れであると思っています。



ですが、ここ数日書いているように
タンゴの

ことミロンガにおいては マナーが特殊です。


そして、ダンスのテクニックもまた複雑で
ちょっとの練習や 友達からいくつかの足型を教わったくらいで
踊れるようなものではありません。

きちんとしたリードフォローを勉強していないうちに

見よう見まねで 捻挫するようなサカーダをしたりするのは
あまりにも危険です。


この踊りの性質上  多くの場合 ケガをしたり
嫌な思いをするのは女性です。


ミロンガは 飲み会ではなく 
大人の男性と
大人の女性が集う場です。



たくさんのミロンガ情報があり、


お友達から誘いを受けることも多いかと思いますし、
教室で顔を合わす人からの誘いであれば
断りにくいという 義理も働くかもしれません。


でも
もし、ルールやマナー 秩序が保たれていないと
あなた自身が感じるミロンガであれば  毅然と
断る
行かない  という勇気も持ってくださいね。


ミロンガなら何でもアリというわけじゃないです。




大人として 正しい判断
できるようであって欲しいなと思います。




せっかく趣味で始めたタンゴなのですから

義理でミロンガに行くだなんて悲しいし、
あるいは わざわざ嫌な気分になるミロンガへ
行くだなんて・・・


あって欲しくないな・・・と思います。


あなたが これまで習って得た
タンゴの品格を落とさないようでいて下さい。







Amazonで本を5冊も一気買いしてしまいました!!!
明日から読書の時間が欲しいので
3日ばかり Blogの更新をお休みしますね。



この3日の間に いつもより多くの人に
今日の この記事を読んでもらえたらいいな。 いひ。





では。






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2019年11月10日日曜日

カベセオが進歩しない理由

昨日はDJが浸透してきたお話をしました。


そして イケてるカベセオをしているか?
ということですけども


昨日も タンゴ社会というのは ルールやマナーを
激しくアップデートしながら進んでいる と書きましたが



そうすると  自分が習い始めた頃に教わったマナーが
ふと気がつくとタブーに変わっている というこも
あり得るわけです。


例えば、カベセオなど  まさにそれです。



たった10年ほど前まで、
感じのいい誘い方 を推奨する形として

手を差し出して お誘いすることは 一般的であったかと思います。


それが 現在ではすっかりタブーな誘い方になりました。


なぜなら



          かっこよくない。





そして、手を出される誘いには断りづらい ということが
もっとも大きな理由でしょうね。



女性にとって 断る というのは なかなか 気を使うものです。
 (ある程度は気を使うことも大事と思います。ある程度は)
 (まるっきり気を使わない女性もいますけども)

そして断ることはリスクを伴います。


断ってるところを周りに見られれば
次のお誘いが来ないかもしれないからです。


そのような 妙に気を使うことや リスクを背負うことなく
断りやすい状態として
便利なのが カベセオなのですよね。


そして、男性にしてみても 断られた状況を周りに知られることなく
俺のメンツが保たれるので

カベセオは双方にとって良い 優れたシステムなのです。



イケてるカベセオをする男性は 遠くから誘える人だと思います。

私の記憶だと ブエノスのミロンガでは かなり遠い場所から
カベセオを飛ばしてくる人もいますし

近い位置だとしても

動かないで カベセしてる人が多い印象があります。

動かないって その場に居る状態でカベセオしてるってことね。


女性の方へ歩み寄りながらではない ってことね。

その場で動かずに、あるいは 遠い位置からのカベセオだからこそ
このシステムが成立する ということだと思うのです。




それでも  まだまだ  歩きながら 近寄りながらカベセオ という男性が
現状としては 多いですよね。

なぜでしょうか?




だって目を合わせてくれないから  とか


早くしないと取られちゃうから とか

そのような理由からでしょうかね。。



私は 特に後者だろうと考えてます。



これ、
歩み寄って手を出す という人が一人でもいる限り
ずーっと 本来の役割としてのカベセオは 根付かないかもしれません。

せーの で全員が絶対 歩み寄るのやめましょう とか
決めない限り(笑)



例えばさ




A男さんが 女性に向かって 部屋の反対側あたりから
カベセオ飛ばしてるとしますよね
その場で動かずにね





そこへ





ひょっこりB男が 女性の元へ歩いてきて
ササッと手を出したかと思うと
あっさり この女性をさらってしまうのです。






今 推定389人くらいの男性が
あるあるあるある 
って言ってる気がしますけども。




だから まだまだ一部のミロンガでは
B男が蔓延するのだと思われます。


せっかく A男がいても  B男が過半数に達すると
B男現象は感染してゆくのかもしれませんね。






それで、昨日の話では

女性としては そのように 明らかに
あたしの所へトコトコ歩いてきて
あたしに向かって手を出されたら

それが その日 その人と3タンダ目だとしても

なかなか断りづらいよね  っちゅーことです。








でもその、
同じ人と踊るのはどーかと思う っちゅー話も



これは 完全に女性の本音の本音を言えば

すごく楽しく踊れる
イケてる人となら
3タンダだろーが
4タンダだろーが
一晩中だろーが 
いくらでも踊りたいっちゅーの

ということなのです。




今 推定 587人の女性が
あるあるあるある
って言ってる気がします。





いや、でも 女性もね
何度でも誘いたくなる女性になるべく
努力がずっと必要だし、

男性も 何タンダでも踊りたいと言われる 男性になるべく
努力がずっと必要だし、



結局 なんで練習するの?  なんで踊ってんの? って話に
なったら

男性も女性も

自分と踊ってくれる誰かに
楽しんでもらうためです 

って言えたら


素敵だよね。







また明日。








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2019年11月9日土曜日

タンダとコルティーナの浸透による変化

昨日は立冬だったのですね。

ここから秋が深まっていって
冬が始まりますねー。

きれいな紅葉でも見に行きたいなぁ。。




うちは 昨夜は Z でした。


Z は おぎりんがいつもDJです。


今でこそ DJ というのがすっかり定着しましたが


まだ たった10数年の習慣だなんて  なんか いつも
DJ のことを 初心者さんなどに説明するたびに
不思議な感じがします。


不思議というか・・

ほんと タンゴ社会というのは ルールやマナーを
激しくアップデートしながら進んでいる という気がするのです。


それは 人の集まり だからなのでしょうね。



DJ というものが定着する前、

日本で タンゴがようやくミロンガをできる程度に
広がってきた頃は

まだまだタンゴ音楽の入手が困難でしたから


そもそも 手持ちの音楽の種類がとても少なかったのです。


それで、ミロンガの最中は 何かのCDをかけっぱなし という
状態でした。


でも CDの中に 10曲入ったトラックがすべて踊りやすいかと言ったら
そんなわけはないので、
面倒だったのですよね。


私は 青山の教室の頃は (12年前くらいだね)

色々なCDから 踊りやすいものをセレクトしたCD-ROMを
作っておいて

それが 6−7枚あったかな。

順番にかけていってたわけです。

その中には ミロンガとか ワルツも適当に散りばめててね。



その頃は
暗黙の了解で なんとなく3曲くらいでペアチェンジ
という状況でした。


つまり チェンジのタイミングをその人の意思に任せてるわけですが


それって  ほとんど男性によるコントロールになってくるわけです。



気に入った女性がいたら  1曲が終わってもずっと離れないまま
5曲も6曲も ずっと踊り続けて拘束する
ということが可能だったわけです。


男女比が きれいに収まることなんて稀ですが

時々 どーしたことか 男性の方が多くなる ということもあります。


そんな時、一人の男性が すてきな女性を
ずっと独り占めしたりすると  いつまで待っても踊れない男性もでてきたりして

主催する側としては ヒヤヒヤしました。



ほどなくして、タンダとコルティーナが浸透し始め

ほんとその点では
平和になったわーーー  と思います。



その、独り占め男性問題 というのは
まだ記憶に新しいのですが

せっかく タンダ・コルティーナがある今

同じ女性ばかりを 何度も誘うのは やはり基本的にはタブーですので
気をつけたいところです。



明らかに 女性がその男性を気に入ってて喜んでるなら
私のとやかく言うことじゃないですけど(笑)





昨夜のZ は人数が少なかったので
全体の時間配分からみて  同じ人と2タンダ 3タンダ踊るのは
ぜんぜん普通でした。

なので、 どうしても 一人の人と1タンダじゃなきゃダメ と言うわけではなく
バランスというか  空気読め というか

まあ  そんなとこだと思うのです。






それが 不自然に同じ女性を何度も誘うというのは

単に気に入っている ということ以外の例では


まだあまりリードと音楽で踊れない男性が
上級者など 踊りやすい女性ばかりを誘う というケースが
見られます。

リードが出来ていないうちは
フォロー出来ない初心者同士で踊っても成立しないからだと
思うのですが
それでは 上級の女性がちょっとかわいそうです。




気持ちはわからないでもないし、
かわいそうですが、だからタンゴは練習ありきなのです。

1日も早く いろんな女性を自分のリードと音楽性で
楽しませるようになること
目標に精進するより他にないのです。
つらいけどさ。





女性だって同じですけどね。
タンゴを踊ることを決めた人は 
誰であろうと
相手を楽しませるために ひたすら練習するのが
筋ってもんだ と思ってますよ。あたしゃ。







しかし、そもそも・・・
同じ女性を何度も誘ってて もし成立してるとしたら・・・

それって イケてるカベセオしてるのでしょうか??


イケてるカベセオしていれば  女性は断ることもできてるはずなのですが



断る隙を与えていないのではないか  という懸念については

また明日!!!!







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2018年11月26日月曜日

ミロンガは飲み会じゃない の話

すっかり寒くなりました。

お気に入りのフリースのポンチョ・・・
ちょっと似合わなくなってきたかも と思ったので

処分しようかと思いましたが やはり捨てられませんでした。

もうちょっと食い下がってがんばります(笑)



ところで、前回の「お行儀悪いのはだめよね」の話しですが

クンパルTime'sに そのことをチラッと書くにあたり


踊り + 飲み    とか  飲み + 踊り

ということを書き足してあるのですが


つまり 踊ることを中心に持ってきているかどうか だと思うのです。


それで、少なくとも クンパルでやってるミロンガは

ビギナーズミロンガだろうが シエテ だろうがZ だろうが
すべて 踊りを中心に持ってきてて + 飲み でありたいのです。

巷には たくさんのミロンガがあって、
それぞれコンセプトが違うでしょうから、中にはサークルのりなものや、
ホームパーティー的なものもあるかもしれませんが。

クンパルは ホームパーティーをしてるのではなく、ミロンガ文化を
伝えたいと思っているのですね。


第二金曜 夜のZ というのは、持ち込みOKですし、
金曜の夜ですし
うっかりすると 飲みを先に持ってきてしまう危うい要素は持ってるのですが

それが そーならずに 10年以上 踊り+飲み で場が整えられているのは

踊りの経験が深い人が多いためだと思われます。


いわゆる 巷の 飲み放題的なミロンガも多く見られますが
それでやってゆけるのも やはり 踊る人たちは そんなに
居酒屋みたいに ガブ飲みしてやれ っちゅー人は
なかなか少ないからなのでしょう。


人見知りの方や、初心者の方が緊張するのは当然で
仕方ないことなのですが、

いつまで経っても 「飲んで酔って景気つけないと踊れない」なんて
言ってるようじゃ
早晩踊ってくれる相手はいなくなります。


あまり酔えば大声をあげたり、失言してしまったりすることも
あるかもしれませんし。


だって 下手っぴなんだもん という声もよく耳にする言葉ですが

飲まない下手っぴが  酔ったらますます5割増で下手っぴになることは
間違いないですからね。 

               



いつだか ミロンガに缶チューハイ片手に入ってきた方がいましたが、
やめた方がいいと思うんです。
印象よくないです。

 ってゆーか、その日のミロンガは そもそも持ち込みNGの日だったんですけど。


このタンゴの業界は ほんっっとに昔から
「うぇぃ  女の子いっぱいいて 安く飲めて 最高だな  うぇぃ」 とか平気で言ってる
おっさんが絶滅しないのは 一体なぜなのか

もう ほとほと嫌になります。

酔っ払いだけでなく
耳を舐めるだの なんだのという話も ほんっと呆れるほど
存在し続けるのですよね(笑)

もう行儀が悪いとか そんな問題じゃないよね。


それで、タンゴ業界では あまりに不謹慎なのは リストを共有する
ということもしてますんで

潔白なら、そんな風に勘違いされてしまうこともないように

それぞれが気をつけておかなくちゃいけないですよね。



ミロンガにおいて カベセオ ってありますね。
目で誘うってやつね。

カベセオって 誘う方も、誘われる方も ちょっとドキドキしますよね。


そのドキドキがとても大事なとことろだと思うんです。

だから「何を着ていこうかな」と考えるし、
エチケットにも気を配るようになるし。


口に今手づかみで放り込んだ あられかなんかが ボリボリ音たててる目で
誘われたって ぜんぜんドキドキしない っちゅーね。


酔って 目がすわってるなら帰りなさい っちゅーことなのでね。



すっかりタンゴに慣れちゃってると 忘れていってしまいそうなことも

時々見直しして、

大人の男女が集う場であることを 意識していたいわけです。






あ、忘年会(12/28)は  飲み+踊る です。

大いに楽しみましょうや。 うぇぃ。


2018年11月19日月曜日

プロポネったり マネハったり

先週あたり、教室でみんなに話してきたことで、

以前には 「tango diary 号外」の中でも書いたことがある話しなのですが


リード というのは 以前は manejar (マネハール)という と
私は教わっていました。

マネハールというのは 運転を意味するスペイン語です。


男性が女性を操縦する ということになります。

そして確かに タンゴというのは 男女関係において
そのような 役割分担だ と 正直それほど疑問にも思わず
受け入れてましたよ。
私はね。



それが、数年前 アルゼンチン人のお友達から

「最近では リードすることを マネハールとは言わなくなってきてるよ。

   最近の若い人は プロポネール という言葉を使うようになってきてるよ」


という話を聞いたのです。


proponer (プルポネール)というのは「提案する」という意味の
スペイン語です。

100年以上前に生まれたタンゴも
マッチョな男が 女性を操縦する ということでなく

時代が流れ、男女平等になり 共に一緒に音楽をつくりあげる という
考えに 変わってきたのだと思います。


ただね、

タンゴとは 文化の継承ですから トラディショナルな良さは
もちろんたくさんあります。

ミロンガというのは 庶民の娯楽ですが、

私は ブエノスの人達の 貧しくてもミロンガへ行くときは
きちんと洗濯したシャツを着て、コロンをつけて、
女にモテるために 精一杯 気取っている 男たち というのは
格好いいな と思います。

どんな じーさんも 女性の前では粋がって 野暮なところは見せまいとする
立ち居振る舞いは やっぱり素敵です。

ブエノスのミロンゲーロと言われるような じーさん達には
それがあるんです。

そんな ちょっと強がったマネハールなら 歓迎しちゃうんだよね って思うんです。


汚くて お行儀が悪くて しかも 力づくでパワーリードしたり
音楽ちゃんと聞いてないような野暮な男がモテるわけないんですよ。
この踊りでは。


まあ、
女ってーのは おそらくは いつの時代もワガママで

ギューギューに縛りつけられたら逃げたくなるし

私を操縦しないでよ! と ヘソを曲げるかもしれませんが


まったくの自由にされてしまうのも つまらんのではないか とね。


プロポネッた 素ぶりで 
上手にマネハってくれるようなイケメンが

わたくしは好きですわ  っちゅーことです。




クンパルTime's に お行儀悪いのはダメ と書きました。

特定の方をいたずらに責めたつもりは全然なく、
そんな「プロポネール・マネハール」のことなどを考えてたものですから。

この件、また続きを書いていこうかと思います。


では(´-`)




2016年9月5日月曜日

カベセオ 備忘録

最近「泣くほど嬉しい」ってことばっかしなんですよね。
開くメール 開くメール 全部うれしい。泣ける。しあわせ。
まだ効いてるわ (←やっぱ失礼・・・)


ま いーや。

先週だっけか
カベセオレクチャーつきミロンガ をやりましてね。

なんだかんだ しゃべったのですけど、

その後も なんだかんだ 色んな話がでてきてるので
ちょっと 忘れないうちに追加しとこーかと思います。


かなり肝心なことを言ってなかったんだなあ と自分で自分に
驚きが隠せませんが

カベセオでお誘いを受けたら 女性は座って待ちますね。
男性がテクテクと女性のところへ来てくださいね。

これで 後ろの席の女性が誘われてたのに、
すっくと前の女が立ちやがって みたいなことはなくなりますね。あは。


これね、私も経験あります。

誘われたんですよ。 カベセオで。
誘われた  はずです。

ニッコリ笑ってうなずきましてね。

待ちましたよ。私。


そしたらね、来ないんですよね。 そいつ(笑)


心の叫びとしては
  
   「お前がこいや」 ですよね。 私。 ふふふ。


たぶん わからなかったんでしょうね。

気まずい感じで まあ 確か 結局踊らなかったと思います。


そりゃそーですわ。

嫌ですよ。

「おや? どーしたのかな? 」なんて トコトコ歩いてくの?

嫌ですよ(笑)




というわけで、
男性がエスコートしに行きましょうね。

私、自分が座ってて 手をとってもらう瞬間 とてもスキです。あは。



それと、パレハで来てる方には 男性に一言お断りしてから、
あるいは よく状況を見て お誘いしましょうね という話がありました。

あれさあ、

明らかにパレハだってわかる二人には ほとんどの人は
まあ ちょっとは気を使うっちゅうーか、
そのように出来るわけよ。

まさか知らないご夫婦の奥様に何も考えずにツカツカと誘いに
行かないじゃんさ。(← たまーーーーーーーにいるけど)

で、こーゆー話を聞いて ほとんどの男性が

「さすがにそんなことわかるっちゅーの」って思ってるのさ。


でもさ、トラブルってほどではないにしろ
ムカつくぜ くらいなことが起きるのってさ、

そーいう明らかにパレハな例じゃなくて、
 今まさにこの後でパレハ(踊る)ですよ、の場合なのよね。


例えば 男の人で そんなに会話とかしたことない女性に
いきなりカベセオで誘っても 成功率低いかもな なんて場合に

まずは その女性の隣に座って 軽いトークのジャブをするわけよ。

で、タイミングみて 「このタンダ 踊ろうか」という流れに
持っていきたいわけよ。

それが!!!


満を持して コルティーナが終わったその時


ちょっとした観察力ない男がススッと出てきて
しかも下から手出して さらちゃったりしてね。

やんなっちゃうよね。 残されたこのヒト。


その状況 女性で経験したことあるヒト いっぱいいると思うのよね。

「 え?  やっ  ちょっ  」って言いながら立つ みたいな ね。


その男性って そーやってさらわれてポツンと残った経験ないんだろうね。

だから次もやるよね(笑)




でね、ミロンガは観察力が大事よ〜〜 って

何度もしつこく言っちゃうわけよ。 私って。

イス取りゲームみたいな誘い方しちゃダメよ〜 ってね。



私、そーいう事件を山のように観察しまくって
現場検証してんだけどね(笑)



ところで、カベセオって。。。

私の個人的なね、いい感じな カベセオってね、

男性から誘われる ってのが アリアリとした感じじゃなくね、

  つまり カモーン顔とか素振りとか じゃなくてね


視線が重なる ってことがいいと思うのよ。

どっちが誘うでも 誘われるでもなく  お互いが。


で、視線が重なって 「おどる?」「うん おどる」 という

視線の会話が0.5秒くらいでなされて

男性がすっと歩み寄る  ってね。


そんなのが たまにはあってもいいよね。


あーあ、 タンゴっていいね。





でも、いつも言うけど

私 タンゴに刺激をぜんぜん求めてないの。

だから よくある広告の「非日常へようこそ」みたいな
つもりは もうぜんっぜんないの。


タンゴって 日常と思っててね。

日常にタンゴを持ってるヒトって、日常のクオリティーが
高いよね。

いいね。






2013年4月26日金曜日

TANGOの魅力

打って変わりまして
今日は ずいぶん「大丈夫です。Blog楽しいですよ」と
あたたかいお声を頂きました。


(;´▽`A``  ほほほ  すみませんねえ〜・・・



  だって 「昔はもっと毒あったじゃなーい」とか言われるんだもの

  と ある人に言いましたら

  「大丈夫ですよ、今でもちゃんと毒はありますから」 と

  するどく返されましたがな ( ̄ー ̄;



ふふんっ




さて、今日おぎりんが NHKで見たテレビの話を聞かせてくれました。

5分ほどの番組で アルゼンチンタンゴの紹介をしていたそうです。

5分でタンゴを語るとはこれまた非常に難しいと思われますが、
やっぱりな結果だったようで。



番組では ブエノスのセナショー(ショーレストラン)を出し、
そのダンサーにインタビューしたり、
ミロンガの様子も出されたとか。

そして そのミロンガでは
「ここではみんなが仲良しというわけではないのよ。
 みんな1人で来るのよ」 といったことが言われてたそうです。



そこなんですよね。タンゴってものを5分で紹介しようとすると
その部分だけ切り取っちゃう。

そーいったアバンチュールとか(←これ ふつーに使用可能な言葉?)
一夜の恋とか そーいうふうにクローズアップして
そのまま放置しちゃうから 結局 世間一般的にはタンゴの認識が
ずーーーっとそういうものになっちゃう。




ブエノスだってミロンガは 一緒にたくさん練習してる仲間とか
信頼関係を結んでる友達とか、ファミリーとかで
踊りにいったりすることのほうが むしろ普通だし、

いや、ってゆーか別に手つないで ミロンガ行くわけじゃなくて
確かに1人で行くけどさー

そこに行けば このメンツがだいたい揃ってる とか
ここに行けば いつものメンバーに会える とか

みんなだいたい そーいう「俺の島」を持ってるもんです。

教室で習ってるとか、習ってないとか そーいうんじゃない人でも
自分の「気に入りのミロンガ」くらいあるし。
気に入りには 見知った顔が増えてゆくからこそ、ますます安心して
遊べるようにもなり、楽しめるのだし。

クンパル生にとっては クンパルのミロンガがホームなのと同じ。

ミロンガの夜に行けば 約束してなくたって だいたいいつもの仲間と会えて
お酒飲んで しゃべって 踊って楽しむ。

ブエノスは都会で、東京も都会だから、観光客や地方の人が来て
「一夜限り」ということはあるかもしれないけど、
でもやっぱりタンゴはコミュニケーションのダンスなのだから
外国や地方から来た人に対して ホームの人達は「おもてなし」するような
心が 少なからずあるもので、
それを アバンチュールとばかり 捉えるのは なんともはや・・・



コミュニケーションがあって、
ごくナチュラルに人生の一部に溶け込んでゆくのがタンゴだと、
そーいう紹介の仕方をしてくれるメディアは
今まで見たことがない。。。





そんなだから お国の決まりでダンス踊っちゃだめー とか

いつまでたっても日本は文化的に幼稚でお恥ずかしーのだわ。

ふんっっ。


・・・と言っても この番組。
私が自分で見たわけではないので。。。
聞きかじりですんで、誤解もあるかもですけど ね。
その場合はすみません。








アルゼンチンタンゴシューズ pivot

↑ すみませんけど、これ しばらく毎回載せさせて〜。
  SEO的にね。
    このBlogにリンクすんのが一番いいみたい〜〜。
 


2010年6月29日火曜日

「お断り」について考える

ミロンガでのマナーのひとつに
 「男性から女性を誘う」 というのがある。


どなたから誘っていただいても、どなたも嬉しい。 なんていう超ハッピーな
状況であればいいのだが、昨日の記事にも書いたように
パスしたい なんて場合だってやっぱしあるだろうと思う。


困った男性って、ほとんどの場合 困った問題点を複数抱えてることが多いと思う。


 フロアの使い方が悪い&パワーリード&セクハラ系  


例えばこの3点セット。 全部です なんて場合はもちろん誘われたって
ご遠慮願いたいだろう。どんな優しい女の子でもさー。


ぎゅーっと締め上げる系 ってーのも共通点か。




すでにその問題の人と踊って不快だった経験があった場合
お断りO・Kだと思う。 いい人ほど勇気がいるだろうけど。


 静かに頭を下げ、目線をふせる とか
 手の平をちょっと顔の高さにあげる とか でいーんじゃないかなあー。。。




タンダ&コルティーナのないミロンガで、気にいった女の子を何曲もずーっと独占する 
なんて場合。 あるいは、タンダなんて関係なく 踊り続けようとする とか


これって もう踊ちゃってるんだから 途中から断れないよねー。
こーいう男性って 手もつないだまま、ホールドもしたままで離さないで、曲と曲のつなぎも
ノンストップ ってーのが特徴  ってゆーか それが 手 なんだよね。


「もー いいべー?」って言っちゃえよー(´⑥`)


それと「教える男性」
なにがなんでもガンチョさせる とか その「右足をこっち」なんて
言っちゃったり・・・
「次のレッスンで先生に聞いてみますので・・今は出来ないので
ここまでで。 ありがとうございました。」 


 なーんてガシャーンとシャッター下ろせたらかっけーなあー。


 言っちゃえ 言っちゃえー( ̄w ̄)Ψ


この「お断り」について考えるとき、忘れてならないのは
 やっぱし断られた男性は傷つく 
っていう事実だよね。
それは確かに事実なのさ。


だから 自分が不快な経験をしたかどうか ってことがまず
指針になるんじゃないか。


ぜんぜん踊ったことない人を、下から上に目線を走らせてから
「NO」(-- ) なんて言っちゃマズイよゞ(´Д`q汗)+・.
    ↑これノンフィクションです。


嫌だな と感じても その「嫌だな」を3人ためたらどうだろ?


3人たまったら1人は次回断固断る!
とかね。


「ちょっと嫌だな」くらいで わっさわっさ断ってたら いずれ誰からも
誘われなくなってしまうだろうから それも問題だし。




逆に 
「女性から誘うマナー違反」というのも少数だが実在していることも事実。


よほどのことがない限り、女性から誘われたら男性としてもまた断りづらいだろうし。




以前、ある女性が男性に対して
「ズルイですよね、女性は待ってるだけだから、誘われなかったら
ぜんぜん踊れないかもしれないもん」 と愚痴を言ってた。


なんか それって確かに事実だけど、それはガールズトークにするべきなんじゃ。。
そんなこと男性に言っちゃう時点ですでに「誘いたくない女」に
入ってんべ・・・と思っていたら やっぱし誘われない女になってた。


そして、「自分から誘う女」にもなっていた。


自分から誘うから ますます 「誘われない女」になっていってる気がする。




あと男性に「私OO時には帰るので、すみませんけど・・・」と言ってるのも
耳にすることがある。
その人の用事で帰る前に誘えってこと? 
   わけがわからない・・・┗┐(-c_,-。)y-~ ふぅ




ああ、人が複数集まればむずかしい点があることは
避けられないけどね。


あれ?最初の話は何だったっけ? 
 ま いーや=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘











2010年6月16日水曜日

タンダとコルティーナ

先日の プラクティカ - Z では たくさんの方に来て頂き、大いに盛り上がった。
ありがとうございます。




ここ最近、タンダとコルティーナを取り入れるようになった。


タンダとコルティーナとは、簡単にいうとペアチェンジを会場側で
コントロールすることをさす。
                       




タンダ → 1パレハ(ペア)が一緒に踊る数曲のかたまり


コルティーナ → 「ありがとねー」といって踊り終え、別れるきっかけ 
           or 「よろしくー」と次の相手を誘うきっかけ




コルティーナは通常、それがきっかけであることを わかりやすくするために
そのタンゴの曲とは まったく違ったジャンルの曲を使ったり、一段と音量が
上がったりすることが多い。










クンパルでは、ビギナーズ・ミロンガの中で、こーいったミロンガ特有のルールも
プリントを配っているので、クンパルの生徒さんは もうよく知っていると思う。




  ※ でも ビギナーズミロンガでは 流しっぱなしです。
    初心者さんにとって、3曲とか4曲踊りなさい っていうのは ツライよね(ρ_;)






ただ、この タンダとコルティーナを取り入れることに 当初はためらいがあった。


その理由は






そもそものミロンガ開催時間が短いこと。


例えば、Zは3時間半である。
男女比がすごく均等にうまくいってれば いいのかもしれないけど


水ものだもの・・・どーしたって そーうまくいかないこともある。


そしたらホントに みんなが満足するように踊れるかなあ・・・とか。




タンダで区切るのは、5時間とか6時間とかミロンガがあって
100人とか集まるから 必要になったシステムなんじゃないだろうか? とか。。。。




ってゆーか 
「プラクティカ- Z」ってゆってんだから タンダとかって変じゃん とか(笑)








で、そう疑問に感じたにも関わらず取り入れた理由は




ひとりの女性と5曲も6曲も ずっと踊り続けて独占する
男性がいないようにするため


とか




1曲踊っただけで プイっと 離れたりすることがないようにする  とか




女性が「いつ終わりにするんだろう??」という妙な緊張というか、
気まづい思いをしなくて済む  とか




なんだか そーいう 便利(?)なことがありそうな感じがしたから






なので取り入れた。






ひとりの女性を5曲も6曲も・・・・というのは、
必ずしも それが悪いことばかりではないと思うけどね。 きっとね。


すごく仲良しで、本当に互いに「もっと踊りたいね~」と思ってるのであれば
むしろコルティーナなんかで、切り離されることは嫌だろうな と思う。






でも それをどう判断するかが難しいよね。


「もっと踊ろうよ」 って言われて


   「嫌だ」( ̄× ̄) なんて言える女子はなかなかいないからね(;´▽`A``






「もう1曲いい?」とか聞くなら まだしも無言でそのまま離さないというのは
軽いマチスモだしょー( ̄Д ̄;)






タンダなんて 関係なくて 2タンダ 3タンダ 同じ人と踊り続ける 


   という問題については






これも 男女比がきれいで 大勢であるほど 問題は薄くなると思う。


それなら多分どーでもいいよ。 2タンダでも 3タンダでも 好きにすりゃいいよ。




でも 本当は やっぱし1回コルティーナでバイバイして またしばらくして別の
タンダで同じ人と踊ればいーじゃん  ってほうが平和な気がするよね。












稀だけど 男性のほうが多くて、女性が少ないのに 




自分ばっかし 踊りっぱなしで 女性を独占する なんてことをする人は








    出てってもらうしか ないよね(#`-_ゝ-)ピキ




    「いや~~~っ 暑い 暑い」なんてさ   ずっと座ってる人がいるのに
    どーして そーいうことが言えちゃうんだよ  おいっヾ(-д-;  とかね。








でも こんなタンダじゃ踊り足りない とか 選曲に問題があるってことも もちろんあるだろうし
オーガナイザやDJが よりよくフロアが巡回するように 勉強することが
まずはもっとも大事なのでしょう。


この曲は踊りにくい とか


今のタンダはバランスが悪い とか 何か意見があれば ぜひ率直な意見を聞かせてほしいと思う。




ミロンガはみんなのもの  なんだからさっ。