2019年9月21日土曜日

ミロンガでは小さく踊る ← とは限りません

あのー、以前にね
まだ 世の中にインターネッツが出始めたくらいの頃

いろんなホームページに投稿欄 とか 掲示板 とかがついてるのが
割とふつう っちゅーか 多かったと思うんですよね



それで 割と無防備に 好き勝手なこと言い合ったりね

インターネッツ初期あるある ですね





それで  どーも私 忘れられない1つがですね


  ミロンガの中で 大きく動く女むかつく


みたいな書き込みが あるという タレコミが入りまして(笑)

先生 これホント?  と聞かれたことがあるんです。




それに対しての 数々の書き込みが


 混んでるなら 小さいステップをするのがあたりまえ

 ってゆーか ミロンガでは小さく動くのがあたりまえ

 小さく動くのがマナー

 小さく動くのが常識

 教師はそーゆーこと教えろよ

 
といった意見が 続いてたわけですよ。





ふんっっ  バッカじゃねーの? 

って思ったんですけどね(笑)




東京にはミロンガもあの頃と比べものにならないほど増え、
年齢層やスタイルや 価格により ある程度住み分けがされつつあると感じています。

そして、タンゴ という踊りが

決して いくつかのステップを暗記して繋いで踊れるほど
単純なダンスではない という意識も
広まってきました。


リードフォローを 腕だの 力だので やってる人は嫌われる という
傾向もはっきり出てきました。


時代が変わってきたな というか


レベルが上がってきたな と感じています。


なんといっても  愛好家の 音楽に対する知識の高まりといったら

10年前の比じゃないわけです。



なので、さすがに 今どき こんなこと、冒頭にあげたような意見を持つ人たちは
だいぶ減ってきたのではないかと期待しています。



もちろん 混み合ったミロンガで大きく動くのは危険です。
やめましょう。

でも 混んでるから小さいステップ を女性が決めるのではなく
そのようなリードフォローを共有している結果 小さくなる という
テクニックが必要です。

テクニックです。

技術です。





音楽のシェア  というのは

二人の間 だけでなく、会場 ミロンガ全体のシェアであるから

ピスタは円滑に流れるわけです。




当然、 混んでるから小さい足  というわけではなく

ミロンガは小さく踊るのがあたりまえ  などということはなく



音と リードフォロー  エネルギーによって
強弱大小の波が伝わり合ってることがタンゴになるんですよね。



大きいステップですか?
小さいステップですか? を伝え合い、 使い分け、
それによってミュージカリティが生まれるのは当然です。




さて、2拍子のあっちのミロンガはどうでしょう?


ほとんどの場合 「ステップは小さく」  と教えます。確かに。



しかしそれも、ミロンガ(2拍子の)は 小さい足だ  と
決めてしまう  ということは やっぱり絶対にありえないのです。




これ   女性に多い印象ですが、

ミロンガ(2拍子)の音楽が流れ、相手の男性と組む時、その直前あたりから
もう  チマチマと形を決めてしまってる人がいます。

その女性の中で 先に 

ミロンガは   あるいは  この曲は  こーあるべき という動きを
かもし出してしまってることになります。


それは イカンのです。


ミロンガは小さくあるべき  ではないのです。


大きかったり 小さかったりするかもしれないし

自由なのです。 わからないのです。




ニュートラルが大事   っちゅーことですよね。





今日は DJ kazumix による ミロンガ シエテです。

夕方5時から。

来てね〜ヽ( ´¬`)ノ






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