毎月 クンパルTIMES というものを発行している。
今年に入ってから始めたことである。
クンパルでは毎月レギュラークラスに加え、テーマ別のワークショップを
行ったりしていて、そのお知らせプリントをつくっていたので
だったら ついでに っちゅーのもなんだけど
ここへ来るようになってくれた新しい方が
「クンパルってどーよ」ってことを少しでも知る手がかりになればいーかな と思い
先輩タンゲーロさん達の「声」を載せることにしたのである。
ベテランさんから初心者さんまで、ランダムに
ちょうどいいタイミングで会った人とか だけど に 声をかけてる
写真を撮って ちょっとしたインタビューをしたりして
これが結構 毎回おもしろくて へーえ って感じ。
へーえ そうだったんだあー そーいうふうにタンゴを楽しんでるんだあー
へーえ そんなきっかけで始めたんだー とか ね。
今回のインタビューでも がっつり答えが返ってきて かなり楽しめた。
ちょっと一部紹介すると・・・
Q> タンゴを始めたきっかけは?
A> ペアダンスだからです。今年4月から何かダンスを始めようと思って、
候補としては、タップ、サルサ、タンゴの三択。
今までソロな踊りというか、ソロな人生というか、一匹狼系?だったんです。
まず自分ありきで、自由でいることを好んでました。
この延長線上ではタップを選択するはずなのですが、ペアーであるがゆえの制約、
制約の中での自由っていうところに興味を持ったんです。
仕事上でも、ある意味同じで、ペアダンスの世界です。
制約の中でいかに自由になるか?その命題と一致したんです。
こんなに真面目に答えてくれてるけど 実はちょっとしたジョークの前置きがこの前にあってね・・
まあ それは実際に見て楽しんでいただくとして・・・
ソロな人生 一匹狼系
なるほど
私も ずっとソロな人生を歩んできたように思う。
一匹狼系です。
まったく このお答えにそのまんま共感できる。
ペアであるがゆえの制約、 制約の中での自由
私も ここにタンゴからたくさんの発見を見出した。
タンゴと出会わなかったら 完全に一人歩き好きな 変人のまま 突っ走っていたと思う。
ペアであるがゆえの制約 とは 他人と関わらばなければならない という当然の事実であり
が ゆえに面倒なこともあれば 我慢もあれば
およそ 人間が持たずにいられない 醜い感情 嫉妬-不満-疑心 とも向き合わねばならない
制約の中での自由 とは そういった面倒な面も知りつつ、見つつ、
ただの我がままにならない程度に 自身を解放してゆく術を知ること
私の場合はそんなふうに解釈して タンゴと付き合ってゆくことが出来た。
でも、基本的には自分の練習が好きで、たくさんの人と社交的に踊る というタイプでは
ない私なので、これまでに 「タンゴやめよっかな・・・」と思った危機は 当然 ある。
それでも、タンゴはことごとく
他人との距離のとり方、自分との向き合い方、相手を通して知り得ること を教えてくれた。
以前
「タンゴってさ、相手は自分の鏡だよ。
相手がうまく踊れてなかったり ちょっと苦しそうだったりするのは
ゼッタイに自分のどっかにも 同じ問題がある。 そう思うな・・・・」
と話してくれた生徒さんがいて、私はこの言葉をずっと忘れられずにいる。
こんなの聞くと ああ 本当に一緒に踊ってくれるお相手のために
「健やかな自分」でいたいなあ と とても気持ちが素直になれるように思う。
この教室には 明らかに 一匹狼系 の人が多いと感じる。
呼んでるんだろか?
それだからこそ、うまい距離感をはかる「仲間」をつくる腕前にも長けた人が多いのだろう と
勝手に思ってる。
今号の「クンパルTIMES」もお楽しみにねー(。・ー・。)ノ
2009年6月15日月曜日
2009年6月4日木曜日
ラロイズム
先週の金曜日までで
ラロのミロンガが終了した。
これまで遊びに来て下さってた皆様
どうもありがとうございました。
ラロとは今まで毎週会ってて
いや 2週に一回は 週2回も会ってたので
5月に入ると あと〇回だね と数えるようになり
出来るだけ 一緒にご飯を食べて時間を惜しんだ。
私のつくる味噌汁を ミソスープ オイシイと言ってくれ
明太子を海苔で食べ
豆腐をちゃんと箸でつかみ
茶碗にご飯粒を残さないように食べるコツを教えてくれ と
言い出す始末である。
私がこれまで会ったアルゼンチン人の中でも
もっとも文化の違いを超えて親しくなった人だ。
今回は残念ながら お仕舞いにしたけれど
ラロには ちょっと申し訳ないことをしたかなぁ と思っている。
うちのファミリー
クンパルファミリー というのも まあ 結構 だいぶ結束がつよく
ちょっとした特徴があるだろうと思う。
クンパルイズム とでもいおうか
当然 ラロも ラロイズムを大いに発信しており
彼も彼のファミリーを本当に大事にしている。
私達が仲良く ひとつの遊び場をつくりだすことで
もう少し ふたつの ナンチャライズムが生み出されてゆけるのかな と
思っていたけれど
なかなか難しいことであった。
私達はただイタズラにラロイズムを曖昧なものに
してしまったのかもしれない と
反省しきりである。
ラロとはこれからも仲良くさせてもらって
いずれまた一緒に なんかイベントやろーね
と言って別れた。
そうそう。 ご飯を毎度ごちそうになることが
悪いと思うのか いつも彼は コーヒーゼリーを
3つ買ってきてくれた。
以前 アルゼンチン人に 『義理』とか『恩』という
言葉を説明したっけ まあ ちーっとも伝わらなくて
なかなか理解はしてもらえなかったけれど
ああ ラロは 『悪いな~』とか『有難いな~』とか
そんなふうに思い、気を使ってくれたんだなぁ と思うと
なんとも本当に嬉しい気持ちになった。
とはいえ…
ラロには明日も会うことになってるし
来週も会うから
まだ 今までと変わらない感じだけど ね( ̄▽ ̄)
ラロのミロンガが終了した。
これまで遊びに来て下さってた皆様
どうもありがとうございました。
ラロとは今まで毎週会ってて
いや 2週に一回は 週2回も会ってたので
5月に入ると あと〇回だね と数えるようになり
出来るだけ 一緒にご飯を食べて時間を惜しんだ。
私のつくる味噌汁を ミソスープ オイシイと言ってくれ
明太子を海苔で食べ
豆腐をちゃんと箸でつかみ
茶碗にご飯粒を残さないように食べるコツを教えてくれ と
言い出す始末である。
私がこれまで会ったアルゼンチン人の中でも
もっとも文化の違いを超えて親しくなった人だ。
今回は残念ながら お仕舞いにしたけれど
ラロには ちょっと申し訳ないことをしたかなぁ と思っている。
うちのファミリー
クンパルファミリー というのも まあ 結構 だいぶ結束がつよく
ちょっとした特徴があるだろうと思う。
クンパルイズム とでもいおうか
当然 ラロも ラロイズムを大いに発信しており
彼も彼のファミリーを本当に大事にしている。
私達が仲良く ひとつの遊び場をつくりだすことで
もう少し ふたつの ナンチャライズムが生み出されてゆけるのかな と
思っていたけれど
なかなか難しいことであった。
私達はただイタズラにラロイズムを曖昧なものに
してしまったのかもしれない と
反省しきりである。
ラロとはこれからも仲良くさせてもらって
いずれまた一緒に なんかイベントやろーね
と言って別れた。
そうそう。 ご飯を毎度ごちそうになることが
悪いと思うのか いつも彼は コーヒーゼリーを
3つ買ってきてくれた。
以前 アルゼンチン人に 『義理』とか『恩』という
言葉を説明したっけ まあ ちーっとも伝わらなくて
なかなか理解はしてもらえなかったけれど
ああ ラロは 『悪いな~』とか『有難いな~』とか
そんなふうに思い、気を使ってくれたんだなぁ と思うと
なんとも本当に嬉しい気持ちになった。
とはいえ…
ラロには明日も会うことになってるし
来週も会うから
まだ 今までと変わらない感じだけど ね( ̄▽ ̄)
登録:
投稿 (Atom)