2016年12月31日土曜日

今年の終わりに思うこと -2016-

忘年会の大騒ぎを終え

   今年はことさら楽しく過ごしました。
   毎年 みんなが何か食べ物を持ってきて
   台所のカウンター越しに「先生 これ切って」とか
   「先生これチンして」などと言うのを「ハイハイ」と言って
   次から次へと仕事するのですが、今年は「自分でおやり」と言い
   その都度こちら側へ呼び込みました。
   おかげで女性さん達と台所の中をほんの一時一緒に過ごすというのが
   とりわけ楽しかった理由の一つになります。


ドロドロに疲れ果ててはいましたが、
翌朝 ヨガレッスンの予約を入れてましたので、
重いカラダをひきづって行って参りました。

今年最後のレッスンでしたので、先生が ひとことお話をされたのですが

SMAP解散についてのお話で、

先生は いままで少しも自分にSMAPファンであるという自覚はなかったのに
どうしたことか、涙が止まらず もう5人での活動ではなくなることを
非常に寂しく感じられた とのこと。

当たり前のように聞いてた5人での微妙なハーモニー(笑)による
「世界で一つだけの花」も他の歌手の方が歌ってるのを聞いて

あらためて自分が SMAPの声による その歌を 細胞に染みこむように覚えて
しまっていたのだ と気づいた というお話でした。


すっかり忘れていたことや
当たり前に思ってることも、カラダの細胞のどこかには
ちゃんと記憶としてしまわれているのですね。


今年は 悲しいこともありました。

  あの人 最近来ないね・・・という 方が
  実は亡くなられていた とのことを後で聞き 知ることが
  一人や二人でなく・・・ 結構 そんな知らせがあったのです。

これは、もう 本当にどうしようもないことですが

いつも どうにもならない宙ぶらりんな気持ちになります。


あんなに楽しく踊ったのに、
それを知るすべもなかっただなんて・・・・・・・・・。

お悔やみひとつお送りする機会もなかっただなんて。



ですが、再会の喜びもありました。

一人は 5年前 震災の時期 入門された方との再会。
二人、10年ほど前、青山の教室の頃の方と再会。
もう一人は・・もう12年前 とか もっとかなあ? 青山にすら教室もなかった
頃の生徒さんが 再び来てくれました!(一昨年からまたいでるけど  たぶん)
他にもまだ再開組が。


5年や10年経ってると まったく忘れちゃってるかな と思いきや

やっぱり 記憶はカラダのすみっこに ちょっと眠ってただけなんですよね。

「おーい」って声かけてあげただけで ちゃんと蘇り、
いわゆる本当の「まったく初めて」という方とは やはり違った動きを
するのですから、

さっきのSMAPの話じゃないけど たいしたもんだな と思います。


もう一度 ここへ来てくれて本当にどうもありがとう。


先日、インスタグラムに青山の教室の頃の写真をUPしたのですが

長い生徒さん達は懐かしく楽しんで見てくれたようで良かったです。


すでに取り壊してなくなったビルですが、私達の記憶の中に
やはり眠っています。

ちょっと写真を見ただけで、

あの青山一丁目の駅を降りて、ホンダの前にでて、
まっすぐ道を歩いてきて、 ひょっとしてラーメン屋「武蔵」は並んでる
かもしれず、そのすぐ先のビル  階段を降りて地下へ入ってゆくところが
蘇りましたでしょうか。

階段を数段降りたところから撮った写真です。

あの写真はハッチが撮ってくれたのです。
     
         ハッチは元気かなあ。

クリスマスツリーには赤いバラの造花を飾ってました。

あのツリーももう捨ててしまって、今年はクリスマスの飾りも
一新したのですが、
やはりあの頃のクリスマスの飾りも 記憶にしっかり残っているものだなあ、と
思います。


    当時は今のようなガラスに簡単に貼ったりはがしたりできる
    シールがなくて、スプレーでガラスに吹き付けるタイプだけ   
    でしたから、「Merry Cristmas」の文字を粉雪のごとく
    デコレーションするのは 面白がって おぎりんも関谷もやるのですが、
            後片付けがものすごく大変で 誰も手伝おうとしなかった という記憶もあります。



今年は「成長」の年であったと感じます。

今 7年とか8年とか経ってるあたりの生徒さんが特に。


初心者さんのうちは カラダがまだ知らない状態ですから
言葉による解説を少しずつ脳に言い聞かせるように覚えこませてゆく
必要があります。

ですが、その脳は カラダへ伝える という働きを そう容易にはしてくれません。
時間がかかるのです。
知らない動きなのですから。

出来たつもりでいても ほとんどの場合は ごまかしです。

勘違いして脳に伝達されてるか、回路に間違いが起きてます。


その間違いや勘違いを 丁寧に修正しながら 根気強く何度も何度も
繰り返してゆくことで ようやく このダンスのシステムが本当の意味で
理解されてゆきます。


そうなると 少々複雑なシークエンスを出されても
ちゃんと繋げられるようになってくるのです。

去年までは 出来なかったな と思うことを 彼らは今年乗り越えたように思います。


うまくいかなかった時、

あらためて そのシークエンスを 3分割くらいに展開して見せ

  A  これ やったことある
  B  これもやったことある
  C  これも知ってる

 それを アレとコレで繋いだのがこう   と ちょっと言葉を加えてあげるだけで

「なーんだ そうだったのか。」と やりこなすのですから 流石だな と思いました。


これは A B C を 3回や4回やったことある程度じゃ
絶対にこーはいかないことなのです。

もう何十回も経験してることで しっかりカラダの細胞に染みつかせたものなのです。


それと 私達の言葉のニュアンスをよく感じ取って シークエンスに仕上げる
ということでも成長が見れました。

ただ、並べたステップを出来上がりにするのでなく

  ここを柔らかくして ぐっと山を登ったあと ちんまりと。 とか(笑)


そんな要望も 曲を聞いて 自分のものにしようとする姿勢になってきてると
感じました。



成長 というと、
自分のことで 申し訳ないのですが

私自身も 講師として 今年は自信を持てた年となりました。


個人レッスンなどをしてても「今日これやりたいんですけど」と
リクエストを出されると 一瞬で 50分の時間内の組み立てと
カリキュラムが ズバッと気持ちよく頭に浮かぶ  という感覚が幾度もありました。

グループクラスでも みんなが何が問題になってて出来ないのか が
ものすごくクリアに頭の中に 入ってきたり

ちょっと順番を変えることで出来るようになるヒントを与えることになると
気づく とか

自分でも 一体どーした というような冴えた感じが気持ちよかったです。


そのかわり カラダは年々 いうことを聞かないのですけどね・・。

    うまくいかないもんですな(笑)



今年は「無理をしない」というのも私の中の小さなテーマになってました。

嫌なことをしない
出来ないことは断る  とか。

これは本当に難しいですね。

自分を大事にしたいから なのですが、そうは言っても なかなか ね。

FJTAの仕事なんて・・・ほんと無理 って言いたくなることもありますけど(笑)
   
            いかんね こんなこと言っちゃ(笑)

でも 他の先生方もがんばってるのを知ってるので
やはり がんばらなきゃ ですけど。

         それでも今年は母せつこ関係のこともあって
         ずいぶんお休みをしてしまい たくさん迷惑かけました。


今年はタンゴ関係だけでなく、母せつこ関係も含め、
個人的に通う習い事も含め、人間関係がかなり広がりましたけど、



苦手な人とは無理に付き合わない という点は 心に決めてしまうと
気持ち的にはずいぶん楽です。

ずるい人とか おせっかいな人とか おべっか使う人とか
アグレッシブな人(笑)が苦手です。
上にばっかりいい顔して下は無視 という人も本当に嫌いです。

私は昔から誰にでもいい顔をしてしまう というのがあったと思います。

それがいいことだと思い込んでました。


それをやめました。

やめれたかな?

やめれてない・・・かも(笑)

   引き続き来年の課題にしましょう。




今年は 生徒さんにも たくさん愚痴を聞いてもらったりしました。

 愚痴は母せつこ関係のことです。

 腐った卵を隠し持ってた とか(笑) そーいう話を。



ちょっと世間的には

  「あの人は愚痴っぽいからイヤ〜ね」とか

ネガティブは悪 という風潮があるじゃないですか。

そりゃ 何時間も他人の愚痴を聞き続けたら こっちまで参ってしまうでしょうが

ほんの数分 パクっと口に出させてもらうだけで
涙が出るほど有難いことなのだ というのが 身にしみてわかりました。


このパクっとが日常にあるかないかで 本当に違うと思います。


こんな話 人に聞かせちゃったら悪い  という気持ちはあるんです。

でも このように抱えてて 辛い人って 一体どれくらいいるんだろう とも
考えてしまいます。

私には パクっと言わせてくれて 笑って「わかるわかるー 大変だね!」って
言ってくれる こんなに親しい生徒さんがいてくれて

ああ なんて有り難く幸せだろうか  としみじみします。



今年からタンゴを始めた人達は 今 おもしろくて仕方ない
夢中の時期です。

去年からタンゴを始めた人は ちょっと落ち着いて まわりを見渡す
余裕がでてきた感じです。

これからぜひ長く続けて下さい。

なかなか タンゴは奥が深そうだ 先は長そうだ という感じは
あるだろうと思います。

そうです。
本当に コツコツと です。

近道はありません。

それで、せっかくコツコツとやっていますから、
自分を大事にしてくださいね。

せっかくコツコツ積み上げたものを、つならない人間関係で
崩してしまうのは 本当に本当に本当にもったいないことです。


でも タンゴは小さな社会です。

おもしろくって 踊りまくってて ふと気が付くと
ネズミの子供のごとく友達の数がふくれあがるかもしれません。

いいことのようですが、 たぶん きっと辛いです。

時折りブレーキが必要なのではないか と思います。



せっかくコツコツ練習してきた人を タンゴとは別なトラブルなどでも
やめてほしくないなー と思います。

男性も 女性も どっちもです。

 こーいう場合 男性がやめなくちゃならないシステム なんてものは
 ありえません。
 そんな くだらないこと言ってる人がいるとしたら それはとても悲しいことです。




今年、2年続けてる方で ずっと基礎クラスに出続けてた方がいました。

ご本人も言うように 少し不器用さもあり、
確かに 他の人より 覚えるのに 時間がかかる面もありましたが、

今年は ずいぶんずいぶん成長しました。

じわじわと その方の細胞に 私達の言葉の数々が滲みわたっているのを
感じることが出来ました。


私はその方の謙虚さが 非常に勉強になりました。


最初のうち、本当にうまく動けなかった頃は
お相手する方も 少しの冷たさ に似たものが やはり ちょっとくらい
出てしまってたと思うんですよね。
それは仕方ないよね。 練習にならない って思っちゃうしね。

でも、その謙虚さ と ひたむきさ 実直さ がコツコツ続くと 心打たれます。

今年の後半では、誰も その方ととの練習が無駄なことだとは
感じていなかったと思います。


謙虚

ひたむきさ

これを持ってる人には かなわないなー という気持ちです。


今年は「トリセツ」を出したことで
例えば レベル3から レベル4に移るには 最低50クラス受講しましょう というような
決まりをはっきりさせました。


これによって 「自分で正直な判断をする」人は少なくなるのではないか と
危惧しています。

必要受講数に関係なく、自分が必要だと思う分
そのクラスを習えばいいし、

しつこいほど 「進級することが上達することではない」
言っています。

ずっとレベル1 レベル2 だけであっても 超うまい人 
に なり得るのですけど。。。




まあ、
そんなこともあって 私は瞑想教室で 年末に一番基礎の部分を
もう一度習いに行きました。

10年以上前に お寺での座禅から始めましたので

漠然と もう長くやってるぜ みたいなのがあるかもしれない と

ふと思いまして。  瞑想に基礎もへったくれもないんですけどねー(笑)



今年は 紹介とか口コミで来て下さる方も多かったなあ〜。
ありがたいことです。

ありがたいことだらけです。



もうすぐ今年が終わります。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。







2016年12月28日水曜日

忘年会

今夜は忘年会です。

今年はじめての「クンパル忘年会」の方、ようこそ!
がんばったねー。
今年から自分の生活に「タンゴ」が加わったことで
大きく様々な変化があったと思います。


2回目のクンパル忘年会の方、去年とおんなじ感じだからねー。
また楽しみましょうねー。


もう何度も何度も1年の締めくくり行事のひとつに「クンパル忘年会が恒例」
という方、ほんと毎度どーもありがとう!


例えば、先日のクリスマスミロンガのようなイベント系は
まあまあ1年生から上級生まで揃いはするのですが、
それにしても忘年会ほどではないのですよね。

それで、私はこの忘年会は 地味に大事 という
気がしてます。

勢揃い という感じが本当に本当に嬉しいです!!!



でも・・・ ちょっと行きづらいな とか 馴染めるかな と
心配に思う新しい方もいるかも ですね。

まあね、わかるよね。


本当は先輩・後輩なんていう関係がなく
フラットな仲間の教室がつくれたら どんなにいいだろう と

これはもう ずっとずっと 心の叫びのように思い続けてることですが

でも教室にレベル分けしたクラスがあるかぎり とてつもなく
可能性ゼロに近い 難しいことだと強烈に感じます。


先日出したクンパルTime's に書いた今月の標語は
「初心忘れるべからず」です。

初心を忘れなければ

   やたら先輩と親しくしようとする人より
   下の人にあたたかい という自分の人間力を向上させてゆくことが

可能なのではないかなー と思うのです。


時々
「自分がタンゴを始めたばかりの頃、◯◯◯さんに 一声かけて
もらったのが すごく励みになって、そのお陰で続いてるんです。」などというのを
聞きますが、

そんな時は本当に◯◯◯さんに 心から感謝の気持ちでいっぱいになります。


きっと この方は その時の嬉しい気持ちを 新しく入ってきたひとに
同じような声掛けを出来る人になるんじゃないかな と思うわけです。




楽しくてタンゴやってると 意外と、本当に意外とあっという間に
自分が先輩になりますよね。 ほんと。


そんな気なくても・・・良い空気 or 悪い空気 どちらかがでるんです よね。


「最近知らない人ばっかになってきた」と不満に感じる人と
「最近知らない人ばっかになってきた!」と喜びに感じる人の
違いなのでしょう。




ともあれ、今夜はみんなで 楽しく笑って 食べて 飲んで 踊って
タンゴイヤーを締めましょう。


15:30〜 続入門クラスがあって その後
17:00〜 忘年会 です。


よろしくお願いしまーーす(・∀・)






2016年12月12日月曜日

趣味・・固まること

わたくし すごい肩凝りなんですよ。
ダンスの先生がそんなの格好悪いんですけど。

なにせ ほら。
踊る以外の趣味はすべて その場から動かないもの ばかりなので。

読書
手芸
瞑想

ね、見事に固まってるでしょ。

私の人生は 静と動ですわ。 ほんと。


そんなことより これ見て〜。
素敵なセーター。


でも もうだいぶ着たし。
最近はずっと出番なくてね、捨てちゃおっかなー と思ってたんだけどね。







で、こっちも見て見て〜〜。


ね。
なんかダサいでしょ。 ふふふ。

しかも薄汚れてんの(笑) 

タグがついたままだったのに、薄汚れてんの(笑)



このバックは デイサービスのバザーで¥300− 。ふふふ。





そして、そのセーターとダサいバッグが












こうなる!!!!


かわいいいいいいいっっ。


持ち手とか あっと言う間に毛玉になりそうだけど(笑)


お花のかぎ針編みは こーゆーのを別で買ったの。
私が作ったわけじゃないのよ。ふふふー。
私はセーター巻いて縫っただけ。


この冬のお出掛け用バッグ。 うれしーーー♩






次はこのセーターをクラッチバッグにでもしようかな と考え中。










え?
来年のハロウィンにとっとけって?

ふふふーーー。



こんなことやって固まって遊んでんのよー。



寒いとますます固まるよねーー。

ヨガでもやるかなーー。



またね。





2016年12月8日木曜日

画伯と言われてます。

どーも。
サボりがちで くださらないこと書いてる
こんなBlogですが、楽しみにして読んで下さってる方が
たくさんいて支えられてます。

ありがとうございます。

先日も久しぶりに下手なイラストを披露しましたが

以前のものをリンクつきで
 「大丈夫ですよ。上手ですよ」と励まして(?)
くださる方からメールがありまして。。


過去ログのこれのリンクでした。


よく探し出すもんだ と思いますわ。 はは。

もう7年も前の投稿じゃないっすか?!



ふふん。


ところが肝心なところが 誰一人 「我こそはイラスト好きです」とか

「ぜひ先生のお手伝いがしたいわ!」と

名乗り出てくれる方はいまだナシです。  

  とほほ。



明日はZです。

2016年12月6日火曜日

踊るのは好きなんだけど絵はダメなんです

どーも。 またまた久しぶりです。

昨日のビギナーズミロンガでは ふんわりしたニットの
膝丈スカートを着たのですが、女性さん達に「わー♡  かわいー♡」と
褒めていただいて とても嬉しかったです。ありがとう!!

私の中の ステキな女性 は中原淳一さんの世界なんですね。
イメージだけは自由ですから(笑)







トップスをコンパクトにして たっぷりしたギャザースカート。
この組み合わせが大好きな「お出掛け用」で


夏はネイビーと白のコットンを1枚ずつ。
冬は昨日のベージュとネイビーのニットを1枚ずつ。
丈は60cm か 61cmと決めてます。


でもですね、こんな可愛いスカートですが、例えばこーゆーのは
タンゴのお稽古にはぜんぜん向いてないのです。残念ながら。


例えば、前オチョをする時。
女性がクロスをほどいて右足を出す瞬間。
男性の先生は上から足元を見下ろしますが、その時
女性の足元はふんわりしたスカートにすっぽり隠れて何も見えないんですね。


見える服装の人には「軸足をもう少しピボットしましょうか」とか
「かかとが浮いてますよ」など、瞬時に気づいたことを言えますが、
隠れて見えにくい場合 ちょっとカラダをずらして覗かなければならないんですね。

場合によってはスルーするでしょう。

ちょっと損しちゃいますよね。


これからサカーダの練習などに入っていく時も(レベル3で始まります)
男性には女性の軸足の出来るだけそばにサカーダしましょう、と言うのですが
やはり見えにくいとね、ちょっとね。

もちろん練習を重ね、実際のミロンガではアブラッソで踊れるように
ならなければなので、いちいち覗き込んで確認してサカーダなんて
しませんけどね(笑)

でも、練習は練習しやすいほうがいいと思うのです。練習だから。


パラーダのレッスンの日は(レベル2でやります)
「股関節をゆるめて
お腹に引き寄せるようにして 足をあげてみましょう 。
膝を腰より上になるくらいに引き上げるますよー」ということを
全員にやりたいです。

でも 向かい側には男性がズラッと並んでるので、
そう大胆には出来ない服装の人が何人かは必ずいますから
全員で というわけにはいかないですね。


レッスンの中で 私は床にしゃがんで 下から生徒さんの膝あたりを触ったり、
足の動きを触れてアドバイスしますが、
ナマ足スカートの方の 足元にかがんで触ることはさすがに気が引けます。
なので しません。

先生に触ってもらって指導を受けた人と
触ってもらったことがない人は やっぱり差がでてきますよね。


トリセツではレベル4からお稽古着で と書かれてありますが、
レベル4から ガンチョやボレオの応用に入ります。

やっぱり。。。必要です。

でも、
運動的なことや指導しやすいかどうかだけでなく、
本当の私の気持ちとしては 何よりも ご本人の「お稽古をする」という気持ちが一番大事だと思います。



教室によって 何を着て練習するか は かなり分かれるだろうと思われます。

大きな動きはないから日頃からスカートでエレガントであることを重要視する
教室も沢山あるでしょうし。


でも、私は
やはり「練習」というのは「練習」だと思ってます。

タンゴをスポーツのように捉えているつもりはぜんぜんありません。

そこを誤解されたくはないのですが、
怪我のないよう、しっかりした「運動技術」を伝えるのが
私の役目なので、

タンゴの情感や美しさ、コミュニケーションの素晴らしさは
もちろんもちろん何より大事なことです。

でも、それらも「正しい運動技術」の上に成り立つことで

タンゴから身につく女性らしさとか 感覚的な部分などは
どなたも通ってる方はみんな大人の女性なのですから
習うことではなく、ミロンガを重ねるうちに勝手に身につくことで
私なんかがどーのこーの言うのは大きなお世話でしかありませんから。


スカート派の方はそれでもいいんですよ。
先生が触りやすいよう、透け感のないレギンスとか着といてくれればいーし
あまり広がり過ぎてない とか  そーゆーことです。



お稽古着に関してはもうずっとずっと 伝えるのことの難しさを
感じてますけど
(女性にはそれぞれ服装の好みや体型のコンプレックスがあるからで、
これがもし女性オンリーのヨガ教室だったら
ちゃんと正しい一般的な判断で選べるはずでしょう??)


それでも、お仕事帰りであるとか、更衣室が小さいとか、
色々事情がありますから
レッスンがある日は そのつもりの服装を選んでほしい と
思っている。それだけなのです。
(それがつまりその日の気持ちとしてお仕事+タンゴという
特別な日になるでしょ)

もちろん もちろん 教室へ来るつもりはなかったけど 突然時間が出来て
来れたから スカートだ とか、そのような突発事情がでることだって
あるでしょうし、

その辺りも理解出来るのです。
それはそれです。 いーんです。



困ってるのは スカート派の方なんですよね。きっとね。

しばらく私もスカートの場合のお稽古着 というのを着よっかな。。。
水曜・土曜のクラスで。



ああ、わざわざ書くことではないですけど
火曜クラスの方は 今日の記事内容の対象から外れてますので。
これまで通りでいいです。バッチリです(笑)



あの、突然話が変わりますが、
どなたかイラスト描くのなんかが得意な方いませんかね?

こんなお稽古着がいいんじゃない という提案を
イラストにおこしてくれる方、いないかしら??

少しポップな感じとかだと好みなんだけど。

え? 自分で描けばいーじゃん って?


ダメですよ。 ほら、私って
























こーですから。。




今日のところはこのへんで。。




 





2016年10月16日日曜日

2016年10月7日金曜日

撤回とはまた・・・これいかに。



様々な意見に翻弄される気弱なわたくし・・・・・







あと2週間しかないぞ!!!
さあ!!!
急げーーーーーーーー!!!



しかもこのフライヤー・・・
時間も料金も何も入っちゃない・・・

いろいろすげー・・・・


10/23(日) 17:00-20:30  ¥2,500- (1dk)




2016年9月26日月曜日

また会う日まで

昨日、E君は 夜遅い便で また世界のどこかへ旅立ってゆきました。


疲れが出てしまったのか おぎりんが熱を出し、
ついで私も熱が出てきました。

今回は 正直言って心がしんどいスペシャルウィークとなってしまいました。


人間はとてもうまく出来ていて、辛い記憶は完全にフタをして
容易には取り出せない仕組みになっている ということが
よーくわかりました。

日に日に 18年前のことを思い出してきていたわけですが、
ミロンガの前日 特に あの日々が夢に出てきて、
朝起きたら汗びっしょりかいていて 涙で顔もぐちゃぐちゃでした。


それでも 今回ばっかりは本当にがんばらなきゃ と
この前の記事で書いたように 踏ん張ったわけですけど

E君が帰るときになって、まだフタが開ききってなかったことを知りました。
二重蓋になって閉じていたとはまた頑丈な・・・・

辛い記憶と向かい合うのは しんどいことです。


でも 神様は 乗り越えられる準備が出来たからこそ
その蓋を開けさせたのだろうと思っています。

私自身が 私の成長を願ったから 今回の機会は与えられたのでしょう。


すべての この流れに感謝します。




ああ、曲。
1曲めに踊ったのは カナロのカント。

なんとE君はこの曲を知らないと言うのです。びっくりです。
いい曲だね  ですって。

2曲めは 皆さんにとりましても懐かしい だんご3兄弟。
当時これを本当にどれだけ踊ったことか・・・
全国あちこち踊り歩きました。
(この曲 耳にこびりつくのよね・・・・)

お話の後で踊ったのは ミゲル・カロの タバコ。
これは私がぜんぜん知らなかった曲です。

最後のエナジーフロウは 前日にE君が坂本龍一は素晴らしいと
言い出し、踊れるかなぁ と1回試してみてありましたので、
それを持ってきたわけです。


さあ、これで このE君シリーズのお話はおしまいです。

皆様 どうもありがとうございました!





追憶

2016年9月23日金曜日

テストの合格通知。届きました。

小さい頃から なぜ同じ人間同士が憎しみ合う戦争があるのか
ということを ずっと思っていました。

なぜ肌の色が違うことから憎しみが生まれるのか、ということを
ずっとずっと思っていました。


大人になって、私がタンゴを職業に生きていくことを決めた
その時出会ったのが E君でした。

私達は いがみ合い、喧嘩ばかりしてました。



どうして人が憎しみ合い、戦争や差別が生まれるのか・・・


日本の反対側の国に生まれたE君との出会いは
私の人生においての1つのテストだったのだと思います。

実際に苦しみと憎しみを体験し、
そして自分自身で解決させることが。


E君にとってもまったく同じく、貧富の差や差別からくる
争いに対しての苦悩を抱え、だからこそ今 タンゴを教えることで
愛を伝えることをしているのに、
その出発点で 私といがみ合ってしまった後悔を抱えていました。


タンゴというのは、相手がどの国の人であれ、
言葉が通じなくても、
肌や瞳の色が違っても、
誰とでも「感じ合う」ことで心を通わせられるダンスであるのに。

私達はそれを職業としているのに・・・・。


お互い、本当に同じ気持を抱え続けていたことを知り、
そして今、それを解消するチャンスを与えられた。


E君とは、メールでの和解、去年の再会を果たし
仲直りできましたが、
本当の意味で この問題を解決させる方法は、私たちにとって
タンゴを踊ること以外にありません。

18年前は 振付たものを 音が鳴れば自動的にカラダが動くような
振りを 機械的にひたすら踊っていました。


今回は全曲即興にしよう、と初めから考えてあり、
ミロンガが始まる1時間前に二人で曲を決めました。

本当に心を開いて、相手のすべてを感じて踊る即興でしか
このテストをパスする術はないでしょうから。


人生のテストをパスする準備は何年もかけて少しずつ
行われていたのだと思います。

その準備の1つに ハビエルとE君が出会ったこと。

ハビエルと私が出会ったこと。


そして、私とおぎりんとの出会い。

寛大に この企画を遂行し、常に私を励まし、支え続けてくれました。

おぎりんの存在がなければ 絶対にこの企画はなかったと思います。




あのミロンガの日は秋分の日でしたね。


ご先祖様の中にも、同じ苦悩を抱えた方がいて、
私もそれを受け継ぎ・・・
パスすることを託されたのかな、なんていう風にも思います。


何か 大きな力に動かされて、昨日という日があった感じがします。



昨日踊った曲についてのご質問なども頂いてるので、
そのあたりはまた次回、書きますね。


とりいそぎ・・・

お越し下さった皆様、本当にどうもありがとうございました。

深謝。


2016年9月22日木曜日

9/21水曜日の備忘録 その2

ワルツには2パターンの

シンコペーションがあってね


上に登っていくような感じのものと

下に落ちて終わるようなもの

この2つの使い分けを理解しておくと

色んな発展のために楽になるよ



9/21水曜日の備忘録 その1



 ミロンガのリズムってだいたい早いよね

  だから男性にとって大事なのは

 まず 女性のことを落ち着かせてあげること


落ち着いて 大丈夫だよ って

声をかけるように  相手を感じて


  それから 少しずつ

  色んな動きで遊んでいくといいよ


2016年9月20日火曜日

9/19月曜日の備忘録


即興とは

 つまり 1歩から

 あるいは 1つの要素から 

 無数の可能性を探ることを言うんだよ


そのために、 二人の間に会話があること。

これが即興には欠かせない

   大切なことなんだよ。


2016年9月19日月曜日

9/18 日曜日 の備忘録



タンゴは誰とでも
  どんなヒト同士でも 
踊るものなんだよ。

  貧乏なヒト


  金持ちなヒト

  背の高いヒト

  背の低いヒト

  かっこいいヒト

  かっこよくないヒト


 そんなこと関係ないんだよ。 


   そしてそれぞれに個性があって  それでいいんだよ。


 

2016年9月17日土曜日

9/17 土曜日の備忘録



「タンゴってね 

   シークエンスよりもね

   愛をもって

   相手に敬意を持って 

 会話をするように踊る ってことが

  もっとも大切なことなんだよ。」





2016年9月5日月曜日

カベセオ 備忘録

最近「泣くほど嬉しい」ってことばっかしなんですよね。
開くメール 開くメール 全部うれしい。泣ける。しあわせ。
まだ効いてるわ (←やっぱ失礼・・・)


ま いーや。

先週だっけか
カベセオレクチャーつきミロンガ をやりましてね。

なんだかんだ しゃべったのですけど、

その後も なんだかんだ 色んな話がでてきてるので
ちょっと 忘れないうちに追加しとこーかと思います。


かなり肝心なことを言ってなかったんだなあ と自分で自分に
驚きが隠せませんが

カベセオでお誘いを受けたら 女性は座って待ちますね。
男性がテクテクと女性のところへ来てくださいね。

これで 後ろの席の女性が誘われてたのに、
すっくと前の女が立ちやがって みたいなことはなくなりますね。あは。


これね、私も経験あります。

誘われたんですよ。 カベセオで。
誘われた  はずです。

ニッコリ笑ってうなずきましてね。

待ちましたよ。私。


そしたらね、来ないんですよね。 そいつ(笑)


心の叫びとしては
  
   「お前がこいや」 ですよね。 私。 ふふふ。


たぶん わからなかったんでしょうね。

気まずい感じで まあ 確か 結局踊らなかったと思います。


そりゃそーですわ。

嫌ですよ。

「おや? どーしたのかな? 」なんて トコトコ歩いてくの?

嫌ですよ(笑)




というわけで、
男性がエスコートしに行きましょうね。

私、自分が座ってて 手をとってもらう瞬間 とてもスキです。あは。



それと、パレハで来てる方には 男性に一言お断りしてから、
あるいは よく状況を見て お誘いしましょうね という話がありました。

あれさあ、

明らかにパレハだってわかる二人には ほとんどの人は
まあ ちょっとは気を使うっちゅうーか、
そのように出来るわけよ。

まさか知らないご夫婦の奥様に何も考えずにツカツカと誘いに
行かないじゃんさ。(← たまーーーーーーーにいるけど)

で、こーゆー話を聞いて ほとんどの男性が

「さすがにそんなことわかるっちゅーの」って思ってるのさ。


でもさ、トラブルってほどではないにしろ
ムカつくぜ くらいなことが起きるのってさ、

そーいう明らかにパレハな例じゃなくて、
 今まさにこの後でパレハ(踊る)ですよ、の場合なのよね。


例えば 男の人で そんなに会話とかしたことない女性に
いきなりカベセオで誘っても 成功率低いかもな なんて場合に

まずは その女性の隣に座って 軽いトークのジャブをするわけよ。

で、タイミングみて 「このタンダ 踊ろうか」という流れに
持っていきたいわけよ。

それが!!!


満を持して コルティーナが終わったその時


ちょっとした観察力ない男がススッと出てきて
しかも下から手出して さらちゃったりしてね。

やんなっちゃうよね。 残されたこのヒト。


その状況 女性で経験したことあるヒト いっぱいいると思うのよね。

「 え?  やっ  ちょっ  」って言いながら立つ みたいな ね。


その男性って そーやってさらわれてポツンと残った経験ないんだろうね。

だから次もやるよね(笑)




でね、ミロンガは観察力が大事よ〜〜 って

何度もしつこく言っちゃうわけよ。 私って。

イス取りゲームみたいな誘い方しちゃダメよ〜 ってね。



私、そーいう事件を山のように観察しまくって
現場検証してんだけどね(笑)



ところで、カベセオって。。。

私の個人的なね、いい感じな カベセオってね、

男性から誘われる ってのが アリアリとした感じじゃなくね、

  つまり カモーン顔とか素振りとか じゃなくてね


視線が重なる ってことがいいと思うのよ。

どっちが誘うでも 誘われるでもなく  お互いが。


で、視線が重なって 「おどる?」「うん おどる」 という

視線の会話が0.5秒くらいでなされて

男性がすっと歩み寄る  ってね。


そんなのが たまにはあってもいいよね。


あーあ、 タンゴっていいね。





でも、いつも言うけど

私 タンゴに刺激をぜんぜん求めてないの。

だから よくある広告の「非日常へようこそ」みたいな
つもりは もうぜんっぜんないの。


タンゴって 日常と思っててね。

日常にタンゴを持ってるヒトって、日常のクオリティーが
高いよね。

いいね。






2016年8月28日日曜日

大地の恵

みなさん ずいぶん このBlogを読んで下さってるのですね。

かなーりサボって久しぶりに書くと「読みました」と
ここからの話題を沢山の方にしていただけるので
驚きとともに喜びいっぱいで、サボっててごめんよ って
思ってます。 ひひ。

それで、記事の下にある「Reactions」cool をポチッとするところが
ありますが

「これは 誰がポチッとしたかわかるんですか?」との
お尋ねをいただきました。

いーえ。こちらには数しかわかりません。


気持ちよくわかるわーーー。
私もそーいうの バレたらヤダって思うタイプだもん。
こっそり楽しみたいよね(笑) ふふ。

どうぞ こっそり楽しんでちょ。


ところで、先日 瞑想合宿に行ったお話を書いたのですが
大地に感謝をしたら

きましたよ きましたよ 効果が。 もう!(← なんだか失礼・・(笑) )


ご実家が北海道の方より、家庭菜園で実ったトマトとバジルを
ドライトマトのオリーブオイル漬け にしたものと
バジルペーストにしたもの いただいちゃったー!!






淡路ご出身の方から玉ねぎいただいちゃったー!!
おいしそー!















南は沖縄から 天然のもずく!
ひょーー おいしそーー!
もずく大好き!!!

       



なんと
天然のへちま 無漂白のものを ちょびちゃんのおもちゃに って
いただきましたーー!!!
ちょび ちゃっかりしてるーう!!




写真撮ってないけど 横浜からシウマイも!!



ありがとうございます!!

うししーーっ。


今日のシエテ、たくさんの方にお越しいただき
どうもありがとうございました!
カベセオ講習をしましたが、この内容は 今日お越しでない
みなさんにも分かち合えるよう、文字起こししてます^^


それと9月ワークショップ
昨日から受付開始いたしましたが、ありがたいことに
ほとんどのクラスが女性のみ 満員となりました。
あとわずかに残ってるクラスもありますが
お早めにお申し込みください。

男性は いつでもどーぞ。まだまだまだまだ あります。



いつもどうもありがとうございます!






2016年8月26日金曜日

夏休み

火曜日のクラスをお休みにさせて頂き、夏休みをもらいました。


我が家では それぞれで一人旅をする という遊びを去年からしています。

去年は,おぎりんは東北へ行き、私は鎌倉へお寺巡りに行きました。


今年、おぎりんは四国へ行き、藍染め体験と人形浄瑠璃体験をしてきたようです。
私にもハンカチを染めてきてくれました。
いいね。 すごいね。

私は 瞑想の合宿に参加してきました。

これまでずっと何年も独学での瞑想をしていたのですが、ふと ちゃんとした指導者の元で
習ってみたい と思い立ち 今年に入ってからお世話になっているところでの合宿です。
タンゴでもちゃんと指導者の元でやらず独学でやるといかに苦労をするか
よくわかってたので、ふいに同じことなのではないか? と思ったのです。

むしろ なぜにこんなに何年もそこに気づかなかったのだ! って感じなのですけど

何事も必要な時に、ベストなタイミングでしか巡り合わせというのは
ないものですから、私にとっては今だったのだなぁ と思います。

で、その通りでした。
プロはやっぱりプロなんだなー と思います。
先生が素晴らしい方で、でもちょっとお茶目で、生徒さん達みなさん仲がよく、
リスペクトの関係がつくられてることがよくわかります。

そこでは、私も1人の生徒になれるのです。

わからないことがあれば 先生が教えてくれます。

なんかね、そーいうの、 すごく嬉しくて 良い勉強になっています。


私はクンパル生が羨ましい と常々 思っています。

共通したタンゴというアイテムを通してコミュニケーションをとれる

嫌なことがあっても、何があっても、そこへ行ってとりあえず
いつもの顔ぶれと踊ればいい。

居場所がある   ってことが。


で、私も ほんの少し そのような体験を 今 させてもらってるのかなー なんて
思ったわけです。


それで、その合宿。
人里離れた山奥です。
基本的にずっと瞑想してます(笑)

もう 純子先生は一体どこへ行きたいのか って思ってるでしょ?(笑)
悟りでも開くのか って(笑)

あはは。 

早朝から瞑想。これは外でやります。

まだ夜明けの震える寒さ、
夜露に湿った大地、
やがて夜の間に活動する虫達の声が鳴き止むと、
変わりに目覚め始めた他の虫達や 鳥、動物たちの鳴き声が聞こえてきます。

遠くで鹿の声もします。 キューン キューン・・・・。

徐々に太陽が昇り始め 身体に陽の光の暖かさを感じ始めます。
顔にも太陽が降り注ぎ始めます。

私の足元をアリが歩いたり、蜂がぐるぐるまわったり、トンボが肩に止まるのを感じます。
大地がどんどん温かくなり、ぬくもりを感じます。

そして 今 私を360度取り囲む 植物と木々の波動。


感じる。

これほどまでに「感じる」素晴らしさを体験することは今までありませんでした。


大地を身近に感じる美しさ。


この世に生きている喜び、感謝が内側から押し寄せてくるようでした。

この世のすべてのものに優劣はなく、人間も動物も植物もすべて等しく
尊い生命であることを感じました。




この合宿に参加するかどうか、実はすごく迷いがありました。

そんな修行みたいなの怖いじゃん(笑)
自信ないじゃん(笑)
そーいうのは どっか特別な人のすることだって思ってましたからね。
「普通の人」はしない って。


人見知りな私ですから、これまでそこでお世話になっていたとは言っても
クンパルでいう 個人レッスンみたいなのがあって、
私はそれしか受けてなく、 

この合宿のために 仕方なく(笑)グループにも2回ほど参加して
予行演習はしたのですが・・・ それでも不安で

嫌だなー   という気持ちの方が強かったのですよね。



でもね、 やってみようと思ったのですよ。

大切な大切な生徒さんの1人が今 病と戦っていること
母のこと
まやちゃんやゆーすけへの感謝
生徒さん一人一人への感謝
私の人生


それらと 向かい合う時間をつくりたかったのですね。

この合宿では その土地でとれたものでのお食事を頂きます。

それもね、本当に美味しいんですよね。
感謝の気持ちを込めて食べてるものは 本当に美味しい。

食べるということを当たり前で簡単なことにしないように というのを
最近は特に注意深くしてきてるつもりなのですが、
この時も またあらためてそう感じることが出来ました。





これ わかりますかね。
岩崖ですよね。
この 上の方にね。




観音様がいるんですよ。
わかるかなあ?



滝見観音っていうんですって。

観音様がね、この滝の向かい側で見守ってるんですよね。




もうね、誰もいないの。

人なんて来ないのよ。

静寂。

すっごい空気が澄んでて 静かな なんともいえない 柔らかな 穏やかな 
慈愛に満ちた空気が マイナスイオンで散布されてるの。


この滝でもね、 適当に座りやすそうな岩を見つけて瞑想します。
もう、ちょっと言葉にならないよね。



この合宿を 生徒さんがスタッフとしてお手伝いされててね、

なんか カズミックス君とかさ、バーボンちゃんとかさ、他にもみんなそうなんだけどさ
時々ぽそっと「クンパルの役に立てることならさー するからさー」とか
言ってくれてさ

もう嬉しくて 有難いんですけど

たぶん こちらのグループでも そーいう絆が出来ているんだなーって
感じて だから私みたいな新参者でも 本当に温かく迎え入れてくれる
空気が出来ているんですよね。

それでその、参加者の送り迎えや 細かなもろもろをして下さってるスタッフの方も
そーいった感じの生徒さんの一人で

キョーレツに緊張してこわばってる私のことも 穏やかに融解して下さるんですよね。

たまたま私がいつか絶対に行きたいと思ってる神社のことに
非常にお詳しい方で、
そんなのも ちょっと滅多にないことだと思うんだけど、
それが私の緊張を解きほぐし、しっかり最後まで参加できた1つであることに
間違いはなく、
やっぱり 出会うべくして お導きを頂いてるんだなぁ なんて 思います。
はい 今 背中押し係を与える とかね(笑)


で、この背中押し係の方も スタッフとしてのお仕事の合間に
時間がとれるときは瞑想されてるのですけど
この方は 観音様を感じた瞑想をされてるんですって。

観音様ってね、癒やしの神様なんですよね、

だからほんと わかるわーー って感じで。



こちらの先生はね、よく「分かち合う」という言葉を使われるんですよね。


瞑想なんて 心の中のことなんて  外からは何も見えないじゃないですか。

それをね、先生は「分かち合いましょう、純子さん今の瞑想はどうでした?」なんて
聞くんですよ。


どうも こうも ・・・ って 最初は戸惑ってたんですけど

「無」の中にも やはり「感覚」があって

確実に その時何が起きていたのか、何を感じていたのか というのは
あるんですよね。
それを言葉に出すことによって 確認になり、自分で整理して
また次の瞑想へ上手につなげることが出来るんです。


それを先生は 疑問に答えてくださったりしながら 上手に誘導してくれるんですね。


最初のうちは  こんな胸のうちのデリケートな部分を口にするのは嫌だ という
抵抗が少なからずあったのですけど

その抵抗もスルスルと溶けてゆきました。

さすがだなぁ  と思います。




大人になって初めてかな って感じですが 合宿中はずっとスッピン(笑)

帰ってきたその日から やっとお化粧してレッスン。



明らかに静寂から 躍動への移動 、
非現実から現実への移動となったはずなんですけど。

でもね、タンゴって やぱり胸の内の静寂を引き出される踊りなんですね。

なので、私は ごく自然に 現実へ戻り タンゴの世界へ戻ることが
出来たんですよね。

本質的に タンゴと瞑想って やっぱり繋がりがあって
私にとって 本当に いつも通りなんだよな  なんてことも確認しました。



目を閉じると、みんなの踊ってる姿が幾度も出てきました。


それで 本当にみんなのお陰だなあ という感謝と



そうか。
やっぱり私の居場所は みんなとともに  クンパルにあるんだなあ と
最後にはそのように感じた次第です。



良い夏休みとなりました。
どうもありがとうございました^^





    ーー 緊急連絡 ーー

  渋谷Bunkamuraシアターで「タンゴレッスン」やってます。
  DVDも絶版になってるものなので、見といた方がいいよ。

  この前の映画「ラスト・タンゴ」で コペスの壮年期役をやってた
  ダンサー 「パブロ・ベロン」が主役の映画です。

  私  これ スキ。

  なんか ガラガラみたいだから(笑) 早く終わっちゃったら困るから
  みんな行ってちょ。






2016年7月22日金曜日

シエテでサンバ!!

なんざんしょ。
ぐっと涼しいですね。


さて、いよいよこの日曜日はサンバです!

サンバと言ってもブラジルサンバではなく、
アルゼンチンフォルクローレの しっとりしたサンバです。

向かい合って 距離を置いた男女が
少しずつ少しずつ間合いを取りながら
時に恥ずかしい気持ちもありつつ
近づいてゆく  ストーリー性があって 素敵なダンスです。


日曜日のシエテでは 無料レッスンがありますから
どなたでも大丈夫です!

ぜひそのレッスンから参加して、ミロンガの中でもある
サンバタイムも楽しんでくださいね!

アルゼンチンに関するものはなんでも大好きな私も
フォルクローレも大好きです。


どんな感じ?
こんな感じ。





先日、今回のレクチャーとデモをしてくださる
ふーみんさんとお話をしてて、

 ふ「じゅんこ先生はサンバは踊られないんですか?」

 じ「ええ、全然ないんですよー。チャカレラは少し。」

 ふ「ん? あの・・私 以前 じゅんこ先生のサンバ 見たことありますけど・・」

 じ「 ★ ◻︎ ○ ☆ ( ̄◇ ̄;)!!!!!!!!」





わ わ 忘れてた・・・・

そーいえば、10年くらい前だったかな・・・

目黒区の南米フェスだったか なんだったかで頼まれて
踊ったわ・・・・


本番の1週間くらい前から特訓してもらって
なんちゃってサンバ踊ったんだった・・・・・・・・・。


あんな聴衆の前で踊ったくせに すっかり忘れておった(;゚∇゚)



おそろし・・・・・・



まあ、そんな思い出もよぎったりして
楽しい日曜日になりそうです。

レベル不問で どなたでも歓迎ですので、ぜひお越しください。

デモンストレーション見るだけでも 一見の価値ありですよ!!



7/24(日) 無料サンバレッスン 16:00〜
milonga siete 17:00〜20:30
¥2,500-  1drink
DJ 姐さんの使いっぱ


2016年7月21日木曜日

女子の左手 その2

先日のようにここに書くと
では そのレディーステクニカでお話した
左手の哲学とは何ですか? と気になってしまいますね。
そーですよね。

手から発する強弱についてなのですけども

例えばね、化粧水をお顔につけます。
手でパタパタします。

どの指を使ってます?

外側3本 中指・薬指・小指  ではないですか?

人差し指・中指・薬指 というセットの方もいるかもしれませんけどね。


外側3本セットだと、強弱としてやわらかくなるように思います。

人差し指と親指は最も力が入る指なのでね。


薬指の語源は 昔 お薬を水で溶かしたり、塗ったりするときに
使ったから、という話です。
5本の指の中でもっとも使用率も低く 清潔である とか
そんな話もありますけど。

誰か、自分ではない誰かに お薬を塗ってあげる時、
人差し指で塗るとちょっと強い気がします。
薬指の力具合がちょうど優しい感じではないでしょうかね。

それでね、
私はアブラッソでお相手の首元や肩に触れる手は
外側3本を使ってますよ というお話をしたわけです。

女性の左腕は 男性の右腕にそわせておきます。

もし、お相手がアブラッソから何か アクティブな動きに入りたい時など
女性を離して距離をとりたい意思を伝えてきたら
女性は 腕をスライドさせて浅くホールドしますが、
その時も 相手の外側のラインを、自分の腕の外側でそわすように、
私は動かします。

もっとも浅い状態で、相手の右ひじの下に そえるような感じになります。


この使い方は アニータの動きをみて、研究し、ぬすんだものです。

あるいは、ぐっと軸をキープし、強く立つ時などは
手の平をしっかり開いて 指先を床に向ける ということもします。

それらを瞬時の判断で使いわけていってるのです。


それによって動きやすさがまるで違ってきます。



それと、タンゴとはなにしろ「感じる」ことがすべてです。

「覚える」ものではなく「感じるダンス」なのですね。




自分の顔を(頬を)手の平で覆って触ってみて下さい。

しっかり手の感触を 頬で感じてますね?




では、その手の平を わずかに頬から1cmくらい離してみて下さい。




どうでしょう?

わずかに離れてる。
でもすぐそばに手の平がある。


この方が、より繊細にその手の平のぬくもりを感じませんか?
あるいは、研ぎ澄まされる。
集中できる感じがあるのではないでしょうか?



背丈のバランスなどによって、踊ってる時、お互いの頭がべったり
くっついてしまうのは 仕方ないことですけど、

でもべったり触っている感じ方より、わずかに触れるか触れないかの
距離をもつくられるタンゴというのは
かように繊細であるものだ  と


これは、私が師匠から教わった大切なことの1つです。


と、こんなお話をしたのですよ。


ケチケチしないで(笑)みんなにシェアします(・∀・)




タンゴを習うのに足元ばかりを見てたらもったいないですよ。
そのステップになるために、どんなエネルギーが働いてるのか、
その波動を感じ取ることで、繊細さをも習得されてゆくはずです。



ふふ。










2016年7月17日日曜日

アブラッソは心の距離なのです。

今日のレディーステクニカでは

女性にとっての左腕の使い方 について 私なりの哲学(笑)を
お話させて頂きました。

アブラッソのとき、
相手が距離をとりたい とき、
サカーダやガンチョなど アクティブな動きをする時、


タンゴは  その人の持ったタンゴに対しての感覚や
向き合い方、理解の仕方、様々な背景などによって踊りが変わります。

私には私がこれまで経験してきた様々な出来事が絡みあって
ジュンコイズムなタンゴ が出来てきていて、
そしてそれは今でも現在進行形でつくってる最中なのです。

つくってる最中ですが、その過程 過程 で 可能な限り
それを言葉に置き換えて、伝えてゆくことが私の役目であると
思っています。

口伝による伝承芸術なのですから。


でもそれは、生徒さんとの関係にもよってきます。

私はタンゴを教えるプロとして自分に自信を持っていますし、
生徒さんの成長過程をみて、
必要なタイミングで伝えてゆくことも大事なことだとよくわかっています。
段階 という点は非常に強いこだわりを持っていますので
まだ早い という人には絶対に先に進ませません。

あるいは、同じことをどのクラスでもいつでも伝えているわけではないので、
生徒さん自身が 必要なお話を受け取れていない場合もあります。

例えば

 私 先生からアブラッソ習ったことない

という方もいるかもしれませんが
 
 技術的にまだ未熟で (自分でちゃんと立てていないとか)
 教えてもらってないのかもしれませんし

 他のクラスではやってるのに、いつもそのタイミングで
 そのクラスに出席されていない のかもしれません。

後者の場合は でもやはりその人自身が そのタイミングを受け取れる
状況にまだ至ってない ということだろうと思うのです。

ちゃんと必要なときに それを受け取れるようになるはずですから。


今日の左手の使い方や 微細な相手への意識の持ち方など
本当に女性として繊細なことを
全員にもれなく伝えたい気持ちであることは
もちろんなのですが、
そーいうわけなのだよな とも 冷静に考えると思えてしまうのですよね。



クンパルだけで習ってたってアブラッソ教えてもらえないじゃん と

そんなことを外で言いふらしてる輩がいるらしい という話を聞いて
とても複雑な思いがしました。

その人は「その時」ではなかったのでしょうね。

 私は色々なところで色々なことを習ってるのよ と
クンパル生のことを見下して 優越感を持っているのかもしれませんね。

どこへ行こうが 自分が最初の歩くことからサリダを教えてもらった
先生への感謝の気持ちさえ持てないような人が
この世のどこかでタンゴを勘違いして踊っているのかと思うと
虚しい気持ちでいっぱいになってしまいます。
もちろん 私に感謝しろよ なんて言ってるわけではありません。

アブラッソというのは 単純に「近い」とか「くっつく」という
感覚で覚えてもらいたくないのです。私は。

アブラッソというのは 相手を尊敬し、心が平らかに向かい合わなくては
心地よい感覚を相手に与えてあげられない、と 私は思っているのです。

アブラッソ って心の距離です。
してもらう のではなく、 してやる んでもなく、感謝を伝える のがアブラッソです。

心が未熟であれば安易なアブラッソなんか しないほうがよいです。
迷惑なだけです。

なんだか 文字におこすとエラソーな感じになっちゃってすみませんけどね。
私だって未熟モノなくせにね。 ふふん。


まあ いーや。。
ともかく
指の角度までを授業でお話する というのは
私にとっては ほんの少し勇気のいることです。

そんな ジュンコイズムを喜んで聞いてもらえるだろうか とね。

でも、今日の生徒さんたちのような学ぶ姿勢を持った人達の瞳を
みると
ああ、これを聞いてもらえてよかったなー と
とても幸せな気持ちになります。



過去ログから こちらの記事「アブラッソ」もどうぞ。
もひとつ 「女子の左手」という記事はこちらです。



2016年7月10日日曜日

映画「ラスト・タンゴ」




行ってきたよ。 初日に。

今日はそのレビューです。ちょい長です。



もう、すっごく良かった。
ぐぐっと何度もこみあげてきたよ。


私が初めて コペス&マリア・ニエベス を知ったのは
1995年 タンゴを始めたばかりの頃、私は見ることが出来なかった
「タンゴ・アルヘンティーノ」の舞台パンフレットを
先生に貸して頂いた時で

そこには
コペスが楽屋でメイクをしているところを鏡越しに写した写真があり、
ものすごい ドドーンと衝撃を受けたのです。

眼力! 気迫! そして色気。 それが私が初めてファン・カルロス・コペスを
知った瞬間。

男の人でこんなに色気のある人を見たのは 本当にその時が初めてで
今でも私の中で 確実に「男の色気」ナンバーワンとして 
その写真が記憶に焼き付いてます。

マリア・ニエベスは 同時に、日本公演でテレビ番組に出た時なのかな、
スピーチをされた録画などを見て
「私たちは感情を胸に秘めて踊ります」と言われたことが
すごく胸に響いたのです。
そのスピーチは
「私はタンゴとともに死にます」という言葉で締められ、

私はタンゴとともに死にます だんなて その言葉の方がよほど衝撃的なのですけども
その当時の私には
まだまだタンゴというものを理解できておらず
 (今だってまだ理解できてないけど)
少しでもタンゴという踊りを紐解いてゆくヒントを求めていたので

「私たちは感情を秘めて踊ります」という言葉に
ストンと胸に落ちる心地よさを感じたのです。

このスピーチの様子は そのままこの映画の中でもワンシーンとして
出てきます。




「私たちは感情を秘めて踊ります」・・・・

ラテンダンスというのは感情をあらわにするものと相場が決まっているというか、

どうも世の中の広告としては そうしたがってる風潮でありがちです。

タンゴは激しく情熱的 とか そーいうのですね。


どうも私はそこが引っかかり 果たしてそうだろうか 
タンゴの激しさや情熱は もっと静かなものではなかろうか と
疑問に感じていたのです。


例えばフラメンコなどが その激しい情熱を むき出しにして
胸をかきむしったり 爪を立てて 自分の太ももに突き立てるような
そんな熱情表現をしたり、狂おしい愛に燃えて眉間にしわを寄せたり、

私の中で タンゴとは そのような情熱とは真反対のところであると
当時感じていたので しかしそれをうまくまとめられずにありました。

このマリア・ニエベスの
「私たちは感情を秘めて踊ります」を聞いた時、

思い浮かべた情景が 薪能(タキギノウ)です。

日本の伝統芸能の あの 薪能です。


炎。
静寂の中で床をこするかすかな音。
無表情の能面。

だからこそ、役者・踊り手の技術が一段とあらわになり、
秘めた感情が 技術からまざまざと見せつけられ、
魂を揺さぶられるような深い感動が生じます。

今、この映画を見て、その時のマリア・ニエベスの感情などから
あらためて

  あああああああああ     としか言いようのない

なんとも言えない思いが湧き上がりました。


当時、「タンゴ・アルヘンティーノ」を録画したビデオを
何度も何度もテープが擦り切れるまで繰り返し見ました。

(そして遂に本当に擦り切れたのです。VHSの頃ですもの。悔やまれます。)



ペアを解消してしまった二人ですが、
2010年、世界選手権でゲストとして登場し 一夜限りのペア復活のダンスを
披露しました。
この会場、ブエノスアイレスのルナパークという場所は
ブエノスで最も観客動員数多い 大会場です。
それが 観客総立ちの唸るような拍手の嵐。

この時のコペスが76歳 かな? マリアは73歳。
すごいですね。

このあたり、映画の中では特に解説などないので(笑)
その時間の流れなど わからない方には ちょっと 面白くないというか
わかりづらいかもしれないな、と思いましたけど、

なので、このへんの感想は、映画のネタバレっつーか、予備知識として
とらえてご覧いただけたらいいかな、と思いますけどもね。


この映画、他の出てるキャストがまた素晴らしくてですね、

私は特に アレハンドラ・グッティという女性の大ファンでして
もう彼女の姿を見れて 大感激でした。

そして、映画「タンゴレッスン」の主役 パブロ・ベロンも出ています。

パブロ・ベロンとアレハンドラ・グッティは
マリア&コペスの壮年期役として出演しているわけですけども、

パブロ・ベロンだって
アレハンドラ・グッティだって、それはそれはもう世界的に有名人ですよ。
すごいですよ。
タンゴを世界に広めるのに、大きく貢献していますよ。
そりゃーもう。

それがですよ。自分たちだって相当すごいのに、実に謙虚に
コペス、マリアを讃え、心からの尊敬を持って接してる姿にも
本当に感激してしまいました。


音楽のほとんどはホセ・リベルテーラのものでした。
大御所バンドネオン奏者です。


私は「タンゴ・アルヘンティーノ」の時代を知ることが出来ませんでしたが
その後、世界中で大ブームとなった
「タンゴ・パッション」という舞台の世代です。

厚生年金会館だったかな、何度も何度も見に行ったものですけど、
その「タンゴ・パッション」の音楽が
ホセ・リベルテーラ率いる エステート・マショール楽団です。

というわけで、この映画、音楽も最高に素晴らしいですよ。マジで。



マリア・ニエベス 80歳。

孤独とタバコが似合うタンゴの女王。


かっこいいなー。



クンパルでこの映画のチケット
絶賛発売中! 
4週間は上映されることが決定してるらしいよ。


はっきり言って絶対見た方がいーよ。 マジで。










2016年6月17日金曜日

美味しい弁当

いつだったか「毎日の写真のあれ」に
その日に食べたお弁当の写真載せたのね。

手作りじゃないんだけどさー(笑)

雲雀屋(ひばりや)さんってとこのお弁当でね。

あれ 何よ って 結構聞かれるんだよね。

前にも 「毎日の写真のあれ」によく載せてたんだけどさ。


この前載せたのはこれ



玄米ご飯 ー 鮭ほぐし身
       たくあん
       梅干し
       そぼろ
       小松菜のお浸し
       白ごま     ーー が、ちょっとずつ乗ってる

豚ニラ玉 ー 白髪葱で飾って

サラダ  ー レタス
       ベーコン   
       トマト
       きゅうり
       玉ねぎ
       ブラックオリーブ
       とうもろこし
       ゆで卵
       パセリ

副菜   ー かぼちゃ
       ひじき(パプリカと人参とキャベツとの酢漬けで)
       白菜の煮浸し

スープ  ー 白カブの豆乳ポタージュ



すごいでしょ。
超丁寧に作ってあって、
すごく美味しいの。ぎっしり入ってるよ。

もうね、蓋開けるとキラキラしてるのよ。


これがね、細かい数字忘れちゃったけど ¥870- シリーズのやつ。
スープは別。 たぶん¥170- とかそれくらい。







今日食べたのはこっち。
こっちは、¥770-シリーズ




玄米ご飯 ー たくあん
       そぼろ
       梅干し ーーがちょっと乗ってる

ピーマンの肉詰め ー 鳥ひき肉にインゲンを混ぜてある
           大根おろしで

副菜  ー  小松菜のお浸し  
       さつまいも レモン蒸し
       きゅうりのぬか漬け
       春雨とピリ辛キャベツ
       ゆで卵

スープ ー ほうれん草の豆乳ポタージュ



他に¥670-シリーズで丼ものがあってね、
おぎりんは今日は タコス丼にしたんだよ。
こっちもすごく美味しい。

あとは パスタ&スープセット とか グラタン&サラダセット とか
キッシュセットとかもあるよ。


スープは
本日のお味噌汁の他に、サンラータンとか 人参ポタージュとか
きのこのポタージュとかあってどれも優しいお味。


青山1丁目の ウィン青山ってビルの1F の小さな一角にある
小さなお店でね、
前のクンパルのすぐ近くなの。

美味しいから 朝から出掛けてる日なんかでも
わざわざ立ち寄って途中下車してでも買っちゃう。

この雲雀屋さんの隣のハンバーグ屋さんも美味しいし、
その手前の お魚の定食屋さんも美味しいんだよねー。


美味しいご飯っていいね。


この前、おぎりんからのプレゼントの傘を雲雀屋さんに忘れて
きちゃって、電話したら「かわいい傘ですねー、とってありますよー」と
気持ちよく言って頂けたので
二日続けて行っちゃった。

美味しくて、親切でどうもありがとう って いつかちゃんと言いたい。。




じゃ、また。




2016年6月13日月曜日

毎日の写真のあれ

わーい

ホームページのトップに載せてる

毎日の写真のあれ 直したーー。


  (あ、あたしの部分だけ。
 
     おぎちゃんのはまだ)




つかれたにゃーーーっ。


今週もよろしくちゃーーんo(^▽^)o





2016年6月12日日曜日

徒然なる タンゴ

なんか。。。

ホームページのトップに載せてる
インスタグラムね。

あの 毎日の写真のやつね。
おぎりんと並んでる ね。

あれ、よそのサービスを持ってきて貼り付けしてるんだけど
そこが無料提供は終わっちゃってね、
システムが変わったみたいでね。


なんか表示がランダムになっちゃったんだよね。


早く改善しなくちゃ って思ってるんだけど。

あーあ。 めんどくさ。



今日のクラス。
ミロンガのクラス。

数ヶ月前 あまりにも出来なくて(笑)
今日リベンジしたら みんなすごく良く出来て うれしかった。

右と左 交互に出すだけで それほど複雑な動きでないなら
説明の仕方がよほど悪いはずだ って
あたくし 反省したんですの。

こねくりまわす っつーか くどくど言い過ぎるのが
私の悪い癖だって よくわかってるつもりなんだけどね。
むつかし。

出来るだけシンプルに で ズバッとコツがわかりやすいような
言葉選びを探す ってことを
20年経ってもまだまだしてます。

とにかく今日は良かった。 うれしー。


じゃ、また。


2016年6月9日木曜日

tango es ...


委ねる

同化する

調和する

広がる

感じる

流れる

汲む

尊ぶ

膨らむ

緩める

楽しむ




2016年5月18日水曜日

小話集




覚え違い


ユーミンの曲は時々気分が良いときに
聞きたくなります。

なにしろ小学生の頃からすでに聞いてて馴染んでますからね。

「冬の終わり」という曲がありましてね。

学生時代に付き合ってた人と卒業前にちょっとしたことで
喧嘩になって、口もきかなくなって
謝りたいと思いつつ、卒業を迎えて別れ別れになってしまう

と、まあ こんな内容の歌詞でしてね、


どういうわけか この曲はよく耳についてて
ふいに口ずさむことが多いのですけども

これ歌ってて  どうしても


  ヤンバルクイナが憎らしかったの 


と歌ってしまう箇所があるんですよね。
どうしても。

もちろん自分で口にする度に そんなわけねーじゃん と思いつつ
ずっと何十年もそう口ずさんでましてね

ふいに先日この曲がかかったので
長年の謎の部分をついに今こそ明かしてやろうと
急に意気込んで ボリュームあげて待ち構えましたところ・・・







   がんばるあなたが憎らしかったの

  
と、そのように松任谷様は歌っておりました。

くだらない覚え違いですみません。


それにしても・・・・・ 我ながら「ヤンバルクイナ・・・・」



              

         チーン








聞き違い 


先日、お友達とカフェでコーヒーを飲んで
楽しくおしゃべりしてましてね、



 友) 私 最近ねー ぐうぜんが多いんだー



 じ) へーえ、どんな風船?



 友) ・・・・・・・・・・・・???





     チーン






妄想劇場


最近 柘植の櫛 (ツゲノクシ)を買いまして。
そんな時、とても素敵なポーチをプレゼントで頂きまして。

「こんな素敵なポーチの中から柘植の櫛が出てくるだなんて、私って素敵だわ」
なんて、ひとり思っておりまして、


でも、こんな素敵なポーチから柘植の櫛が出てきて
「ああ、素敵だなあ」なんて思うイケメンなんていないのよ、
なんてことも思っておりまして、


でも、例えばあっちゃんなら美容師さんなんだから
「ああ、素敵だなあ」なんて思うのかもしれないわ、
やっぱりあっちゃんって素敵ね、
なんてふーにも思っておりまして、


おや? 例えば うちのおぎちゃんならどーかしら?

























私が素敵なポーチの中からマイナスドライバーでも出せば
「ああ、素敵だなあ」って思うかもね。

きっとそうね。



納得のいくオチのついた妄想劇場でありました。





     チーン




お後がよろしいようで。



  仕事しろっ! 私っ!!