2009年3月18日水曜日

久し振りに TANGOに思う

「どれくらいで上手に踊れるようになりますか?」という質問をよく頂く。


だいたい1年間 コンスタントに毎週 1回 教室で練習したとして・・・

その1年かけて やっとtangoの全体像が見えてくるかな・・・って感じだろうと思う。


自分以外の他人と向かい合って動かなければならないのだから、
お相手に迷惑にならないよう、自分自身をつくりあげてゆくことも大事な
ことだし、( ← これが基礎練習 だよね )
それがあって、やっとお相手に対しての気遣いや思いやりも生まれて
くるものだと思う。

なので、お相手のためにも 私は「基礎づくり」に終わりはないものと思っている。


さきほどの 最初の1年 くらいは わかってはいるつもりでも・・・どうしても
つい 自分のことばかりになってしまいがちで、
相手も周りも見えにくく・・・ 音楽も聞けない状態になってしまいがちだと思う。


それが悪いことではないんですよ!
当たり前のことで 最初のうちはそれでいいし、そうして自分自身をつくって
ゆく時間は必要だと思う。


まあ、残念なのは、男女ともやっとその1年くらいの練習期間を経過したあたりで
(やっと ようやく相手を気遣うことができたところで・・・)

「ミロンガ」へ繰り出すばかりになってしまう方が多いように感じるけれど。。。


今日は その話はおいといて。。。





最初っから 超ナイスな踊りが出来る人なんて いない。


最初のうちは、なかなか上手く踊れないことに自信が持てなくて
誘うことをためらったり、誘われるのが怖かったりするものだ。


私は その気持ちって とっても大事なことで、それこそが ナイスなtango に繋がると
信じているのだけど

つまり男女とも 習い始めの頃の「謙虚な気持ち」をずっと持っていられるか、という
ことですかね。


「下手くそなんですが・・すみません・・・」って言いながら誘うこと

「うまくリードにお応えできなくてすみません・・・」っていう気持ち


これって、男女とも最初のうち ほとんどの人が持ってる純粋な心のはずで
相手ありきの踊りならでは、の感情なのだ。


こーいう時って 本当に心底

「踊ってくれて ありがとー」 って思ってるよね。   ブラボー。







「いつ頃からミロンガへ行ったらいいですか?」という質問も多い。


お相手に悪いな~
と感じるからこそ まだミロンガに行くのは早いかな、と感じる。

なんて 素敵!



その気持ちは自然に ミロンガ:レッスン  1:9 くらいにさせるでしょうし

つまり お相手に申し訳ないから ちゃんと練習しよう とか


それが少しずつ 2:8 になって 3:7  になって……


それでいいと思う。
最初の頃 お相手に申し訳ないから 1:9 (実際の回数云々より気持ち的に ね)
という時期を大事にして欲しいと思う。


初心者さんはミロンガへ行っちゃだめ とか そーいうことではないんだよ。

そのために クンパルではホームのミロンガがあるんだし・・・・・・・・

いつからでも大丈夫だけれど やっぱり最初は練習あってのミロンガ という
気持ち的な 順番を間違わないでいたいね。

くどいよーだけど 実際の回数とかじゃーなくてね。



初心者さんのうちは ことさら

「勇気をもって もっとミロンガ行こうよ」 とか

「もっと ガンガン誘いなよ」 とか

「ほら ほら せっかく来たんだから たくさん踊りなよ」 とか

外野の応援もやたらに多い時期なのだ。


仕方ない。 そーいう時期なのだ。 
そーいうことを言われる時期 ってーのも 1人1人 みーんな通過するのだ。


ベテランさんにむかって「ほらほら 勇気をだして」なんて
言う人はいないだろーし。


そーいった周りの応援があるのも、とりあえず ありがとー と受け取っといて

でもやっぱり  あなたは あなたのペースでいいと思う。


ありがとー とニッコリ受け取って

ほっといとくれ  と心でつぶやいたって いーんじゃない?


勇気がでないものを 無理矢理 今どーしても やたらにミロンガへ繰り出せば
踊れるよーになるわけじゃないし。。。


自分のペースで いつかの お相手に喜んでもらえるように 練習しよーっと とか
そーいうの  大事にしたいなー。



以前

せっかくたくさん練習して踊れるようになって、お金払って週末の夜を楽しんで
るんだから、上手な人とか、自分の気に入った人としか踊りたくないです。
どーしたらいいですか?     (↑恋人とかじゃーなくてね)



という質問を受けた。



非常に答えに困った。


気持ちはわからなくもない よね。


そりゃー すごいマナー違反の人とは踊りたくない とかさー
あるよね。 ぶっちゃけ そーいうの。 わかるよ。 うん。



でも、あなたは初心者だった頃 快く踊ってもらった記憶はありませんか? と尋ねた。


ああ それなら ありますし、 わかります。
まあ相手が初心者だったら教えてあげますけど。



何様???






何年たっても 謙虚な気持ちと 基礎を大切にしつつ 向上してゆく人は

ナイスなタンゴだと   思う。





何年もたったとき 初心者さんをお相手に踊って

「踊ってくれてありがとう」 という気持ちになれる人って

ナイス だよな~~~。





私は そーいうナイスな人とけっこんしてよかったーー  щ( ̄∀ ̄)ш いひひ
あ ノロけて ごめん

2009年3月3日火曜日

ウェディング

長い間サボッてて すみませんでしたm( __ __ )m


このページを開いては閉じ・・してくれた方 ごめんなさい。


このままでは、いつまでたっても
アタマに 「うOこビル」の記事が載ったままになってしまう・・・





昨年10月にブエノスの古い教会で式を挙げてきました のご報告は青いブログで
ご存知かと思います。

日本は日本で きちんとせねば、ということで
先日 親族のみのプチ披露宴、 教室関係のプチパーティーを行いました。

この パーティー

私達にとっては 麻布の教室で行うことに 大きな大きな意味がありましたので
さんざん さんざん悩んで迷った挙句 スタジオに収まるギリギリの人数のみでの
開催 とした次第です。

日頃のミロンガでも同じことですが、会場のキャパに対し、適度な人数であることは
その会を成功させるのに、とても大切なことだ、と思っています。


ただ、私達がお声掛けしたい親しい方、というのの線引きは非常に難しく、
すべての方と 過ごしたいとなれば 大会場が必要です。

麻布の教室で行うことを選択するからには
お招きできない方がたくさん たくさん いることを我慢せねばならない という辛い引換えがありました。

お招きできなかった方 本当にごめんね。

また 次の機会に





いや   次の機会は  ありませんが・・・・・・・・・・・・・・・・・




終えてみると ますますこの件が気にかかり
気がかりになると 居てもたってもいられずに しばらく気持ちがふさいでしまってました・・・

もう早く この話題が過ぎ去らないかなー なんて思ったりも 正直言って  しました。

私達の判断は間違っていたのでは・・・と 幾度も考えてしまいました・・・・。



でも、パーティーは あたたかな皆さんに囲まれて 終始 笑いの止まらない
本当に幸せな楽しい会でした。

ホープ どうもありがとう。 マジで。



あんなに楽しい あたたかな会をして頂いたので、
皆様への 感謝の気持ちを忘れず、大切な素敵な思い出として
大事にしてゆこうと思います。  どうもありがとう。 ありがとう。




お招きできなかった方

ぜひ 写真をみてください(。・ー・。)ノ


ドレスの裾を目玉クリップでとめて踊りました。










そうそう・・・・ホープが mixi に「司会奮闘記」なるものを掲載予定 だとか・・・・・・・

ただ この人には すでに次なる指令を下してあるけどね щ( ̄∀ ̄)ш いひひ