2019年9月28日土曜日

入門でてすぐ始める細かいタンゴ教育について 4 / 5

こんにちは。
うさぎの術後が順調でほっとしております。


昨日は Pay Pay についての話をはさんでしまいましたが
続けましょう。



4)前を横切らない  


ミロンガのピスタで 男性が前を向いたポジションについた場合、
その前を横切るのは NG なんですね。


で、ミロンガの中では 全パレハが
同じタイミングで
一斉に踊りだすわけではありませんよね。


バラバラと 徐々に踊り初め、
ピスタの輪と流れは 少しずつ形成されてゆくものです。


だから 前を横切らない ということを もう感覚として
染み込ませてゆく必要があると思っています。


それで、レッスンの中では
先日書いたような 滝のシステムで 2列で進む場合

前を通らず、後ろから ポジションにつきましょう と言っています。























で、これ  レッスンでは みんなほどなくして覚えてくれるんですね。

何回かレベル1を受講すれば すぐ感覚が入ります。



ところが、
なかなか ミロンガに活かすのは難しいなー  と感じています。



最初に書いたように
ミロンガでは  同時に踊り始めるわけではなく
バラバラと踊り始めるので

場合によっては

空いたスペースを目指して
  女性が男性を連れてったりしてるケース
まであるようです。



「ほら あっちが空いてるわよ」みたいな。



















女性はつねに後ろに下がる動きをしてるので

前に向かって進む男性の感覚とは真逆であり

今この瞬間は空いてるスペースであっても

割り込まれた男性が ちょうどまさに進もうとしている とか

それ たぶん ぜんぜんわかってないんですね。


外から見てると 絶対今 割り込まれた この人困っただろうな・・
と見えること よくあります。


何より、女性が場所を決める ってのが
なんだかタンゴ的には残念だし、誘ってくれた男性にも失礼だし。



ピスタの中を横切ってはいけない  というルールは
たぶん 全員知ってるんです。

でも ピスタの形成し始めの頃なら破っていい なんてことはありませんから





仮に、男性が女性を誘った位置が 混み合ったスペースだったとしても

どうしてもすぐに踊り始めなくたって

流れを見て、 ひとつ前のパレハの動きを見て、
気分的にはちゃんとウィンカー出してから合流
すればいいんじゃないかな  と思います。


もし 合流ポイントに移動するとしたら

ピスタの外側を通って 部屋の角へ移動する  というのは
場合により有効かな と思います。


でも この高度な判断は やはりリード側の人じゃないと
難しいでしょう。




なにより
ピスタの中 というのは

踊ってる人たちがいるのが普通なので

横切ってるか そうでないかに関わらず

素で歩いてる人たちがいる  という

違和感に気づかなければダメだよね と思います。



有料道路に 徒歩の人はいないはずなのです。





そのミロンガや会場の テーブルの配置などの関係から

ピスタが形成される スタートが
 常に輪の片側からつくられる というケースもよくあります。



こんな感じで ⤵︎






この場合 ● の先頭パレハ が いきなりヒーロとかやりだしちゃうと

ピスタの形成に時間がかかってしまうので

あ 俺 先頭なんだ って すぐに気づいて
カミナータやサリダですすすーーっ
踊りながら 早めにスペースを埋めてくれると
すごくいい感じですよね。


これ  わかってる人です。


で、この先頭さんが そのように わかってる 気が効く人で
すすすーっと 進もうとした まさにそのタイミングで

どっかから 別のパレハ が手繋いで

空いたとこ目指して 歩いてきちゃったりするから困る っちゅーことです。

男性が 女性の手を引っ張って 連れてゆくだなんて もう
かっこ悪過ぎて いやんなっちゃいます。 私は。




そんなわけで 単に横切らない という意識だけでなく

いろんな状況判断が必要なので

ミロンガの交通ルールは 結構レベル高いですよね。



やっぱり 観察が大事  ってゆーことですな。



では、また。








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