2020年1月6日月曜日

百発逆転のタンゴ

私はいくつかのメルマガに登録しておりまして、
毎朝 配信され とても為になるお話のものがあるのですが


先日「百発逆転」というタイトルでのお話を読みました。


世の中には「OOOだけでOOOになれる!」とか
「たったOOOするだけでOOO!!」とか


そのようなキャッチーなものも多いのですが

実際のところ そのように 一発逆転を狙うよりは

コツコツと小さなことを 100回積み上げてゆくほうが

大きな逆転(成長)になるのではないか  と


簡単に言ってしまうと そのような感じのお話でした。





これはもう タンゴでは 本当にその通り
百発逆転だと思います。


先日「小さなミラクル」の話を書きました。

私だって「一体私はいつのまにこんなに 大変なことが出来るように
なったのだろう?」と
思ってしまう瞬間があるんだよ  と言ったアレです。


この感覚がまさに百発逆転なわけです。


百発目に唐突に奇跡のごとく ボルカーダやエンロスケが
出来るようになる ということではなく

積み重なっていった 1発1発が
大きな意味を持つようになる日は
やっぱり誰にもくるものだと思うのです。基本的には。




一発目から大きな変化があれば「やったー」って
わかりやすく すぐに喜べるのでしょうが


百発目に到るまで 少しずつグラデーションで変化をしたものには
自分では 気づくことが出来ずに

実際には 百発目頃には 大きく成長しているにも関わらず
ずっと不満や不足感が残ったままになってしまうかもしれません。


まだ出来ていない

まだ自分はこんなにダメだ  とか。



あともうちょっと出来ればOOOなはずだ  とかとか。



不足感からは成長が生み出されないのではないかと

私は思っているのです。


せっかく積み重ねている最中だというのに
その意識に邪魔されてしまうとは とても残念で もったいないことです。




今の自分は こんなにも 小さな努力を積み重ねた上に立つ自分であり


今の自分が 自分史上最高の自分なのです。


今日の自分のタンゴが  自分史上最高のタンゴなのです。





だから  何も恥じることなく  過不足なく

今、 今日の 自分で 精一杯 心を込めて
今日の踊りを踊れば  それでいいと思うのです。




言っておきますけど
このダンスに 下降はないのです。実は。



なぜなら 相手があるダンスだからです。


体力的や 技術的に衰えがやってくる
じじーになっても  ばばーになっても

心が健康であり
相手を思いやる気持ちがある限り

むしろ 人間的に成長をし続け、
これまでの知恵の蓄積をもって
私たちは 百発目  二百発目  三百発目


ずっと 奇跡を起こし続けます。





タンゴのような質のダンスは

その学ぶ順番や マインドや ルールや 服装や コミュニケーションや

複雑なものが 絡み合っていって

自分のタンゴ が作られてゆくものなので


ますます 一発じゃ もうまったくもって
そもそも無理なのです。



そうであれば、

今 こんなにも出来ない俺  とか フォローできてない私 という
マインドは

百発目の自分を受け取り拒否していることになります。


受け取り拒否をしている場合
じじーになり  ばばーになり  筋力の衰えとともに
下降してしまうことは十分ありえます。


相手との調和(エネルギー問題もこれ)であるというタンゴの本質を
無視して 自分本位がために受け取り拒否をしてしまうのでしょうから。







私は なんでもかんでも


本当に なんでもかんでも 「バランスが大事派」です。


その複雑ないろいろな要素すべてのバランス 調和をとってゆくには
たくさんの経験が必要です。

どうせ 百発分の経験が必要なのですから


今の自分
今日の自分自身で 心豊かに踊りましょう。





今日の自分が 
明日の自分にはなれないのですから。





愛を込めて。















P.S  明日は 逆説的に「変化を求める」というお話を・・・








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