2010年8月2日月曜日

青いリボンに思いやり・・・


ビギナーズ・ミロンガは今年になってから定期的にするようになったけど

ひょっとして毎月毎月 まったく同じ内容だったことがないかも。

毎月毎月 このビギナーズ・ミロンガに関しては 
本当の意味の「反省会」をして次回の対策を考え続けてきた。

どーしたら初心者の方が 居心地よく、タンゴを楽しめるか を
真剣に話し合う。

これ・・・ 
この「初心者さんにとっての タンゴを続けるための可能な限りの
弊害をなくす試み」をしているのは
自信を持って世界一だと思うわー。(´ロ`')o マジで。

これが もし 私とおぎりんと二人だけで話し合ってたら
ゼッタイこーはいかなくて、やっぱし そもそもこのビギナーズ・ミロンガの
言い出しっぺの3人が 本当に超本気で考えてくれてるのだ。

3人は言いだしっぺであることの責任をバッチリ果たしてくれている。

彼らが出してくれたアイデアは全て取り入れてきている。
毎回 毎回。

だから毎月このビギナーズミロンガは進化し続けてきて半年が過ぎた。


昨日のビギナーズ・ミロンガも素晴らしかった。
みんなが楽しそうで、会話があって・・・私達の思い描く理想のミロンガに
なってきていると思う。( ̄∇+ ̄)vキラーン

終わってから 本当の意味でない(?)クンパル式「反省会」に加わると、
今日はじめて参加した方も含めて いつもの倍以上の人数が集まっていた。

この「反省会」では私達も、生徒さんたちに対して感じていることや、
どーいうミロンガにしたいのか、思っていることをかなり率直に話すことに
している。 
今感じている問題点や、今後の希望も。

例えば、
「ビギナーズ・ミロンガは本当の意味でのビギナーズ・ミロンガにしたいと
思っているんだよね・・・入門コース5回目の人はセットに含まれるから
来てくれるけど、次の月にも来てもらいたいと思っているんだけど・・・
やっぱり 勇気がいるものなのかな?」 
と尋ねてみたりする。

この「反省会」の席にいるのは 正に つい数ヶ月前 入門コースを出て、
ビギナーズミロンガを得て、ここにいる人達なので、
率直な意見を聞かせてもらうことが出来て、大変参考になる。

「うーん、例えば ○○さんは もう少し練習してからにする って言ってたよ。」
とかさ。


やっぱり 前々回 だったかな? 反省会の席で
 「初参加したとき、すごく緊張した。誘われるたびに 今日5回目なんです、とか
今日はじめてです、って言わずにはいられない気持ちだった」 という人の
話を聞いて、ずっとその言葉が残ってたので
昨夜 急に思いついて リボンを文房具屋で買ってきた。

いつもだったら 言いだしっぺ3人とかにも相談したかもしれないけど
今回は思いついてしまったので、実験でGOしちゃえー と思って。。

ミロンガ初参加の5回目さん達には、受付のとき一人ずつそのリボンを渡した。


ビギナーズ・ミロンガでは 最初の10分くらい ミロンガのマナー・ルールについて
解説をしている。 もうそれを何度も聞いて慣れた人はわざと少し時間をずらして
くればいいし、聞きたい人はオン・タイムで来ればいい。

解説のときには、毎回 プリントを配っているのだが、今回はこのプリントに
私が個人的にもっとも大切だと感じていることに☆印をつけておいた。


 ☆左回りという流れ

 ☆お相手と楽しむ  (プリントでは「教えない」のところに印をつけた)


左回りはそのように習っていれば、ちゃんと誰でも出来るようになる。
習わなかった人はお気の毒な人。仕方ない。

お相手と楽しむ  とは つまり誘った相手が初心者さんであるのに 
無理なステップを強要したり、教えたりしないこと、相手に合った動きの
範囲でお互いが楽しめる方法を探すこと、
女性も同じで、まだ上手くリードが出来ないかもしれない練習中の男性に
対して「そんなリードじゃわからない」とか・・・相手を傷つけるようなことを
口にしなこと。

  だいたい、

     動きによって不快にさせてしまうのは男性

     言葉や態度から不快にさせてしまうのは女性


    に多いように思う。


でもそれは悪意があって したわけじゃないけど結果的にそーなっちゃった って
いうことが あるかもしれない。

男性だって、誘った子が割とバランスよく動けてたから てっきりもう けっこータンゴ
やってる子なのかなー と思って ひょいひょい動いちゃってたら
曲の終わりになって 「私今日5回目なんです・・・難しかったです・・」
なんて うつむかれちゃって 「ええー?マジで? ごめーん・・(@Д@;」 なんて
ことがあるかもしれないよね。 
意地悪するつもりはなかったのに・・
その子には「あの人怖かった・・」なんて思われたら嫌だよね。Σ(T□T)


女性はリードがきついとか、技術的なことで不快に感じた場合は
出来るだけ先に先生に言っちゃったほうがいいよね。

男性は5~6回程度のレッスンでは、まだまだ力の出し方の加減が
わからないものなんですよ。
だから すぐに「痛い」とか「きついです」とか 言わないどいてあげて
ほしいんだよね。 どこが痛かったのか、きつかったのか
先生に言ってくれれば あとは責任もって改善策を考えるからね。



ああ、それで 5回目さん達には 「つけても つけなくても
どっちでもいいですよ」と言って渡したリボンだったが
全員つけてたようだ。

こんなふうに。。。


このリボンをやってみようと思ったきっかけは 5回目さんのリアルな
発言がヒントだったし、実際
リボンをつける側の5回目さん達にとって
「今日のところは まー勘弁してーなヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ」 という合図で少々気持ちが楽に
なったのならよかったな、と思う。

でも、反省会の席で 
「このリボンは つける側の人の為なのか、相手になる側の人の為なのか
どっちなんですか?」 と聞かれ
私が答えたのは後者であった。

そのリボンさんと一緒に踊る人にとってのもの であるべきかなーと思う。



入門コース5回目で参加される方は 
当然だけど 習ったステップの数は限られていて、ここへ通う人であれば
何の動きなら出来るのか ということを知ってるはずなので
その5回目さんに合わせてあげることができる。

だから この青いリボンの方を誘う側の方には 思いやりを持って
その方と踊って欲しいな と思った。
その方がタンゴを続けてくれて、上達されてまたミロンガで踊ったら楽しいよね。
その方にとっても あなたは初めて踊ってくれた ちょっと特別な人になる。


ってゆーか このリボンが目に入ることで、踊ってるとき「思いやりが生み出される」
効果があるのではないか・・・とひそかに期待している。

まだまだ色々試行錯誤してゆこう('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*) 

このリボンに思いやりが込められますように・・・


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