2010年7月27日火曜日

TANGO PASION



今ではすっかり 動画を見る といったらサロンタンゴ(即興のもの)ばかりを
検索して見るようになったけど、
まったく違った楽しみ方として、舞台で見るショータンゴには
ドラマチックな演出とかショーダンサーとしてズバ抜けた身体能力とかから
感動が生まれる素晴らしさがある。


以前、「タンゴ・パッション」 という舞台はワールドツアーであちこち回って
日本にも来たけど


確か2回くらいは来てるんじゃないかな・・どーだったかな?


私が見たのっていつだろう? 98年くらいかな??たぶん。




すっごい衝撃で、超 夢中になって見た。
ビデオも出てて当時はVHSしかなかったから、何度も何度も
テープが擦り切れるほど繰り返し見た。


今ならDVDで、同じとこを簡単にスローで見れるし、擦り切れて
ガガガーなんていうこともないもんね。


私が見てた「タンゴ・パッション」のビデオでも
特に好きだったのが アレハンドラ&グスタボの「マラ・フンタ」


あまりにも何度も見過ぎて、ほんとにテープが切れてしまい
ついに2本目のビデオを買ったほど・・。
今では大切にDVDに移して保存してあるのだが・・




先日、偶然 You Tube でこのダンスを発見し
「うわ~ 懐かしい!」 と見入ってしまった。


Alejandra Mantinan & Gustavo Russo  「Mala junta」





彼らは商業ペアで、プライベートは
別だったから、それを知ったときは けっこーショックだった(゚Д゚;)
ほっとけよ って感じだけど;´Д`);´Д`)


昔のショータンゴの女性は、みんな膝曲げっぱなしで踊る人が
多かったんだよね。
マリア・ニエベス とか アリシア とかの頃。


アレハンドラのようにバレエ仕込みで、膝をピーーンと張ったまんま
踊るスタイルは すごく珍しくて斬新に見えたのだ。
よほどの筋力とバネがなければ あーならないけど。


ちなみにアレハンドラがメロディーラインで、深いアブラッソの
リードを受けるときにアゴの角度を左へ傾けて踊るのが
どーにも素敵に見えて、私はこれを「アレハンドラ風」といって
真似た。 そんなとこくらいしか真似れなかったからねヾ(;´▽`A`


彼らのミロンガも超・超ステキだお。
まったく時代を感じさせない。
技術的に高いものは、いつまでたっても色褪せることないんだな。


「La luciernaga」



グスタボの足の巧みさったらないね。
人間離れしてるヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ


こーゆうの見ると、ほんとショータンゴにも夢や感動があって
素敵だなあ~ と思える。


アレハンドラのすごいとこは、ショーダンサーってカウントで
踊れればいーや みたいな人も多い中、即興力もかなりな
もんだ ってとこ。


それは「タンゴ・パッション」の時代が終わって、
グスタボとペア解消して、ガブリエル・ミッセと組むように
なったり・・今は誰とやってんのか知らないけど
まあ、そんな経過があって、すごく研究して更に成長したんじゃ
ないかな・・


膝の使い方なんか、完全に即興系な使い方に進化してる。


例えば、オラシオ・ゴドイのおっさんと踊るとこんな感じ。





何これ?1500しか再生回数ないの? なんだそりゃ?
ま、いーや。


あーあ、ブエノス行きたくなっちゃった(・I・。(- ェ -。(・I・。(- ェ -。




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