2010年7月12日月曜日

軸はどこだ?



アルゼンチンタンゴの組み方とかって ほんとに自由で
人それぞれ背丈が違って、体型が違えば、隣の人とまったく同じにはならないし、
同じにする必要がぜんぜん なっしんぐ。


で、相手によって背の高い相手のとき、低い相手のとき・・これまた色々だから
いつも同じ にもならないから それでオッケー。




タンゴの練習の中で、クラスでもよく「軸を使って送り出す」とか「軸のそばに
寄せて」とか ことあるごとに でてくるワード。




   




この軸のとりかた もまた 本当に人によってそれぞれだ。




クンパルのレッスンでは「ダンスまったく初めてです」の人が、楽しみながら
タンゴの形をつくってゆけるように段階を大事にしているので


いきなり


  「タンゴで一番大事なのは心です。
     愛する人を抱擁するような気持ちで
 抱き合ってみましょう!! さあ!!恥ずかしがらないで!!」


  なんてことは  しない ┗┐(-c_,-。)y-~ 
    
      んなこと誰でもしねー?




だって恥ずかしいもんは 恥ずかしいし。
赤の他人同士が、そーそー数回会っただけで「恥ずかしがらずに抱き
合う」なんて恐ろしいことは出来るわけないしゞ(´Д`q汗)+・.
あたしだったら無理。マジで無理。


なので、まずは個人個人の「軸」を安定させること。
つまり、ひとりで立てるよーになること を先決にしている。


この場合、踊ってる二人の軸はそれぞれに各自の軸があることになる。
つまりペアで2本の軸を動かしてることになる。
これを仮にAパターンとしておこうか。




え? 絵が下手すぎてわからない?
いーじゃん いーじゃん いつものことじゃん ヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ


このAパターンでは、少し二人のカラダは離れていて、男女各自の
頭から胸、腰、膝、つま先を1本の線でつないだ「MY軸」を
もってることになる。


クンパルで入門コースからはじめてタンゴを習った人は
このAパターンバランスから練習をしていることになる。


ショースタイルに発展させる人も、このAパターンは必須である。
自分で立ってなきゃ何もできないし。。




次。
Bパターン。 
各自で軸を持ってはいるけれど二人の間にも軸があるよ、と
いう3本の軸。


このBパターンは二人の間、胸あたりの接点が3本目の軸になる。
動きによっては軽く押し合うようなエネルギーが加わることもあろうが、
いつでも各自の軸に戻ることができるような位置関係にいて、
Bパターン単独になる場合は少なく、AパターンとBパターンを両方
兼ね備えておる と言ったほうがしっくりくるかな。




で、Cパターン。
二人の間の接点だけに軸をとり、女性が前傾してるか、
抱えられてるか、なんだかそんな感じで 
いわゆるディープアブラッソ(抱擁)ってやつ。



Cパターンは、狭いスペースや混んだ状態には有効で
「ミロンゲーロスタイル」と呼ばれてるようなタンゴがここに入る
と思われる。
このまんまでヒーラなんかもするなら、結構カラダの「しぼり」も大変。


これはガッツリ平行に向かい合った状態の例を挙げたけど
他に二人がV字型に開くような組み方を好むひともいるし、ね。
   (男性の右胸に女性の左胸がついてて、女性の右側が開いてる形)
その場合また違った軸のとり方があんのかもしれないけど、
もう色々すぎてわからん。




クンパルではA~Cのすべて。


「相手をさぐる」ことが常に大前提であり、相手によって、二人の
ベストバランスを探しながら、音楽を楽しむことが何よりも大事 と思ってる。


相手がまだ初心者さんなのに
ガバーーっと、バランスを奪ってしまうような、あるいは緊張を強いる
ようなアブラッソはしない。




あ、そうそう。 私以前踊っていただいた男性で、初対面の方だったんだけど
1曲目はAパターンで踊ってて、2曲目Bパターン、3曲目でCパターンって
変化させてて、「ああ、こちらのバランスをさぐりながら踊ってくれてるん
だなあ~」と思って、なんだか気遣いを感じて紳士だなあ~ と
思ったことあるよ。あ、その方は私が先生やってるとか知らなかった
みたいだしね。だからかも だけどさー(´O`)ノ




一緒にクラスを受講してる、慣れた仲間であれば 色々なバランスに
変化させながら、音楽を踊る といったふうに発展させたいし。


相手によって
曲によって
動きによって


Aパターンで練習している頃は、「枠づくり」はとっても大事なもので
手を動かしてしまうよりは、言い方が難しいのだけど・・ある程度「固定」させ
胸にともなって枠も動くような意識はやっぱり必要で・・・


でも、
男性だったら 音楽の変化や、動きによって相手を引き寄せてアブラッソ
してからのほうが入りやすいステップ 、
相手を離してから伝えたほうがいいリードを分けられるようになり、
1曲をとおしてメリハリをつけることを意識するとしたら
枠は固定せずに、アクティブに動かすことも必要になってくる。


女性も同じで、相手の男性が求めている距離感を常にキャッチ
できるようでなければならないから、左手を自分から固定して
しまわずに、深くしたり浅くしたり、常に相手に応えなければならない。
応えてあげることがフォロー。




あるいは・・空いたミロンガであれば、今例にあげたような
A~Cを行ったり来たりすることや、Aのままでも ある程度大きな動きや
ガンチョやボレオをしたってO・Kかもしれない。


混んだミロンガであれば、Cパターンのように、省スペースで流れに乗ることが
優先されるかもしれない。


常に、相手や状況によって変化が必要であり、変化するべきであろう ということ。




あ、あと 女性によく「カカトで寄せましょう」と言ってるけど
あれCパターンの男性と踊った場合は無理だよー。
前傾で抱えられてしまった場合は、つま先オンリーにならざる得ないかも。
あ、背のバランスにもよるけどさ。




ま いずれにしても やっぱし男女ともまずは自分の軸をつくることが
色々な解決と発展につながるんよね~え。。(゜⊥゜)~~~~


そして、自分より相手。  やっぱここですかねえ~~~。





2 件のコメント:

  1. >女性も同じで、相手の男性が求めている距離感を常にキャッチ
    >できるようでなければならないから、左手を自分から固定して
    >しまわずに、深くしたり浅くしたり、常に相手に応えなければならない。
    >応えてあげることがフォロー。

    そーそー!これは僕にとって超重要です。
    抱きしめたいときに入ってきてくれ、技をかけたいときに離れてくれる、僕の好みの女性は皆、僕の求めている距離をわかってくれます。

    抱き締めさせてくれず常に距離を取ろうとする女性とは心が通じ合えません。無理やり力ずくでアブラッソする男もいるようですが、僕はそんな野暮なことはしません。でも、次から誘わなくなっちゃいますね。常にひっついて踊る女性も窮屈なので、誘う優先度は下がります。

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  2. すごい!男性側からの率直な意見って
    貴重だねー。

    >でも次からは誘わなくなっちゃいます

    そっかー、リードにうまくついていけなかった とか
    ステップ的(?)問題ではなくて、
    誘われる優先度が下がってしまうだなんて
    もったいないね。

    女の子もしっかりそーゆうとこも含めたフォローを
    勉強しなきゃいけないよね^^

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