2012年8月21日火曜日

母の実家のお話

先週、土日にかけて 母せつこの故郷へ法事で出掛けてきました。
ちょびのお弁当をつくり、おぎりんに うんこの始末の仕方とかを
お願いしておいて 早朝6:00に出発です。

ちょびは異常事態発生とばかりに ウロウロして
「どーしたの?」と心配そうに顔をケージに押し付けてました。

お利口にしててね。おぎりんと仲良くね。 バイバイ ちょび。



埼玉の母の元へ おぎりんの運転で迎えに行き、東京駅から新幹線で「豊橋駅」へ。

うち→ 母の家 → 東京駅 = 3時間

東京駅 → 豊橋駅 = 2時間

埼玉から東京横断してるより、豊橋へ行く時間のほうが
ずっと早いんですから新幹線ってすごいですよね。ほんと。



せっちゃんは手足が不自由なもんで 杖をついてヨチヨチ歩きです。

今日は母せつこの兄さんの法事なのです。
母せつこは5人兄妹の末っ子で、うち2人が亡くなってます。

母の実家は神教なんですよね。
兄さんが亡くなって20年たつのですが
仏教なんかだと17回忌とか23回忌と言うところを
神教では20年際といって親族が集まって慰霊祭をするそうです。

田舎ってーのは ひとたび親戚一同が集まると
すんごいことになるもんで・・・

もう私なんかには さっぱり血縁関係がどのようになった人々なのか
わからんのですけども

今回 20年祭をした兄さんは 長男なんですね
それで その長男には三姉妹がありまして その三姉妹の
長女が声をかけてくれたわけです。

この三姉妹がまた ものすごーく いい人達でして
面白くて 楽しくて 気がきいて 素敵すぎるんですよ。

私は小さいころから この三姉妹が大好きでした。
長女は60歳
二女は55歳
三女は50歳  くらいかなぁ? たぶん

で、その三姉妹にもまた子どもがそれぞれ2〜3人ずついまして
この子達は30代なもんで、私よりちょっと年下くらいですが
そこにも2〜3人ずつ子どもが出来てて・・・


今回はその三姉妹から下に連なる面々が中心に集まったわけです。




もう とんでもない人数です。



市原稲荷神社という 素晴らしい神社で20年祭はとり行われました。

仏教でいう お経をあげるようなことを 神様でも宮司さんが
するんですよね。御法言葉(みのりことば)って言うのかな?

とってもいいお声で、お経よりずっと言葉がわかりやすくて
気持よかったです。

最後に宮司さんのお話で
「今日はたくさんの小さなお子様もおいでですが、
 こーいったお席に子どもがたくさん居るというのは
 そのまま おうちの繁栄を意味し 大変おめでたい ことだと思います」
と話してました。

「そもそも この年祭とは 亡くなったことを悲しむよりも
 長い人生の修業を終えて神になられた 大変おめでたいことなのです」とも。

私も 最近 死は イコール悲しみである ということから
死は おめでたいことなのだ というのを ようやく なんとなく
感じることが出来るようになったところだったので
このお話は身にしみました。


刈谷での 20年祭も終わり、一族は
三河湾のリゾートホテルへ移動します。

が、その前に、私と母は蒲郡にいる 二男のところへ立ち寄りました。
二男は 80歳くらいか?
気の毒に この数日前に体調を崩して、手術をし、退院したばかりでしたので
そのお見舞いです。




そもそも 母せつこの生家は鳳来寺山の方向で三河大野という辺りでした。
今は開発されて 生家もなくなってしまい、
一家は愛知県じゅうにバラバラに散ります。

今回も 名古屋の先、一宮や 尾張旭あたりから駆け付けたのも居て
同じ県内に住んでいるとは言っても、
集まるのは大変なことです。



ホテルは窓から海が一望でき 素晴らしい眺めでした。

一族は宴会に突入です。



だれそれのお嫁さんとか、
だれそれのご主人とかを紹介してもらったりしても、
あちらも一体 この女は誰なのか・・・皆目見当もつかない風ですし
こちらも誰がどの子で どんな関係やら さっぱりわからずです。

ともかく このまま1つの保育園くらい出来そうな子供の数でした。



若者達は この後カラオケルームに移り、
年寄りチームは1つの部屋で思い出話をしに集まりました。
私は年寄りチームの仲間です。



翌朝
真夏の入道雲を見ながら せつこの姉 二女に 少しでも会いたいと いうことで
早くに出発しました。



二女は92歳です。
すごいでしょ。

で、姉妹で再会をし 手をとりあって喜んでいました。

「せっちゃん 元気かね もう兄妹も残るは3人になってしまったでねぇ
 えらいもんだねぇ どっちが先に逝くかねぇ」



20歳 離れた妹と まだどっちが先か競争しよーってんだから
たいしたもんだ という感じですけども。


よくアルゼンチンの人なんかと話すと
一番大切なものはファミリーだ って言うんですよね。

ふと思ったのですが、やっぱり宗教の濃さ みたいなものが
関係あるのかな・・なんて思いまして・・

いや  宗教が云々というか
儀式なんかがあるからこそ 集合する機会があり、
集合するから それを感じる  とかですね。

集合するから 年寄りから 若いものは色んな話を聞くわけです。

なんか そんなことを考えてしまいました。


我が家なんかは そーいうの すごくドライなもんで
羨ましかったのかもしれません。


私は日曜日、マジれんに間に合うように帰り着くことが出来ました。

月曜日はさすがに ドッと疲れがでて爆睡しました(笑)




明日はそのマジれんについて・・お話を書こうと思います。


またね('∀`)







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