<風営法>タンゴやサルサも規制? 「クラブ」摘発の余波
タンゴ業界では3月、4月の間に2回ほど
東京近郊のタンゴ関係者ほとんど全員が集まりまして
(もちろん地方の先生方でも熱心な方は早朝からご参加頂いた方もありますが)
風営法の説明会というのを行いました。
まだ、このタンゴにおいて風営法がどのようなリスクとなって
関わってくるものなのか、私達は今後どのようにしたらよいのかの
選択肢の例題など、
弁護士さんや 警察庁で実際にお話を聞いて来た方などからの
説明を聞こうではないか と、そーいう会です。
ってゆーかこの期に及んでまだそんな段階なんですけど
やっと それが初めの・・・半歩・・・ですね。
なにしろ、都内だけでかな〜〜〜りの数の
「タンゴの先生」がいます。
一堂に会するのは大変なことです。
アルゼンチン人や外国の先生も集まりました。
スペイン語の通訳をされてる方は 相当苦労されてました。
そーですよね・・・
言ってることはわかるけど 意味わかんない
彼らの気持ちは そりゃ そーなるでしょう。
自国の文化を伝えるためにはるばる日本へ来ました。
ワーキングビザもとりました。
ところがこの国では 踊ることが規制される
意味わかんない そりゃそーでしょう。。。
しかし、この説明会の日は、ずいぶん長く会ってなかった久しぶりの
友人達の顔を見れた という点は喜ばしく
とりわけ 仲良しのアルゼンチン人 L君と 「きゃ〜〜久しぶり〜」と
抱き合って再会を喜びました。
この日をきっかけに 彼とまた連絡をとり、おぎりんと3人で
ご飯を食べ、ワインを飲み、ずいぶん長いこと語り合いました。
「この前のフーエーホーのセツメイカイのことだけど・・・
ジュンコ あれ わかった?? ワタシ ぜんぜん ワカラナイ!!
ナニアレーー? ニホンジンは アレ 大丈夫????
ホントに ワタシ びっくりした!」
と言ってました。
彼はとても大切な友人です。
まじめに日本でアルゼンチンの文化であるタンゴを伝えるべく
日本語も勉強し、努力をしています。
日本は文化においての予算のかけ方や、意識、教育など
まったく外国からみて恥ずかしいことだらけですが
もう キョーというキョーは徹底的に恥ずかしいと思いました。
私は わけがわからず「なんかごめんねー」と言いました。
何度も「なんかごめんねー」と言いました。
このような芸術や文化的なことを国が規制の対象とするというのは、
しかし本当に気をつけなければ 外国との友好関係も
こじれるだろうと思います。
(そもそもペアダンスを芸術や文化だという認識がされていないことが
問題なのでしょーけど・・・)
果たしてアルゼンチン大使館や、サルサ文化を持つキューバ大使館などは
どのように思っているのでしょう。。。
このYahoo News にある 高知市の社交ダンス教室は中止させられたけど、
後になって「やっぱ 健康のためなら いーよ ごめんちょ」
って感じなんでしょ?
ちょ 健康のため って・・・そりゃそーだけど
なんか じーさん ばーさん集まってるなら いーよ みたいな
何 いい加減なこと言ってんのよ おい って感じ。 ったく・・
文句を言い出せばキリがないのですが、
「では どーしたらいいか」の1歩がまだ踏み出せない
タンゴ業界です。
業界みんなで集まって 問題意識を共有した というところまでは
やっと来たので「半歩進んだ」という程度でしょう。
アルゼンチンタンゴはプロになるための 制限はまったくなく
例えば「ブエノスに1年いました」などで簡単に先生になれる(商売できてしまう)
ところが まず1つの よくない点であろうと 個人的にはそう思っています。
このような微妙な時期だけに あまりこの業界の中にホンポーな動きが
でないようであればいいけど・・・と
少し心配しています。
その辺りについては 次回に書きます。
次回がいつかは・・・未定です (;´Д`)
またね('∀`)
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