2011年7月2日土曜日

リズム

初級クラスでは リズムをとる練習をたくさんします。

入門クラスは何が何だかわからないときで
続・入門クラスで少し見渡せる余裕がでてきて
けど、足型ばっかりでリズムどころじゃなくて

続・入門クラスをどれくらいするかはそれぞれの自由で、
べつに続・入門で習う基本的ないくつかの項目をきちんと
組み立て、音楽を大事にして踊れるのであれば
そこまででも 十分に十分に素晴らしいタンゴは踊れるのです。


けれど、そこから初級クラスに進む人が次に練習をするのは
更にいくつかの部品か、
あるいは部品を展開するものか、
リズムの取り方 となります。


音楽に合ったリズムで動ける ということは
ちゃんと軸足に立つ ということであり
軸足を使って送り脚をコントロールできます という目安でも
あるのです。

音楽に合ったリズムが取れるようになったとき ようやく
「動いてる」のではなく
「踊ってる」という感覚が芽生えます。


タンゴを踊るのに  1  2   3   4    1   2   3   4   ・・・と
掛け声をかけるだなんて とってもナンセンスですね。
タンゴは自由に音楽をとることができるのに、数を数えて
決まったテンポの中で動くなんて・・味気ないですね。。。


でも そのナンセンスなことや
味気ないことをたくさん練習して、習得することには
大きな大きな意味があります。

二人が同じリズムを 同じ曲の中で共有できたとき
二人には一体感が生まれます。

あなたと 音楽と 私 の三位一体 です。


もちろん 更にお稽古を積んでいくと

ただテンポとってるだけじゃつまんねー(゚ρ`) という気持ちが

どっかで生まれるようになり 更にその人のダンスは発展してゆきます。
メロディー、強弱、間、呼吸・・・・・

音楽からくる感覚の中で、動きも発展してゆくのですね。


実際のミロンガでは (うちでは「現場」と呼んでますが・・)
ときに非常に混み合って、なかなか前に進まないようなときって
ありますし、習ったスッテプを思うように動けるスペースがない ということは
多々あることです。


そーいえば、今ふと思い出しましたが・・・
「狭いミロンガでも踊れるステップを教えて欲しい」というような
要望はよく耳にします。

「狭いとき用のステップ」を覚えようとしている人は
だいたい「狭いとき用のステップなのに大きくなっちゃう」だろうと思われます。

狭いとき というのは歩幅を小さくすりゃーいいってもんじゃないですし。

「狭いとき用のステップ」
「広いとき用のステップ」という概念は捨ててしまいましょう。


音楽に乗って動けるようになること
つまり たくさんのリズムの例題をこなしてゆく練習をしっかり
しておくことが
狭いときのダンスとしてはきっと大きく役立つはずです。



明日 7/3(日)はビギナーズ・ミロンガです。
16:30-19:30

狭くて動けないほど たくさん集まるといいなぁ〜(;´∀`)
みんな来てね〜(^_^)/~










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