2017年1月4日水曜日

世界とブエノスのミロンガ考察

あっという間に冬休み終了  って感じ(;´Д`)

あーあ。

かなり寝ました。
毎日11時間ずつくらい寝てた(笑) はは。


あの、忘年会の時にね、何人かと話題になったのですが

一人 去年ブエノスへ行った方がいてね、

まあ 正直あんまし面白くなかったですぅー    っちゅーことでね、


私 その方が行くって時 言ったんですよ、

    その人 まだ入門の3回しかレッスンして
    なかったんで(;´∀`) 踊れてないじゃないですか、

    踊れてないし タンゴのことまだ全然知らないじゃないですか、

だから

「ブエノス旅行は素晴らしいし ぜひおすすめするけど
 ミロンガとか行くなら 正直あんまし楽しめませんよ」   ってね。

で、まあ 案の定「楽しくなかったですぅー」という話だったんですけど。



誰も踊ってくれなければ見向きもしてくんないしね(笑)
あちらのミロンガでは、踊れるのは当たり前か
よそ者だと 誰かと踊ってんのを みんな見てて

   「へー あいつ踊れんじゃん  いっちょ誘ってみっか」ってことに

なるわけで、

なので見せびらかすチャンスがなければ せっかく上手でも厳しかったりするかも
なのですよね。


その人の場合 かわいそーだから みたいな感じで

年配の方が踊ってくれたらしいんですけど、 入門3回 って
タンゴ人としては ほとんど赤ちゃんですから

その赤ちゃんを見せびらかしちゃうと もう本当に次からは
誰とも踊れない状態が ひたすら続いちゃうんですよね。。。


とまあ、そんな話をしててね

   「マジっすか? 本場はきびしーっすね。」 って

聞いてた他の人 は 言ってましたけど


  「じゃあ、じゅんこ先生くらいでも 踊るチャンスがなければ
   誰にも誘われませんか?」 と尋ねられまして


そうですね。
踊らなければ ね。 それもあるかもね。

いっぺん 踊って見せびらかしゃー もう 入れ食いよー  (笑) 




とかね


馬鹿なこと言ってましたけど(;´∀`)


       わざわざ 画像だしちゃう辺りが
       あー 冬休みだなー って感じです。





ただね、時期にもよるんですよ。

何かフェスティバルとか、選手権の時期とかで
世界中から観光客が集まってる時期だと、どこのミロンガ行っても
観光客だらけなので、レベル関係なくだいたい踊れますよね。


でね、だからブエノスの人って すげえ練習するよ って話なんですけどね。

やっぱり グループレッスンにこまめに行って
ちゃんと練習してますよ っちゅーアピールもあり、
そこで顔見知りも出来、
だからミロンガに行っても楽しめるようになる ってことでね。

ブエノスって そんな感じだと思うんですよね。

ピラミッド型  みたいな。

本当に上手な人は、本当に上手な人としか踊らないですし。


だって、この踊りのエネルギーって 本当は同じレベル同士のエネルギーでないと、
お互いふたりとも 気持ちいい とはならないですからね。


みんなも 上手な人に踊ってもらったら 超キモチイイって経験はあると
思いますし、 でも ちょっと自分より後輩さんと踊った時は
気持ちいい というより 動いたって感じ  とか
へんにチカラが入って腰が痛くなった とか
手が痛くなったとか  そういう経験はあると思いますけど

つまり そのように レベルの違いはエネルギーの不調和を生み出しますから
単純に体力的なところだけで見ると カラダには無理をさせてるとも
言えるわけです。



ただし、それは

   単純に体力的なところだけで見たのであって

それと ミロンガ全体の調和とか、コミュニケーションとか、思いやりとかは

別の話になるんですよね。



で、そのブエノスの下克上っぽいそれですけど、


うーん、まあ ブエノスはまだしばらく こんな感じかもだけど

世界的に見ると、よその国は そんなことなくなってきてると思うのです。


 かなり個人的な感想ですよ。

 あるいは 単なる私の理想、妄想だけかもしれませんけど。



世界的にはですね、初心者に対しても、せっかく遊びに来たんだから
タンゴの楽しさを知って帰ってもらいたいな  とか

そんな気持ちから ウェルカム であったり、

そーいう調和的ミロンガ が増えている  そうなりつつある と

私は思っているのです。


クンパルは8年前にビギナーズ・ミロンガを始めましたけど

それ以前は日本で 初心者が踊れるミロンガは皆無でした。



なので、結構練習して 勇気を出してミロンガ行ってみて
しばらく座ったままで よく観察して(座ってて)

観察して

観察して

観察して



もう一歩の勇気は出ずに 撃沈して帰る

   というのが ミロンガデビューのお約束のような感じでしょーかね(笑)


大袈裟かもしれませんが 10年以上前にタンゴ始めた人は

 まーそんな 感じだった とうなづく人もいるんじゃないかと思いますけど。


うちのおぎりん先生は そーだったらしいですよ(笑)


ただね、それもそれで良かったところもある と思ってるのです。


だって、ミロンガって混み合うし、ピスタの流れ壊しちゃだめだし、
初心者のうちは はっきり言って無理なもんは無理ですもん。
だから

観察して

観察して

観察して   の時間ってすごく貴重なんです。



誰もルール教えてくれないから、自分で観察して、まわりに聞いて、
少しずつ覚える という時間ね。
だから自分で「タンゴ感を養う」とか 「チカラをつける」感じがするし、

それと、自分がこの輪の中へ入るのは レベル不足だ とか

まだ相手を楽しませられない という謙虚な自覚とか、


そーいう沢山のことが必要だったんですよね。以前は。




今は、ビギナーズミロンガで 最初にルールの解説があって

何がタブーで、何が必要か すべて教えてくれて

聞いたその場で もう踊れる って状況がつくられててですね、


それは タンゴの楽しさ 素晴らしさを広めるために

ぜひとも 何としても必要だったからです。

このビギナーズミロンガは、そもそもクンパル生が提案してくれたことで


彼らは どうしたらせっかく入門した人達が ミロンガにびびって
やめてしまわないようになるか、
どうやってもっと仲間を増やしたらいいか、
入門コースの構造から すべて私たちに 助言 提案してくれたんですね。

もう ほんと 超感謝してるのです。



だからね、なんか まとまらない感じなんですけど

どっちがいいとも 言えないな と。



で、ブエノスはまだ ちょっと厳しいミロンガの感じは 続くでしょうけど

    それはそれで仕方ないのですよ。
    だって否応なしに レベルが上っていくんですもん
    発信地であるからには、ハイレベルですわ そりゃ。

    またこれも私感ですけど 20年前のミロンガより
    今のミロンガのほうがブエノスの地元の人達のレベルが
    ぜんっぜん上がってる気がする。
    昔はもっとふつーのおっさんとか (笑) いっぱいいた気がする(笑)


世界的には 調和的ミロンガ志向になってるな っていう

近頃の私の感想です。



なんか この手の話

ひょっとしたら前にも このブログで書いたことあったかもしれませんね


ばばー 言ったこと忘れちゃって何度も同じこと言い出したりしますからね
油断も隙もあったもんじゃないっちゅーか(笑)



ところで、この世界的には  ってあたり、以前、おぎりん先生が
ちょっとおもしろい
いかにも彼らしい 見方をしてたのを 今ふと思い出しましたので・・・








また そのうち書きます。






         



              なんつって
              ばばー
              それも忘れちゃったりするんですよねー(;´Д`)











この  ばばー  のところは 毒蝮三太夫(マムちゃん)を思い浮かべてます。



では、また。



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