2012年2月17日金曜日

楽団とタンゲーロの良い関係

アムステルダムのミロンガは 参加者のレベルが高かったから 良いミロンガだった

これは確かにそうだけど レベルが高いというのは ダンステクニックが上だから
  というだけとは限らないことも強く感じ 大変良い勉強になりました。

マフィアのミロンガでは ソロタンゴという バッチャン率いるロシアの楽団が入ってました。

  素晴らしかったですよ。
 ほんっとーに 素晴らしい演奏でした。

そして、ミロンガで1曲が終わるごとに 踊り終えた全員が一瞬キョロキョロと楽団のいる方角を探し
必ず楽団に向かって拍手を送る、遠くの人は腕を高くあげて 拍手を送る、ということをですね されてたわけです。
ごく自然に。
心から。

そこには、気持ちよく踊らせてくれてありがとう
素敵な演奏で踊らせてくれてありがとう
たくさんのありがとうが波のようにドドーンと楽団へ向けて発射されてるわけです。

私は日本のミロンガで 踊り終えて楽団にお尻を向けたまま形式的に拍手をしてる人々の 場面を
何度も何度も何度も何度も見たことがあります。

そのたびに、楽団入れるレベルじゃないんだ。。。
ミロンガが成熟していない。。。と思ってきました。


音楽を聞いて、音楽を本当に大事にして踊ってる人なんて 本当にまだごくわずかなのだから当たり前なのです。

自分でも音楽を聞いて 自分で踊れる女性が少ないのだから これも仕方がないと思います。    (その割に  音に合ってない男性と踊るのは苦痛だ  とか      文句をいうのも同じ女性である場合が多い。。) 

リードする側なのに、音楽聞いてなくて パワーリードでブンブン踊って 技のオンパレードで(笑)
音の抑揚なんてどーでもいいって人が よもや楽団に拍手喝采してたって滑稽です。

ああ、 なんだかんだいって 本当に遅れてるんだよなーと まざまざと感じてしまった。。。


アムステルダムの人々は それは それは 音楽を楽しみ 更に楽団を喜ばせることが上手で
やすやすと 楽団をいい気にさせては アンコールで 何曲も追加を弾かせてしまうのでした。
そして してやったり みたいな顔で嬉しそうにまた踊り出す。。

日本のミロンガがそうなるにはまだまだ遠いかもしれない  と 弱気になってしまったりも
するのですが

生で素晴らしい演奏を聴き
鳥肌が立つほど感動する経験をたくさんすることで やはり私達は成長してゆくしかありません。


音楽を聞いて体が欲するままに動きを生み出す これがなければダンスじゃないのです!!




今夜のスロータンゴも音に合わせて自主練の方法  です。
今日の初級クラスが幾分すいてたので 嬉しくなりました。。。( ´ ▽ ` )








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