2012年1月9日月曜日

オランダ 〜アムステルダム〜 1


ズバリ
アムステルダムが非常に気に入りました。
素敵です。

美しく、秩序があり、そして自由。

簡潔に言ってそんな印象を持ちました。


美しさ。

例えば建物は同じ高さに揃えられています。


その家々の合間を運河が緩やかに流れます。



郊外に出ればわかりませんが、少なくともアムステルダムの中心地
辺りでは 戸建ての家は見当たりませんでした。
すべて集合住宅なんです。

お菓子の家のようにキュートです。
水害の対策でしょうが、ほとんどの家は数段階段を上ったところに
玄関ドアがついています。

ドアは大きくないです。 小さいです。
ブエノスはとても大きなドアが通常ですから、ぜんぜん違います。


街の足は地下鉄と、バスと、そして何と言っても
「トラム」と呼ばれる市電です。

街の至る所を走っていて、非常に気軽に、身軽に簡単に
乗り降りが出来ます。

 

東京では今、早稲田から大塚〜庚申塚を通ってる都電だけ?
ちょうどあんな感じなんだけど、
なんて言うか、もっと むき出し。




トラムの中はとても清潔できれいです。



地下鉄もきれいで、乗客もお行儀良く。
みんな切符を買うのも、乗車するのもきちんと並びます。 


自転車も乗ってOK というところが自由。
犬も乗ってOK。


そうそう、アムステルダムは非常に自転車が多いです。

そして、日本でも最近話題になっている「自転車専用レーン」が
確立されているんですね。

自転車はここですよ。
歩行者はここですよ。
トラムと車はここですよ。(←電車と車は同じ扱い・・( ̄ー ̄;)

そんな感じで 超キッチリ分かれています。
この短い滞在ではその細かなルールを把握するに至らなかったのですが
おそらく信号とかにも何かルールがありそうな感じでした。

自転車が先、とか 歩行者はボタンを押す とか なんかそんな感じで。

清々しいほどきっちりした秩序です。


それと、

なぜ こんなに整然と美しいのか

それは、私が感じるに 統一されたフォントとカラーにあるように思いました。


電車、看板、などは
イエロー・ブルー・ホワイト がベースです。




フォントは Helvetica(ヘルベチカ)ですかね。

私はこのヘルベチカが欲しくてMac に変えたようなものですが・・


地下鉄の案内

バスの案内

トラム車内と切符

駅構内




ね、いいでしょ。
だから 街が整ってるのね。
まとまりがある。
清潔感がある。

いいな〜。 うらやましい。


同性愛者の婚姻を認めていることや、
安楽死を真っ先に導入したことや、
ドラックが街で普通に買えることや、
(食事に入ったレストランの隣がドラッグ屋さんでした。
ドラッグ屋はコーヒーショップと呼ばれ、そのようにデカデカと
看板も出ています。 滞在中3回コーヒーショップを見かけました)
そーいった寛大さと、秩序をなぜこんなに巧みに整えることが
出来るのか、不思議な感じです。



小さな街なので、長く滞在すれば飽きるかもしれないです。
観光目的でアクティブな方は3日で十分でしょう。
見所はゴッホをはじめ、いくつかの美術館か、アンネ・フランクの家
くらいなものですから。

それでも、私はもっと長く居てみたいな、と感じました。

いつも曇り空で、
雨が降ったりやんだりしている
お行儀のいい街。


また行きたい街です。  


ただひとつ・・大晦日をのぞいて・・・・・・・・・




また明日o(^▽^)o











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