2011年9月23日金曜日

3つのメソット

それで。。 昨日のつづき タンゴを踊る上で必要な3つのメソット ってやつ

  ★ 使う足 使わない足

  ★ エネルギー

  ★ ディソシエーション   ですね。


まず1つ目の使う足 使わない足

これは リズムの幅を広げるために欠かせない働きであり、
リズムだけでなく 「ま」 を取ることや、動きの緩急を表現するものでも
ありますから これが出来なきゃイケテル踊りには到底たどり着けないのです。

「リズム」に関しては、つい先日も書いたばかりでしたが。


「使う足 使わない足」を学ぶと言うのは、ほぼ「膝の使い方を学ぶ」
ということとイコールです。



2つ目のエネルギー

二人でコネクションを共有する方法 とも
内なる意思を伝え合う インテンション とも また繋がる課題です。

そして このエネルギーというのもまた ミュージカリティをイケテルものに
するために欠かせない要素でありますし

いや何よりも このエネルギーに対する理解を深めることは
より相手を知ろうとすることであり

このポイントさえ押さえておけば 色々な人と踊ったときに
踊った印象が「しっくりきた」とか 「感じの良い」ものになるだろうと思います。

逆に言えば このエネルギーを理解していない人は
踊った相手に

「なんか 気持ちよくなかったな・・・」
「なんか しっくりこなかった」
「一人で踊ってるんじゃねーよ」

などと思われてたりするのだろうと思うのです。



少し余談になるかもしれませんが

私は以前 このエネルギーについて非常に悩んだ末
「心を平らにするべし」
という結論に達しまして、それから座禅やヨーガに興味を
広げてゆきました。

エネルギー問題についての理解がなかなか深まらない方の
共通点に

・ガサツである
・落ち着きがない
・乱暴
・集中力がない

などの点が挙げられるのだろう とも感じています。

まったく私がその通りで苦労をしてるのですからよくわかります(;´Д`A ```



3つ目のディソシエーション 

タンゴに限らず、様々なダンスの基盤で
もっと言えば、様々なスポーツや 体を動かすことの基盤とも
言えるかもしれません。

ディソシエーション = 体の反対運動 を指します

大きく腕を振って歩くとき、右足が出れば、左腕が前に出ますね。
あれです。

バランスを整えるのに欠かせません。


例外として、日本的な芸能の多くは このディソシエーションを
使っていないようです。

お相撲は ナンバで動くことによって 床に対しての垂直な力と
反動させて生み出す大きなパワーを利用しているところが
たくさんあるのでしょうし、

能 や日舞などもナンバの動きによる しなやかさを表現することが
多いようです。


タンゴにはディソシエーションは必要です。
オチョという動きで必要なのはもちろんのこと、ただ歩くだけでも
必要です。
そして、ナンバも必要です。

非常に  複雑です。

複雑ですから、以前にハビエル先生も

「これをちゃんと理解して習得する人はなかなか居ない・・・
 でも習得するべく努力をみんながするべきだ。」 

と言っていました。


その通りだと思います。


で、タンゴはこの3つで成り立ってるといってもいいくらいだな・・・と
思っているわけです。

で、この3つは 常に常に常に どのクラスでも出てきています。
どんなステップを習うときも
短いシークエンス 長いシークエンス  いつでもどこにも
この3つが出てきています。



関係ないけど 昨日 金曜日は皆さん、会社はお休みだったんですね。
我が家もお出掛けをしてました。

久しぶりに 銀ブラもしました。

とっても楽しい休日でした。


また明日 ヾ( ´ー`)ノ~


0 件のコメント:

コメントを投稿