2011年6月3日金曜日

フレーズ

パブロがクンパル生を褒めてくれた嬉しいことの一つが
音楽のフレーズが体に入ってること です。


この教室では音楽のフレーズを勉強するクラスとかがあるの?
そーいうセミナリオをやってるの? と聞かれました。


彼が私にそれを尋ねたのは レディースクラスをしているときで
女性が横一列に並んで カミナンドを練習しているところを見て のことでした。


アニータは「それぞれのタイミングで好きなときにスタートしていいですよ」と
言ってましたが 
ちゃんとみんな音楽を聞いて ちょうどいいフレーズを待って進み始めてました。


今月のクンパルTime's にも このことは少し触れましたが


「タンゴの音楽にまったく馴染みのない人に対して、あるいは
ぜんぜんダンスに馴染みのない人に対して、音楽にはフレーズがあってね・・
といったことをレクチャーするのはとても大変なんだ。


地道にコツコツと身につけていかなくてはならない部分があって
僕らのようにブエノスに来る観光客にタンゴを教えたり
僕ら自身が外国へ教えに行ったりする場合、ほんの少ししか関わり合えないのだけど
でも僕らの得意とするリズムのとり方や、僕らのミュージカリティとはどーなのか を
出来るだけ伝えたいよね。 でもさ その大前提として
タンゴのフレーズをある程度カラダに入ってるかどうか ってすごく大きいんだよね。

クンパル生すごいよ。 みんなそのフレーズで動いてるもん。
他のレッスン見てても感じたよ。」


と まあ そのようにお褒めいただいたわけです。

どんなに鼻が高かったことか。
ピノキオみたいに伸びていってしまいそうでした(;´∀`)


では、どうして みんなにはそのフレーズが身についたか・・わかりますか?


レッスンで毎回 毎回 地道にコツコツ どのクラスにでる人も
必ず全員してることと言えば?


最初のカミナンドですね。




入門〜続・入門クラスまでは
動き始める前に 「2 3 4 ハイ」 と 動く前に3拍ぶん声をかけるように
しています。
初級クラスでは「3 4 ハイ」と2拍前に声をかけ
中級クラスでは「サン ハイ」と1拍前か あるいは何も言わないで動き始めるかも
しれません。


でもちゃんと 4小節目 あるいは 8小節目でプレパレーション(カラダの準備)をし
1小節目や5小節目から動きをスタートさせることの
心地良さと呼吸が身についてきてるわけですね。




レッスンの最初に お相手と組む前にまずは自分のバランスを整えることと同時に
これから共有するテンポをカラダの中に取り入れることは
やはりとても重要なことですね。


それぞれの曲のベースとなっているテンポや心地良いフレーズが
カラダに自然に入るようになって
そこから先 メロディーや裏のテンポや それぞれの楽器が役割分担されている
細かなリズムをとったり
わざとためたり はずしたり ということが出来るようになりますね。




音楽をよく聞きましょう。


やっぱりそれが上達のポイントですから。








今夜のYOGAも気持ちよかったです('∀`)























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