2011年8月11日木曜日

サカーダの「サ」はパラーダの「パ」

先週に引き続き、初級クラスでは
「サカーダ」の基本形を。

初級クラスでは
・リズムの取り方
・パラーダの種類いろいろ
・メディアヒーラ
・サカーダ
この4つをしっかり習得することが、先へ進む
ひとつの目安になろうと思っています。

で、その大事な要素のひとつである「サカーダ」は
胸で女性を送るリードを先にするから「サ」が可能 という点が
ポイントなのです。

入門クラス「オチョ」を説明するときに登場する
タンゴの大事なシステムの1つに
「軸を使って1歩する横と、胸だけで運ぶ1歩の横では
同じ横でも横の質が違う
ということをやりました。
これこそが このサカーダにも繋がってこなければいけないんですね。

男性はこーいうポイントをきちんと押さえておかないと
何もリードしてないのに、足つっこんできて サカーダだ と言われたり
しちゃって 女性が びっくりしちゃうわけです。

サカーダだと言って、足を突っ込んできたり
足払いをしたり
足を蹴ったり なんてことをするなんて
とんでもないことです(;´Д`)


サカーダをして・・・
その後は あーなって こーなって いつものように終わる

なーんて 一つの動きから セットを作ってしまって
そのセットを最後まで終わらせてから また次の1を などという
固まりを組み合わせてゆく踊りにならないようにしましょうね。

サカーダをして、周りの状況により右にも左にも行ける。
止まることも、進むことも、下がることも出来るように
練習はしてゆきましょう。

サカーダをしようと思ったけれど、人とぶつかりそうだったり
無理なら 「サ」だけに予定を変更しましょう。

即興とはそーゆうことです。

いつも 幾つもの例題を練習しているのは
予定を変更できる チョイスの幅を拡げるためです。


バッチャンとマリアナのサカーダ




横のサカーダ
オチョのサカーダ
後ろのサカーダ
女性のサカーダがえし  などなど

かっこよく出来るようになりたいね('∀`)



今夜はプラクティカーZ です。

じゃがじゃがカレー です。

来てね(^o^)丿




アメリカーナ

昨夜の中級クラスでは アメリカーナを。

男女が隣合わせで左右対称に並ぶ動きです。

とても便利な動きで、そこから自在に色々な発展を
加えることができます。

今月は そのワークショップ(8/21(日)17:30〜)をするので、
その前に少しやっておきたかったのです。

通常二人が向かい合って踊っているタンゴで
隣合わせになるということは、もちろん カラダの絞りが
必要になるわけです。



これはその後ろから見たとこ。
互いに外側の足に重心があり、内側の足が前に伸びています。
頭の向きは相手のほう。



横から見たとこ。
この瞬間では次にボレオに入る角度を深くするために
女性が少し大きく出るようにリードしてるようです。


おへそが前方を向いてるのに対し、内側(相手側)の胸が開かれて
絞りが生まれます。

そのときだけ、絞るのではなく、オチョの導入で絞れていなければ
アメリカーナには至りませんな。

その絞りのほどき具合がどーなのよ というのが常に常にポイントに
なるわけです。


絞ることが大事なわけではなく、ほどくことが大事。

ほどく為には絞らなければならない。

ああ エンドレス です。




昨日の練習と同じことをやっています。
1分半を過ぎたあたりからです。

Bruno Tombari & Mariangeles Caamano






ボレオは 足をあげる というより
その上げる質にこだわりたい と思っています。

この動画ではボレオといっても、前にキックするようにしていましたが
ほんのちょっとした胸の角度によって それらを受け取り分ける
(伝え分ける)ことは可能です。
打ち合わせや、振り付けではなく。即興で。

その強弱や「質」がドンピシャリであるときの気持よさったらありません。


繊細さを高めてゆく

そーいう練習でありたいものです。


繰り返し同じこと書くようですが
男性は「足をあげさせるリード」なんて無いのです。
「上体をリードする」という意識でいなければなりません。

女性は足をあげさせてもらうわけではありません。
その情報を上体で受け取り自分のバランスでしなければいけません。


今月のワークショップのお知らせフライヤーの
右下にある写真もブルーノとマリアンヘレスですよ。
気づいてた('∀`)?


今日の初級クラスでは 先週に引き続きサカーダを
やろうかな・・・


ではまた。







2011年8月10日水曜日

山椒が好きなので・・・





これ すごく美味しいよ。
うちでは常に3袋買い置き('∀`)

冷奴にドサっとかけて うまー。
サラダにうまー。
焼きそばに うまー。

特に麻婆豆腐にかけると 超うまー。



明日はまじめに書きます(;´Д`)


すみません。。っっ。・゚・(ノ∀`)・゚・。






2011年8月3日水曜日

休日

いつも日曜日は レッスンがあって、なかなか時間を空けるのは
むつかしいのだけれど、今月はたまたま日曜日が5週あったこともあり
珍しくお出掛けの時間をつくることができまして

以前からお誘い頂いてた キャプテンことKさんの
お船見学へGOしてきました。

ともあれ お出掛けとなればちょびをラビットホテルに預けなければです。

ちょび も夏休みだね。
他のうさぎさんがいっぱいいると興奮して
はしゃぎまくるようです。 嬉しそうでよかった。




待ち合わせまで時間がありましたので
まずは 鎌倉の 川喜田映画記念館へ行ってきました。


昭和のはじめ 川喜田さんご夫妻が 外国の映画を日本に紹介する
橋渡し役となり大変な功績を残されたそうですよ。

素敵な写真がたくさん展示されていました。
鎌倉の小町通りを少し中へ入ったところにある
川喜田さんご夫妻のお屋敷を改装して、去年の春に記念館として
建てられたそうです。























記念館のあとは、
雨がシトシト降っていて寒かったので
温かい天ぷらそばを頂きました。

この辺の通りは美味しいお蕎麦屋さんがたくさんあります。
















大きな海老がぷりぷりしてて美味しかったです。


夕方、Mちゃんご夫妻、Jちゃんも合流して
買出しをし、キャプテンの待つ逗子マリーナへ向います。


3つのベッドルームとキッチン、リビングのついた
豪華なお船! すごーい。

奥に写ってるのはMちゃんのご主人で、プロの料理人さんなので
美味しい物をつくってくれています。
私は手伝ってるふりして何の役にもたってません(;´Д`)

我が家のキッチンよりずっと立派です。


我が家のリビングよりずっと立派です。

遅くまで飲んでしゃべって、逗子マリーナで1泊しました。
みんなとはこれでバイバイし、翌日はまた鎌倉見物です。


前日もお蕎麦を食べたけど
ここのお店もとても気になっていたので、連日お蕎麦に決定。


辛味大根蕎麦をいただきました。
これ
本当にマジで超辛い! 唐辛子とはまた違った辛さで
口の中が痛い感じ(ToT)
大根は少しずつ入れるのがベストだと思います。
うちは一気に食べてしまったのです・・・とほほ・・


建長寺を散策。

あ、おぎちゃんだ。



小さなお寺も好きですが、こーいう歴史のある大きなお寺は
やっぱり本当に素晴らしい。
入り口にある伽藍配置を見ると、その時代のままで残されていることが
よくわかります。

伽藍配置とはお寺の敷地内にある建物の配置を指すもので
それは時代や宗派によって異なります。





お寺はこのような美しいお庭を見ることや
仏像を見ることももちろん 楽しみなのですが、

私は「木を見る楽しみ」を大変重要視しています。

歴史のある良いお寺や神社には、必ずそこを長く見守ってきた
素晴らしい木があるものです。

古いほど、現在では柵で守られ簡単に触れることは出来ないように
なっていますが、
木に触れることで得られるパワーって・・・ すごいです。





この木は757年間 ここに立っています。

757年。

木が遠くなるようなこの年月、この木はここに居るわけです。


そして、いつものように御朱印を頂戴してきました。

素晴らしい休日に感謝。


2011年7月28日木曜日

おばちゃんの気持ち

そんなわけで、月曜日には 母せつこのところへ ほぼ毎週行ってるのですが

先日 着いてみると ガスがつかないと言います。


説明書を出して見たり 色々してみたけれど 埒があかないので
ガス屋さんに電話をし、事情を話すと すぐに来てみてくれ

何かの衝撃で緊急停止になってしまっていたようで ほどなくして
元通りにしてくれました。

料金は要らないといいます。


こんなに暑い中来て頂いて それは申し訳ないと 母せつこは ひとしきり頭を下げ
冷蔵庫からヤクルトを2本出すと 何もなくて本当にごめんなさい せめてこれを と
渡してました。


なんか どっか出掛けた際に ほんの何でもない親切をお年寄りにして差し上げたら
こちらとしては当然のつもりでいたようなことを
非常に有難がってくれて 飴もらっちゃった とか


旅行へ行って 小さな田舎町にある駄菓子屋に入ったところ
成り行き上 そこのおばあちゃんの話し相手になり だいぶ時間がたってしまい
プリンのカップに麦茶をそそいでもらった とか


なんか そんなことを思い出しました。

若い頃 「ええ?マジ?別にいいのにぃー 参ったなぁー」って感じだったことが
でも 今は おばちゃん側の気持ちがすごくよくわかるのです。


私も汗を拭きふき 働いてくれるガス屋さんに 感謝の気持ちで胸がいっぱいに
なりましたし。


私も冷蔵庫のヤクルトに手が伸びました。




先日、ラジオっ子のおぎりんから聞いた話なのですが、ラジオでこんな話が紹介されてたそうです。

前田武彦さんは
ずっと以前 電車に乗ったとき そばに座っていた少年がスッと立って席を譲ってくれたのですが
咄嗟に 「いえ いーです いーです」と断ってしまい もうずーっとそのことを後悔している
とおっしゃってました。



その話を聞いた 永六輔さんも電車の中での経験をお話されました。

やはり一人のお年寄りに席を譲った少年がいて その光景をそばで見ていた
おばちゃんが 「まあ! 皆さん! 今ご覧になりました? このお坊ちゃんが
席を譲ってさしあげたんですよ! 皆さん、これは大事なことですよ!!
お坊ちゃん あなたお名前は? どちらの学校? 私さっそく学校に電話して校長先生に
お話して 明日の朝礼で言ってもらいますからね! ねえ 皆さん!!まー 素晴らしいわねぇー」

と 大声でそのおばちゃんは盛り上がったということです。
少年は恥ずかしかったでしょうね。

でも前田武彦さんも 永六輔さんも ああ、、そのおばちゃんの気持ちがよくわかるよねぇー と
ほんとだよねー 大声で周りに知らせたくなっちゃうよねー と
共感されてた ということです。



そうなんです。
よくわかります。 前田武彦さんのお話も。永六輔さんのお話も
よくわかります。 その気持ち。


まだ 少年に席を譲ってもらったことはないけれど。
初めて譲ってもらった日は そーやって断ってしまうかもしれないこと
そしたら きっとそのことを後悔するだろうな ということ。


思わず周りに知らせたくなる おばちゃんの気持ちも。

ガス屋さんにあげるヤクルトも。


なんだか よくわかります。


よくわかる と思えるような おばちゃんにすくすく成長中なのですな。ひひひ。
これは嘆きではなく 素晴らしき大きな喜びです。