2018年10月15日月曜日

エネルギー問題について考える 2018 その1

エネルギー問題については、クンパルでは最初の入門コースを終え、
続入門クラス(レベル1)からその指導が始まります。

つまり最短で、4回目のレッスンの時に エネルギー問題に触れるという
ことになります。

クンパルレッスンの中でも、地味にこのエネルギー問題という
裏テーマが、欠かせないものとなっていまして、

青山の頃から 12年以上クンパルをやってきて、このエネルギー問題に
触れる というタイミングは

どんどん どんどん 早くなり、ついに4回目で という最短のところへ

きてしまったわけです。



それは、後にすればするほど 同じクンパル生の中に

「エネルギー問題を習ったことがない」という人が出てきてしまいかねず、

それを何としても避けるために、どーしたらいいか 考えた時、


早い話が とっととやってしまえ ってところへ落ち着いたわけですが。


それでも、続入門の中で触れるエネルギー問題は ごく初歩の部分ですけども、

最近、4回目というタイミングで導入するようになった成果をすごく感じています。


最初のレッスンで 超フラフラして 生まれたての馬のようだった生徒さんも
エネルギーが 整ってくることと、足取りが安定してくることが
本当にピタッと比例し、そこへ至るのが 早くなってきたように
思えるのです。


いろんな 難しいステップに入る前に

ボックスとサリダ という超ベーシックの中でのエネルギー問題に

挑むので ステップに気をとらわれずに集中しやすいためではないかと

思います。



タンゴを踊る エネルギーには 3つの種類があります。

    強弱 のエネルギー
    方向 のエネルギー
    感情 のエネルギー


これまで 私自身の中では この3つを理解していたつもりでいたのが、

生徒さんたちへ ちゃんと言語化して伝えきれていなかったことに

ようやく気づきました。



クラスをしていて 1回目や2回目に教わったことがうまく出来ないことは

当然のことですけど、

複数回、なんなら何十回もやっていて うまく出来ないのだとしたら

それは完全に教え方が悪いのだと思っています。


何かしら伝え方が間違っている部分があるのだから、

伝え方のリニューアルをどーにかして考えるべきでして・・・



それで、じっくり考えてやっと気づいたのですが


私が伝えてたのは 強弱のエネルギー だけだった ということに ですね。


強弱

方向

感情


3つのエネルギーの中でも、感情エネルギーというのは ちょっと別枠のもので

ハイレベルですから、ここにはあえて触れません。

その話はちょっと置いておきましょう。


強弱のエネルギー と 方向のエネルギーはセットで考えてて

強弱が整えば すなわち 方向も整うもの


私としては そこをまったく疑わず 当然のことだと思っていたのですが


それこそが 罠だったのです。


人生で初めて ダンスに触れ、しかもそれがタンゴで、

エネルギーを相手と調和させなさい って なんじゃそりゃ? という

生徒さん達にとって 「強弱エネルギーと 方向エネルギーがセット」であることは

ちっとも当然のことではないので、


その2つの繋げ方 を伝えてあげなきゃダメなんじゃーん!! という

気づきを得たわけです。  おそい!私!!




もう今 ぜんぜん 話についてきてない人 続出ですよね。


ちょっと 「その2」で図解入りで説明します。




もう エネルギー職人になってきたな わたし。



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