2012年5月7日月曜日

世にも美しいボレオ

GWのワークショップまつり お疲れさまでした〜!


ワークショップでは 今まで名前は聞いたことあったけど
まだ習ったことない という動きなどを知るための機会として
捉えて頂きたいという気持ちもありますから
今回はそのようなご案内の仕方をフライヤーでもしていました。


ですので、初心者さんも「ワタシでいいですか?」と
みなさん遠慮がちではありましたが ご参加いただけてヨカッタな〜と
思います。


ありがとうございました。


とくに、テーマとして人気のある枠は満員御礼となりまして
感謝の限りです。


予想オッズの通りですが
一番人気は「ボレオ」でした。


次が「ガンチョ」


この2枠は固いですな。


ワタシもガンチョ&ボレオLOVEなのですが、
ミュージカリティーの自由度を広げ アクセント効果を出すのには
ぜひ習得したいテーマですものね。。


ボレオの解説をするのは 長年やってても相変わらず
非常に難しいです。

毎度 悩みます。


続・入門クラスまでは このボレオのエクササイズを
左右の足、横に開いたり閉じたりする中で
戻すようにして膝下を上げる という練習からしていってます。


めちゃめちゃわかりづらいですが・・( ̄ー ̄; こんな感じです。



左から右へ 開いたとき 集める足は後方を弧を描くように集め
その流れに逆らうように 膝下が内側へ向かってあがる というもの。


この場合 開いた両足のちょうどセンターへ向かってエネルギーは流れています。

中央に寄せる働きで 膝下が戻るのです。




そうすると 上がる足の 空中にある軌道は円を描いたようなものになります。


この円を描くように上がる ふわっとしたボレオは
後ろオチョとセットになっていたり、
軸足がピボットをともなっている(移動を伴っている)、
膝がついてるので、ひざ下分の高さまでしか上がらない、
音楽が柔らかく伸びているときなどに、そのような表現になると
思います。


今回のワークショップで練習したのはそちらの表現方法です。


もう1つ紹介したのは

エネルギーの流れが外側に放出されるもので、
直接的な上がり方であり、空中で「Vの字」を描いたような
ボレオの表現です。

これには 二人の間にしっかりしたコネクションがつくられていること、
軸足のピボットや移動はない場合に多いこと、
膝、もも を離してあげるので、柔軟ならば かなり高く上げることも可能なこと、
音楽的にはアクセントとしてとられることが多い、などの特徴が
あげられると思います。




しかし、
この場合はこっちで、
あの場合はあっちで、なんてことを考えながら踊るだなんて

ぜんぜん現実的でないですね。


そう、実際にはそんなことは まったく考えてなくて、

そのときの音と二人の関係により都度 つくられるものです。

ですから女性はたくさん例題をこなしていって、実践で慣れてゆくしか
ないと思います。


しかし、それにしても 当然ですが美しいボレオを受け取るには
頑強なぶれない軸と、
柔軟性が必要ですから、
ひとりで立ってするいつもの練習がきちんと出来るようになるということが
何より一番ですね。


頑強な軸、中心を意識して立つ ということは
例の続・入門でやってる 横移動ボレオで鍛えられてゆきます。


柔軟性としては、正座をした状態で後ろに仰向けにひっくり返ったとき
ももの前面がひきつって 少し痛いですよね?
あの部分を伸ばしてゆくことと
股関節の柔軟性をあげること ですかね。

あ、ここです。 ももの前面って。








・・・・・絵が・・・・   ( ̄ー ̄;    ・・・・・・・





さて 口なおしに 世にも美しいボレオの動画紹介を。


今まで見てきた中で(ショーダンサーのぞいて)一番高く
美しく足があがってる女性・・



Fausto Carpino e Stephanie Fesneau






動きの系統としては ファナやアナベシャとよく似た感じだと
思うのですが、彼女達よりさらに高さはありますね・・

ステファニーちゃん スゴすぎる・・

16歳からタンゴやってるそうです。(;´▽`A``

しなやかで美しいね。



こんなボレオを目指してがんばろうぞよ!!




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