2011年11月6日日曜日

愛をもって思い出としましょう その2


Facebookを いじくりまわすようになって 3年くらいたつかな?
ブエノスのお友達など、
外国人チームとの交流用に と使ってみたのですが

ブエノスはものすごーくFacebookが盛んです。
タンゴダンサーで使ってないやついないだろ って感じです。


ともかく使い方がイマイチわからなくて面倒になって
ほったらかしてました。

でも、数ヶ月前には
遅ればせながらLa Cumparsita のページも作り、
お友達も国内外関わらず増えて、かなり楽しめるようになってきました。



え?
大丈夫です。

ちゃんと昨日のお話の続きをしますから。



そのFacebookで、E君からお友達の申請をいただいたんです。







泣きそうでした。。・゚・(ノε`)・゚・。


いや 実際 泣きました。






どうやら、私のお友達と、E君のお友達の交流はクロスしてるところが
多いようで、
実は 私ももっともっと もっと以前から E君のアクティビティをFacebook上で
目撃はしていました。

それどころか、インターネットが普及し、
YouTubeの台頭によって E君の活躍は逃すことなく
追ってました。


E君は、私と一緒に仕事をした14年前と現在では苗字が変わっています。
なぜ 変わったのか という私の問いに
ある人は「日本人に見つかるのが嫌だったみたいよ」と
教えてくれました。


ショックでした。


ああ、彼にとっての 最悪な日本の思い出。
その日本代表は私。
とても合わす顔がない・・・・・・・・・。


なのに、
E君のほうから お友達の申請をくれた




るらららら〜〜〜〜 ∩(´∀`)∩♪♪♪



ここ数年、
私は14年前のことを振り返っては後悔ばかりしてました。


なぜ たった20歳くらいの若さで親や友人と離れて
こんな遠い国へ来た人をもっと理解しようとしてあげなかったんだろう。

なぜ 文化の違いや、食事の違いによるストレスに苦しんでいることを
もっとサポートしてあげなかったんだろう。

なぜ 周りに母国語で話す人がいなく、気持ちの通じないもどかしさを
抱えている彼に もっと思いやりを持てなかったんだろう。

なぜ タンゴは踊る人によって様々で、彼には彼の良さが
たくさんあることを そのまま受け入れようとしなかったのだろう。

なぜ 歩み寄ることをしなかったのだろう

なぜ 優しくなれなかったのだろう




なぜ 私はこんなにバカなのだろう・・・・・・・・・・・・・。



なぜ なぜ なぜ ばっかりです。


そして、いつだって私からお友達の申請を出す機会はあったのに
私はそれをする勇気がありませんでした。



今こそ、この長年に渡って悔やんできた思いを謝罪するべきだ。
今を逃して他にない と思いました。



 今は元気で暮らしていること。
  3年前にブエノスで挙式をしたこと。
  小さなスタジオをしていること。
  14年前のことをとても後悔していること。


それらをメッセージに綴りました。


あれから14年も経っているいるというのに、私のスペイン語は
  まだまだ上達していませんから、間違ってる点があったら
  ごめんなさい。

  あの頃はまだ若く 生意気で、タンゴのこともよく知らない上に、
  あなたのことも理解しようとはしていませんでした。
  思いやりのない態度ばかりをとっていました。
  素直にならず、あなたに辛い思いをさせてしまってごめんなさい。



そんなことを思いつく限り言葉にして送りました。


不思議なことに、メッセージを書いていると
あれほど嫌な思い出ばかりだ と思っていた あの日々の中に

そうだ 楽しいこともいっぱいあったんだなー と
これまで閉ざされていた記憶が見えてきたんです。


お蕎麦やさんに入ったら、まわりがみんな ズズズーと音をたてるので
「ダメだ 僕 気持ち悪くなってきちゃったよ」と言って
出てってしまったのを
「ええ?マジでぇ〜?」と言いながら笑って追いかけたことや、


いい振り付けのアイデアがでてこなくて 二人でボーッとしていたら
急に 逆立ちで歩き始めて
「それでアイデアがでるの?」と聞いたら
「うん!ひらめいた!」と言い出したことや、


「日本人は 話の最後に「ねー?」って 大人も子供も男も女もみんな言うよ」
と言うので
「そーお? そんなことないよ ねー」と私がまわりに言って
「とくにJUNKOは 」(Specialmente junko  NE- )と
彼も 日本語の発音の「ねー」を語尾につけるようになったことを
みんなで大笑いしたこと。



ご活躍を応援しています。
  またいつか笑って会えたらいいですね。


と締めて送信しました。

これまで自分から歩み寄って謝る勇気さえもなかった私に
E君のほうから そのチャンスをくれたことを
本当にありがたいと思いました。


そして、数日経ってE君からお返事が届きました。




ひひひ
続きはまた明日(;´∀`)






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