今日はレディーステクニカと、
メンズワークショップ「オンリー 3 ステップス」の日でした。
レディーステクニカでは オチョの基本的な動き方をしました。
先に胸の絞りがあって ピボットに至る という動きです。
メンズのオンリー 3 ステップでは オチョを使いこなす ということを
重点的に練習しました。
先日、クンパル生さんから教えてもらった新聞記事をここに
紹介します。
読めるかしら?
途中からで画像が切れちゃってるのですけども
歌の練習について書かれた記事ですね。
それが タンゴの練習とも おそらくどんなこととも共通した点があることに
気づきを持たれて シェアしてくれました。
これにビビッとくるなんて さすがだなーと関心したのですけど。
そして、今月のクンパルTime's を書いてて
ふと チチョも同じようなことを言ってたことを思い出しました。
以前、私はチチョのインタビュー記事を翻訳し
クンパル生に特典として配布したことがあったのですが
その中で こんなことが書かれてました。
(私は踊るとき)考えてる」
「動き(ステップ)はすでに十分に訓練が済んでいて、完全に熟達されていて、
水が飲みたいから反射的にグラスを持つようなもの」
「(踊るときは)ステップを考えるのではなく、音楽を考えてなくちゃならない。」
「あなたが最初に習ったベーシックステップ 1 2 3 ってするのは
もう考えなくても出来る?
それが出来たら前オチョや後オチョは?
そうやって同じように進めようよ。ガンチョも、ボレオも、
あるいはガンチョ10通り、ボレオ10通り、サカーダ10通り、同じ方法さ、
同じように自然に出来るようになるまでするだけだよ。
それがトレーニングでしょ?」
このようなことをチチョがお話されてたのです。
歌のことを書いた「意識・無意識」の新聞記事とも
同様なことが言われてますね。
水が飲みたいから反射的にグラスを取るようなもの!!
考えるダンスではなく
感じるダンスだから、無意識に至るまでのトレーニングが必要。
このインタビューの中でチチョがダンサーとしてプロに至るまでは
途方もなく何度も繰り返し "無意識レベルでそれが出来るようになるまで"
練習をしたものだ ということもお話されてました。
その練習はもちろん ステップだけでなく、姿勢・腕の角度・
爪先の向き・重心・・・・
それら一つ一つを 無意識で整うまで練習する。
途方もなく時間をかけてコツコツと。
この当時、あるいはもっと前
世界中でチチョのダンスを真似る人はたくさん出てて
そのことは もちろんチチョは大歓迎してるのだけど
もう少し タンゴの本質をしっかり体に覚えこますことも必要
という苦言も呈していました。
つまり、うわべばかり 難しいシークエンスをいくつも
丸暗記して 並べても そもそものシステムやリード・フォローが
深く理解されてないから すごく変な格好してたり
滑稽な動きになってしまってるケースもあるよね、というわけです。
そもそも、タンゴというのは 考えてシークエンスを並べるダンスではなく
相手を感じ
音楽を感じ
即興を二人でつくるダンスなのですものね。
そのために、
レディーステクニカでやるような内容を一人で立てるように、
メンズワークショップでやるような 基本リードを、
男女それぞれ 無意識にこなせるようになるまで
習得しておきたいですね!
5月も半ばを過ぎて 急に暑くなりましたね〜。
また来週 ( ゚▽゚)/
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