2016年10月16日日曜日

シリーズ「ある日の練習」1)Remolino


Remolino
Alfredo De Angelis






へんな頭で練習してますねーー。
疲れてますねーーー。



2016年10月7日金曜日

撤回とはまた・・・これいかに。



様々な意見に翻弄される気弱なわたくし・・・・・







あと2週間しかないぞ!!!
さあ!!!
急げーーーーーーーー!!!



しかもこのフライヤー・・・
時間も料金も何も入っちゃない・・・

いろいろすげー・・・・


10/23(日) 17:00-20:30  ¥2,500- (1dk)




2016年9月26日月曜日

また会う日まで

昨日、E君は 夜遅い便で また世界のどこかへ旅立ってゆきました。


疲れが出てしまったのか おぎりんが熱を出し、
ついで私も熱が出てきました。

今回は 正直言って心がしんどいスペシャルウィークとなってしまいました。


人間はとてもうまく出来ていて、辛い記憶は完全にフタをして
容易には取り出せない仕組みになっている ということが
よーくわかりました。

日に日に 18年前のことを思い出してきていたわけですが、
ミロンガの前日 特に あの日々が夢に出てきて、
朝起きたら汗びっしょりかいていて 涙で顔もぐちゃぐちゃでした。


それでも 今回ばっかりは本当にがんばらなきゃ と
この前の記事で書いたように 踏ん張ったわけですけど

E君が帰るときになって、まだフタが開ききってなかったことを知りました。
二重蓋になって閉じていたとはまた頑丈な・・・・

辛い記憶と向かい合うのは しんどいことです。


でも 神様は 乗り越えられる準備が出来たからこそ
その蓋を開けさせたのだろうと思っています。

私自身が 私の成長を願ったから 今回の機会は与えられたのでしょう。


すべての この流れに感謝します。




ああ、曲。
1曲めに踊ったのは カナロのカント。

なんとE君はこの曲を知らないと言うのです。びっくりです。
いい曲だね  ですって。

2曲めは 皆さんにとりましても懐かしい だんご3兄弟。
当時これを本当にどれだけ踊ったことか・・・
全国あちこち踊り歩きました。
(この曲 耳にこびりつくのよね・・・・)

お話の後で踊ったのは ミゲル・カロの タバコ。
これは私がぜんぜん知らなかった曲です。

最後のエナジーフロウは 前日にE君が坂本龍一は素晴らしいと
言い出し、踊れるかなぁ と1回試してみてありましたので、
それを持ってきたわけです。


さあ、これで このE君シリーズのお話はおしまいです。

皆様 どうもありがとうございました!





追憶

2016年9月23日金曜日

テストの合格通知。届きました。

小さい頃から なぜ同じ人間同士が憎しみ合う戦争があるのか
ということを ずっと思っていました。

なぜ肌の色が違うことから憎しみが生まれるのか、ということを
ずっとずっと思っていました。


大人になって、私がタンゴを職業に生きていくことを決めた
その時出会ったのが E君でした。

私達は いがみ合い、喧嘩ばかりしてました。



どうして人が憎しみ合い、戦争や差別が生まれるのか・・・


日本の反対側の国に生まれたE君との出会いは
私の人生においての1つのテストだったのだと思います。

実際に苦しみと憎しみを体験し、
そして自分自身で解決させることが。


E君にとってもまったく同じく、貧富の差や差別からくる
争いに対しての苦悩を抱え、だからこそ今 タンゴを教えることで
愛を伝えることをしているのに、
その出発点で 私といがみ合ってしまった後悔を抱えていました。


タンゴというのは、相手がどの国の人であれ、
言葉が通じなくても、
肌や瞳の色が違っても、
誰とでも「感じ合う」ことで心を通わせられるダンスであるのに。

私達はそれを職業としているのに・・・・。


お互い、本当に同じ気持を抱え続けていたことを知り、
そして今、それを解消するチャンスを与えられた。


E君とは、メールでの和解、去年の再会を果たし
仲直りできましたが、
本当の意味で この問題を解決させる方法は、私たちにとって
タンゴを踊ること以外にありません。

18年前は 振付たものを 音が鳴れば自動的にカラダが動くような
振りを 機械的にひたすら踊っていました。


今回は全曲即興にしよう、と初めから考えてあり、
ミロンガが始まる1時間前に二人で曲を決めました。

本当に心を開いて、相手のすべてを感じて踊る即興でしか
このテストをパスする術はないでしょうから。


人生のテストをパスする準備は何年もかけて少しずつ
行われていたのだと思います。

その準備の1つに ハビエルとE君が出会ったこと。

ハビエルと私が出会ったこと。


そして、私とおぎりんとの出会い。

寛大に この企画を遂行し、常に私を励まし、支え続けてくれました。

おぎりんの存在がなければ 絶対にこの企画はなかったと思います。




あのミロンガの日は秋分の日でしたね。


ご先祖様の中にも、同じ苦悩を抱えた方がいて、
私もそれを受け継ぎ・・・
パスすることを託されたのかな、なんていう風にも思います。


何か 大きな力に動かされて、昨日という日があった感じがします。



昨日踊った曲についてのご質問なども頂いてるので、
そのあたりはまた次回、書きますね。


とりいそぎ・・・

お越し下さった皆様、本当にどうもありがとうございました。

深謝。