2018年4月8日日曜日

一文字打つごとに泣けてきてしまううううう









10年前くらい  あの頃 よくここへ通ったなー  という方も

8年前くらい 一度だけ ここのミロンガ行ったことあるなー という方も

6年前くらい 入門コースはここに行ったんだよなー という方も

4年前くらいから 週2回ペース崩してないし という方も

2年前くらい 年に3回くらい行ったかも という方も

行ったことないけど 噂に聞いたことはある という方も

どなたも歓迎いたします。



みなさまの支えあって10年を迎えることが出来ました。
感謝の気持ちを伝えさせて頂けたら 大変ありがたく思います。

沢山の方と 笑ったり、懐かしんだり、これからもよろしく と言えることを
楽しみにしています。


どうぞどうぞよろしくお願い致しますヽ( ´¬`)ノ





2018年3月1日木曜日

まあ なんちゅーか 報告っちゅーっか。

何年かごとに グループクラスのスケジュールを変更しているのですが・・・


  あ、ごめん  スケジュール変更の報告ではありません


そうでなくてですね。 以前は

 初級・初中級・中級・・・というクラス分けの仕方をしていました。

それが 長くやってるうちに 初期の頃から通ってる方のクラスと

最近始めた方のクラスとで レベルの差もそうですが

なかなかクラス分けの仕方は悩みどころになった時期がありまして。


かと言って あまり細かくするのもなんですし ね。


以前、土曜日の夕方には上級クラスがあって
そのクラスは 初期メンバーがすっかり固定になっており
少人数ながら 楽しくやってました。


ですが、一時期 やたら初級クラスばかり人数が増えてしまったり
一方 上級クラスメンバーは反比例して少なくなってしまったり、
時間割の調整が本当に難しくなり、

苦渋の決断で その慣れ親しんだ上級クラスをやめることにしてしまいました。

その時から 呼び名も 初級・中級・・・から レベル1・レベル2・・・という
ように変えたんですけどね。


それが、最近になって またその当時タンゴから離れた土曜上級クラスの
レギュラーメンバーが戻ってきてくれたりしましてね。

そーいうのって、本当にそれはそれは嬉しいことなわけです。


当時のそのメンバーは
毎週毎週 レッスン後には ご飯を食べに行ったりしてたようですし、
すっかり土曜の習慣として楽しみにしててくれてたのだと思うんですよね。

その彼らにとっての大切な時間を

私たちの都合ひとつで奪ってしまったこと

私たちにとっても本当に辛くて寂しいことでした。


それで、そのお詫びっちゅーには
あまりにも時間がたってしまいましたけど


ちょっとした同窓会みたいな気分で
当時のメンバーで1日限りの復活クラスをやろうかと思いましてね。


3月のクンパルTime'sはもう出しましたが、3/24(土)はいつもと
ちょっとスケジュール変えてるんですよね。

レベル3と レベル4のワークショップを予定しています。
その後ろでね、その同窓会的なレッスンをやることにしました。

別にみんなにナイショでこっそりやるつもりなんかじゃ
全然なくてですね、
たまたまその日程を 24日にするか 31日にするかが決まらなかったんです。

ハッキリは決まってなかったけど、まあとにかく24日のオシリは
空けとくか くらいな感じで 先にクンパルTime'sを出してしまったので

結果的にナイショみたいになってしまったのですけど

そーいうわけじゃないのよ という

これは まあ言い訳の記事ですね。


もう一つ言い訳というか、加えておけば
「上級者だけを選んで集めた」というつもりも全然ないです(笑)

あいつら ちっとも上級者じゃないですからね(笑)

まあ、それにしてもですね

クンパルがこうして長くやってこれたのは
紛れもなく 彼らの支えあってのことで、本当に感謝の気持ちで
いっぱいなのです。




そんなわけで
私たちも楽しませていただきますね(´-`)



ああ、でも、
あまりにも当然のことですけども

その 古い人たち(古い人って言い方はアレですね)だけを

特別にしてるつもりではありませんし、

ご縁あって このクンパルへ関わってくださった皆さんどなたも
大切な方です。


いつもありがとうございます  とね


なんちゅーか まあ そーいうことです。



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2018年2月21日水曜日

ビッグイシュー

ビッグイシューという雑誌はご存知ですか?

街頭で帽子をかぶって立ってるおじさんが売ってるのを
見たことあるでしょうか?

私が初めてこの雑誌を知ったのは、マイケル・ジャクソンが
亡くなった時、特集された号を買ったのがきっかけです。
(もう9年も経つんですね!!!)







それまで全然知らなかったので、
「は?本屋さんで売ってないの? なにそれ?」って感じでね
驚いたものです。

クンパルへよく来てくれてる生徒さんが
この雑誌を知ってて「僕は時々買ってるよ」と詳細を教えてくれましてね。


この雑誌はホームレスさんの自立支援の雑誌で、その発祥はイギリスから、
今では世界中に広がってます。

日本では1冊¥350ーで そのうち180円が 販売者の収入になります。

最初の10冊は無料であげて、
その売上で以降は1冊¥170−で仕入れてもらう仕組みになってるそうです。

すごくいい仕組みだよね。


でも、日本版の会社はずっと赤字が続いてて存続がなかなか難しいようです。

やっぱりまだまだ認知度が低いのか、理解が得られないという面も
あるのかな・・・ 引き続き応援したい思いです。


私はあまりあちこちへ出歩くことが少ない方なのですが、
それでもFJTAのミーティングがある時の恵比寿、
あっちゃんとこへ髪を切りに行くときの表参道では
出来るだけおじさんの姿を探して購入してます。


それがね、先日 麻布十番にも立ってるおじさんが居たんですよね。

へえー 珍しいなあ〜 と思いましてね、

今月の分はすでに買ってあったのですが、バックナンバーで持ってなかった分を
1冊買わせてもらいました。


これがね、なかなかね、面白い 興味深い記事もたくさんあるんですよ。

インタビューも良いしね。


よかったらぜひ おじさんに声かけて買ってみてくださいね^^





2018年2月4日日曜日

備忘録


膝は下げても

     体は上げる



  =



ボロは着てても

    心は錦


これ一緒。

2018年2月1日木曜日

「ペ」

今年はなんとお陰様で麻布十番へ移ってから10年を迎えます。

青山でラ・クンパルシータをオープンして、ほんの数年で
今のところへ引っ越ししてしまったんですけどね。

そして、本当に有難いことに 引っ越し&10年を共にずっと歩んで下さった
生徒さん達がいて、
私達は青山世代と呼んでますが

ここのところ、青山世代の方で しばらくお休みしてたけど復活 という方が
増えてまして、
まったくもって 本当に嬉しい限りなのです。


以前の私達は 当たり前のことですが、今と同じような知識を持って
タンゴを教えてたわけではなく、
その当時の その時なりに、精一杯の知識から レッスンをしていましたが、

つまり 未熟であったわけです。

そんな未熟な私達でも
今も昔も変わりなく 私たちには私達の 「イズム」があるんですね。

「らしさ」ともいいましょうか。

それは 一言ではなかなか言い現せないものですけども、


他人同士が何人も集まってするグループクラスでは
どこか 根底に「基準」が必要になると思っていて

それは このダンスを構成するシステムとか、思想とか からも来るものかも
しれませんが、

特に複雑なシークエンスを共有しなければならない
ある程度レベルが上ってきたグループクラスにおいて
「共有させておいた方がいい動き方の根本的な何か」っていうのが幾つかあります。


青山時代には まだ 私たちにはそれが何なのか、具体的に言葉で
生徒さんに伝えられる知識をもっていなかったのですが、

1つに 「ぺ」  というのがありました。



ぺ ???


そうです。   です。


もし、今 これを読んで下さってる青山世代さんか、麻布第一世代、麻布第二世代
くらいまで

「ぺ」 で通して 指導してきましたので


きっと「ああ、 ね」 って頷いてるかもしれませんけども。


なんのこっちゃ(;´∀`) ですよね。



今になっては、さすがに私達も ナベイラさんや、チチョさん、マリオさんなどに
直接教えて頂き勉強してますので

私達が とらえていた「ぺ」 とは


アペルトゥーラ であったことが わかります。


アペルトゥーラからの発展 や その根底にある思想というのは

まさしく 私達が思い描き、感じ、つくってきたタンゴの理想システムだったと
後になって 知ったわけです。


それで、今でこそ、その体の使い方 なぜそうなるのか、
それである為に どう発展したいのか、言葉で解説できるように
ようやくなってきましたが、

当時の生徒さん達には

「ここは ってやりなさい」

これで通してきてしまったのですから 我ながらエライこっちゃと
思いますし、
ついてきた生徒さん達もすげーな と感心してしまうわけです。


そんな風に 私が 古くから こだわって伝えてきた
動き方の1つ、アペルトゥーラ 、すなわち「ぺ」

もうひとつは 互いの距離のとり方 ですかね。

女性には 左腕の使い方だけは 全員同じようにしてもらってきました。


おぎイズムの動き方において 女性からアブラッソのまま固定してしまったり
オープンのままであったり すると不都合があったからです。

男性にも おぎイズムの 距離を自在に伝える方法を教えてきましたし、

女性にもそれを受け取るための 左腕の稼働の仕方を教えました。



私の思う限り、こだわって伝えたのは「ぺ」と「距離感」くらいだと
思うのです。

逆に言えば、それでじゅうぶんなのだと思っています。


私達は青山世代を「ぺ」という 表現一本で育て上げ(笑)
それによって 彼らのレッスンは おぎりんのやりたい放題でイケるって
とこまでもっていったという成功体験があります。

あのクラスは本当に楽しかった。



タンゴの基礎を教えることや、
一般的に広く 世間に通じるようなリードフォローや
ポピュラーなステップを練習することは絶対に大事だと
思ってますし、そこにうんと時間をかけるべきです。

でも、教師としては それを経て、本当の私達のタンゴを 伝えられるように
なるというのは

ある意味、私達へのご褒美といいましょうか、
それはそれは喜ばしく、こんな有難いことはないと思うのです。



ただ、誤解があってはいけないのは

私が言ってるところの クンパルイズムを伝えたい とか
そーいうのは

おぎののコピーや じゅんこのコピーをつくりたいということとは
全然違うのです。

そーではないのです。


習う人というのは 先生を真似る ということが絶対に必要です。

教える側は 真似させるのではなく、単純にその技を伝授するのみ に
徹するべきなのではないか というのが

私のポリシーで、

その関係性がピタッといくと、技術があって、なお個性もある という
ダンスになる と思っているのです。


その人の良いところを伸ばす という考えを持てず

自分のそっくりさんを つくればいい と思ってる、あるいは
そのようなやり方をする というのは教師としてよろしくない と思っているわけです。


話がそれたかもしれません。


それで、あの成功体験を ひょっとして もう一度いけるんじゃないか と

最近 欲が出てきました。


昨日、「私2年目なんです」と言ってくれた女性さんがいましたが、
ここ2年 3年 4年と来て下さってる方々の 基礎の徹底ぶりったらないですね!


レベル2のクラスを 一体どんだけ繰り返してることか!!

     (脅されてるから という噂もありますけど(笑))



そーなってくると、同じレベル2でも、そのレベル2に
クンパルイズムを入れるとこーなるんだぜ!!! 

ってやりたくなっちゃうわけです(笑)



それを 私達がやりたくなっちゃうほど来て下さってありがとーね

っちゅー話なわけです。


最近 復活した青山世代さん達も
やっぱり 根底のクンパルイズムは そのまま持ってて
嬉しくなってニヤニヤしちゃいます。





ちなみに 青山世代の子に 「そこアペルトゥーラ でやりなさい」 って
言うと ちっともうまく出来なくて
仕方ないから「ぺ だよ」 っていうとあっさり出来る という
やや困った現象が起きている今日この頃です。




感謝