2020年4月30日木曜日

CiteTangoで集中力 UP!


Cite Tango 

  - Astor Piazzolla -


遠い記憶を辿りますに
たぶん 私が初めて 舞踊団の稽古に参加した

初稽古はこの曲でやったはずです。

ってゆーか、師匠が出す練習メニューは
ことごとく この曲だったのです。


CiteTango(シテタンゴと読みます)は
曲の前半と後半で ガラリと様子が変わるのですが
稽古では常に 前半部分しか使いませんでした。


一定のテンポ感
曲調
集中
マインドフルネス

稽古に必要な要素がすべて含まれており
どんなシークエンスを練習するにもやりやすい曲です。


そして クール




師匠は 毎回 魔法のように 次から次へと
その場で シークエンスを作り出し、

CiteTango が流れ出すたびに、そのシークエンスをこなす


終わると  また次の新しいシークエンスを出される


CiteTango でこなす

また次のシークエンス・・・・・・・・・・・・・



そんな形式が週2回 
木曜日の夜と 日曜日は午前から午後までめいいっぱい



それでも

ぜんぜん嫌いにならなかったです。 この曲は。



独立した後、
私もアシスタントさんや仲間と稽古をするようになり、
10年前くらいまでは「日曜稽古」という習慣も
そのままずっと続けました。



師匠がしてくれたように
私が 次から次へとシークエンスを その場で考えて
出してゆくことをするようになりました。



このシークエンスのつくり方 のようなものは
特に 教わったわけではなく

あまりにも何度も何度も 何年も
同様のやり方を繰り返したことによって
身についたようです。



一定の動きを 一定にひたすらリピートする というのは
大変良い練習だと思っています。

タンゴに絶対に欠かせないことの1つに集中力があり



一定の動きを繰り返すことで
その集中と バランス力が着実に身についてゆきます。






ここ最近 ずっとやってる おうち de TANGO、

今まで教室へ 長く通われてても

組んで相手と踊ることばかりを練習してた方が
ほとんどだと思いますが



本来  タンゴの練習に一人でやる  シャドーって
絶対に欠かせない 必要なものなんですね。


なので  この自粛生活で 思いがけず  週に2回とか
定期的に 30分ずつシャドー練習をしている「おうちチーム」は

ぐっと大きく成長するだろうと思います。



おそらく  やってるうちに シークエンスを覚えるコツとかも
身についてきているはずです。


素晴らしいことですね。





本来 Cite Tango は長い曲で、前半後半で曲調が変わると
言いましたが、そうなると せっかく良い曲でも
エキシビジョン向きとは言えないんですね。



長いほど  よっぽど踊りのテクニックがなければ
見る人を飽きさせてしまいますし、
踊るのも大変です、それこそ集中力とか、うん・・大変です。





それを、CosmoTango のCITA(というフェスティバル)で

チチョ&エウヘニアの二人がパレハとして人気絶頂だった頃
踊ったのが この Cite Tango です。


最高にかっこいいし、
曲の後半   あまりにも難しいパートをクールに踊り切ります。










この後、この二人はパレハを解消するんですけどね。


めちゃくちゃかっこいいですよね。





ゴールデンウィーク  がっつり「おうち de TANGO」あります。



おなじみ Cite Tangoももちろん入れますよ!




5月2日(土)・3日(日)・・ 2日連続 同じ内容で。

5月5日(火)・6日(水)・・ 2日連続 同じ内容で。

1回毎は各¥1,000ー
4回まとめたセット割引きは ¥3,800ーで発売中です。




ぜひ ゴールデンウィークはおうちでタンゴ三昧してください!










今日も健やかで 良い1日でありますように!








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