2010年4月30日金曜日

即興力

いや~ 今日のスペシャル・レッスンはたくさんの方に来ていただきました。

どうもありがとう。


お休みだから みんな来なかったりしてね・・・なんて思っていたけど

たくさん来てもらって嬉しいです。



終わったら 恒例の「反省会」に。



この休日のレッスンとかワークショップを終えて反省会に行く のは麻布世代まで受け継がれてるな~。。。

大勢だったから 奥に座ってた方と おしゃべりできなくて残念。





今日はメディアヒーラを、反転させた動きから入る練習をした。


初心者さんも多かったので、お互いのカラダが離れた状態での練習になったけど

こーゆう動きは、もっと近いところで動けたほうがいい。



あまり場所をとらずに コンパクトに反対へ向く といった感じになることが理想である。




たくさん来てくれたから 教室いっぱいいっぱいに ぎゅーぎゅー詰めで練習したけど

混雑したミロンガなんかでは、役立つステップだと思うよ。








反省会の中で、同じ「アルゼンチンタンゴ」でも色々だね って話しがでたんだけど


そうだね 色々だね。


何を目的に練習するのか

自分が踊りたい将来のイメージ が わかってくるといいね。



発表会や舞台で 素敵な衣裳で踊り 思い出づくりをする  とか

日常の楽しみとして、友達をつくることや、ストレス解消をすること とかね。




クンパルでは「即興力をつける」ことが レッスンの中で最重要課題となっている。


この「即興力」のお話しは、明日また きちんと書こうと思うけど


タンゴは自分が踊るばかりでなく 見る楽しみ もあるよね。




アルゼンチンだったら ショーレストランでお食事をするのは すごく楽しいし、

日本でも、舞台があったりするでしょう?

ちょっとしたミロンガの中でもエキシビジョンはあるし、

タンゴの映画もたくさんあるね。






私も タンゴを自分が踊るのではなく、見ることも大好き。

ショータンゴのドラマチックな感じもいいけど

即興のエキシビジョンを見ることのほうが、もっと好き。


理由は

  即興のエキシビジョンはすごく生ものだし、

  ダンサーの技術力が本当に高い場合が多いから。





質のいい即興のエキシビジョン を見る機会が日本の人たちにも

もっとあれば、日本のタンゴレベルはもっともっと上がると思う。


ショータンゴをどんなに見ても、その人自身のタンゴレベルの底上げには 
正直言って さほど役立たないだろうと思う。





じゃあ、どーしたらいいか。



かわいそうだけど、現在の日本では まだ叶わない夢かもしれないな~。



そこらじゅうで すごいダンサーを海外から呼んで ショーをやったり
ミロンガをやったりしているけど

日本が呼ぶダンサーは 「ショーダンサー」ばかりだから。






でも まあ 時代の流れで 必ずそーでなくなるだろうと思うけどさっ。







つい先日 YouTube であがった動画

ラ・ビルータ というブエノスで人気のミロンガでのエキシビジョン。



    チチョ y ファナ

セバスチャン y マリアナ

ダミアン y セリーヌ




3組とも素晴らしい即興力を持ったダンサー 夢の競演だー!!!



こんな日のビルータは 超満員なのはあたりまえ!!!


入場料1万円払っても見たい!!!!!!!!!!!




これぞ即興エキシビジョン って感じ ..ヾ( 〃∇〃)ツ










あ~~~  ううう  見たい~~~  (* ̄◎ ̄*)

2010年4月22日木曜日

エコキャップ

今年に入ってから エコキャップ集め を始めてる。


エコキャップ推進協会に送ると ワクチンになるそうだ。



生徒さんも レッスン中 飲み干してしまった場合は コロンと瓶の中に投げ込むことが
ふつーになってきている様子だし、

袋に入れて まとめて ドサーっと持ってきてくれる人もいるので
だいぶ たまってきた。






エコキャップ推進協会に送るには、洗ったものでないと受け付けてくれないそうなので

手が空くたびに ザルにあげて じゃぶじゃぶ 洗ってる。




写真+(2)_convert_20100422021350



今日も こーして 洗って 広げたタオルの上に並べ 水気をとっていた。



するとキャップのひとつに マジックで 名前の頭文字が書かれているものがあった。





例えば会社で・・・ そう 会議中とか 

みんな同じお茶が配られたとき 名前を書いたのかも。



それで、飲み終えたとき 

「お コレ とっといて 次んとき クンパル持ってくべー」 って 


ちょっと机のすみに置いといてくれたのかも。



あるいは机に ビニールでも ぶら下げてて そこに集めてから持ってくるのかな・・・

それとも 机の上の隅に箱とか置いてあるのかな・・・・




並べながら そーゆうのを想像していたら なんだか感動してきて
胸がいっぱいになってきた。




ほんのちょっとの 誰かのための気持ち って  いいなあ~・・・と。





ありがとう。

2010年4月14日水曜日

ヨガタンゴ世代

去年の夏から ヨガとタンゴを組み合わせたクラスを始めた。

さいしょは、その名の通り ヨガとタンゴをセットで学ぶための
設定にしてあったのだが、ヨガの担当の先生が変わられたことを
きっかけに、少しスケジュールを変え、内容も見直ししてきた。


今は、同じ日にやるけれど タンゴのクラスだけをチョイスして参加できるし、
ヨガだけに参加も出来るし、両方ももちろんO・K といった感じだ。





タンゴって むずかしいよね。

簡単そうな感じなのに、なかなかうまくいかない。


ステップが出来たら 胸の動きはどうか?

胸の動きがわかってきたら 腕はどうか?

そのときの姿勢は?

膝は?

視線は?

呼吸は?



トータルのバランスを整え、音楽に乗って動けるようになるまでに
次から次へと難題がでてきてしまう。






だから楽しいんだけどね。





普段のグループクラスでは、ステップを組み合わせてゆくこと

そのシークエンスの完成度ばかりになってしまいがちで


なかなか 細かな大事なこと 本来そのシークエンスを完成させるために

前提として大事なこと   姿勢とか呼吸とか そーいうことの説明は行き届かないことが多く


このことは、私達 講師にとって 痛いことなのである。





タンゴを踊るために 前提として 土台として 必要なこと


そこを整えずに きれいに踊れるようになるだろうか? と。。。





例えば女性にとって 大事なことのひとつに



 相手の速度を知ること




というのがある。





この「速度を知る」には 足の裏の使い方 を徹底して勉強することで

ほとんどの人が解決させてゆくことが出来る。





以前は、ある程度色んな動きの練習を経験した頃から、
細かな足の使い方などをアドバイスしてゆくことが多かったのだが

今では、出来るだけ早い段階から それを学んだほうがいいと思ってる。


そのほうが上達が早い。



なぜ 以前は そーいった細かなアドバイスは ある程度たってから・・・と
していたかと言うと


これは まったく勝手な私の思い込みで


つまらないだろう と思っていたのだ。



せっかく タンゴを習うようになったのだから 男性と組んで あれこれ色々な
ステップを練習してゆくほうが楽しいだろう そう思っていた。


姿勢 呼吸 1歩1歩の細かな歩き方


そーいうことは つまらないと感じ そんなことをするクラスは流行らないだろうと
思っていたのだ。






でも   流行ろうが 流行るまいが  その つまらないクラスをやることにした。




ゼッタイに必要だから。





すると ありがたいことに このストイックなクラスを楽しみにして
来てくれる方が だんだん増えてきた。






ただ歩くだけ とか ほんとにそんな内容なんだけど ね。


歩くだけ って言ったって どっから着地するのか 今は足の裏のどこが床を触っているのか

どのタイミングでつま先から移動するのか


そんなことを かなり細かく。





ほい。 大サービスでちょっぴり↓ こーゆう練習。









ステップ ステップ をいくら練習してもうまくいかない

そんなときは 少し立ち止まって


もっと もっと その原点の部分を点検する時間をつくってみよう。



その歩き方で正しいのか?
その姿勢は正しいのか?
腰の位置はそこで大丈夫?







このクラスに参加される方は


・足首の状態が見えやすい服装で受講してください。

・からだのラインがある程度わかる服装で受講してください。


最近はゆーったりしたカーディガンとか ワンピとかが流行ってて
可愛いんだけど 正しい姿勢かどうか・・・アドバイスもらえないなら
練習の意味があまりなくなってしまいますね・・・うーん・・・



せっかくの練習ですから 動きやすい服装にしましょーね。






明日19:20~ Slow Tango  です。


この後のヨガも もちろんオススメです。 

2010年4月1日木曜日

Q & A ~抜け出せパターン!~

・ハンドル名  大きなワンちゃん
・性別     男性
・年代     40代
・相談内容


こんにちは。 いつも楽しみにしています。
自分でも意外なほどタンゴにハマりまして、1年半くらいたちます。

ブログで読んでも、やっと「なるほど」と理解できるようになってきました。
これからも出来るだけタンゴのことを書いてほしいです。



最初のうちはレッスンでステップを覚えることばかりに必死だったのですが、
やっと最近になってミロンガでも、まあまあ楽しめるようになってきた・・・つもりです(苦)

レッスンでは色んな動きを習いますが、なかなかそれが
ミロンガでパっと出せる(?)動ける というわけにはいかず

なんか つい いつも同じ動きや、流れのパターンが出来あがってしまってる
気がして・・・滅入ってしまいます。

どーしたら そのパターンを打破して、抜け出すことができるでしょうか?

何かいいアドバイスがありましたら、教えてください。





いつもありがとうございまーす。

すみませんねえー。 くだらないことも書きたくってしょーがないんですよっ(;´Д`A ```

だはは。



パターンになってしまう。 はい コレ 永遠のテーマですよ。

誰にとっても。



どんな優れたプロにとっても 同じだろうと思いますけどね。



ただ タンゴって 存分に個性を発揮できるダンス ですよね。

俺イズム をつくりたいわけです。


この動き 俺っぽい  とか

このリズム オレ流 とか ですね。




そんな イケてる感じで マイパターン をつくりあげることは

ひとつの目標にしたいところだと思います。



難しいのが マイパターン と ワンパターン は違う ってこと。



イケてる マイパターンが 本当にイケてるのなら それを見てる人は
真似たくなるだろうと思います。

真似た人は 自分の動きがワンパターンになってきていることに
悩んでいたのかもしれません。


その真似た人が「とほほ」と感じているパターンの部分が、イケてるのなら
それを見た また他の誰かが真似るかもしれませんね。



つまり  他の人を真似ろ と言うのではないのですが

他の人の動きを見ることは やはり 何らかの刺激になり得るように思います。


他の人は、同じ音楽でも 大きなワンちゃんさんとは違った耳を持っていて
違ったリズムの取り方をするかもしれないし

また他の人は 違った動き方をするかもしれない。

あなたではないのだから。



誰でも 必ずと言っていいほど パターンはありますよ。



ああ、それと よく男性が

「いつも同じパターンで動いてしまうので女性に悪い気がします」 とか

「少ししかステップを知らないので、女性にとってはつまらないのではないでしょうか」

といったお話をよく聞きますが



だいじょうぶです。 ぜーんぜん。



そーれほど 男性が気にしているパターンに対して
女性は気づいてないものですよー。

女ってーのは そのへんは まあ 気楽なもんでさー。


それより 音楽はよく聞きましょうね。

音楽を楽しんでさえいれば、女性を飽きさせるようなことはないです。


ミロンガもどんどん行って楽しんでくださいね。

自分ががんがん踊るばかりでなく、ときには座った目線で

じっくり他の人の踊りを見る時間をつくることをオススメします。



「へーえ、この曲・・・オレだったらこー動いてたな・・」とか

「あの人・・すげえ動くけど 音に合ってねーべ」とか ね。

発見を楽しみましょう。






お ここで宣伝をひとつさせて下さい。



4月のビギナーズ・ミロンガは 予定通り

第1日曜日 4日 16:30~19:30 です。


教室に置いてあったチラシに 4/7 と書いてあったようですみません。


ベテランさんはダメよ。 ビギーナーズさんいらっしゃ~い。





というわけで よろしくメカドック。