2009年9月29日火曜日

筋トレ

筋トレは必要ですか??


女子から多い質問である。



ぶっちゃけ 一言でお答えするならば 「必要です」  ( ̄  ̄) (_ _)うんうん



男性が完全に女性の体重を受け止め、それほど大きなステップはせず、
ゆっくり動くようなタイプの男性と踊る場合は、
そんじゃ ま お言葉に甘えまっせ とばかり ぶるさがっててもいいのか・・・も?



でも女性は相手によって 様々な踊り方があることを知らなければだし ね。


ヒロ ボレアーダ ガンチョ  ソルターダ

自分で立ってなきゃならない リードを イザ受けたとき

それを支えるのは まぎれもない自分の筋肉。



そもそも 踊りに必要なバランス感覚というのは、筋力によってなされるものだし

相手のとりたいリズムを感じ、自分もそのリズムに乗る というのは
やっぱり自分自身の筋力によって されるもの。


だいたい ガンチョのとき急に早くなってしまう とか
そっくり返ってしまう ということや

ヒロで 前⇒横⇒後ろ⇒横 が加速してってしまう とかいうのは

自分の体を支える筋力がないこと がまず1つの原因である場合が多い。



ただ、ここで

いえ 私は週3回ジムでトレーニングしてます とか

ずっとスポーツやってたので筋力はあるんです


ということもあるかもしれないけど その場合はまだ この踊りに適した筋肉の
働かせ方を カラダが覚えていない状態だろうと思う。





今 つくづく思うのは 足は 上体の下にくっついてるだけのものだ ということ。


女性として必要な つま先の向きや きれいな足の使い方を学んだら
あとは、実際の踊りを つかさどるのは 上半身だということ。

上半身が踊っていて、足はその下にくっついているだけに過ぎない。



足の故障が色々あった頃、上体のトレーニングをたくさんした。

そしたら 足はたいした問題ではなくなった。


動きのバランスをコントロールするのは、カラダの中心部であり、
特にタンゴの場合 オチョから生まれるカラダの絞りは、中心部でつくられる。


どうしても前にかがんでしまう。
お尻がでてしまう。
後ろにそってしまう。


こーいう人は特に 腹筋と背筋をバランスよく つけるような努力をすると
いずれ踊っているうちに その筋肉が働くようになるよ。


もちろん、

使う本人が意識しなければ筋肉はすねて働きをサボってしまうけれど・・・。



人のカラダはカメラの三脚と同じように 3点に対し真っ直ぐ、真上にカメラが乗ってる
上体でなければ倒れてしまう。


自分の足の裏でバランスのよい3点を探し、片足ずつの三脚の上に左右の
骨盤が乗るようなイメージをつくる。 その中心になる位置に胸と頭が 順に上に
伸びて乗っかる って感じだろうか。



脚力というのも もちろん ある程度は必要だけど それも上体ありき。


私はふくらはぎとかは 全然まったく筋肉がない。

腹筋・背筋・臀部筋(おしり)・それと股の内側 をよく使うかな・・。


男性も同じだと思うけど?? どーなんだろ??




それにしても ダンスを踊る人の筋肉って
呼吸・リズム・相手とのコミュニケーションとともに動かしているせいか
とても伸びやかで、しなやかで かっこいい筋肉になることが多いと思う。



そんなふうになれたらいいね~'`ィ(´∀`∩

2009年9月28日月曜日

私のお姉ちゃん

今日は朝からNAPTAのお話し合いがあって

つるよ先生とヒデ先生と4人でお昼ご飯をたべた。


私はこのお二人が大好きだ。




ずっと以前、私は二人のデートによくついていった(笑)


そーだなー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん・・・・・10・・・・・12年前・・・くらいかなあ?



だって、じゅんちゃんもおいでよ って二人が言うんだもんっ。

ヒデ先生はいつだって 超にこやかで 高そうなお肉とか 値札のない銀座の
おでん屋さんなんかに連れていってくれた。


まさか二人が結婚するなんて夢にも思っていなかった鈍感な私は

「ふーん つるちゃんったら ヒデさんと二人きりで行くのが嫌なのかなあ??
だもんで 私をひっぱって行くんだろーな-( ゚ ρ ゚ )」 

なーんて のんきに思ったりしてたのだ。

今思えば笑っちゃう。 ただのお邪魔虫だったのにね(;´▽`A``



今日 久しぶりにお二人とテーブルを挟んでて

つるよ先生がヒデ先生のチャーハンをパクパク食べてしまうのとか、
それをニコニコして見てるヒデ先生とか その姿をみてて
なんだか とっても嬉しくなってしまった。

なんかさー 色んなことが懐かしいねー と たくさんおしゃべりした。


お二人が結婚してすぐの頃、私とおぎりんとは お二人の新居にお呼ばれして
なんだか色々ご馳走になったりしたこともあったなー。


つるよ先生は いつものように

「ねーねー おぎりん ヌエボ教えてよー いひひー( ̄皿 ̄) 」

なんて言って 脅してる(笑)


先月会ったときも 「なーによ 二人してお揃いのネックレスなんかしちゃってさー」と

おぎりんの首からグイっとネックレスを引っ張ったりしてる(笑)


おぎりんは 「なんだよっっー スケバン?」 とか言ってるし。


何をやっても まったくもって いい感じな人なのだ。




大事な私のお姉ちゃん。




私は タンゴを始めたばかりの頃、たーくさんつるよ先生に教えてもらったんだよ。
先輩だったの。
いっつも じゅんちゃん じゅんちゃん って面倒みてくれた。

特に「食」の面で ヾ(;´▽`A``


そーめん茹でてきたわよー とか

イモふかしたの 食べるー? とか

じゅんちゃんさー お寿司食べにいこっかー
どっかのおじさんつかまえるからさー いひひー とか(笑)


こんなに面倒見のいい人は 私のまわりでは つるちゃんがNO・1だなあー。
どー考えたって・・・・・。




なんだか懐かしい気持ちで胸がいっぱいだ。



また来月会おうね v(*'-^*)-☆

2009年9月24日木曜日

アドルノ

もっと動画のせてよー

もっと先生の好きなダンサーを紹介してよー


の声があがりつつあるので、そんじゃーまーリクエストにお答えすることに・・・・



女性さんから よく 

上手にアドルノを入れれるようになりたいけどコツがわからない   とか

アドルノ入れると つまづいたりしちゃうんです    とか


そーいった お話しを聞くんだけど・・・・・・・・・・



アドルノとは・・・飾り とか を意味してますが、1歩と1歩の間に生まれる動き です




私の思う 私の理想としているアドルノは あくまでも



音楽を表現する  音楽を共有する手段であること


なので こーゆうアドルノを入れたい とか そー思っててするのではなく


音楽を カラダで歌ってたら そーなった


と いうようでありたいと思っている。


リードをしている男性が 女性のアドルノによって 本来取りたかったリズムが遅れてしまう 
なんてーのは もっともNGだと思うし、

邪魔だなー なんて思われたら悲しいよね (ノд・。)



つい動画の紹介というと モデルノ系ばかりになってしまうけど

サロン系 Ney & Jennifer も大好きです。






Ney & Jennifer は サンフランシスコのダンサー。

ジェニファーのアドルノはネイのリズムを もちろん邪魔してないし
一緒に楽しんでいて なおかつキレイ なおかつ しつこくない

コレ大事


アドルノって 練習してると ついうっかり しつこくなっちゃうんだよな・・・


私も注意してるけど つい動かし過ぎたりしちゃいます。




でも・・・ 実は ネイジェニの動画を見たの 久し振りだけど・・・・


なんとなく ミュージカリティが いまいち面白くないなー なんて思ったりして。



アレコレ見過ぎ  だな (^▽^;)




今夜のミロンガは ひき肉とナスのカレー だよ。

2009年9月23日水曜日

脳が踊る

うひゃーっ・・・

今日の特訓も よく頑張ったなあ~っ・・・・( ̄ρ ̄)ハゥゥゥ


でもみんなもスゴイよね。 こんなに 続けて出席してくれる人がたくさんいるとは
思わなかった。 うれし。

どうもありがとう。


今日の3クラスめの 「はじめてのNuevo体験」(笑) にも
初Nuevoの人がたくさん参加してくれて 超うれしかった。

 ぶっちゃけ むずかしかったよね。 初Nuevoの人にとっては。

やっぱし、すぐにはむずかしいんだけど、やっぱりコツコツと練習すれば
出来るようになるもんだよ。

なんだって そうなんだけどねー。うんうん。




昨日の話はなんだっけ?   ああ


 「生徒さんに会って、この人は上手になるなー ってわかりますか?」 とか

「今までたくさんの生徒さんを見てきて、上手になる人の特徴とか あったら
教えてください」 
とかって話だったね。





ずっと以前、まだスペイン語がイマイチわかってなかった頃

      (今だってそれほどわかっちゃないけど(笑)


グループクラスで 先生のお話を聞こうとは思ってるんだけど

だめだ 何言ってんか わかんねー ~(@_@ ) と思って 諦めちゃったのね。


まわりは外人ばっかだし ほとんどの人はパレハだしさ (´Д`|||) 

                         すんません・・・・・・・・・



そしたら あとで先生が

「じゅんこー、気持ちはわかるけど 先生の説明してるときは 先生の仕草とか動きとか
せめて きちんと見てないとね。 

悪い例はこーで、とか、良い動きはこーで、とかなんとなくは理解できるでしょう?
踊りは自分の目で覚えるものだよ」 と教えてくれた。


ああ、そうか 本当にそうだなあ~・・・
先生にすごく失礼なことしちゃったなあ・・・と とっても反省した。


それから 次の日のクラスでも やっぱり他の生徒さんの女の子で
先生が説明している最中に 鏡に向かって なにやら一生懸命ひとりで
ボレオだか なんだかの練習してる子がいて、

やっぱり その子にも レッスンが終えたら 私に言ってくれたのと同じように
注意をしていた。


「1人で練習するのは とっても良いことだけど、クラスの最中には
出来るだけ先生や、他の人の動きを見て観察するほうがいいよ。」と。




のちのち、自分がたくさんグループクラスもするようになって、このとき
この先生が言ってくれたことは すごーくよくわかる。

確かに「うんうん」とうなずきながら、生徒さん達が真剣に耳を傾け
視線を感じると、とても嬉しい。

そして例外なく そーいう生徒さんは上達する。


先生の説明を聞かずに、そっぽ向いて 1人で足動かしてて
説明が終わったら 「質問でーす」と、たった今説明してたことを聞いてしまう なんて
痛いミスもおこしかねない く("0")>





ダンスは体を動かすものだけど、

体を動かす命令をするのは脳。


だから まずは脳が理解しなければ 体は正しく働くようにはならないのだ σ(´ρ` )


「わかっちゃいるんだけど出来ないですう~っ」 というのは

すごーく期待できること!! わかっちゃいることは必ず出来るようになるから大丈夫です。




そして、脳にイメージさせることも大事!


お手本の動きは逃さず見る。 見るのは足(ステップ)ではなく
体、上体がどうなっているのかを観察できれば なおさらいい。

お手本を3回繰り返してたら、3回目には上体の動きを見るようにしよう。


リードをするのも、フォローをするのも上体の働きから成り立ってることだから。



イメージといえば、やっぱり お気に入りの動画なんかを何度も見るのは
とっても効果的だよね。 





あっちゃんってさー、すごい上手じゃん。
一緒に踊ってて なにか「そこ こーしたらどう?」なんて注意すると
「あ、今おぎの先生の右足こーなってました」 とか すぐ言うもんね。
超~ 細かいとこまで見てるんだよね。まったくさっ。




 いやはや それにしてもクンパルのみんなは
 
 本当によく聞き、よく見て、よく踊る。


 上達まっしぐらです。 マジで。 ( '-' )( ,_, )( '-' )( ,_, ) うんうん 





2009年9月21日月曜日

Beginner's Milonga

今日は 「初心者さんの為のミロンガ」


クンパルでは 数ヶ月おきに 「ミロンガのマナー・ルールを学ぶワークショップ」を
しているけど
こうして 実際に 「初心者さんの為のミロンガ」というのをしたのは初めてのことであった。



ひょっとして・・・・・・・・・・・・・・10人くらいしか来なかったりして・・・(;´▽`A`` と
かなり不安であったが
どーかしたら いつものミロンガより活気があるくらい たくさんの方に来ていただいた。



(人-)謝謝(-人)謝謝 ありがとうございます。





初心者さんにとって ミロンガという未知の世界は不安だろうと思うし、

あるいは すでにミロンガには行った事のある方でも、なんとなく知らないままになってしまった
こととか、悪気はないのに、知らないから ついマナー違反をしてしまうこととか、
今さら聞けないこととか・・・・そーゆうのってあるよね。


まったく耳慣れないスペイン語の言葉も色々あるじゃない?

それらを最初の30分くらいで みんな着席したままで 講義を聞いてもらったけど
みんなとっても真剣に耳を傾けてくれて とっても嬉しかった°゚°。。ヾ( ~▽~)ツ


ほんとに よくぞ 熱心に聞こうとしてくれたね。





それと なんと言っても・・・・・


本日の感動は・・・・・



ベテランさん達もたくさん来てくれたこと (゚ーÅ) ホロリ


昨日一緒に反省会した子たちとか。


昨日の反省会で「明日は初心者さんのミロンガなんだー」くらいは言ったかも
しんないけど 「おまえら来いよ」なんて脅してないし(笑)



で、来てくれた女子のひとりに 受付で

「みんなで一緒に行こう って誘い合ったの?」 と聞いたら

「んん? 来てるの~? へ~え知らなかった~」 って言うし


「な~んだ いっぱい集まってるじゃん 超少ないかと思ってさ~(笑)」なんて言うし(TωT)


ほんとに ありがとーね。









女の子ってさ  誘われる側だしさ 「上手に躍らせてくれる男性と踊りたい」みたいなのって
ぶっちゃけみんな ちょっとは あるじゃん。


ぶっちゃけ はじめっから「初心者さんのミロンガです」って謳ってるってことは
当然だけど誘い方から なにからなにまで 不慣れな人が来るってことで、
それを承知の上で来る女性がいるなんて 思いもよらなかったよ(・_・、)(_・、 )(・、 ) グスン


彼女達は本当に「自分で立つこと」「自分も一緒に1曲1曲を踊るのだということ」
「全部お任せではないこと」を よーく知っているし

何より自分にも 「はじめてのミロンガ」の日があったことを 忘れずにいるのだな・・・と思った。




それから 男子もどうもありがとう。

とっても上手にフロアを誘導してくれていたと思う。


感動してやまないのは、彼ら彼女たちに ほんの微塵も ベテラン風ふかすとか(笑)
踊ってあげる とか 教えてあげる みたいなのが全然ちっとも まったくなくて

本当に来たいと思って来てて 本当に

今日はじめてという方が この日を機にミロンガを好きになってくれたらいいなあー、と
思っていることがよーく よーく よーくわかる。



でもそうなんだよね。
誰だってさ、誘うお相手がたくさん増えていったほうがいいに決まってんだよ。

いーっつも同じ顔ぶれじゃつまんないしさ(笑)

でも、そこで、自分自身がタンゴ界の裾野を広げてゆくために一役動けるかどうか ってとこが
難しいとこなんだよ。


それをさー お相手が「まだ踊れないんですが・・・」って言ったとたんに
冷たくしちゃうとかさー そんなんで傷つけちゃって その人がタンゴやめちゃったら
ぜんぜん人口増えなくって おもしろくないよねーーー(* ̄ρ ̄)”





今日の初心者さんの皆さんも まあ 本当に本当によく出来ました。
ほんっとに 上出来 上出来。
もういつでも どこのミロンガ行っても大丈夫。

きっれーに左回りは出来るし、前の人を待つことも出来るし、
うっかりしちゃったときも素直にナチュラルにご挨拶できるし。


あとは自分のペースで練習あるのみ。


今日 都合が悪くて来れなかった人も、どうかがっかりしないで
わからないことや不安なことがあれば相談してください。

で、いつものミロンガの中で 「初ミロ」できればいいじゃないですか?




ミロンゲーロのケンちゃん ミロンゲーラのクミちゃんも

てっきり すっげえ人少なくて ショッボーンとしてるかと思って応援にきたら
盛り上がってるじゃーん  

と驚き、
すごくいいミロンガだ って 何度も何度も褒めてくれたよ。



最後に おぎじゅん と ケンクミ と2パレハでデモしたけどさ


あれは ケンちゃんが 踊ろうか って提案してくれたんだよ。


きっと みんなが素晴らしくマナーのよいミロンガを楽しんでいたから
ダンスのサプライズをプレゼントしよう と考えてくれたんだと思う。

そーゆう優しい人たちです。




今日はヒデキ カンゲキの日だった。


↑またそれかよっっ(´‐` ;)ソ

女子の左手

男性は 人によっては ずーっと深いアブラッソのまま

あるいは ずっとオープンのまま いずれにしても 一定の距離感を保つ人と


動きにより、女性との距離感を調整する場合とがある。


どちらかというと後者のほうが多いかな と思うし、私自身は男性に そのように
アドバイスすることが多い。

『この動きなら その前の このタイミングで相手を離すといいよ』 とか そんなふうに・・



なので私の左手は結構いそがしい。

今はやっと無意識に相手がとろうとする距離感を感じとり、
無意識のうちに手が動くようになった。


けど以前は それに気づけずに 無理な姿勢をとってしまったり
バランスを崩すことも多かったので、こりゃいかん と思って研究した。





たとえば


セリーヌとダミアン。

彼女の左手は まあ 瞬時に判断し、サっと動く。


上がったり下がったり忙しい。


で こーゆうのを見て なるほど~(´・ω・`) と思ったりしているのだ。
















と言っても・・・・・・・・・・・・・・

実は まあ  正直に言うと  ぶっちゃけ ほんとは・・・・・・・・・


あんまし このダンスは好みではないけれど・・・ヘ(′ェ`)ゝ・・・・



大げさな動き方はあんまし・・・いかにもー みたいなのとか



さりげなく ミュージカリティで 正確で丁寧でおもしろいのがすき

もちろん この前の カーラだって さりげなく上手に左手を使いこなしてるよ。




なーんて <(; ^ ー^)  エラそーに すみません   えへへ ( ̄┰ ̄*)ゞ



セリーヌはすごくわかりやすく 大胆に動かすタイプだからね

「そんなこと気にしたこともなかったやん (・Θ・;) 」

という女子にも わかりやすいかなー と思って ね。





あっ  そうそう この動画   ちょうど50秒頃



「和田 勉」 って言ってます。



え? これを言いたくて この動画を選んだのかって?

いやだなあ~っ 違いますよ~ だんな~ (;´▽`A``

2009年9月20日日曜日

反省会にて・・・

今日はYOGAのクラスがお休みだったので
久しぶりに Nuevoクラスに出てる生徒さん達と「反省会」をした。

もう2年、3年と一緒にタンゴを共有してきた者同士なので
話が弾んで ジョッキもすすむ。



話題は100%タンゴネタ


彼らも よく色々と自分でタンゴを研究していて、やはりYouTubeを見たり、
自分の好みのダンスを探しているらしいが、

たくさん 色々な映像なんかを見ているうちに 目も肥えてくるらしい。


まして 自分達もたくさん練習し、男性は細やかにリードをすることを要求され、
女性もまた細やかなリードを受けて表現するように とアドバイスを受けながら
レッスンを続けているのだから

いかに そのリードが大変か、 リードを受けることが大変かがわかってくると



いかにも わかりやすく派手な大技へ憧れたりしてた時期から

どーやら即興でこんな細かなことまで伝えてるらしい とか

こんな裏のリズムまで アドルノで表現している とか


ちゃんと そーいう部分まで見れるようになるようだ。




同じタンゴでも 本当に幅広く色々あるし

あのとき いいなーって思ってたことって 自分の成長とともに
変化してくるよね。



私も 年々クラスですることとかが、変わってるよ と白状した(笑)

ヒーラで例えても 以前は 前⇒横⇒後ろ⇒横⇒前 と一気にぐるっとまわるように
ステップでいきなりやってたこともあったけど

それだと 女性が 「ヒーラだ!!」って思った瞬間 ぐるぐるぐる~~~っと
先に自分でパタパタと終えてしまうケースが多かったもんで

今では3段階くらいに分解するようにしている。



そーいえば今日のクラスでも 青い人は
ヒーラなんて 特に一歩一歩 前も横も後ろも横も前も 全部リードしなきゃダメだ 
と言ってた。


なので、
これからも一緒に成長してゆこうねー と言い合ってお開きになった。



今夜 Aちゃんが 「私はコレが好きなのー」といって愛用の ipod から
見せてくれたのは これ。


マリオ&アナベシャ





こーいった大きなフェスティバルとかでも 即興でミュージカリティを見せてくれる
ダンサーが大好き。

Aちゃんと完全に完璧に好みが一致してたことが嬉しくて ついジーンとなってしまった・・・・・






でも これ     なんか左端に おばはんのメガネが映ってるね(^▽^;)

2009年9月18日金曜日

リードを待つって・・・?

「リードを待ちましょう」

「自分で動かないで」

「先にいかない」


女子がタンゴを習う上で、この言葉はほとんどの人が言われたことがあるだろうと思う。


私もある。


そんなこと言われたってえーo(;△;)o   だよねえ?


うん わかる わかる



クンパルでは 毎月のお休みとかワークショップのお知らせなんかの連絡用に
「クンパルTIME’S」というのを発行してる。

そこには、クンパルへ通ってる生徒さんにインタビューしたものを載せてる。

第1回はフクちゃんから始まって、男子→女子→男子→女子と交互に


上級者さんも初心者さんもランダムにお声掛けしている。


先月は上海だったから 今月はタンゴ歴 約2年半の女性さん。



インタビューではタンゴについて色々なことを聞いているんだけど
こんな答えがかえってくるものがあった。



最初の頃は、タンゴって男性は大変だなあ、って思ってたの。
男性のリード次第で踊れるんだと思ってて。

これまで日常の中に男性のリードを受ける なんてことなかったじゃない?

で、それを一生懸命 受けよう、従おうって思っちゃって、ちょっと苦しかったのね。
「リードを待ちなさい」なんて言われると
「ええー感じることなんて出来ないもーん、じゃあ動かなくていいのかなあ~?」
なんて思うこともあったし。

でもね、最近は男性のリードに服従するわけではなくて、協力することが大事って
先生の言ってることがわかるようになってきたんだよね。

相手に全部お任せ、っていうのがリードを待つということではないんだよねー。
その「お互いを感じて協力しあう」っていうスタンスは好みだなあ~って思った。



いいね。 よくぞ気づいたね。

そーいうことに少しずつ気づいていけるのっていいね。


気づいてゆけるようになるのは、やっぱり 少し時間がかかると思う。
時間をかけることが むしろ必要。




躍らせてもらってて  自分で踊ってない  とか

相手に依存をしてては ペアダンスとして成立しなくなってしまう。



私はよく 「リードを待ってから動くのではなくて、 相手と同化したいと願おう

というようなことをレッスンの中で言う。


あなたと同じように動きたい。


そうして 共有し、協力しあって踊る という

感覚がでてくると うーんと楽しめると思う。





でも・・・・・・・・・・・・・・・・



実際 タンゴはじめて少しした女性がもつ 率直な感想は


タンゴ あんまし 楽しくなくない? 

ってゆーか わけわかんなくない?? (; ̄ー ̄)...ン?


って 感じ・・・・・・・なのかもしれない・・・・・・・・Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!






よく初心者さんのうちは「男性のほうが大変」 「男性は女性の3倍練習が必要」なんて

言うじゃん?  

うまいことリード出来なくとも、男性にはやっぱり自分自身で創造してゆく 楽しさを
女性より実感しやすいのかもしれない と 

ふと思った。



サリダのこっから こんなこと出来る とか

こーすれば反対向けるんだー とか

小さな 小さな 積み重ねの感覚を得やすいよね。

自分で組み立てる って感じが。



かわいそーに 女性にはそーいう感覚を得ることが 最初はむずかしいよね。


積み重ねてゆく感覚がなければ なーんとなく 何がなんだかわからん とか

一体これで どーゆう結果が生まれるのか ビジョンが見えにくい とか

だもんで イマイチ つまらんな となってしまうのは


仕方ないかもしれないなー と。。。。。。(;へ:)







ところが、上に紹介した女性のように その苦しくも わけわからん時期を越えた
女性は 楽しみ方を得て、とっても練習熱心になる。


今日も初級クラスですでに何度もやったことのあるようなことを楽しんでいた。


練習すれば上達するから ますます楽しくなる。

これは、やっと 自分も動かなければ成立しないらしい と実感するから
だろうと思う。





そう 最初は 楽しみを感じとりにくいかもしれないけれど・・・


どうか、先には たくさんの楽しみが待っているから



ぜひ がんばってほしいなあ~・・・・・ ヽ(=´▽`=)ノ

2009年9月15日火曜日

今すぐ会いたい人

以前、年に2回ペースで ほんのちょっとずつでも ブエノスへ行ってた頃、

基本的には靴屋をめぐって歩く その合間にレッスンをちょっとする っちゅーくらいで
あったのだが・・・

カーラ&マティアスのクラスがお気に入りであった。


女性のダンサーで踊りも好み・人柄もよい・教え方も上手 って方とは
これまでなかなか出会えなかったので

カーラはすべてにおいて私好みであり、すっかり恋してしまった (*´ェ`*)ポッ


ちょっとオリエンタルな可愛い女性である。



その頃、カーラが教えてくれたエクササイズなんかは、今現在もクンパルのクラスで
よく取り入れてる。


私は奥手なニッポンジンであるから、あまりお話しすることもなく
お友達にはなれなかったので残念 (ノд・。) グスン


カーラ&マティアスは マティアスが結婚してドイツへ行ってしまうことを機に
パレハ解消してしまった。

ガビーン (´Д`|||)



このずっと後に、偶然 ケンちゃんも このパレハはかなり
お気に入りだったことを知った。。。。




ちなみに マティアスは先日の プラクティカの動画で中頃にでてきて
ブイブイ踊ってる人。
その後方には、ケンちゃんの踊る姿も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





お気に入りのダンサーは 実はすっごいいっぱいいるんだよね・・・

好きなダンサーは どんどんどんどん増えてゆく 困っちゃう (*´σー`)エヘヘ


最近 特に 超ゾッコンなのが ハビエル・アンタール


さりげなく クール 超ミュージカリティ   キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー





ハビエルは色んな女の人と踊ってる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あたしとも・・・







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぜひ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・









いえいえ ほんの冗談です めっそーもないっ   ブンブン (>_< )Ξ( >_<) ブンブン






そんな カーラとハビエルが 先月の末、二人でセミナリオを行った。



ご案内メールの 参加しますか? Yes  No   に そっこー

Yesをクリックしてしまいそうになる。






悔しい・・・・・・・・・・・・・(ノ◇≦。) ビェーン!!  行きたいよーうっっ・・・・・・





すっごく音が悪いので 音量を加減して開いてね・・・・









カーラもハビエルも 二人とも モデルノ ダンサー。

完全に即興で4曲も踊ってみせてくれる。


二人のことが大好きで、何曲でも見たいと思ってくれるお客さんだからこそ でもあるけれど


実際に二人はお客さんをちっとも飽きさせない。


次の瞬間どんなことして 音をとるのか 目が離せなくなってしまう。
たとえ4曲目 でも。



ああ素敵・・・・(〃д〃)

2009年9月12日土曜日

無茶やで・・・ホンマ タンゴ

今日 ケンクミパレハが来たもんで 一緒にカレーライス食べて

                    (パレハとはペア・カップルを意味するスペイン語でPareja と書くのだ。)

昨日の書いてた スタイルがどーたら こーたらのことなんかを話したんだけど

やっぱし まず大分別として リードがあんのか ないのか なんだよね。


で、リードのあるタンゴを踊るんであれば どんなスタイル同士も だいたいリンクしあってるから
どことでも誰とでも踊れるし、問題なし と。


昨日挙がったスタイルの他にも 小さな地域によって ナンチャラ・スタイルはまだまだ
いっぱいあるから こうして並べること事態がやっぱし意味ないね~ という結論になった。


ただ、おおまかに それぞれのスタイルの主張・特徴なんかはあって
こーゆうステップだったら こーゆう角度をとる とか
胸の中心でリードする とか 右胸でリードする とか なんとか。

せーぜーヌエボだけが、ほとんど規制なしで、ことごとく自由 って感じで。


あーあ
ややこしくて とても文字にするのは難しく、

いっそ スタイル別の特徴の講義 を ケンちゃんに依頼することにした( ̄皿 ̄)うしししし♪

ホントかなあ・・・やってくれっかなあ?

おもしろそーじゃん ねえ・・・。



最近ほんとに そーいう タンゴのスタイルやら なんやらがわからない という
質問が多いんだけど、

昨日も最後に書いたように けっきょくは 自分でつくってゆくもんなのよね。

ってゆーか、そんなつもりなくたって 自然とそーなってゆくんだって。


だってさ、ひらっち と上海 と ナカちゃん と うえっちは 4人とも 同じ出身(?)なのに
みーんな4人とも 超ちがう踊りするし。


青い人は 完全リード主義 の人なので

歩幅 速度 強弱 回転量 重心の比重 角度 

全部 全部 リードすべし と言ってる。


これを勉強するのは確かにとても難しいことだけど、それくらい細かくリードするつもりになると
おのずと My タンゴは出来てくるものだ。


これくらい細かくリードを受ける勉強をしていれば、女の子だって、どんなスタイルの
男性とも踊れるようになるもんだ。




と、信じてる。





ま いーっや。       /(* o */)≡ズルっ



今日の ムチャ・タンゴは サロンのマナーを見直そう! というわけで

部屋を右回りして踊る  という遊びをやった。



本来 タンゴは左回りが大事なマナー。


それを無理矢理 右回りで踊ろう と全員強制参加で行った。


いつも きちんと左回りのマナーを守ってる方にとっては ちょっぴし難しいハズです。

ぎゃくに あんましマナー守ってないよ っていう方にとっては どってことないかもよ。

いひひщ( ̄∀ ̄)ш   

と言って始めたが・・・・・・・・・




来ていたメンバーのレベルが非常に高く 全員 なんてことなく こなしてしまったヾ(;´▽`A``アセアセ





2曲目には ケンちゃんが 曲の途中で チーン を鳴らして

それを合図に 左回りに戻る


またチーンが鳴ったら 右回りに  またチーンで 左回りに ┏◎-◎┓┏◎-◎┓┏◎-◎┓




ところが そうなっても まだ皆さん ちゃんとメディオヒーロ(半回転)なんかの
ステップを サッとこなして なんちゅーことはない。


うーん ( ̄へ ̄|||)



あまり今夜やるのは意味がなかったかもしれん・・・・・・



やはりまだ時折り  部屋を横切る 逆流する などの困ったさんがいるもんで

ぜひ そーいう方にお知らせしたいと いつも思うけれど なかなかチャンスがない。

いっそ このネタをあちこちのミロンガでやりに出張して歩こうか・・・・・






この部屋のまわる方向


私の勝手な勝手な憶測なんだけど 10年~20年前くらいにタンゴを始められた方

つまり大ベテランさんほど多いような  気がしたりして・・・・・・・・・

もちろんそーいうベテランさん皆さんがというわけじゃないよ。





それは、日本にタンゴという踊りが入ってきたのが「ショータンゴ」からだからだろうと
最近思っているのだけど・・・。



これだけサロンダンスが世界的に流行している現代
左回りというマナーを知らない というのは 明らかに講師の責任だ。



やべえ・・・・・・・・・・・・・・・・また長くなっちゃう・・・・・・・┐('~`;)┌

その話はまた明日。



バハハ~イ ヾ( ̄◇ ̄)ノ))

2009年9月10日木曜日

My TANGO までの道のり・・・

入門コースで 「組み方」の説明をするとき

つまり 「まったく初めてです」 といって集まった方々に対し

初日のレッスンのとき であるが


「まずは こーいった組み方で練習してゆきましょうね・・・
(見せながら)

それぞれの背の高さや、好みのスタイルがでてくれば

少しずつ模索してゆきましょう 」


というよーな説明の仕方で進めている。


今日はその「好みのスタイルがでてくれば・・・」のお話し。


最近これまた よくある質問に


「踊り方にも色々な種類がある とか スタイルがある と聞きます。

  それらは どーやって見分け、どーやって探していったらいいのでしょう?」



これは、男性に多い質問ですね。


うーん ( ̄_J ̄)?  どうしましょ。




私の個人的な見解としては

急いで無理にどっかにあてはまろうとしなくてもいーんじゃないか?


ということ。



続けていれば 「見る目」ができてくるから、自然と好き・きらい くらいは
認識できるようになってくる。


女性はね、「私は×××スタイルでしか踊らないんです」なんて言ってたら
誰も踊ってくれる人がいなくなっちゃいそーだから、
「好きなスタイル」というのがあったとしても、わざわざ他を拒む必要はないよね。

もったいないもん。



なので今日は男性さんに向けての意見だと思っといてちょ。




教室では たぶんどこでも 最初っから ×××スタイルです といって
教えることは たぶん きっと おそらく ないだろうと思う。

たぶん おそらく きっと 簡単なステップだったり、歩き方だったり、立ち方だったりから
少しずつステップの幅を広げてゆく でしょう。 たぶん おそらく きっと。



なので、×××スタイルと名打った教室へ通ったとしても

(なかなかそんなに名打ったりはしないかも だけど)

どこで習ったとしても 最初の1年~3年とか (個人差があるし 練習密度によるけれど) は


タンゴの土台づくりなんだよね。


その土台を構築しておいて その次の段階で ショースタイルでもサロンでも
ミロンゲーロでも ヌエボでも なんだかわかんないけど どっかに
自然と導かれてゆくものなのでしょう。

どうして それが 第二工程 つまり1~3年後なのかと言うと、


第二工程に入った というのが やっとタンゴの全体像を見渡す余裕がでてきた頃、だったり
あるいは音が耳に入るようになる頃だったり、
自分の動きを客観的に理解することが出来るようになったり
相手のことを理解することが出来るようになったり


ともかく 「冷静さ」 が生じてくる頃 とでもいおうか  



この頃には だいぶ他の人のタンゴも目に入るようになり、
ただ足元ばかりを見るのでなく、カラダの使い方なんかに目がいくようになったり、

先生の説明が 前に何度も聞いたことがあった説明でも 違った解釈で耳に入るようになったり
あるいは、やっとカラダで理解できるようになったと実感したり



そうなって 本当に 「好み」 が フォーカスされてくる。



第一工程の頃 (土台づくりの頃) には どれもこれも全部かっこよく見えてるもんだよね




第二工程は存分にウロウロするがいい、と思う。

人間年をとれば味の好みも変わるもの。



あたしは昔は納豆大嫌いだったのに大好きになったよ。(←カンケーねえ?)



ただ、いっぺんに アレもコレも をやろうとすれば やっぱしまとまらないかも (^▽^;)



この記事を書くにあたって どんなふうに書こうかな~ と考えてたときにとったメモ書き。




そのまま直筆で公開! どやっ!!



      


最初に

急いで無理にどっかにあてはまろうとしなくてもいーんじゃないか? と言った。


タンゴって 、本当に本当にその人そのもの というか
ちゃんとその人の性格とか、生活スタイルとか、背格好とか、モロモロにジャストフィットする
ところに自然とたどり着くもんなんだなあ~ と

つくづく 日々思ってるもんで ( '-' )( ,_, )( '-' )( ,_, ) うんうん




あんまし大きな声じゃ言いにくいけど

あっ? いや・・・いいのかな? 別に・・・


クンパルだって、入門⇒続・入門(基礎)⇒初級 くらいまでは

土台づくり(第一工程) だと考えたレッスンなのですよ。

クンパルでは、ショータンゴみたいにジャーンと派手なポーズとったり

そんなんしないけど、どーかしたら第一工程をクンパルで終えたあと、

そーいうのをやりたければ、ショータンゴで有名な先生とか、なんかそーゆうとこへ

進んだって ちゃんと上に積み重ねてゆけるだろうと 思ってるよ。


中級クラスくらいから・・・私達の好み が色濃くでたレッスン内容になってるなあ、と

そんなふうに思ってます。



でもね やっぱし タンゴは根っこの部分はひとつなんだよ。

タンゴは広~~~~~いの。


それでいて あくまでも 「個人のもの」 でもある。





そもそも そんなふうに タンゴがスタイル分け? ということを
さかんに言われるようになったのなんて ここ数年のことだと思うぜ・・・・


もうちょっとMYスタイルの見つけ方 なんかを書こうかと思ったけど
長くなってしまった。


睡魔がおそってきたので、また明日   ネムー ( ´ρ`)。o ○





今週のミロンガは ムチャタンゴやるっす。 with ケンクミパレハ

2009年9月9日水曜日

タンゴ関白宣言?!

アルゼンチンの男の人はみんな 優しくて「そのピアス可愛いね」とか
「お先にどうぞ」とか なんせ物腰がスマートなもんだから

いちいち

かっけえーなー .....ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪ 

なんて思ったりして

ブエノスで会う 女性に 

「いいよね~ アルゼンチン人はさあ~ レディファーストがコナレちゃっててさあ~ 」

なんて言ったりしてた。




するとアルゼンチン人の女性達は口を揃えて

「そんなことないよ!アルゼンチン男はねー 結婚したら途端に超亭主関白なんだよ」と言う。

(↑亭主関白をスペイン語でどんなふうに言ってたかは忘れたけど(・Θ・;)


「ええ~っ? そうなのお~~っ?? 嘘だあ~~っ」と驚いた私。


でも、まあ・・・・今ならわからなくもないな フッ ( ̄‥ ̄) = =3




確かに むこうのお友達とかみてると、奥さん達すっごく旦那さんに気を使ってるというか
とにかく「オトーチャンが一番」って感じが

ちょっと昭和の日本っぽいな なんて思うこともある。






ところで タンゴ。


タンゴは男性がレディファーストよろしく スマートにかっちょよくリード(エスコート)して

くれるもん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だよ  ねえ??( ・◇・)?(・◇・ )



これホンマ??




あたし タンゴ始めたころは もうずっと そーいうもんだ って思ってて
なんちゅーか ヨーロッパ っぽい っちゅーか

そーいう感じに憧れてたけど


ま  当たり前だけど そんなに夢みたいなことばっかじゃ ない よね なんて思う。


タンゴの踊り方にも 本当に色々あって

その色々 はまた今度書くっけども



サロンタンゴでも 


昔からあるもの  とか 伝統的である  とか こだわりのスタイル とかとか

何かと「固執する踊り方」(考え方?)をする人ほど、

結構 「俺様タンゴ」になってたりすんだよねーε- ( ̄、 ̄A)


なーんて  ブエノスの古くからある トラディショナル・ミロンガなんかに

行くたびに 毎回がっかりすることが しばしば・・・・・。



そのトラディショナルなスタイルの先生のレッスンを受けたとき


~~ そのときは、たまたまちょうどよくレッスンが始まったから 
いーやコレ受けてみよーっと くらいに
軽く 時間つぶしくらいの気持ちで参加したんだけど、
その先生のスタイルも何も情報を得てなかったし ~~~~

まー とにかく 腕の高さはこのくらいじゃなきゃ だめ

こーいうふうに組んだほうがいい 胸はこっちに向けて と

断定的に指示されて驚いた。




これこれこーいうわけで この腕の高さのほうがリードがわかりやすい とか
そーいう教え方してくれるなら 理解しようと努めるのに・・・・・





なんでもいーじゃん あたしの好きで (=`(∞)´=) ブーブー!!  となってしまう。





がっかりするどころか、意地悪だなー君ら とすら感じることもしばしば。


トラディショナルを愛し、伝統を伝えてゆくことは美しいが

余所者は排除し、新しいことや冒険は認めない というのは なんか


ちっちぇえーなー  という気がしてしまう。



ちなみに 以前 そーいうトラディショナルなミロンガに行き、
余所者の私達はフロアの円の流れにすら入れてもらえなかった (ノ゚ρ゚)ノ

おぎりんが何度も何度も 円の流れに入ろうとするも 入るんじゃねーよ という
光線がビュンビュン飛び交い、踊りにくい円の内側へ追いやられる始末。

なんだあ~? ここお~~っ? って感じ。( ̄Θ ̄;)








最近ときおり どーして先生はヌエボが好きなの?

ヌエボが好きな理由はな~に? のようなことを聞かれる機会がちょいちょいあったので




お答えをするとしたら まあ そーいった経緯もあり

今はヌエボが好きだ というわけです。


たんなる私のもってる印象だけれど ヌエボと呼ばれる 


つまりトラディショナルを応用させることで、発展形をつくっていった過程には

男女がお互いの動きを認め合って、協力し合いながらでなければ生まれなかったこと
だろうと思える。


ヌエボ とか モデルノ というふうに呼ばれているけれど


そのスタイルを好むダンサーたちの共通点が 男女平等であること。


完全に細かなところまですべてリードはするけれど、女性も自分で立ち、自分で踊り、
自分の仕事を任せられている。

依存はありえない。


そーいうところが 好きだな~ と思っている。


ブエノスだって共働きの夫婦が増えてきて
二人が家事なんかも分担したり、といったことは日本と変わりないんだよね。


タンゴって本当にその人の思想そのものだから

この時代の流れの中で男女平等なスタイルがでてくるのは当然のことだと思う。


でもね、本当は踊り方なんて なんだっていーのさ。


どんな踊り方だって 当人同士の気持ち次第なんだよね。 本当はさっ。



トラディショナルには、やはり女の人を守る強い男性と
3歩下がってついて行く大和撫子っぽい女性像があって成り立つ
艶っぽさがある



ヌエボにはそーいった艶はないかわりに自由がある。


って感じなのかな~……?




ケンちゃんが Blogを書くのやめてしまったみたいだけど、最後のほうで

「そうそうそうそうそう!!゚ρ゚)ノ ゚ρ゚)ノ ゚ρ゚)ノ ゚ρ゚)ノ」


激しくうなづきたくなる記事を書いてたな・・・・ コレ



でも 大御所トラディショナルのことも こう書いてた。



私も美しく広い心で踊る ばーさんになりたいなあ~。。。(~´ー`)~ ~(´ー`~)




そういえば・・・

ある他の教室の先生は

「女性は絶対に男性の言うことに従いなさい」と教えてます。 と言ってた。

リードに従いなさい の間違えでは? と思ったが

どーやら本気で「言うことに従え」と教えてるらしく


男性がリードをすることで成り立つのだから、男性の間違え ということは
あり得ないんだ といったよーなことを言っていて

もう目玉が飛び出ちゃうほど びっくりしたことがあった。

女性で すぐに男性のせいにしたり

「あんたがちゃんとリードしないから私が出来ない」みたいな言い方をしてしまったりするのも

そーいう育成を受けていれば、ストレスがたまるから・・・なんとなく納得できるよーに思う。

そのフラストレーションは、自分でやけに早く動いてしまう女性が多いという
相反した現象をつくってることになってるのでは?


立ち方にしたって、完全に男性に女性がもたれかかって
体重を預けて踊ることを教えてる方もいるし


タンゴは本当に様々。

広いな~………




私は、クンパルの生徒さんに「女性も自分で音を感じ、自分でリズムをふみ、

自分でバランスをとりましょう」 と教えているので

彼女達は基本的に自立している。




タンゴ両成敗主義なの






ま いーとして。



先日はモデルノ系プラクティカの動画を紹介したので

トラディショナル系古典ミロンガの紹介を。。。
男らしさ 女らしさ そーいったものを大切にしているところだと思う。

カベセオ(アイコンタクト)も重要視されてるけど

基本的に私は知らない人に そんな風に誘われても照れくさくて恥ずかしくて踊れない(笑)





このミロンガは80%ワンピース 15%スカート 5%パンツ生存者





注)トラディショナルの一例として紹介。
ここを本文中にあるような否定をしてるわけじゃありません。

2009年9月5日土曜日

リードする

真昼のミロンガはお蔭様でマダームに好評価をいただき嬉しい限りです。

ありがとうございますm( __ __ )m


これも おぎの どんぶり のはたらきゆえ でしょう。
( ↑ 具の多いタンゴ  byれいこ )



平日の昼だもんで、私も 超 微 微 微力ながら男性役を楽しんでいる。

これが本当に勉強になる。

ああ、女性も色々なんだな~ ということが 向こう側になるとよくわかる。


で、どんな女性だと男性としてはリードしやすいか とかそーいうことも
やっと少しずつわかってきたので、我が身に振り返って
女性として学ぶべきところもある。


何しろ 青い人と比べると はるかに具のないタンゴ なもんでヽ(TдT)ノ
どーやって女性を楽しませよーか すっごい工夫をしなければならん。

あたしゃ 素うどんタンゴ だもの・・・・

やることなくなって すぐにジタバタしてしまうのだ

Σ(□`;)アゥΣ(   ;)アゥΣ(;´□)アゥΣ(;´□`;)アゥ


しかし 素うどんは 素うどんなりに よいダシをとればうまいっ ちゅーもんで

やっぱし ちゃんと音楽を聴いて 歌うように カラダを運んでゆけば

お相手のマダームも 「楽しかったわ にこっ(^▽^喜)」 として下さって


そんなときは 本当に ウ━━━レ━━━ヾ(*´∀`*)ノ スイ━━━━ィ!!!!!





毎週こうして男性側をやらせてもらって なんか上達してきてる感が
やっと自分でわかるようになってきた。

自惚れみたいになっちゃったけど、つまり毎週だいたい同じ方が来て下さるもんで
お互いに慣れてきて、ようやく本当に通じてる とか 通じてない とか
バランスとかが整ってきたから、気づけるよーになったんだと思う。

同時にもちろん ダメダメなところもすごくわかってきた。
毎週どーしても こーいう動きは通じない ってことは ここが悪いんだなあ・・とか
そーいうふうに。


「あなた 細いんだもの~ (´ェ`;)ゞ」 とか

「倒しちゃいそーで 怖いわ~Τ( ̄o ̄)Τ」と言われる方も多く


おっしゃる通りですから、どうもすみません・・・・・┏( ;〃。 _ 。〃 )┓って感じで

悪いなあ~・・・・とも思ってる・・・・・  



イジイジ(σT_T)σ|壁|

それでも皆さんお誘いするとゼッタイに踊ってくださるのでうれしい。


はじめての方をお誘いするときは つい 「ショボイですけどすみません・・・」とか
前置きつけたくなっちゃって、言っちゃったあとで
「言うことがほんとにショボイよな・・・」と反省をする。

もっと自信もって踊んなきゃ。
ただでさ、細っちーのが頼りないのに、ショボショボ踊っちゃマズイよ。


でも、私の自信のなさを知ってか知らずか、マダームたちは
ガッツリ ふつーにアブラッソしてくるもんだから ちょっと照れたりして・・・(*ノ▽ノ*)


そーいえば、すでにクンパルでレッスンしてる女性が
あらためて 男性役として入門コースに入る というケースがここのところ増えてきている。

近いところでは2名も。

とってもいいことだね。

きっと、それがきっかけで女性側がうーんと上達するだろうと思う。



これっくらい踊れるよーになりてーなあー。

グスタボ・ナベイラの娘。 アリアドッナ・ナベイラ と パオラ・モティーショ


さすが・・・・血   じゃのーーう (゜ρ゜)

ナベイラ家に生まれたかったな・・・・・・・・・・・・・・






超かっけーな。

やわらかいし、ミュージカリティだし、バランスいいし、

パオラもかわいいなあ・・・(●^ ー^ ●)

これたぶん即興で完全にリードしてるよ。


相手と距離をとってからサカーダ とか
近くに連れ戻して(アブラッソして) ボルガーダ とか

距離感を的確に先に伝えることも大事なリードなんだよね・・・

つまり女性はそのリードを感じて、左手の使い方を常に工夫してゆかなければならない。



ずーーーーーーっと アブラッソのまま なら話は別だけど ね。
女子の左手の使い方について、はまた今度。

2009年9月2日水曜日

贅沢な空間

ヨーロッパには私達の好きなダンサーがたくさんいる。

パリとかイタリアあたりのタンゴ好きは
ブエノスにいる いいダンサーを片っ端から みーんな呼ぶんだからスゲエなあ。

そんでみんなそこに居ついてしまうし。。。


ブエノスでは毎年3月に コスモ・タンゴというタンゴウィークがあって
たくさんの一流ダンサーが一気に次から次へと踊る CITA (シータ)と呼ばれてる
舞台もある。

CITAとは直訳すると ~会う約束をする~ とかそんな感じだけど

要するにデートだね。  洒落てるよね たくさんのスゴイ ダンサーが集まるデートだなんて・・


いや ホントにそーいうつもりで命名したかどーかは知らんけど



このCITAの時期には ヨーロッパで活動しているダンサーも
みーんなブエノスに帰ってくるもんで 3月ころのブエノスのミロンガは
すんごいことになる。

ブエノスでは、たくさんあるミロンガやプラクティカもだいたい

ミロンゲーロ系が多く集まるミロンガ  とか

サロン○○系が多く集まるミロンガ とか

年配の方が多いミロンガ とか

若者が多いミロンガ とか

モデルノ系(nuevo)が多いミロンガ とか

ユニセックスなミロンガ (ゲイのお方ばっかし とか) とか


そんな風に、場所によって特徴 っちゅーか客層がある。

いいよなー。分かれる っことは そんだけマーケットがデカいってことで・・・


ニッポンはまだしばーらく先・・・・だなあ・・・・・・・・・・・・・(遠い目・・・・・・・)


いや・・・ニッポンが踊るスタイル別、つまり好み別になるなんて日は
もしや永遠にこないんじゃ・・・?
みんなで同じが一番お好き、な国民性だとはよく聞く話だけど・・・




ま いーっとして

これなんか 超スゴイ 超贅沢!!! 一昨年の画像だけど・・・(-_-;)

ちょうどCITAの時期でみんながブエノスに帰ってきてたときのプラクティカ-X







今すぐココへ飛んでゆきたい。

かぶりつきで見ちゃうだろな・・・・・・・・。



最初に映ってる龍のチョッキきたデカイおっさんはチーチョで、白いハチマキして一緒に踊ってるのは
セバスチャンのパートナーのマリアナ。 

2分を過ぎたころ ブイブイブイーっとでてくるのはマティアス かな?顔が見えないけどたぶん。


そのあと、2分半あたりから出てくる白いシャツは ハビエル・アンタール。


今、私の中でハビエルは超マイブーム♪

ハビエルのミュージカリティったら もうっ。



ああ こんなに一同が集まってる場所がこの世にあるなんて・・・

そんな楽園へいきてえ---っっっヽ(≧~≦)丿






私がここで自分のお好み動画を紹介するのははじめてだなあ (///∇//)