2014年11月26日水曜日

ファミレスにて

先日、ファミレスでごはん食べてましたところ
隣の席には 50代主婦かな って感じの女性お二人が向かい合って
座っておりまして。

どーもお二人の会話が気になってしまいました。


「寒くなってきてさー 熱いお茶が美味しいわよねー」

「ほんとねー」

「うちは おばーちゃんも飲むからさー お湯湧かしてもすぐなのよねー」

「そうね」

「それがさー、この前買ったポットが早くていいのよ」

「沸くのが?」

「そーなのよ アッと言う間に わーっと沸くのよ。ティーフォール!」


      ( ? !  )

「おとーさんも夜焼酎飲むじゃない?
 そんときも早くていーわよー  ティーフォールは」


      (ティファールだろ?)

「子供がカップラーメン食べて おばあちゃんにお茶入れて
 もう 年中お湯沸かすからさー ほんとティーフォール買ってよかったわよ」


      (うちも使ってるよ。うちのはティファールだけど)


「ティーフォールね、サイズも色々あるみたいよ。うちは大きめ
 なんだけどね、もう1つくらい買おうかしら ティーフォール」


      (ティファールだろ)


「1リットルくらいならさ、ほんとアッと言う間だから ティーフォールは」



      (ティファールだろ)






ずっとツッコミ続けました。
一体いつまでティーフォールの魅力について語るつもりなのか
結局 彼女達が帰るまで 私はずっと 心の中でツッコミ続けてました。




あ、うちもかなり使ってるんです。
スタジオも。
ピボットも。
我が家も。
せつこんちも。


でも うちのは ティファールですけどね。


おわり。





2014年11月13日木曜日

エゴラッピン

続入門と その次の初級
ほんと いつもこの辺のクラスがあまりにも難しいと思って
悩みます。。。

タンゴを踊るには この辺のクラスでやる内容こそが
あまりにも大事で
ここを なーなーにしてどーするっ って思うと 鬼のようになってしまい

ああ、ほんと
タンゴって 続入門と初級だけで十分踊れるようになるんだよ。ほんとはね。



だけどなー
結局 どのレベルのクラスだって 自分で立ってなければ しょーがない。

自分で立つためにいろんなチャレンジをして体を動かすからこそ
立てるようになるんだしなーー。


相手のあるダンスだから なんですよ。
だからこそ自分でしっかり立つことが大事で。。。。



先日、1人で踊りましょう という記事を書きましたところ

「私はよく先生に 1人で踊ってはだめ と注意されます」というお話を頂きました。

それは どーやら その先生と踊ってる最中のことではないでしょうか? と

お尋ねしましたら、やっぱりそうでした。
その場合の「1人で踊らないで
」は「リードがないうちに勝手に動かないで」という
意味であろうと思います。
移動が早いですよ とか そんな感じですね。


私の言った「1人で踊りましょう」は それとは違って 
単純に自分自身の練習として、です。

地方の方などは 場所を借りて練習するとか(場所代がすごくお安いんですってね)
東京あたりの人より そーゆーのが多いようなお話をよく伺います。

それで 地方の方で このBlogをお読み頂いてる方が

「1人で踊れ もなにも、男性が少ないので 1人で踊るより他にないって感じで
すごく1人で踊って練習してますよ」と言ってました。

ですが

「それで、先生、仕方なく1人で踊るのですが、飽きちゃうんです。
やっぱり誰かと踊る方が楽しいに決まってるじゃないですか。

確かに すごく立てるようになってきた気はしますし、いい効果は出てるだろうことを
感じて嬉しいのですが、

でもやっぱり ちょっと飽きてしまうんです。 寂しいし、つまらない、
どうしたらいいでしょう?」


とのご質問を頂きました。

うん。わかります。
辛いんですよね。 1人で練習するのって。


私としては、まず あまり長い時間するものではない と思ってます。

小さな時間をちょこちょこマメにやったほうが効果が高いです。

1曲分だけ、3分でもいいんです。
5分でもいい。
10分でもいい。

そんなくらいの方がいいように思いますよ。


それと、それが1人の空間で、可能であるならば
好きな音楽で練習することです。

気分が良くなる曲で。



ひょっして どーかしたらタンゴじゃなくてもいいんです。


私自身の練習はそんなことも よくあります。


マイコー聞いてて気分が良くって、マイコーでシャドー練習したりね、しちゃいます。



すごーく久し振りに EGO-WRAPPIN色彩のブルースを聴いてたら 
やっぱりステキな曲ばっかで、すっかり気分が良くなったものですから、
練習してみました。

長い曲なので途中から 3分だけです。
ちょっと音が小さいかも です。










遊びでいいと思うんです。 どーせ1人だし(笑)

楽しんで練習をする、という 気持ちも大事です。

体と心のバランスが上達につながりますよね。



今週は Z です。
ぜひ。





2014年11月10日月曜日

ハロウィン 2014 の報告

ぼやぼやしてるうちに またも すっかり時が流れてしまいまして・・
ハロウィンの出来事なんて もうアレは夢だったのか? って感じですな。。

さっさと Facebookには写真をわんさか載せてしまってます。
アカウントがなくても誰でも見れます。


事後報告で大変申し訳ないのですが、
「ちょ やめてよー もー 
  これすぐ消してーーもーーっ っ  ったくー」
という方がいらっしゃいましたら ご連絡ください。
即刻削除致します。


まあ、もう今更なんだ って感じですけども
 私はこんなんなってました。



わんっ!


どうもすみませんです。ほんとにね。


毎度おなじみ 仮装即興デモはこんな感じで。




コメントに知らない方から「にゃーー」って入ってたので
「いえいえ・・ワン ワン」と返しておきました(笑)

にゃー に見える要因は シッポが長すぎたんだよね。 はは。



一番気に入った写真はコレです。



さて
クリスマスの準備しよーーっと。



2014年11月4日火曜日

5つのテンポ

昨日のワークショップでは たくさんの方にお越し頂きどうもありがとうございました。

いつものレッスンとは少し違ったことをするのは 緊張もし、
私も勉強になりました。


5パターンのテンポを知ること。
曲に合わせて 身体に馴染ませることが出来たらいいな という気持ちで
行ったレッスンです。


私は「一人で踊る」という練習を しつこくしつこく勧め続けています。
2人で踊るダンスだからこそ 1人で踊れ と言い続け、
私もまた ずっとずっとずっとずーーっと 1人で踊る という練習が もう癖のようになっています。


・メディオ テンポ
・テンポ
・ドブレテンポ
・トリプレテンポ
・シンコペーション


そもそもタンゴ音楽の持つ 基本的なテンポを理解することから
それは始まります。


やみくもに1人で踊ればいいのでなく「音を感じる」ことこそが何より大事なことです。


そのベースとなるテンポの中に、メロディーの曲線を表したり
をとったり
アドルノを入れたり
ふくらみを持たせてゆければ尚いいでしょう。


レッスンで使った音楽を紹介します。


最初に メディオテンポと テンポで練習したものは
「Bar Exposicion」という曲で レッスンでは Rodolfo Biaggi のものでした。

この曲は 色んな楽団がアレンジして演奏しています。

その名の通り Exposicion という名のバーの曲ですね。


ブエノスでは 観光客向けにタンゴショーを見せてくれる セナ・レストラン
(ディナーショーのレストラン)がたくさんありますが

一般的なショーの構成として 人々がヨーローッパから海を渡り アルゼンチンという国を作って
港町でタンゴ音楽が生まれた歴史、
タンゴダンスが生まれた当時の貧しさ、バーの喧噪、男たちのケンカ、
娼婦の取り合い、そんな様子を芝居仕立てで 踊りとともに見せるものが多くあります。

そんな舞台での一幕にも よく使われる曲です。




動画はいろいろありましたが、なんかちょっと変わったので紹介。
よく出回ってるものなので、見たことある人も多いでしょう。

女の子がイヤホンから聞こえる Bar Exposicion で ノリノリになって1人で踊ってます。
気持ちはよくわかる。


スカートまくっちゃったりしてますけどね( ̄ー ̄;




 Bar Exposicion





次に練習をしたのは ドブレテンポです。

もうね、ドブレテンポといったら この曲 紹介しないでどーする っちゅー感じで。


巨匠 Osvaldo Puguliese の La Yumba です。


私がタンゴを始めた頃は プグリエーセしか聞いてませんでした。
朝も昼も夜もプグリエーセを聞いていた そんな時期がありましたよ。



ずっとずっとずーーと以前の話ですが、
大きな舞台に出ることになったとき 当時のパートナーと 何の曲を踊ろうか 決めていて
彼はLa Yumba がいいと言いました。

私は このあまりにも強いアクセントが そのときは好きになれず
あるいは その強さを踊る自信がなかっただけでしょうが、絶対イヤだと言い張り

どんなダンサーも必ずこの曲は踊りたいものだ
大きな舞台なら尚更この曲で踊りたい と 必死で説得されるも
私は頑に それを受け入れず

結局 彼に折れてもらい 別の曲を選んだ   という思い出があります。


今思えば どーしてそんなに嫌がったのか・・・・


結局 私はこの曲を人前で踊ったことは まだありません。



天才アリアドナとサンチェスが踊る La Yumba 

映画「タンゴレッスン」での一幕で 主人公が パブロ・ベロンと初舞台を踏む というシーンでのLa Yumba

どちらも紹介します。残念ながらこの映画の中で、この舞台のあと、2人は大喧嘩をしますけどね。




La Yumba  Ariadona Naveira e Fernando Sanchez









続いて トリプレテンポ は Carlos Di Sarli 楽団の「Nada」で練習しました。

この曲は メリーナとクラウディオ・ゴンザレスが踊る動画で紹介します。

この2人はこのBlogでも何度か出したことがあったと思いますが、
ちょっと人間離れした身体能力の2人で ショーダンサーとして
とんでもないアクロバティックなことを タンゴの中に取り入れる人達です。

(メリーナが妊娠中にもガンガン踊ってるのを出したことがあったよね)


あるいは ものすごい独創的な演技(?)みたいなのを入れたりね。

とにかく個性的なのですが・・・・・



ところが、そんな2人がこの「Nada」を ほぼカミナンドとちょこっとヒーラだけで
ドサロンを踊ってる 珍しい映像です。

歩いてるだけだって やっぱり人間離れした美しさです。

Nada    Melina Brufman e Claudio Gonzalez



余談ですが・・・・

この春
このメリーナと マリオがブエノスのフェスティバルで一緒に踊ってるんですよ。

マリオファンの ナベちゃんは マリオに
「どーしてあの時メリーナと踊ったの?」って聞こうと思ったけど
余計なこと言うんじゃありません って あこちゃんが全力で止めた と聞いています。

ふふん。


これです。

Mandria  Mario Consiglieri e Merina Brufman




とにかく あこちゃんが止めてくれてよかったです。



最後に シンコペーションの練習と、
そして全部のテンポを組み合わせたのが Nada と同じく
Carlos Di sarli の Tristeza Marina です。

この曲もダンサーに人気の曲なので、よだれ出そうな素晴らしいダンサーの
エキシビジョン動画がたくさん出てきます。


久し振りに この人達で。



Tristeza marina   Kara Wenham e Javier Antar






いつか音楽の座学講習をやりたいなー と考えてます。
そーいうことも たくさんみんなに伝えたいなー。。。。


というわけで。
またねー≧(´▽`)≦