2020年4月24日金曜日

踊るエクササイズ

先日、
おうち de TANGO の練習メニューで

 キック! キック! キック!  と

蹴っ飛ばす あのキック をやりました。



フリーの足を自由に使えるようになることで

アドルノの幅が広がったり

音の微妙な表現がきくようになるので

キックキック と 蹴っ飛ばすように 足を使うには


軸がしっかり安定していて、
フリーの足が 完全に力の抜けた状態でなければなりません。



実際に タンゴのシークエンスで キックを使った動きは

 パターダ  あるいは   メティーダ   と

呼ばれるようなものがあります。



一人の足が 開いた状態の瞬間に  その二本足の間に

もう一人の足が キックするのです。



男性が女性に対しパターダするケースもあれば

女性が男性に対しパターダするケースもあります。





あるいは・・・・女性が自分の判断で

前ボレオのリードを受け取ったんだけど

いわゆる 膝をたたんで ほんとのボレオ の形をとるのではなく

キックする  ということもあったりします。




ボレオとは 軸が安定して キープされてることが条件であり、
その軸に巻き付くように 力の入っていないフリーの足が動くことを言います。


その条件が整っているのであれば、ボレオの形は自由度が広がるわけです。


ただし、もちろん リードフォローのエネルギーが合致していることは
必要ですけど。






ZOOM での練習には マイクの調整・音量の調整
なかなか苦労しておりまして

きっと 聞き苦しいことが まだたくさんあるだろうと思っていますが




エクササイズとして  単純なパターンをリピートする  という
内容であっても


まったく曲に合わないことを ただ形をとってるわけではありません。




その単純なパターン 「1で立って 3で足あげて 456 でキックして」

例えば そんな動きでも


どうして この動きが  この曲なのか


そこを感じることも練習としては  大事なことです。


エクササイズとはいえ

 動いてる はNGです。

 踊っている であって下さいね。






私は エクササイズの練習にもっともよく使うのは
昔っから ずーーーっと  CiteTango です。

アストル・ピアソラのシテタンゴ前半部分を使います。


適度なテンポと 一定に集中できるのと、時間の長さが
ちょうど良いからです。



このCite Tango については また今度書きますね。




それと よく使うのは エレクトロタンゴ系なものです。


古典的なタンゴって 意外とテンポが早いんですよ。
一人で動くには。

それと サビなんかで 曲調に動きがあるので
一定のシークエンスを 繰り返すには
曲選びが 割と難しい・・・・

曲につられると、どうしてもパウサを入れたくなったり
ややこしい。。

抑揚につられちゃうわけです。




その点、エレクトロタンゴ系のものは

  ゴタン・プロジェクト とか タンゲットとか・・・


一定のテンポをメローに取り続ける・・的な曲が
多いんです。

なので、集中しやすい。
エクササイズ向きと言えます。



とはいえ、その曲のニュアンスにマッチした
動きでありたいと思っています。




今 毎週 エクササイズメニューを考えるのは

私にとって 大変良い刺激になっています。



ピボットなし
移動なし
前後1歩分程度

でも曲にマッチして

オールレベルで


そして 動く  ではなく 踊る になるかどうか


       ふふん


なかなかの難関です。




楽しんでいきたいと思います!













今日も 素敵な1日でありますように!
そして 素敵な週末を♩







あ。 チキンカレー  すごく美味しく出来ました^^






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