2011年11月30日水曜日

12月


いやはや もう12月なのですね。
今年も終わりですもの 寒いわけです。

私は今年は「風邪の予防」に余念がありませぬ。
ミューズで手を洗う
うがい(←お茶でするのがいいらしい)

今日はリコリスを注文。 リコリスティーは甘草(かんぞう)と呼ばれる
ハーブで風邪の引き始めはこれを飲めばガツンと効くので
我が家では絶対の信頼を得ています。
これがもう切れてしまったので、急いで注文した次第なのです。

そして外出はマスク。

生姜の多用
生姜ののど飴


でも毎年まんまと風邪をひいてしまいます(ノ_・。)
なんとか今年こそは健康に冬を越したいなあ〜。。



昨夜やっとクリスマスツリーを出しました。
練習中の生徒さん達にも手伝ってもらいました。
いつもと おんなじ。毎年おんなじツリーです。

ああ そうだ。 
それで12月のクリスマスミロンガやらワークショップやら
メール予約とチラシに書いたのにアドレスが書かれてなかったんだって。
やれやれ
ほんとしょーがないですね(-。-;)
ごめんなさい。



   チラシをつくって おぎちゃんに見せて確認をお願いするのですが
   うん いーんじゃない? って感じで 添削はしてくれてないわけですわ
   いや もちろん そもそも間違える私が悪いのですけれど もちろん
   それにしても もーちょっと ちゃんと見てくれたっていーじゃねーか
   もちろん悪いのは私だけど だけど だけど ・・ブツブツブツブツブツ・・・・


メールアドレスは tango@lacumparsita.jp です。


どうぞよろしくお願いします。



みんなも12月は飲みとか 飲みとか 飲みとか で忙しいのでしょうね。
身体に気をつけて 元気に今年最後の一ヶ月を過ごしましょうね≧(´▽`)≦






冬の夜のタンゴ


おお
ここを開くのは久しぶりぞ。

昨日、超ギリギリ タイムリミットに間に合い・・・18:25完了 (;´Д`A ```
Part 1 を終えまして 晴れてここにいる幸せ・・・・
なんのこっちゃ。


昨夜は 久しぶりにプグリエーセをじっくり聞きました。
Osvaldo Pugliese です。
やはり名曲揃いですな。

なんかこう、夏に聴く感じじゃない気がするのです。
冬です。
プグリエーセは私の中では、冬の寒い日に、シンとして耳を澄ます感じが
似合うと思っています。



クラスを

レッスンを 質の高いことをしていきたいという欲求は
強く強くありますが

これがなかなか難しくてですね、

質が高いというのは 難しいという意味ではありませんね

ありませんが似ています。 似てしまいます。


生徒さん達の基礎力が しっかりついて
なおかつタンゴの背景や色々をお勉強してて
それで というのではないと うっかりすると おかしな方向にいって
しまうような危険ってたくさんあるだろうと思うのですよね。

特に、情感やタンゴ特有のセンチミエントの部分なんかですね、
妙に芝居がかったものになってしまったり
ドロ臭いだけになってしまったり
そーいう方向には いきたくないですね。

芝居がかったり
ドロ臭かったり  それなのに へたっぴ なんてーのが一番やばいわけですから(^▽^;)
やっぱり しっかりした技術を身につけつつ順序良く積み重ねが必要です。

その積み重ねのひとつが
リズムが正確であることと リズムをコントロールできること
だと思うのです。

リズムをコントロールすることは すなわちメロディーにもなると
思うのです。

そうして ただ気持ちよくなっちゃって ジャジャーンとか ググーーっとか
1人で盛り上がって踊ってしまうのではなく

正確にコントロールされた歌になる ことが必要なのではないか と。

こうしてミュージカリティと個性を生みだしてゆきたい と。


昨夜のカミナンドクラスはそんなことをしました。


ただやたらに「色っぽいアドルノを」とか
「感情を込めてアブラッソを」とか そんなん言う先生には
なるもんか と あらためて考えてみたりして。



それにしても
また今も ちょっとした「教材」を配布中ですし、クンパル生が
きちんとお勉強をしながら歩んでいるからこそ
昨夜のようなレッスンが出来ることは本当に講師冥利に尽きるというか
嬉しい限りです。


音だけですが

Osvaldo Pugliese  "Emancipacion"





美しい曲です。













2011年11月10日木曜日

シリーズ おぎちゃんのお気に入り vol.4


昨日サボります宣言したくせに・・・って感じなのですが

おぎちゃんのお気に入りで すっごいのを聞いちゃったもんで
紹介せずにはいられません。。。(;´Д`)


おぎちゃんってスゲェよ。
なんだって知ってるんだよ。ほんとに。

おぎちゃんのブックマークったら えらいことになってるからね・・(;´∀`)


で これ 知ってる?

グラシェラ・スサーナ


   サバの女王





  わたし 今度の最終で旅にでます


  名前も知らない駅


  "さ "のつく駅ならそれでいいの


        それは さよならの "さ"


サバの  かと思ったぁ〜〜〜
   
    ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、



菅原洋一さんがアルゼンチンで見出して
日本に連れてきちゃってデビューさせたんだって。


グラシェラ・スサーナさん とってもきれいな声だよね。
ちょっとジェリー藤尾に似てるね。
もともとタンゴ歌手で、アルゼンチンでは なんとか大会で優勝されたり
してたんだって。

それが まさか日本へ来て サバの女王 歌うことになるなんて
ご本人も考えなかっただろーねー ┐(´-`)┌


って言っても このサバは鯖じゃないんだってさ。
あたしはてっきり鯖かと思っちゃったよ〜

しかし インパクトはあるよね。

今でも長野かなんか そのまま日本にいるんだって。


菅原洋一さんのタンゴ聞いたことあります?
うまいよ〜。しびれるよ〜。
あたし これ自慢なんだけど 生で 超そばで 聞いたことあるんだよね〜
ひひひ


それで グラシェラ・スサーナさん

なんと あの風船おじさん がマネージャーしてたんだって

すごいよね〜。


これ
全部 おぎちゃんの豆知識だからね。

もうこんなこと聞いて あたしは知らなかったから
えええっ〜〜 って驚いちゃったよ。
そんなこと知ってるおぎちゃんがやっぱ一番すごいな 
と思ったりしてね(;´∀`)




Z です。

20:00-23:30  ¥2,000-

みんな来てね〜〜。 サバの女王はかからないけど〜〜。




言い訳とサボり宣言

そんなわけで
どんなわけでもないのですが

チチョ様のお言葉に追われてます。

ふむふむ・・と読んでみて  いざ実際 文字にするのって
むつかしーですね(ノ_・。)

チョロチョロ通勤電車の行き帰りでやってるのですが
いつまでかかるやら・・・


なーんて言い訳を先に並べておいて( ̄_ ̄ i)

少しの間 またBlog書くのサボりペースのボチボチに
なるかもよ ごめんちゃい っちゅーことです。


今日のガンチョはむつかしかったかね・・

ガンチョ単品は簡単なのにね。
くっつくと むつかしーよね・・・

また 次回がんばりましょ!


じゃ


2011年11月7日月曜日

愛をもって思い出としましょう その3



「愛をもって思い出としましょう」

E君からのお返事には そう書かれていました。


  自分も今 元気でブエノスアイレスに住んでいること。
  主にヨーロッパでの仕事が多く、エキシビジョンやクラスを
  してまわっていること。


まずは近況が報告されており、
Facebookからお友達の申請をした経緯は
ハビエルはE君の親友であり、ハビエルが日本へ行った話を聞いて、
その中に JUNKO の名前がでてきたことで、
そのときは気付かなかったけど、後になって気づき、驚いた という
ことが書かれていました。

そしてハビエルやカーラとのアクティビティから繋がったんだよ と。



  自分にとって日本での記憶は非常に強いものであること。
  文化の違いなど、たくさんのことを学び、
  確実に自分の人生の中にあの1年間の出来事がある という事実。
  自分もまだ若く、確かに一緒に仕事をするのはお互いに
  大変なこともあったし、あなたに辛くあたってしまったことを
  自分も謝りたい気持ちであること。
  
  しかし、あのときの状況は、お互いにとって難しかった。


  いずれにしても それらもすべて
  愛をもって思い出としましょう。


そのようなことが とても誠実に書かれていました。



そして

  スペイン語上手になった Ne !


と 語尾に「ね」をつけてありました。


HONTONI DOUMO ARIGATOU という日本語も
SUBARASHII という言葉もまだ覚えていたようです。



当時の苦い記憶も、時間がたってお互いに思い出となりました。

お互いに その後たくさんのことを経験し、感謝の気持ちを少しずつ
覚えたとき、過去の嫌な出来事もまた 愛をもって思い出に変えることが

ようやく  ようやく 出来たのです。


私に謝罪と感謝の言葉を届けるきっかけをくれ、
歩み寄ってくれたE君にあらためて感謝しています。


  きっといつの日かまた会いましょう。

E君からのメッセージは そう締められていました。



長い時間の 大きなしこりがゴロッと落ちたような気分です。




14年前
E君に対して思いやりがなかっただけでなく、
私は先生(私の先生 ね、当時の)に対して感謝の気持ちが
希薄だったから E君との間に摩擦もでてしまったのだろうと
思います。

人を一人 1年間呼び寄せるには 相当の資金や労力が必要とされます。

アパートの用意
皿ひとつ、石鹸ひとつから揃えなければならない
ビザの申請

それら細々とした一切をしてくれた先生に対し、もっともっと
感謝の気持ちを持っていれば あるいはもう少し
E君を理解し、受け止めることが出来たのではないか・・・・・


いや、今となってはあれこれ考えたところで仕方のないことです。



それらもすべて

愛をもって思い出としましょう




('∀`)








2011年11月6日日曜日

愛をもって思い出としましょう その2


Facebookを いじくりまわすようになって 3年くらいたつかな?
ブエノスのお友達など、
外国人チームとの交流用に と使ってみたのですが

ブエノスはものすごーくFacebookが盛んです。
タンゴダンサーで使ってないやついないだろ って感じです。


ともかく使い方がイマイチわからなくて面倒になって
ほったらかしてました。

でも、数ヶ月前には
遅ればせながらLa Cumparsita のページも作り、
お友達も国内外関わらず増えて、かなり楽しめるようになってきました。



え?
大丈夫です。

ちゃんと昨日のお話の続きをしますから。



そのFacebookで、E君からお友達の申請をいただいたんです。







泣きそうでした。。・゚・(ノε`)・゚・。


いや 実際 泣きました。






どうやら、私のお友達と、E君のお友達の交流はクロスしてるところが
多いようで、
実は 私ももっともっと もっと以前から E君のアクティビティをFacebook上で
目撃はしていました。

それどころか、インターネットが普及し、
YouTubeの台頭によって E君の活躍は逃すことなく
追ってました。


E君は、私と一緒に仕事をした14年前と現在では苗字が変わっています。
なぜ 変わったのか という私の問いに
ある人は「日本人に見つかるのが嫌だったみたいよ」と
教えてくれました。


ショックでした。


ああ、彼にとっての 最悪な日本の思い出。
その日本代表は私。
とても合わす顔がない・・・・・・・・・。


なのに、
E君のほうから お友達の申請をくれた




るらららら〜〜〜〜 ∩(´∀`)∩♪♪♪



ここ数年、
私は14年前のことを振り返っては後悔ばかりしてました。


なぜ たった20歳くらいの若さで親や友人と離れて
こんな遠い国へ来た人をもっと理解しようとしてあげなかったんだろう。

なぜ 文化の違いや、食事の違いによるストレスに苦しんでいることを
もっとサポートしてあげなかったんだろう。

なぜ 周りに母国語で話す人がいなく、気持ちの通じないもどかしさを
抱えている彼に もっと思いやりを持てなかったんだろう。

なぜ タンゴは踊る人によって様々で、彼には彼の良さが
たくさんあることを そのまま受け入れようとしなかったのだろう。

なぜ 歩み寄ることをしなかったのだろう

なぜ 優しくなれなかったのだろう




なぜ 私はこんなにバカなのだろう・・・・・・・・・・・・・。



なぜ なぜ なぜ ばっかりです。


そして、いつだって私からお友達の申請を出す機会はあったのに
私はそれをする勇気がありませんでした。



今こそ、この長年に渡って悔やんできた思いを謝罪するべきだ。
今を逃して他にない と思いました。



 今は元気で暮らしていること。
  3年前にブエノスで挙式をしたこと。
  小さなスタジオをしていること。
  14年前のことをとても後悔していること。


それらをメッセージに綴りました。


あれから14年も経っているいるというのに、私のスペイン語は
  まだまだ上達していませんから、間違ってる点があったら
  ごめんなさい。

  あの頃はまだ若く 生意気で、タンゴのこともよく知らない上に、
  あなたのことも理解しようとはしていませんでした。
  思いやりのない態度ばかりをとっていました。
  素直にならず、あなたに辛い思いをさせてしまってごめんなさい。



そんなことを思いつく限り言葉にして送りました。


不思議なことに、メッセージを書いていると
あれほど嫌な思い出ばかりだ と思っていた あの日々の中に

そうだ 楽しいこともいっぱいあったんだなー と
これまで閉ざされていた記憶が見えてきたんです。


お蕎麦やさんに入ったら、まわりがみんな ズズズーと音をたてるので
「ダメだ 僕 気持ち悪くなってきちゃったよ」と言って
出てってしまったのを
「ええ?マジでぇ〜?」と言いながら笑って追いかけたことや、


いい振り付けのアイデアがでてこなくて 二人でボーッとしていたら
急に 逆立ちで歩き始めて
「それでアイデアがでるの?」と聞いたら
「うん!ひらめいた!」と言い出したことや、


「日本人は 話の最後に「ねー?」って 大人も子供も男も女もみんな言うよ」
と言うので
「そーお? そんなことないよ ねー」と私がまわりに言って
「とくにJUNKOは 」(Specialmente junko  NE- )と
彼も 日本語の発音の「ねー」を語尾につけるようになったことを
みんなで大笑いしたこと。



ご活躍を応援しています。
  またいつか笑って会えたらいいですね。


と締めて送信しました。

これまで自分から歩み寄って謝る勇気さえもなかった私に
E君のほうから そのチャンスをくれたことを
本当にありがたいと思いました。


そして、数日経ってE君からお返事が届きました。




ひひひ
続きはまた明日(;´∀`)






2011年11月5日土曜日

愛をもって思い出としましょう その1


今から  14年前 くらいのことですが
当時 所属していた教室により、私はアルゼンチン人の男性 E君 と
1年間 契約パートナーとして仕事をさせてもらいました。

まだ私はタンゴもペーペーでしたし、
しかもスペイン語はまったく出来ず

その1年間の仕事はお互いにとって困難の極みでした。

まずは、私は日本の文化、生活様式から
こと細かに注意を促さなければいけませんでした。

「ここでは靴を脱がなきゃダメよ」
「ゴミは分別しなきゃダメよ」
「時間に遅れてはダメよ」

ダメよ ダメよの連発です。

ダメよ ダメよを連発する口うるさい私は
さぞかし欝陶しい存在だったろうと思います。


私は辞書を片身はなさず持ち歩き、スペイン語を覚えるべく努力は
しましたが、本当に伝えたいこと、話し合うべきことを
共有するには遠く遠く及びません。

「なあに? もう一度言って。もう一度。 もう一度」

私が繰り返し尋ねれば
面倒になってしまうのでしょう。「もういいよ」と言われてしまい、
そんな私はまた腹を立て、

「私は話し合おうとしてるのに、聞かないあなたが悪い」と
相手を責めてはふて腐れていました。


日本の食事が合わないE君は
いつもマクドナルドか、ピザか、スパゲティばかり。

すっかりそんな食事に付き合うことに嫌気がさしてしまった私は

「悪いけど、私はもうこんなものばかり食べたくないわ」

「ああ、じゃあ別々に食べよう。もう君の手を借りなくても
ひとりで食べれるよ。」

「ええ、じゃあ そうしましょう」



当然、タンゴでもついケンカになってしまうことばかりでした。

E君もアルゼンチン人として自分こそが正しいと主張し、
私も今まで習ってきたことを曲げようとはしませんでした。



それでも仕事は忙しく、
地方での営業なんかがあれば、生粋のブエノスっ子のE君は
初めて乗る新幹線に興奮したり、楽しそうにすることも
ありましたが、
それにしても日々重ねるごとに衝突は増えてゆきました。


契約も残りあと3ヶ月という頃、大きな舞台がありました。

私とE君のソロもありました。

でも、その大事な舞台で私は失敗してしまったのです。
私のミスにより振り付けが狂ってしまいました。

ごめんね と謝りましたが

別にいいよ  と そっけなく背を向けるE君を見て


一体どうして私がこんな思いをしなければいけないのか
彼だって悪いんだ いや、彼が悪いんだ と
E君を非難する気持ちばかりが 後から後から押し寄せてきました。

こんなに私は一生懸命なのに

これほど自分の時間を割いているのに

こんな嫌な奴、早く帰ってしまえばいいのに、と思っていました。


E君には週に1度だけ休日があり、その日だけは私も解放されました。
私自身は1週間に1度の休みなく働いていたので、
本当にヘトヘトな状態だったのですが、
E君がお休みの日は、なんだか自由な気分になれました。

それにしても
私たちは、その1日をのぞき、来る日も 来る日も いつでも
ずーっと一緒に過ごしたのです。



そして1年の契約が終わるとき、空港へ向かう車の中で
E君は流れる窓の外をじっと見ていました。

「やっと帰れて嬉しいんでしょう?」 と聞くと

「うん。。。。。。。。。。。。。」と答え、



「もう日本には来ないと思う。 日本は好きではないよ」と
E君は言いました。


他でもない、彼に日本を嫌いにさせてしまった張本人は私です。
彼が嫌いな日本。 その日本代表は私だ。

そう思ったとき、

ああ、取り返しのつかないことをしてしまった・・ と

悔やみましたが。。。もう遅すぎます。。。


成田へ到着し、私たちはお別れの挨拶をし、彼は1年ぶりの故郷
ブエノスアイレスへ帰ってゆきました。


そのまま私達は連絡をとりあうこともありませんでした。

私は彼の住所や、電話番号さえ聞いていなかったし、
彼も私の連絡先は知らずに帰りました。

当時はまだ、パソコンも個人ではさほど普及しておらず
私も持っていませんでしたからE-Mail アドレスも知りません。



その翌年、
E君がブエノスで、ミレーナのパートナー役のオーディションに
受かったというニュースを聞きました。

ミレーナは昨日の記事に書いた TANGO×2 の女性ダンサーです。

ちょうど TANGO × 2 に区切りをつけたミレーナは
元のパートナー、ミゲルと別れて、新たにパートナーの募集を
していたのです。

そしてE君は見事合格した。


しかし、私はそのときですら、

合格できたのも、日本で働いた経験が審査に良い影響だったに
違いない。 (ミレーナは親日家です)
それでも彼はきっと、その日本での経歴のおかげだと感謝は
していないに違いない・・・

そんなふうに、意地悪く思ったのです。


あの日、空港へ向かう途中
自分こそが彼の日本での良い思い出を踏みにじってしまった という
後悔をしたことを すっかり忘れて。
1年間、彼との苦い記憶のほうが  やはり私の中では
まだまだくすぶっていたのです。






うわあ・・・o(;△;)o
文字にすると記憶の波が押し寄せてくる〜〜


しかし
この目をそむきたくなるような過去の封印を解いたのには わけがあるのです。

つづきはまた明日。














2011年11月4日金曜日

あなたに質問があります


最近、アルゼンチン ブエノスアイレスでは
興味深いセミナリオがされています。

「あなたに質問があります」というタイトルの このイベントは

「偉大なミロンげーロの講義です。
経験・アイデア・思考・問題・彼らの物語・・・
すでにタンゴの歴史の一部となっている彼らからのお話を
聞きましょう」

と謳われてまして、

このセミナリオはなんと無料なんですよね。
その後に有料のワークショップなどがくっついてるのかも
しれませんが。



すでにタンゴの歴史の一部になっている・・・

なるほどね〜  すごいな〜


つい先日、10/29(土)にはミレーナ・プレブス という女性ダンサーがゲストでした。
ソファに座るカーラの姿もありますよ。
どこかわかる??

このミレーナについては、私のこのBlogでも以前に登場しています。
TANGO×2  について書いた記事です。

ミレーナは一世を風靡したスターで、その美しさは現在も健在なのことは
写真でよくわかります。





彼女がタンゴをどのように愛し、
何を感じているのか。
音楽は?
練習は?

聞きたいことはたくさんあります。







あのナベイラの前の奥さん、オルガ・ベシオも
こーいった講義をするようなセミナリオを時折り
やっているようですね。

彼女の元へも、たくさんの現役ダンサーたちが集まります。

人は時に生意気になってしまいがちです。
3年踊れば3年なりのウンチクがでてきたり、
5年踊れば5年でわかったような気になったり、
10年踊れば10年分を語っちゃったり(笑)

いやいや、それが その時のフレッシュな気持ちですから
それでいいのでしょうけど
それでいても尚、先輩の思想に耳を寄せ、さらに自分に活かそうという
気持ちは持ち続けていたいものですね。



ブエノスっ子達は、そのあたりが非常に素直というか
変な競争心や、虚栄をなくして
かわいらしく体育座りをして(笑)お話を聞くのだなー なんて
思ったりします。



実は、このセミナリオ。
ミレーナへのインタビューは Part2 だったんですね。

10/1(土)に Part 1 があり、
そのゲストは






ジャジャーン



チチョでした!

こ 怖い (;´▽`A``






た 助けて・・・・( ̄ー ̄;

そ そんな睨まないで・・・・



ミレーナのインタビューはまだ公開されていませんが
チチョのはすでに公開されているようです。

チチョが何をお話したか これも気になりますね〜〜。!


かなり根気のいる作業ですが・・只今 わたくしこれを翻訳中です。

クンパラーズの皆さんには近日中、何らかの形で
特典として差し上げますので、乞うご期待!





年内にはどーにかするから ちょっと待っててね(;´▽`A``





今夜はスロータンゴです。
ヒーラのエクササイズを通して、しぼりのメカニズムを解明して
ゆきましょう!!





2011年11月3日木曜日

日曜日のグループレッスン



 特別追加レッスン 


11/20(日)


15:30-16:50 初級
17:00-18:20 中級


10月は合宿で土曜日のレッスンがお休みになったりしたことが
影響したのだろうと思いますが、
ここのところ土曜日のクラスが満員になりまして
本当にありがたいことです。

どうもありがとうございます。

でも、来て下さる皆さんにとっては
あまりに混み合ってる状態は嬉しくないですよね(;´∀`)


今月20日の日曜日、予定していた用事がキャンセルになりまして
急に時間がとれましたので、
特別クラスを開きたいと思います。

特別 と言っても、いつものクラスの枠が増えたよ というだけですが。

何をするか も いつものクラスのように
集まった人数や男女比などで決めてゆこうと思います。


土日しか来れない、という方が多いですよね。

そのために、ずっと土曜の初級クラスを出ていた方などは
この機会に20日(日)の中級クラスにチャレンジされてみては
いかがでしょう?

あ、もちろん19日(土)もいつも通りにありますからね。

人数も分散されることが予想されますので
この2日間のクラスはオススメです。


どうぞよろしくお願いしますm(__)m









2011年11月2日水曜日

ワルツとミロンガ


昨日は いつもやってるカミナンド&ミロンガクラスをお休みし、
「ワルツ&カミナンド」を中上級バージョンでやってみました。

ミロンガのレッスンはBOXをテンポでとってゆくことを
ウォーミングアップにし、ここを軸に組み立てしています。

男性が進行方向へ向かい
女性は進行方向へ背中を向けたBOX これが初級編です。

昨夜やったのは
男性が進行方向へ背を向けつつ、二人が回転しながら進むBOXで、
これは二人の位置関係がインコースとアウトコースになるという
タンゴのシステムを理解していなければ難しいことです。

小さな歩幅と
大きな歩幅

高い
低い

を使い分けることがポイントですね。

まったく同じ動きをワルツでも合わせることが出来ます。


ナベイラの娘さん、アリアドナとフェルナンドが
その動きをワルツで踊っています。

動画の最初の部分です。




歩幅を変えることでリズムと動きに少しずつ変化をつけてますね。

かっけーなー・・・


先に書きました通り、ミロンガはBOXを軸に組み立ててゆくことを
いつものレッスンではしていて、
二人が単純に同じ動きをとってゆくことが多いです。

が、ミロンガのテンポの取り方、動き方が身につくようになれば
いつもタンゴで踊ってるのと同じように
サリダベースにしたって、ジェバーダやボレオやガンチョを
入れたって楽しく踊れますね。

ワルツも同様です。

オカちゃん間違えて来ちゃったね(;´Д`)
申し訳ない気がしましたが
「こんなの見れてヨカッタです。」と言ってくれて
こちらこそヨカッタです。
ありがとうございました。


今月は祝日も多く、変更がチョイチョイありますので
気をつけてくださいね。

今週は木曜日のレッスンが時間変更です。

18:30-19:40  続・入門
19:50-20:20  初級


では また明日('∀`)