2011年7月28日木曜日

おばちゃんの気持ち

そんなわけで、月曜日には 母せつこのところへ ほぼ毎週行ってるのですが

先日 着いてみると ガスがつかないと言います。


説明書を出して見たり 色々してみたけれど 埒があかないので
ガス屋さんに電話をし、事情を話すと すぐに来てみてくれ

何かの衝撃で緊急停止になってしまっていたようで ほどなくして
元通りにしてくれました。

料金は要らないといいます。


こんなに暑い中来て頂いて それは申し訳ないと 母せつこは ひとしきり頭を下げ
冷蔵庫からヤクルトを2本出すと 何もなくて本当にごめんなさい せめてこれを と
渡してました。


なんか どっか出掛けた際に ほんの何でもない親切をお年寄りにして差し上げたら
こちらとしては当然のつもりでいたようなことを
非常に有難がってくれて 飴もらっちゃった とか


旅行へ行って 小さな田舎町にある駄菓子屋に入ったところ
成り行き上 そこのおばあちゃんの話し相手になり だいぶ時間がたってしまい
プリンのカップに麦茶をそそいでもらった とか


なんか そんなことを思い出しました。

若い頃 「ええ?マジ?別にいいのにぃー 参ったなぁー」って感じだったことが
でも 今は おばちゃん側の気持ちがすごくよくわかるのです。


私も汗を拭きふき 働いてくれるガス屋さんに 感謝の気持ちで胸がいっぱいに
なりましたし。


私も冷蔵庫のヤクルトに手が伸びました。




先日、ラジオっ子のおぎりんから聞いた話なのですが、ラジオでこんな話が紹介されてたそうです。

前田武彦さんは
ずっと以前 電車に乗ったとき そばに座っていた少年がスッと立って席を譲ってくれたのですが
咄嗟に 「いえ いーです いーです」と断ってしまい もうずーっとそのことを後悔している
とおっしゃってました。



その話を聞いた 永六輔さんも電車の中での経験をお話されました。

やはり一人のお年寄りに席を譲った少年がいて その光景をそばで見ていた
おばちゃんが 「まあ! 皆さん! 今ご覧になりました? このお坊ちゃんが
席を譲ってさしあげたんですよ! 皆さん、これは大事なことですよ!!
お坊ちゃん あなたお名前は? どちらの学校? 私さっそく学校に電話して校長先生に
お話して 明日の朝礼で言ってもらいますからね! ねえ 皆さん!!まー 素晴らしいわねぇー」

と 大声でそのおばちゃんは盛り上がったということです。
少年は恥ずかしかったでしょうね。

でも前田武彦さんも 永六輔さんも ああ、、そのおばちゃんの気持ちがよくわかるよねぇー と
ほんとだよねー 大声で周りに知らせたくなっちゃうよねー と
共感されてた ということです。



そうなんです。
よくわかります。 前田武彦さんのお話も。永六輔さんのお話も
よくわかります。 その気持ち。


まだ 少年に席を譲ってもらったことはないけれど。
初めて譲ってもらった日は そーやって断ってしまうかもしれないこと
そしたら きっとそのことを後悔するだろうな ということ。


思わず周りに知らせたくなる おばちゃんの気持ちも。

ガス屋さんにあげるヤクルトも。


なんだか よくわかります。


よくわかる と思えるような おばちゃんにすくすく成長中なのですな。ひひひ。
これは嘆きではなく 素晴らしき大きな喜びです。

2011年7月27日水曜日

つづき

昨日の「ノブオとちょびとセキネくん」を読んで

「先生、前にもセキネくんとノブオの命日は同じだ って
書いてましたよ。 忘れちゃったんですかぁ?」 と
ご指摘をもらいました。

はぁ?そうだっけ? と思い 過去キジを探ってみると

ありました

確かに書いてますねぇ(;´Д`)・・
ええー こんなこと書いた記憶なーーーい 。・゚・(ノ∀`)・゚・。


人間ツライ出来事は忘却の彼方へ追いやるシステムがちゃんと
あるのですね。 脳はえらいです。

ああ そうなんだ。 てっきり昨日 仏壇の前でしゃべってて
今はじめて気づいたんだ と思ってたわ・・・

なんかね ちょびのことをここ最近悩んでたんですよ。

いや 正確に言うと ちょびに関しては何ひとつ悩んでないんだけど
ちょびに付随する出来事というか 何というか・・・

歯切れが悪くて申し訳ないんだけども

ともかく ちょびの写真を整理したりするために使ってる Tumblr ですが
これは削除して 別アカウントの何かに移すことにします。


セキネくんとの日々も 本当に記憶が薄いんですよね。。。
ただただ死んじゃった日のことはよく覚えてるんだけど。
やっぱ脳はえらいんだな。

セキネくんの分まで ちょびには長生きしてもらって
うーんと可愛がってあげなきゃ なわけなのです。




















また明日('∀`)



2011年7月26日火曜日

ノブオと ちょびと セキネ君

月曜日は母せつこのとこへ行きます。

せつこは今 文鳥を2羽飼っています。

ぴーちゃんとくーちゃん。

それと熱帯魚がわんさか。

とても可愛がっているけれど この文鳥は
亡き父、ノブオが買ってきたものです。


ノブオはいつだって勝手に動物を買ってきたり
拾ってきたりしてしまう人でした。

で、世話をするのはいつだってせつこの役目なのですが。

カツオのようなやり方で ザルの下に米粒をおいて
罠をしかけスズメを獲ってしまうこともありましたし、
(カゴにいると意外とデカイと言ってすぐに飽きてました)

私が小さい頃はちょっとしたムツゴロウでした。

とりわけ柴犬の子供には目がなかったようです。


母せつこはいつもそれで怒ってました。


家族の中でどうやら私だけがそんなノブオの動物好きな血を受け継いだようで、私もやたらに小さい頃から
すて犬やら猫やら拾ってきたり 隠れて飼ったり
縁日に行けば絶対なにか 小動物を買ってきてしまう子供でした。

何かの雛とか
ハムスターとか そーゆーのを色々。


そうそう、隠れて病気の猫を飼っててアレルギーに
なってしまったこともありました。

そんなふうで 完全に禁止令が下されても
父ノブオとちょっとした公園の脇についた動物園なんかに
よく足を運んだものです。

動物好きな点で 私とノブオは奇妙な共犯者だったと思います。


私の記憶ではうさぎもノブオがどっかから連れてきたことがあり
ひどく母に怒られてました。


私が一人暮らしを始めたころ、真っ先に 動物を飼うことが
解禁になったことに喜びを感じました。

それでも仕事があったので、最初に飼ったのはやっぱり
インコだったかな。。

そしてカゴを揃えたり、ペットショップへエサを
調達しに行くのを手伝ってくれたのはノブオでした。


もう何度も書いたことがあったと思いますが
22歳か それくらいの頃 念願のうさぎを飼いました。

セキネ君という名前をつけたのですが

(ラビット…………………)



セキネ君との出会いはまだ書いたことがなかったと思います。

新宿をフラフラ歩いてて、伊勢丹の手前あたりの路地で
セキネ君は売られてたのです。

怪しいおっさんに。

いかにも弱々しい子うさぎが 小さな箱にひしめきあってました。


これは1匹出してあげなきゃ 狭いだろ と思い


でも いやいや うさぎを飼うのは大変だと思い通り過ぎましたが


200mくらい歩み進んだとろで やっぱりこの魔力に逆らえん と
諦め、来た道を引き返して買ってしまったのです。

冬の寒い日でした。



ココア色したセキネ君は とんでもなく甘ったれで
どこへ行くにもチョロチョロついてきて
トイレの前でも お風呂の前でも待ってる子でした。


当時 インターネットなんて普及してないし、
うさぎの飼育などペットショップで聞いても
まともに教えてもらえませんでしたので

やっぱりノブオに助けてもらい エサを買って(たぶんウサギ用なんて
なかったと思う。。) 野菜とかで かなりてきとーに育ててたと思います。


翌年の 中秋の名月にセキネ君は死んでしまいました。


「路上で売られてた うさぎじゃー もともとカラダは丈夫じゃねーよ」 と
大泣きしている私に ノブオが毒にも薬にもならないことを
言ってたのを思い出します。


いや、それらは思い出した というか
今日 仏壇でノブオと話してて ノブオから聞いたのです。


「そーいや お前 よく何か拾ってきてはピーピー泣いてたなぁ
ねー この子飼ってもいーい? ってなぁー。」


そんなふうにノブオが言ってる気がしたのです。

完全にあんたに似たんだし。。と言ってやりたいとこですが。



セキネ君の死はとてもショックで私の中で長く封印されてきた
ことでした。

ただ 今思い出すに、セキネ君が死んじゃった日はとても月がキレイでした。

何度も空を見上げましたから。

で、秋だったはず。

私は勝手に「中秋の名月」だと思い込んでたのだけど
なんとなくておセンチにそう思い込んでいただけなのかも。

調べてみたところ「中秋の名月」って必ずしも満月とは限らないそうで
すね。
で、毎年日にちもバラバラで。

その当時私が思い違いをしていた「中秋の名月」は10月15日だったのです。きっと。

そうするとセキネ君の命日は10月15日。



ノブオの命日も。。。。。。10月15日なのです。



今日、仏壇の前に座ってノブオの遺影を見ながら
そのことに気づき すごく驚きました。

そーか
そーだったのか と。


父が死んだとき
唐突にちょびを迎えることを思いついたのですが
やっぱりどう考えてもノブオにそれを後押しされてたような気がして
ならないのです。


ちょびの頭をなでながらセキネ君を埋めたときに大きなお月様を見たことを思い出し

やっぱり ちょびはノブオが引き合わせてくれたんだね、と言ってみましたが

ちょびはしらーんぷりしてリンゴをむしゃむしゃ食べてます。











2011年7月20日水曜日

前ボレオ

先週と今日のレッスンは前ボレオ

なかなか難しいですな。

初ボレオは出来なくてあたりまえ。
気長にいきましょうね。

ヨイショっと足をあげさせてもらうわけではなく
その情報をキャッチして 自分自身のコントロールであげる。

男性も足をあげさせようとせず、カラダをリードする。


ポイントは軸から解放させること。解放すること。
解放するから床をする空間が生まれる。


ああ、今週はYOGAないんですね。 あーあ。つまんないの。

これ「木のポーズ」です。


   
これ「鷲のポーズ」です。

ハッキリ言って これが出来ないならボレオはできないと
思いますから、これはとてもいい基準になるな、と思います。

どちらも集中力もすごーくつき、そこもますますタンゴに向いてる
ところです。

次のヨガでは これ入れてね ってナオ先生に頼んでおかなきゃ。


今日はドシャブリの雨の中、たくさん来てくれて
どうもありがとう('∀`) 


お知らせ


すみません。
ホームページに書いておくのを
すっかり忘れてしまったのですが

今週の土曜日
続入門と初級クラスはいつも通りで

上級モデルノクラスだけお休みです。

すみません。ほんと。








今月のミロンガ

いつもだったら 毎月のミロンガは
この時期になると残すところ 第4日曜日のコチャバンバだけ
なのですが、

今月はあともうひとつミロンガがあります。


MIX TANGO

7/30(土)19:30-22:30 ¥1,500-
DJ & Produce by kazumix

その日のレッスンに出た方は 更にお安く¥1,000-で遊べます。

持ち寄りです。




ああ、楽しみですねー。




あ、その前にある いつものコチャバンバもよろしく。

7/24(日)16:30-20:00 ¥2,500-

今回は美味しいビールのおつまみを色々ご用意します。
















いや 本当に暑いですね。
一昨日、お好み焼き屋さんに入ったのですが、隣のテーブルで
食べてるカップルが
この夏まだ一度もエアコンつけてないんだー と言ってました。

すげーな・・
えらいな・・

でも熱中症に気をつけてね。。



ああ、今年は本当は合宿は無しかな・・って思ってたのですが
やっぱし行きましょうかね。

行きますか?


合宿は夜の反省会なんかで、本音をどんどん出せるとこなんかが
本当にいいですよね。
いい機会だよね。



なんて言うか、生徒さんも参加型でつくってゆく教室 って
ちょっと夢なんですよ。憧れです。

例えば、合宿だったり、忘年会だったり
あるいは反省会の中で ふいに

「クンパルに何らかの形で協力したいのです」

という熱い想いをもらったりすることがあります。


私達は図々しく「じゃあ」とばかりに
何かの提案を持ちかけたり。

ひょっとして とんでもないことかもしれないし
失敗しちゃうかもしれないけど
まあ、ここのみんなでつくってゆくことなら
それもいいでしょう みたいな。


ああ

みなさんに感謝です。


一歩一歩 とても私達の理想的な教室に近づいているかな。。








そーか

MIX TANGOかぁ〜・・・

なんかすげーなー・・・・


支離滅裂ですね。  暑いもので。。



あ、そうそう。
いつも靴をお預かりしてますが、多いとき
うっかりどれがどなたのか、わからなくなってしまって・・
ごめんちゃい。


孔雀の羽みたいな柄の超ステキなサンダルさん
きれいに仕上がっています。

次回いらっしゃるときは靴持ってこなくてOKですよ。
お声掛けください。



他にお預けの方も仕上がっています。

靴屋のおじさんも暑くて だるそうにしてる様子です(笑)

最近すぐサボっちゃうんですよね。。。おじさん。。(;´▽`A``



なんかな~  色々楽しみなことがいっぱいだなぁ~。


わくわくするって素晴らしいな。

2011年7月14日木曜日

ミャンマーの上をゆこう

昨日のミャンマーの記事にさっそく情報をいただきました。

ってゆーか タイに旅行されたときのお話だそうですが
バスはやっぱり止まってくれず 飛び降り 飛び乗りが
されていたようです。

運動神経のよい国民なのですね・・。

タンゴ教えにいこうかな・・・・・。


外国はまだまだ ほんとに私達が驚いてしまうようなことが
たくさんあって楽しいですね。

アルゼンチンでも 「へーえ?」と驚いてしまうような光景が
たくさんありますけどね。

調子に乗って 世界のふしぎ発見をしてみました。











ザッツ・6人乗り





人数の問題じゃありません



各家庭に電気が行き渡ってるふしぎ・・





運転手が誰なのかわからない







曲芸?!





なっっ!!!!





どこの国かわかりませんが、まだまだ世の中には驚くことが
たくさんありそうです。

最後の写真なんてスピード感もあるしね。
いやはや・・・・



スロータンゴ 19:20~
カラダの反作用 とっても大事です。
来てね('∀`)







2011年7月13日水曜日

ミャンマー


行ったこと ありますか?
私はないです。

やっぱりバイクやちゃりんこが多いようなイメージがありますけどね。
どんな街なのでしょうね。

世界的にも日本は安全な国だとよく言われてて
(今は治安はともかく別の危険がいっぱいですが・・)

やはり比べてしまうと、交通やら何やら とても設備が整っていて
進んだ環境の中にいますから、
なかなか「外国での様々な日本とは違った部分」を理解し難かったりするのですが
それにしても こりゃないだろう と言う動画を見つけました。

ミャンマーの列車です。

どうやら駅のホーム(のように見える)に若い女性と、
彼女を挟んで男性が二人います。

駅のホーム(のように見える)であるにも関わらず
列車はぜんぜん減速する様子もなく、停車はしません。
通過です。

日本でも急行電車などが通過をするのはあることですし、
しかしその場合その電車には乗れないと考えるのが通常です。

が、この減速することのない列車に なんと男性が手助けし、
女性を乗車させるのです。
命がけです。

こんな怖い乗車の仕方が日常的なのでしょうかねえ?




もしミャンマーへ旅行とかしたことがある方がいたら
「うん、これ普通だよ」 なのか
「え、こんなの見たことないよ」なのか
ぜひ教えてくださいね。


さて、列車つながりで もう一つ。
今度は地下鉄です。 どこかヨーロッパあたりかなぁ?

ホームを若い男性が歩いてきて、地下鉄に乗り込みます。
発車前に軽く準備体操なんかをする素振りがあって・・・

扉が閉まり、いざ電車が発車すると・・・・・







すごい勢いで駆け抜けてましたね。
見事1両目から最後まで、ホームの長さ分GOAL!!!
でもこれ・・・たまたま運良く 他の乗客にぶつかって転ばせたり
怪我させたりしなかったのかもしれないけど・・危ないよね。

良い子の皆さんが真似してはいけません のレベルだな・・。



毎日暑いですが
どうぞ皆さんお元気で。。


2011年7月7日木曜日

もう7月・・ですか・・

先日とても素敵な贈り物をいただきました。





傘の柄につけるカバーだそうです。

これでもう安心ですね('∀`)

ピンク・ブルー・イエローの色使いがとても可愛い。

先日のビギナーズ・ミロンガ
前の日に「混み合ってる場合の練習」をしたばかりでしたが
本当にたくさんの方に来ていただき、
まさに練習の成果を生かせるビック・チャンスなミロンガに
なりまして、とても嬉しかったです。

ひょっとして 今クンパルで一番熱く盛り上がってるのは
ビギナーズ・ミロンガなのではないか と思っています。
本当に楽しそうで。

毎回 反省会もとても楽しいです。

それで こんなに素晴らしいビギナーズ・ミロンガでありますから
このビギナーズ・ミロンガのことを
さて これからどーしようか
更に良くするためにどーしようか

先日の をきっかけにちょっと思うところありまして
ずっと考え込んでいます。


金曜日は Z です。
ぜひ皆さん遊びに来て下さい。
ビギナーズ・ミロンガに負けずに こちらも盛り上がってゆこーぜ。

というか、ビギナーズ・ミロンガに何度かでて
少し慣れてきた方は、ぜひZもチャレンジしてみてくださいね。
ぜひ。

7/8(金)20:00-23:30  ¥2,000-  
クンパルではワイン2本・ビール数本・ソフトドリンク2L×4本くらいを
ご用意しています。 これはFreeです。 限りがありますので、
各自お好きなものをご自由にお持ちいただきたくお願いしますm(__)m


もう7月・・・なんですねぇ・・・・。 はやっ。












2011年7月2日土曜日

リズム

初級クラスでは リズムをとる練習をたくさんします。

入門クラスは何が何だかわからないときで
続・入門クラスで少し見渡せる余裕がでてきて
けど、足型ばっかりでリズムどころじゃなくて

続・入門クラスをどれくらいするかはそれぞれの自由で、
べつに続・入門で習う基本的ないくつかの項目をきちんと
組み立て、音楽を大事にして踊れるのであれば
そこまででも 十分に十分に素晴らしいタンゴは踊れるのです。


けれど、そこから初級クラスに進む人が次に練習をするのは
更にいくつかの部品か、
あるいは部品を展開するものか、
リズムの取り方 となります。


音楽に合ったリズムで動ける ということは
ちゃんと軸足に立つ ということであり
軸足を使って送り脚をコントロールできます という目安でも
あるのです。

音楽に合ったリズムが取れるようになったとき ようやく
「動いてる」のではなく
「踊ってる」という感覚が芽生えます。


タンゴを踊るのに  1  2   3   4    1   2   3   4   ・・・と
掛け声をかけるだなんて とってもナンセンスですね。
タンゴは自由に音楽をとることができるのに、数を数えて
決まったテンポの中で動くなんて・・味気ないですね。。。


でも そのナンセンスなことや
味気ないことをたくさん練習して、習得することには
大きな大きな意味があります。

二人が同じリズムを 同じ曲の中で共有できたとき
二人には一体感が生まれます。

あなたと 音楽と 私 の三位一体 です。


もちろん 更にお稽古を積んでいくと

ただテンポとってるだけじゃつまんねー(゚ρ`) という気持ちが

どっかで生まれるようになり 更にその人のダンスは発展してゆきます。
メロディー、強弱、間、呼吸・・・・・

音楽からくる感覚の中で、動きも発展してゆくのですね。


実際のミロンガでは (うちでは「現場」と呼んでますが・・)
ときに非常に混み合って、なかなか前に進まないようなときって
ありますし、習ったスッテプを思うように動けるスペースがない ということは
多々あることです。


そーいえば、今ふと思い出しましたが・・・
「狭いミロンガでも踊れるステップを教えて欲しい」というような
要望はよく耳にします。

「狭いとき用のステップ」を覚えようとしている人は
だいたい「狭いとき用のステップなのに大きくなっちゃう」だろうと思われます。

狭いとき というのは歩幅を小さくすりゃーいいってもんじゃないですし。

「狭いとき用のステップ」
「広いとき用のステップ」という概念は捨ててしまいましょう。


音楽に乗って動けるようになること
つまり たくさんのリズムの例題をこなしてゆく練習をしっかり
しておくことが
狭いときのダンスとしてはきっと大きく役立つはずです。



明日 7/3(日)はビギナーズ・ミロンガです。
16:30-19:30

狭くて動けないほど たくさん集まるといいなぁ〜(;´∀`)
みんな来てね〜(^_^)/~










2011年7月1日金曜日

今日はちょっと悲しいことがあった。

郵便局へ行き、入り口両サイドにある傘立ての一方に
傘を置いた。 一番角っちょに。
そのときには他に5〜6本の傘があり
私も含めてビニ傘ばかりだった。

用を済ませて、出るときには1本だけになっていた。
角っちょに1本だけ。

私は何も迷わずにそれをさして歩き出した。

するとすぐに知らないおじさんに呼び止められて
「その傘は僕のです」と言われた。
「いいえ、この傘は私のです。」と私。
「いいえ、僕のです。僕は角に置きましたから」
「・・・・・・・・・私も角に置いたんです。」

私の最後の言葉を聞き終わらないうちに、おじさんは私の手から
傘を奪いとって歩いて行ってしまった。

唖然として、降りしきる雨の中取り残されてしまった。

ワタシハ カド二 オイタンデス ッテ サキニイエバヨカッタノカナ・・
デモ キット ソーユーモンダイジャナイ・・・・・・・・・・・・・


郵便局の入り口で、主婦たちが私を見て
ヒソヒソヒソヒソヒソヒソ・・・・・・


おじさんもきっと角に置いたんだ。
でも誰かが持っていってしまったんだ。
私かおじさんかどっちかの傘を。

ソーユー人もいるのよ っていう
なんというか世間の残念さにがっかり。

小さなことだけど、とても悲しい気分。。。。。


雨だから尚更。。。。



でも 今日は数カ月に一度 レッスンに来てくれる
秋田からの素敵なマダムに会えた日だから
マッ イーヤ コンナヒモ アルサ ('∀`)


ポテトチップももらったし。