2009年12月22日火曜日

クリスマスパーティー

ご来場くださった皆様 どうもありがとうございました。

毎年 クリスマス・パーティーは大変ご好評いただき、チケット完売も
年々早めになってきました。
(やっぱりマジックの効果ではないだろうか・・・・・・)

やむを得ず お断りさせていただいた方には本当に申し訳なく またぜひ次の機会に
よろしくお願いします。



あっちゃん かっこよかったね~。

ナベちゃん・あっこちゃんも本当に上手だった。



今回 まだ今年からタンゴ始めたばかり・・という方が多く参加してくれて

「3年、4年 がんばったら あれくらい踊れるようになるのかな~、という
目標ができて、よかったです」

とか

「彼らは どんなふうに練習してきたのでしょうか?
自分も あんな風に踊れるようになるのでしょうか?」

とか

「あの人達は、特別他のダンスもやってたとか、才能があったからなのでしょうか?」

とか


そーいった 初心者さんからの言葉をたくさん頂いた。



そーだなあ~・・・
3人とも    こんな言い方は あれ かもしれないけど

はじめて教室に来たとき、そんなに ズバ抜けて 「おお!スゲエ出来る!」
とかゆーんじゃなかったし、
普通に他の生徒さん達と何も変わりなかったよ。


つまり、3~4年前は サリダをヨチヨチやってたんだよ。



あっちゃんとナベちゃんは入門コースじゃなくて、体験レッスンで来てくれて
サリダから始めたし、
あこちゃんは入門コースでて・・・その頃はまだ「続・入門」がなかったから
初級クラスとかで始めたんじゃなかったかな~。。。。



ただ、3人が共通してる点は 「すごくタンゴが好き」ってこと。


ああ、でも それも 多分 さいしょっから「すごく好き」だったわけでは
ないと思う。

踊れるようになって好きになってきて・・・ますます頑張ってた。



ナベちゃん、あこちゃんの場合
「もっと踊りたい」「上手になりたい」っていう気持ちが強いときは
週3回も4回も踊ってたし。

モチベーションがあがってるときは、気持ちに素直に向かってたほうが
上達するんだよね。
確かにそーいうときは、目に見えてぐぐーっと良くなってたしさ。


あっちゃんは、仕事柄 どーしても週1しか来れなかったけど
ひたすらコンスタントに通って練習を続けてた。
基礎のクラスにも出たりしてたし。

本当にきちんきちんと毎週毎週・・・コンスタントに練習。

あっちゃんの強さはそれだなあ~。。すごいよ。 えらいよ。




今回の本番前10日間とか・・・
おそらくは ナベちゃん、あっちゃんは すっごい音楽を聴いたんだと思う。


聞いて 聞いて 聞きまくったでしょう。 おそらく。


すっごく そう思える踊りだった。


音を聞く とは このことだ って感じだった。




タンゴ って、

ステップや、その形をする というものでく「タンゴを知る」ことなんだよ。



何それ?って感じかな・・・。


ステップや形をとる ところから 「タンゴを知る」ところへいくには
近道はやっぱしなくて

1歩1歩 1つ1つ 経験していくしかないんだろうなあ~。。。。。


練習は素晴らしい。



練習は裏切らずに その人をそこへ近づける。





3人とも、本当にありがとうございました。 うれしすぎ です。





マジックも練習  かなあ~・・・・・・・・・・。

2009年12月17日木曜日

Gaston y Moira

来年からスケジュールがちょっぴり変わるよ って言ってるけどね

クラスの名称が変わる って感じなんだよね。




これまでの「初級」から「中級」は あまりにも坂が急過ぎになってしまってたようで
反省してるんです・・・ヾ(´ε`*)ゝ


なので、現在の「初級」を2つに分けて

初級 と 中級 に。





それと 言葉のイメージで「オールレベル」というクラスはやたらに
難しそうだ と感じる方が多いようだったので

初中級 とします (=´Д`=)ゞ え?ますます分かりにくい?


イメージだよ   イメージ  なんとなくそこらへん みたいなっっヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/


それと ヌエボ






このヌエボ問題だけは どーにも解決せんなあ・・・・・・・・(*´ο`*)=3


すごく多い誤解が



ジャカジャカした音楽で踊るんでしょ?   ってやつ。




そんなことないよ。( ´△`)


他のクラスとほとんど同じ曲で練習してるよ。。。



それと  



ヌエボってーのは、また別なことを習わなくちゃいけないんでしょ?

ってやつ。




んなわけねーべっ ヾ(´ε`;)ゝ




入門 → 初級 → 中級 からつながってないものを やるわけねーべ (´Д`)




ただ ジャカジャカした音楽で という誤解

別なタンゴ(?)をあらためてやる という誤解は 大いに困ってしまう問題なので

やっぱし 言葉からくるイメージ払拭として

ヌエボ あらため モデルノ に変えることにしたんだよ。




ヌエボ っていうと ある特定の派手な技をする というイメージがあるみたいだし ね。



そもそもクンパルのレッスンは



即興力 をつける  ということを


何よりも大事にしている。



その土台があれば そこから どんなスタイルのタンゴへいっても つくりやすいはず。




ただ、せっかく即興力がついたのなら 更に 音楽を大事にし、

相手とのコミュニケーションを楽しみ、

かつ かっちょいい という 動き方 を

こだわっていきたい というのが モデルノなのである。



120% リード&フォロー で 二人で音楽をつくってゆく。




男性だけに責任があって、女性がぶらさがるのではなく


女性も協力が必要


お互いに協力が必要  という ダンススタイル






モデルノって何? と問われるならば  まあ そーいうふうに答えるかなあ? と思う。





私が思うに モデルノ系と呼ばれるダンサーは みな勉強熱心だ。


もっと 音を遊ぶには?

もっと かっこよく見えるには?

もっと 面白い動きはないか?

もっと わかりやすくリードできないか?



新しいことを次から次へと創造してゆく。



それって ダンスの原点ではないのか? むしろトラディショナルだ  と思う。




クンパルでモデルノの勉強をする生徒さんたちも 本当にみんな探究心があって

たくさん練習をし、努力をしている。 とくに女性陣の上達の目覚しいことったらない。




ああ、だからこそ、このクラスは しっかり基礎から築いてきた女性でないと

なかなかついてゆくのが大変なクラスでもあるんだけど・・・・・・・。





オーソドックスなサロン、 ふつーな動きをよりエレガントに という点を追求する系の女性は

ぶっちゃけて言ってしまえば あまり練習をしない と思う。

ミロンガにいくだけ & 男性のリード任せ になっているんだと思う。

おそらくは 世界的にそう。 日本人の子だけじゃなくて。





   ああ いや もちろん サロン系やら ミロンゲーロ系やら で練習熱心な子もいるんだろうけどさっ

ごめんね。 ほとんどが 2年目~ミロンガにしかいかない・・って話をよく聞くもんだから・・つい。






私は そーいうのは苦手なんだよな・・・・


モデルノ系の女の子は すごく練習する。

男性と対等に 一緒に踊ってる という意識がちゃんとあるからだろうと思う。




ひとり モデルノで勉強熱心なペアを紹介



ガストン y モイラ





夫婦だよ。

モイラ足 なげーなー。。。



やっぱし リード&フォローの確実さ とミュージカリティ 個性が 人気なんだよな。


すっごい すっごい 人気あるんだよ。 この人たち。





そばで見たいなあ~・・・ε=(・ρ・*)






ケンクミの出るフェスティバルはガストンyモイラが主催なんだよ。


応援にいってあげましょう!! ブエノスなんて近いから(笑)

2009年12月5日土曜日

Q & A  ~音 聞けません~




・ハンドル名  ドレミファ
・性 別     男性
・年 代     40代
・相談内容

こんにちは。 タンゴをはじめて だいぶたつのですが、正直言ってどれを聞いても
同じ曲のように聞こえてしまいます。

それこそ、先日こちらで書かれていた
「この曲知らない、あ この曲も知らない、知ってるかもしれない? 
ってゆーか この曲さっきもかかった気がする」なんて状態です。

やはり、それではお話しにならないのでしょうか?

音楽をせめて聞き分けられるようにならなければ、踊れるようにはなりませんか?

ステップはもう結構色々習ったのですが・・・
忘れてしまうことも多いので、自分では成長している気がしないのです。
そこで、先日の記事を読み、原因は音楽にあるのかもしれない、と思い至りましたが
具体的にどのようにしたらいいかわかりません。





ドレミファさん。こんにちは。
いつも読んで下さってどうもありがとうございます。

おそらく、ドレミファさんがよく耳にしているタンゴは「トラディショナル」なもの
なのでしょうね。

トラディショナルなタンゴは、どれも同じに聞こえる とゆーのは
とてもよくわかる気がします。


一方、ショータンゴで使われるような曲などはドラマティックなものが多いので
曲の特徴も強く、起伏が激しかったりするので
そーいうのであれば覚えやいのでしょうけどね。


ただ、曲自体がドラマティックだと、即興で動くサロンタンゴでは踊りづらいもの
なのですよ。。。
なんつーの? 曲に負けちゃう っつーの?


私もタンゴを始めたばかりの頃は
古いタンゴは全部演歌に聞こえたし、
退屈だと感じましたよ。


でも単調な曲ほど、相手と理解しあって、共有しやすいものです。
相手は赤の他人なのですから。

共有できる要素、
たとえばリズム なんかがあったほうがリードも伝わりやすくなります。





ドレミファさんが どんな風にタンゴを踊っていきたいのか、にもよりますが
やはりミロンガで、女性を誘って楽しく踊れるようになりたい というのであれば
曲を聞き、曲に合わせて踊ることを意識していかないと

きっと 近いうちタンゴに飽きてしまうと思いますよ。


せっかく色々なステップも習って、練習してきたのですから
ここはひとつ頑張って、音楽に向き合うことをされてみてはいかがでしょう?
通らねばならない道なのだ、と言い聞かせて。


その方法例ですが・・

レッスンのときなどに、どれも同じに聞こえるけど どれでもいいから1曲をさし
先生に楽団名を尋ねておく。

ア)その楽団名でYouTubeで検索をかけ、その楽団で踊られている曲を
あれこれ見てみる。


イ)いくつか見た中で、あなたなりに もっとも音楽に合った踊りをしていると
感じられるダンサーをピックアップ。


ウ)そのダンサーが踊っている、他の楽団をチェック。



また ア)から繰り返すうちに、楽団によって
特徴があることなんかを発見できるようになる   はず。


気をつけたいのは You Tubeをウロウロしているうちに、あっちこっち飛んじゃうと
結局「やっぱどれも同じに聞こえる・・・」ということになりかねないので、
ちゃんと目的をもって見ること。


ただ音楽を聴くよりは、動きのあるものを見ながら というほうが
興味をもつモチベーションも保たれるのでは?



2つ3つ覚えたら タンゴ仲間に
「俺 OOって楽団すきなんだよね~」なんて言って
ほんのちょっぴし うんちくも疲労しましょう。
「バンドネオンが特にいいんだよね~」とかなんとか・・・

嫌われない程度に ほんのちょっぴしでいいです。


自分の口から楽団名を出すことで、ますます記憶され、その楽団が特別なものになり
できれば、その楽団の代表曲なんかも勉強して
口に出しときましょう。


レッスンかミロンガで、その楽団、その曲がかかったときは
「ああ、これなら知ってる」となり
とりあえず それだけは他の曲と違うということがハッキリします。

それをほんのちょっとずつ地道に繰り返すのです。


ミュージカリティのある踊りは、今まで音楽に興味がなかった人が
ある日突然、バッチリ音に合った踊りができるようになる なんて夢のようなことは
ありえません。

地道にステップの練習をするのと、まったく等しく
地道に音楽のお勉強もしてゆきましょう。

2009年12月3日木曜日

ミュージカリティ

私がタンゴを習い始めたばかりのころ、

いろんな曲を聴きたいな~ と 当然思ったし

そんで 色んなレコード屋さん(←ふるい・・・・・( ̄Д ̄;)
を探して歩いたけど

私がタンゴ1年生のころには まだぜーんぜん売ってなかった。


そんで、先輩の持ってるのをカセットテープにダビングさせてもらって
繰り返し音がよれよれになるまで聞いたものだ。(マジで・・・・・・・・・Σ( ̄Д ̄;)



だからその頃は、せーぜー4つか5つの楽団しか知らなかった。



なのではじめてブエノスに行ったときは
こんなにたくさんの楽団があるんだぁ~!ということに
驚愕し、アホほど買いまくった。

嫌な日本人まるだしである。


持ってたお金だけで足らなくて、先生に借金して買った(笑)



それからしばらくして、日本でもマニアックな古い楽団を置いてる店なんかも
でてきたけど



その頃いつも感じてたのは
タンゴのCDをちゃんとチョイスして買う難しさ、であった。



3枚に1枚は失敗していた。
音が(録音が)古すぎる、とか、ぜんぜん踊れないとか、そーいう失敗。





失敗はたくさんしたけど、音楽に詳しくなると
即興の踊りの楽しさがわかるようになってきた。






タンゴの上達と音楽を知ることは
絶対に切り離せない、と思う。



音を知らなきゃ踊れない。


この曲しらない
この曲も知らない
あ、これも知らない  じゃ、まったく踊りにならない。





クンパルの生徒さんには、どんどん惜しみなく、たくさんの音楽を紹介したい
と思っている。ほんっとに。




2回目のミュージカリティ・セミナリオは

アンヘル・ダゴスティーノという楽団のお勉強。



ミロンガでよくかかる楽団だよ。



この楽団でサロンダンスを踊るのは
非常にノーマルな選択なもんで
またサロンペアのこの二人を紹介。


ネイ&ジェニファー




Tres Esquinas (トレス・エスキナス)という曲で踊ってる。





この曲も含むCDがもらえるよ!


ミュージカリティ・セミナリオ Vol.2

「アンヘル・ダゴスティーノ」のおべんきょう と
「パラーダのバリエーションいろいろ」のれんしゅう

12/6(日)17:30-19:00 ¥3,000-

参加者全員にアンヘル・ダゴスティーノのCDあげる。

CD準備のため ご予約ください。当日でもいーから。










ジェニファー、きれいだなぁ~(●^o^●)

きちんとした踊り

先生はどんな踊りが好きなんですか?

と聞かれ  はて? タンゴのスタイルとか そーいう意味かな?

と よくわからないけれどもね・・・・・



一言で言うなら



きちんとした踊り     が好きです。




以前、ダンスの先輩が言ってて印象的だったのが

踊りはその人そのものだから きちんとした人はきちんと踊るし
だらしない人はだらしない踊りをする と

うわー それは大変だ そんなふうに踊りからバレてしまうのーー? って

思ったけど

今は うん そうだな その通りだな  と思う。


だから きちんとしてて きちんとした踊りになりたいなー ってずっと思ってた。



それで きちんとしたリードをする人と踊ることは とても気持ちがいい。



きちんとした踊りをする人は  細かなリードとフォローのマスターにも通づる と思う。


タンゴで だいたいここ とか  だいたいこれくらい 

なんてーのじゃ 嫌だな ( ̄ー ̄;





細かなリード&フォロー




そうそう。 そこが大事なんだよなー。


大まかに動くのでなく、ほんの小さな小さなことを共有してゆく。

どこに置く とか  どれくらい とか 歩幅、強弱、呼吸、間。。。。。。







この人達は もうペア歴長いもんで ほんっと完璧に細かなことを伝え合う
120%リードです。


セバスチャン・アルセ y マリアナ・モンテス





超有名人だから日本でもファンは多いね。
ヨーロッパで特に人気で、  ってゆーか もう長いことヨーロッパにいます。







この曲を違う日にちとか、会場で何度か踊ってるけど
会場の広さなんかによって、やってること違うの。

バリエーションに入るとことかは一緒だったりするけど。

即興力の高さ  なのだよね。



ああ うっとり (*´ェ`*)

2009年12月2日水曜日

法要

おとつい
日曜日は父ノブオの四十九日の法要であった。

すっかり三途の川を渡ったのだろうか、と私が言うと

せつこが
そんなわけないよ、夕べだって、そこに横たわって寝てたもん
などと言う。


彼女はよく夢を見るらしい。



私はこの7週間を後悔ばかりで過ごしてきた。


もっと優しくしてあげればよかった。
もっと実家に帰ればよかった。
もっとありがとうと言えばよかった。
ノブオの子どもに生まれてよかったと言えばよかった。と。






ちょびを買いに行ったとき
お店の人になんとなく…というか一応…10月15日生まれの子は
いますか、と尋ねた。

ノブオの命日である。


とても可愛らしい子がいて
手にとって抱かせてもらったけれど

やっぱしその子はやめておいた。


ノブオはノブオだし
うさぎはうさぎだから。


ちょびは9月26日生まれだよ。



ただ、そのとき

以前飼ってたうさぎの関根くんのことを思い出した。

そういえば…関根くんが月に帰ったのも
10月15日だったなぁ……と。




いや、それに気づいたのは本当はもっと前で
だからうさぎを欲しいと思ったんだっけ?
もう前後はわからないけど………。




めぐたんからお花もらっちゃったぁ~。
彼女のお父さんも相当な呑み助だったというから
今ごろ、月で酒盛りだろう。

ノブオとめぐたんのお父さんと関根くんの3人で。