2018年12月30日日曜日

今年の終わりに思うこと -2018-

今年は10周年を迎えた年でした。

あの10周年ミロンガでは、クンパル生のお手伝いチームに
大変お世話になりました。 

いや ほんと大変でしたよね。

こんな小さなスタジオに130人近い人がギューギューに入り
酸欠になるという事態(笑)

アッコちゃんのお花でつくった「タンゴの道」も嬉しかったし、
みんなのメッセージカードもさらに嬉しかったし

有志によるオードブルもケーキもロゴ入りというゴージャス版で
ほんと嬉しかったです。

たくさんのお花や贈り物もありがとうございました。


その10周年記念企画として
バス遠足も行きましたな。

あれ、今 思い出してもヤバイくらい楽しかったな。

ちょっと絶対また行きたいんだけど(笑)

Hさんの撮ってくれた動画のプレゼント なんと一人ずつ全員に!という
サプライズも  いや ほんと もう   ねえ?! すごいよねぇ。



今年の わたくしは  というと・・

いい歳こいて 何言ってんだ と思われるでしょうが

だいぶ 人見知りを克服し 頑張ったと自分を褒めております。


一人でよそんちのミロンガへ行ったり という行動も

人との距離感も。


ただ、慣れてないし、かなり意識して頑張って やらなければならないので

ただの馴れ馴れしい無礼な人ギリギリだな おい 

という痛い感じも 自分で味わいつつ・・・日々 探求でございますな。



しかしながら、今までだったら 絶対自分から話しかけられないよー という
場面も ちょっとがんばる  ということをしていたお陰で

初めましての方や
よそのミロンガでお会いした方や
あまりお話したことのなかった方などから

ブログずっと読んでるんです!  と言っていただける機会が
結構あって すごくすごく嬉しかったです。


そうすると、クンパル生とか近しい方からも ブログ読んでるよ と
声かけてもらえることが やけに多かったな と この1年を振り返っても
思います。

ずっと過去まで遡って読んだ とか

面白いから友達にもおしえた なんて言ってくださる方もいて


よーし 来年もがんばろう  と心を新たにした次第です。


とにかく七夕で目を光らせる というのはマストですな。



面白いことと ちゃんとタンゴのことを バランスよく
書けるようだといいんですけどね。。


割と最近書いたことの中で

ミロンガでお行儀悪いのはダメだ っちゅー話を書きました。


あのような話は とても大事なことだと思うんですね。

ビギナーズミロンガではマナー講習もするのですが、


たぶん 本当に必要なのは 何年か経って 慣れてしまってる人たちなのです。


クンパルは 教室の中で 競争という要素ができる限りないように
気をつけているつもりでして

それは コミュニケーションが とても大事な踊りだからで

はっきり言って タンゴってダンスの中でもかなり難しいですし、


その難しい踊りも コミュニケーションがうまくいってると
それが拠り所となって 練習もそんなに辛くない というようで
あって欲しいんですね。

仲間で助け合う とか ですね。


ところが なーなーな関係になってしまい

親しき仲にも礼儀あり っちゅーのが壊れるとよろしくないと
思うんです。


確かに、親しいし 友達だけど タンゴというのはやっぱり
男と女の踊りなので

お酒飲んで 悪ふざけが過ぎて セクハラしたり 言葉で傷つけたり

そーやってお行儀悪いのは ほんとダメなのです。


教室はタンゴという技術を伝えると同時にミロンガ文化を伝える という
役目でありますが

教室であるからこそ 教室でミロンガ文化を伝える というのは
難しいもんだな  というのも痛烈に感じております。

これは 来年まで課題持ち越し ですな。



私は日本アルゼンチンタンゴ連盟におりますが、
今年は そちらも忙しくしておりました。

定例な活動のひとつに 当連盟の会長が講師として行なっている

音楽講習 というのがあります。

これも毎回 クンパル生も何人か参加して下さって嬉しい限りですが


この音楽講習はですね、毎回テーマに沿った内容を映像で見ながら
会長が解説されるんですね

その時代背景だったり 人物相関だったりですね

で、お話の中に ちょいちょい「余談ですが・・」が入るんですよ。


私は この余談が大好きでしてね。

私みたいなタンゴオタクにとっては 大変 価値ある余談 なのですよ。



それで、私も今年はレッスンの中で 価値ある余談を出せるようでありたいな
と思いましてね、

結構 レッスンの中で タンゴダンサーの古い話や、
日本のタンゴ業界の流れや、
音楽の話や、
踊り方の今昔話 なんかをしました。


ふと気がつけば 私もタンゴをかれこれ20数年踊ってますから

私にとって 当たり前に知っている話でも

今 このアルゼンチンタンゴに興味を持ってる人にとって

価値ある余談としてお話できるのであれば

他の先生では出来ない 意外と大きな強みになるかもしれないな と
思ったわけです。

来年もレッスンの中で価値ある余談を チョイ出しできるようでありたいと
思っております。



音楽講習と言えば、今年はクンパルから新たな DJも加わり
ミロンガに新しい風が吹きました。

新年を迎え 1月も DJ -Hamのビギミロ、VJ - NAGHI のシエテです。


そしてクンパルのDJ と言ったら なんといっても ミックスくんなのですが
忘年会では DJ -kazumix で 2018を締めくくることが出来
感謝です。




年が明けたら 新スケジュールで始まります。

    その前に おぎや ですけど。



もっともっと上達させたい
もっともっと楽しませたい という欲をガンガン出してゆこーぜよ と

思っている次第でございます。



どうもありがとうございました。


来年もどうぞよろしくお願い致します。






2018年12月18日火曜日

テクニカ最終回

先週の土曜日にスケジュールの変更を発表しました。

2年半ぶりの改変ですが、
久しぶりに大きく動かしました。


もう何ヶ月もずっと話し合いを続けて
下のようなプリントを 8回作り直しました!!


いつもなら2ヶ月くらい前から 余裕を持って周知させるよう
お知らせを始めるのですが

なんだかキリが良く新年からの方がいいかと言うことで

かなり急になってしまいました。



そこで、図らずも 私が長年ずっとずっと続けてきたテクニカのクラスも

先日の日曜日で 急な最終回になってしまいました。


ほとんどの人にとって

  知らないうちに終わってた 

  という大変 残念なまぼろしのようなクラスですな・・・。




スロータンゴ とか

ベーシック・インテンシブ とか

マジれん とか

ネーミングを色々変えたりしましたが、やってることはだいたい
ずっと一緒で ひたすらエクササイズをしたり

かなり細かいところを 解説してみたり、

もろ私の個人的なタンゴ感を話してみたり という


1人でやっていただけに かなり自由にやらせて頂きました。



ここのところ、マヤ先生がレディーステクニカとしてクラスを
持ってくれるようにもなり、

私の日曜日のクラスも だいぶ人数が寂しくなってきたことから

この辺が潮時なのかもな〜 なんて思ったりもして。

老兵は死なず消えゆくのみ って感じですが     (´□`;)


でも最後のクラスは念願だった男性の参加者が女性を上回る!!という
奇跡現象も起きましたので

思い残すことなし って感じです。



これまで テクニカのクラスにご参加くださってたみなさま

本当にどうもありがとうございました。



でも、タンゴを踊る上で、

相手があるダンスだからこそ
 1人でしっかり練習することが
 相手への敬意として
絶対に必要なことだ という信念は変わりません。



それだからこそ、
この手の練習って  する人はすごくするけど
しない人は全然しない ってーのは
本当にラララですわね・・・・・・・・



また いつの日か 不定期ワークショップなどとして
テクニカ系のクラス やってゆきたいと思いますので

また その際には ぜひよろしくお願い致します(´-`)


マヤ先生のレディーステクニカ(今の所レディース・・ですが)
第4金曜日にあるので、
ぜひぜひご参加くださいね〜♩♩




2018年11月26日月曜日

ミロンガは飲み会じゃない の話

すっかり寒くなりました。

お気に入りのフリースのポンチョ・・・
ちょっと似合わなくなってきたかも と思ったので

処分しようかと思いましたが やはり捨てられませんでした。

もうちょっと食い下がってがんばります(笑)



ところで、前回の「お行儀悪いのはだめよね」の話しですが

クンパルTime'sに そのことをチラッと書くにあたり


踊り + 飲み    とか  飲み + 踊り

ということを書き足してあるのですが


つまり 踊ることを中心に持ってきているかどうか だと思うのです。


それで、少なくとも クンパルでやってるミロンガは

ビギナーズミロンガだろうが シエテ だろうがZ だろうが
すべて 踊りを中心に持ってきてて + 飲み でありたいのです。

巷には たくさんのミロンガがあって、
それぞれコンセプトが違うでしょうから、中にはサークルのりなものや、
ホームパーティー的なものもあるかもしれませんが。

クンパルは ホームパーティーをしてるのではなく、ミロンガ文化を
伝えたいと思っているのですね。


第二金曜 夜のZ というのは、持ち込みOKですし、
金曜の夜ですし
うっかりすると 飲みを先に持ってきてしまう危うい要素は持ってるのですが

それが そーならずに 10年以上 踊り+飲み で場が整えられているのは

踊りの経験が深い人が多いためだと思われます。


いわゆる 巷の 飲み放題的なミロンガも多く見られますが
それでやってゆけるのも やはり 踊る人たちは そんなに
居酒屋みたいに ガブ飲みしてやれ っちゅー人は
なかなか少ないからなのでしょう。


人見知りの方や、初心者の方が緊張するのは当然で
仕方ないことなのですが、

いつまで経っても 「飲んで酔って景気つけないと踊れない」なんて
言ってるようじゃ
早晩踊ってくれる相手はいなくなります。


あまり酔えば大声をあげたり、失言してしまったりすることも
あるかもしれませんし。


だって 下手っぴなんだもん という声もよく耳にする言葉ですが

飲まない下手っぴが  酔ったらますます5割増で下手っぴになることは
間違いないですからね。 

               



いつだか ミロンガに缶チューハイ片手に入ってきた方がいましたが、
やめた方がいいと思うんです。
印象よくないです。

 ってゆーか、その日のミロンガは そもそも持ち込みNGの日だったんですけど。


このタンゴの業界は ほんっっとに昔から
「うぇぃ  女の子いっぱいいて 安く飲めて 最高だな  うぇぃ」 とか平気で言ってる
おっさんが絶滅しないのは 一体なぜなのか

もう ほとほと嫌になります。

酔っ払いだけでなく
耳を舐めるだの なんだのという話も ほんっと呆れるほど
存在し続けるのですよね(笑)

もう行儀が悪いとか そんな問題じゃないよね。


それで、タンゴ業界では あまりに不謹慎なのは リストを共有する
ということもしてますんで

潔白なら、そんな風に勘違いされてしまうこともないように

それぞれが気をつけておかなくちゃいけないですよね。



ミロンガにおいて カベセオ ってありますね。
目で誘うってやつね。

カベセオって 誘う方も、誘われる方も ちょっとドキドキしますよね。


そのドキドキがとても大事なとことろだと思うんです。

だから「何を着ていこうかな」と考えるし、
エチケットにも気を配るようになるし。


口に今手づかみで放り込んだ あられかなんかが ボリボリ音たててる目で
誘われたって ぜんぜんドキドキしない っちゅーね。


酔って 目がすわってるなら帰りなさい っちゅーことなのでね。



すっかりタンゴに慣れちゃってると 忘れていってしまいそうなことも

時々見直しして、

大人の男女が集う場であることを 意識していたいわけです。






あ、忘年会(12/28)は  飲み+踊る です。

大いに楽しみましょうや。 うぇぃ。


2018年11月19日月曜日

プロポネったり マネハったり

先週あたり、教室でみんなに話してきたことで、

以前には 「tango diary 号外」の中でも書いたことがある話しなのですが


リード というのは 以前は manejar (マネハール)という と
私は教わっていました。

マネハールというのは 運転を意味するスペイン語です。


男性が女性を操縦する ということになります。

そして確かに タンゴというのは 男女関係において
そのような 役割分担だ と 正直それほど疑問にも思わず
受け入れてましたよ。
私はね。



それが、数年前 アルゼンチン人のお友達から

「最近では リードすることを マネハールとは言わなくなってきてるよ。

   最近の若い人は プロポネール という言葉を使うようになってきてるよ」


という話を聞いたのです。


proponer (プルポネール)というのは「提案する」という意味の
スペイン語です。

100年以上前に生まれたタンゴも
マッチョな男が 女性を操縦する ということでなく

時代が流れ、男女平等になり 共に一緒に音楽をつくりあげる という
考えに 変わってきたのだと思います。


ただね、

タンゴとは 文化の継承ですから トラディショナルな良さは
もちろんたくさんあります。

ミロンガというのは 庶民の娯楽ですが、

私は ブエノスの人達の 貧しくてもミロンガへ行くときは
きちんと洗濯したシャツを着て、コロンをつけて、
女にモテるために 精一杯 気取っている 男たち というのは
格好いいな と思います。

どんな じーさんも 女性の前では粋がって 野暮なところは見せまいとする
立ち居振る舞いは やっぱり素敵です。

ブエノスのミロンゲーロと言われるような じーさん達には
それがあるんです。

そんな ちょっと強がったマネハールなら 歓迎しちゃうんだよね って思うんです。


汚くて お行儀が悪くて しかも 力づくでパワーリードしたり
音楽ちゃんと聞いてないような野暮な男がモテるわけないんですよ。
この踊りでは。


まあ、
女ってーのは おそらくは いつの時代もワガママで

ギューギューに縛りつけられたら逃げたくなるし

私を操縦しないでよ! と ヘソを曲げるかもしれませんが


まったくの自由にされてしまうのも つまらんのではないか とね。


プロポネッた 素ぶりで 
上手にマネハってくれるようなイケメンが

わたくしは好きですわ  っちゅーことです。




クンパルTime's に お行儀悪いのはダメ と書きました。

特定の方をいたずらに責めたつもりは全然なく、
そんな「プロポネール・マネハール」のことなどを考えてたものですから。

この件、また続きを書いていこうかと思います。


では(´-`)




2018年10月24日水曜日

めがね

たくさんの方にご心配頂いて

まことに恐縮でございますが、目の手術による
母の病院通いもようやく落ち着きました。


待ち時間の長い大学病院は卒業し、町医者へまたバトンタッチされた次第です。


ただ、残念ながら母の場合は高齢ですし、白内障だけでなく黄斑変性という

他の病気なども複雑に絡んでいることから、


今回の手術だけでは どうもあまり変化がなかったようでして

本人は少し落胆しております。

仕方ないです。



ところで、私も以前から 目 に関しては
なにかと不安要素が多くありまして、

視力の悪さもですが、以前には逆さまつげが どーしても目に刺さり

病院で処置してもらったこともありますし、

目の中に出来物ができ、それが悪化して手術で切ったこともありますし、

この時は簡単な手術のはずだったのに、術後ものすごく目が
腫れてしまい 困りました。10数年前です。


それと 最近特にですが どうも光とか照明のまぶしさに弱いんですよね。

これも角膜が薄いっちゅーか 弱い傾向にあるようなのですが、


私も 歳をとったら白内障になるだろうな っちゅー感じがします。


それで 出来るだけ日頃から紫外線とかに気をつけた方がいいよな と
思いましてね、

いつもかけてるメガネも 紫外線カット仕様にはしているのですけど・・・・



  うーん・・いつもサングラスするのはちょっとなー

  そうだ 色のうーんと薄いサングラスでも昼間の間はしてみようかな


と思いつきまして。


ちょっとジョニーデップの顔なんかが思い浮かんだわけです。




わぁ〜〜♡  かっこいいなぁ〜〜〜♡



これ、ちょっと調べましたところ レンズ濃度35% というものらしいことが
わかりまして


それで、早速

いつも行ってるメガネ屋さんへ行きましてね

いろいろ見せてもらったわけですが


マットな焦げ茶のフレームにしたので、レンズのカラーも ブラウンをチョイス。


もちろん35%で。


そんで ウキウキして帰ってきたんですけども






なんか 帰り道に この人の顔が目に浮かんで来まして
















































やばい。

あたし たぶんピーコになるわ。。。(T∇T )



そんな確信をして、メガネ屋さんの「お預かり証」をぼんやり眺める

わたくしでございます。








2018年10月16日火曜日

エネルギー問題について考える 2018 その2

エネルギー問題についてのお話をするその方法はいくつかあって

続入門で 最初に説明する時は 向かい合って手を合わせた状態の

イメトレから入ってます。
いい画像が見つからなかったんだけど・・

だいたいこんな感じでですね。




二人で押し合います。


なかなか言葉で説明するのは 難しくてですね

それでいて 適切な画像を探してる時間もないので




しょーがない

もっと わかりやすくしますとね




























わかりやすく。

これ手です。




こうして押し合ってる間、強弱のエネルギーと方向のエネルギーを
同時に調和させてるわけですね。


最初は 適度に押し返す という意味がすっと入らない方もいますが

何度かやるうちに 徐々にわかってきますが・・・



でも、これをみんなにやってもらうと、どうもうまくいかない。


重ねた手が、その場で動かないままになってしまったりですね、

では どちらか一方の方が 動かそうとすると すごく強くなってしまったり

軽すぎてしまったり、




お互いが遠慮して 妙に弱々しい力加減のまま ジリジリと数ミリずつ動く・・とか


ともかく おかしな感じになってしまうのです。




どうして こうなってしまうのだろう、と 悩んだのですが それは



エネルギーの終点のビジョンがないから  

だということに気づきました。




このイメージトレーニングは 関節の柔らかさや

関節の曲げ伸ばしの共有をも 同時に感じ取れるようになる

優れたトレーニングだと思っています。





最初に向かい合って 手を合わせた時、

二人の関節は曲がっています。肘も。手首も。



一方が押し始めた時、終点までいけば その肘は 

最終的には伸ばしきることが出来ます。

この場合 そこがゴールです。








青い人から先に押し始めた時、青い人は明確にこのゴールの位置を
意識して押し始めることが必要です。


ここまで行くぞ と。


その青い人が持っている ゴール位置のビジョンを 受け取る黄色い人も
感じることで、

適切な速度が生まれ、調和されます。


黄色い人も 「ああ 青い人は あのゴールへいきたいのだなあ」と、
感じ取ることで、正しい強弱 、重さで 受け取り続けることができるのです。




よく踊ってる時に、女性さん達に 相手のことをどこか一点だけ
じーっと見つめ続けてるのはよくないよ と言うことがあります。

視野を狭くしててはいけないよ、と。


これは 相手が どの方向へエネルギーを発してるのか
掴みにくくなってしまうからです。




男性も 同じく、女性の方へずっと首を曲げたまま 見つめたまま
踊り続けたりするのは、互いに踊りにくくなる上、
フロアを流れてゆけなくなってしまいます。



そもそも 男性は 前のペアの動きにも注意を払いつつ、自分のスペースが
出来たら 進まなければならないのですから尚更です。



私は 男性に組んだ状態でステップを教える時、



次はこの手の下へリードして、

その次は肘の下から肩の下・・・

といった具合に 女性に着地させたい場所を伝えてゆく方法をとります。



二人の間のエネルギーフォールドは 
非常にはっきりしているのです。









肩 肘 手  肩甲骨の後ろを通って 円で繋がる フィールドは

柔軟に変形します。


だから 枠を (腕を)固めてるのはダメだし

ふにゃふにゃもダメ。



まあ、そんなわけです。



最近、続入門クラスの中で このことを伝え始めているのですが

たぶん伝わってるのは 今のところ ほんのごく数名だけなので

気になってました。





少しは言いたいこと 伝わっただろか?













2018年10月15日月曜日

エネルギー問題について考える 2018 その1

エネルギー問題については、クンパルでは最初の入門コースを終え、
続入門クラス(レベル1)からその指導が始まります。

つまり最短で、4回目のレッスンの時に エネルギー問題に触れるという
ことになります。

クンパルレッスンの中でも、地味にこのエネルギー問題という
裏テーマが、欠かせないものとなっていまして、

青山の頃から 12年以上クンパルをやってきて、このエネルギー問題に
触れる というタイミングは

どんどん どんどん 早くなり、ついに4回目で という最短のところへ

きてしまったわけです。



それは、後にすればするほど 同じクンパル生の中に

「エネルギー問題を習ったことがない」という人が出てきてしまいかねず、

それを何としても避けるために、どーしたらいいか 考えた時、


早い話が とっととやってしまえ ってところへ落ち着いたわけですが。


それでも、続入門の中で触れるエネルギー問題は ごく初歩の部分ですけども、

最近、4回目というタイミングで導入するようになった成果をすごく感じています。


最初のレッスンで 超フラフラして 生まれたての馬のようだった生徒さんも
エネルギーが 整ってくることと、足取りが安定してくることが
本当にピタッと比例し、そこへ至るのが 早くなってきたように
思えるのです。


いろんな 難しいステップに入る前に

ボックスとサリダ という超ベーシックの中でのエネルギー問題に

挑むので ステップに気をとらわれずに集中しやすいためではないかと

思います。



タンゴを踊る エネルギーには 3つの種類があります。

    強弱 のエネルギー
    方向 のエネルギー
    感情 のエネルギー


これまで 私自身の中では この3つを理解していたつもりでいたのが、

生徒さんたちへ ちゃんと言語化して伝えきれていなかったことに

ようやく気づきました。



クラスをしていて 1回目や2回目に教わったことがうまく出来ないことは

当然のことですけど、

複数回、なんなら何十回もやっていて うまく出来ないのだとしたら

それは完全に教え方が悪いのだと思っています。


何かしら伝え方が間違っている部分があるのだから、

伝え方のリニューアルをどーにかして考えるべきでして・・・



それで、じっくり考えてやっと気づいたのですが


私が伝えてたのは 強弱のエネルギー だけだった ということに ですね。


強弱

方向

感情


3つのエネルギーの中でも、感情エネルギーというのは ちょっと別枠のもので

ハイレベルですから、ここにはあえて触れません。

その話はちょっと置いておきましょう。


強弱のエネルギー と 方向のエネルギーはセットで考えてて

強弱が整えば すなわち 方向も整うもの


私としては そこをまったく疑わず 当然のことだと思っていたのですが


それこそが 罠だったのです。


人生で初めて ダンスに触れ、しかもそれがタンゴで、

エネルギーを相手と調和させなさい って なんじゃそりゃ? という

生徒さん達にとって 「強弱エネルギーと 方向エネルギーがセット」であることは

ちっとも当然のことではないので、


その2つの繋げ方 を伝えてあげなきゃダメなんじゃーん!! という

気づきを得たわけです。  おそい!私!!




もう今 ぜんぜん 話についてきてない人 続出ですよね。


ちょっと 「その2」で図解入りで説明します。




もう エネルギー職人になってきたな わたし。



2018年9月24日月曜日

DJ修行をする人々

最近は雨も多いですけど

すっかり秋の空気が気持ちよくなってきましたね。


私は今日、夏のサンダルを全部消毒してしまって
ブーツを出す という作業に没頭してました。

私 早めのパブロンなんです∑(´□`;) あは。


さて、巷では DJ講習というのをする教室もずいぶん増えてきたと感じます。


クンパルでは・・・

      そうだな・・・


たぶん7−8年前にLALOというアルゼンチン人の友達にお願いして
DJ講習をしてもらった記憶がありますが

それ以来ですな。

当時は まだそんなに興味を示す人が少なかったな。。。


それが最近では DJ になろう というのじゃなくても
音楽にとても興味を持って、勉強される方が増えました。

やはりインターネッツの力はでかいですよね。

楽曲の入手も、クレジットカードですぐ買えるし
楽団や作曲家、作詞家のこともウィキペディアでだいたい済むし。
(情報の正確さはさておき)


ほんと10年ちょっと前まで、
おぎりんが「振込みしたのに何ヶ月もCDが届かない・・」
と嘆き悲しみ、ずっとずっと忘れた頃に

とんでもなく汚い 小包が船便で届く というようなことが
よくありました。

開けたら虫とか出てきそうで、うわぁぁぁ と言いながら

指先でつまんで開封したものです。


しかも CDにはビニールの個包装とかされてなかったりして
これ一度聞いただろ? あ?みたいなのとか普通にあったりしてね(T△T)




さて、来週の日曜日はミックスタンゴです。

DJはカズミックスくんです。

カズミックスは クンパルで最初の認定DJです(笑)


先月はNAGHI が映像もともにやってくれました。

来月のビギナーズミロンガは DJ - Ham がデビューです。


続々とDJ修行をする方が増え、本当に嬉しく頼もしく思います。

やっぱりDJって その人らしさ が垣間見えるところが面白いところですよね。


DJおぎりんも そのオタクさゆえに 好評を頂いてますが

続く クンパルDJ達もそれぞれの個性があっていいなぁ と思います。


次の日曜日、ぜひどなた様も遊びにいらしてくださいね。



    mix tango by DJ - kazumix
    9/30(日) 17:00-20:00  ¥1,500-  飲食持ち寄り

       スカート屋さんもあるよ!!




ついでに宣伝させて頂きますと
DJ修行される方には 絶対外せない FJTA 音楽講習が
10/14(日) にあります。

飯塚会長による 超〜レアな音楽情報満載ですので、おすすめです。

今回に限って 私は行けずに本当に残念無念なのですが、

参加ご希望の方は ぜひ あたくしまでお声掛け下さい。



FJTA 音楽講習  10/14(日)
場所:恵比寿 G-BOX
時間:10:30-12:00
会員 無料:一般¥1,000-



いろいろよろしくです。

2018年9月10日月曜日

言語教育の重要性について その2


タンゴのステップ名は動きの特徴によってついてる という話でした。

つづきです。


私が メディオヒーロ と理解している 半回転の動きを

メディア ルナ 半月 と呼んでいる 教室もあります。


私が バイベン と呼んでる 動きを クニータ と呼ぶ教室もあります。



更に ややこしいのが

私がカデンシアと呼んでるものを バイベンと呼ぶ人もあり、

私のバイベンと その人のバイベン

言葉が同じバイベンであるのに まったく違った動き

ということまで出てくる始末です。




かように タンゴのステップ名は 人によって様々なわけです。


ステップ名だけでも そのような混乱はありますが

このダンスの基礎的なことを教えてゆくにあたって 講師が
どんなメソットを組み立てているか という点でも
扱う言語の意味が大きく変わってゆくように思います。


クンパルでは 入門でオチョ を往復の動き(8の字そのまま)で教えてますが

早い段階から、しかしそれを往復で覚えてはいけません

       片道の仕組みを知りましょう  という点をかなり重要視して練習します。



なので続けてゆくうちに「後退のオチョ」というのを 8の字往復ではなく

  立ってる足に対し、胸をどちらへ絞るか

という本質的な 理解に至ってくることを期待しているのです。



そうすると、レベル3 レベル4 など その場で先生がつくった
シークエンスを
はい やってごらん と投げられた場合


例えば

この右足で 後退のオチョのリードフォローをしてからラピス ・・・ といった

説明があっても まさか8の字往復をしてから というわけではなく

  右足で左絞りをするだけ = 後退のオチョのリードフォロー

ということが
わざわざ説明しなくても 全員に 非常にスムーズに 周知されるわけです。


ここへ至るには レベル2の段階で
シークエンスのつなぎ というのは 
オチョの働きを利用したものの集合体なんだ ということを

繰り返し 練習し、ステップの丸覚えでなく 本質的なところを
捉えてゆく 経験によって生まれます。


必要なのは 表面ではなく 本質的な部分を感じ取ること です。



クンパルでは 今や どれほど経験がある方も どなたも入門コースから
お願いします というルールにしていますが、

この言語教育の重要性が その理由になります。


すでに 半年  1年   タンゴを習った経験がある方でも

私たちには 私たちの言語によって 構築された メソットがあるので

当人も困惑させてしまいますし、そこから一人に対して解説してゆくには
時間がかかり過ぎてしまいます。



ただ、それらの様々なメソットがあるけれど 同じ場所に繋がっている
ことも事実です。

メディオヒーロ と メディオルナ は言葉は違えど同じものですし、
バイベンという動きが あのバイベンと このバイベンは違う動きであっても

タンゴの全体像が捉えられるようになったとき、

そんなのは まったく たいした問題ではない ということに至ります。


あくまでも タンゴは即興のダンスで、

既成のステップを組みあわせて 踊ってるわけではなく

分解すれば すべて1歩ずつ の集合体 だという感覚に至るわけで


そうなると どのような言語であっても 問題がなくなるはずなのです。



ごくごく稀に とても勘が良い というか 感性が良い というか
このタンゴを早い段階から 全体像で感覚的に捉えることが出来る人も
いるのですが、

一般的には そのように至るには 早くても2年くらいはかかるかな と
感じています。



逆に言えば、クンパルでも 3年以上時間をかけて 他の教室できちんと
習った経験のある方であれば、
おそらく全体像として すでに捉えているだろう という期待から

レベル4あたりから 飛び入り可 にしてもいいんじゃないかな なんて

思ったりもしますけども。。。

   
    実際には なかなか むつかしいです。





日に日に 秋の空気ですな。

昼間 蒸し暑くても 夜の風は ずいぶん心地よくなりました。


今月は 振り付けのクラスもあるので
またも休み返上で がんばります。



では (´-`)












2018年9月5日水曜日

言語教育の重要性について

先日も ビギナーズミロンガのあとは恒例の反省会でした。

この反省会だけは 私達もオフィシャルで参加します。


で、楽しい宴の会話の中で、

以前 フィギュアスケートをされていた という方から
それぞれ動きの名前は それを成功させた人の名前でついている という
ことを聞き、

私は初めて知りましたので 大変驚きました。

イナバウアー は イナバウアーさんがやった技 とか

アクセル ジャンプ は アクセルさんのジャンプ とかですな。


へーえ へーえ



アルゼンチンタンゴのステップの名前で 人の名前 ということはありません。

動きの特徴 が ステップ名となっています。


オチョなんかは まさしく ですね。 8の字 っちゅーことで。

サリダ は出発や出口の意味ですから  この枠を中心として発展させる(出てゆく)という
意味づけで 呼び始めたのでしょう。


以前、ずっとずっと昔ですけども

ブエノスアイレスの カルチャースクールのタンゴ教室で
日本人の観光客に対し 現地の通訳さんがいて

先生が解説をする時

「ここで出口の5から 8をします。」 というような通訳を
されてましてね、

わけわかんねーな と思ったものです。


日本人に対し ステップ名は そのままスペイン語で良い だなんて
通訳さんにとってはそんなこたぁ 知らねーよ

ということだと思いますので   仕方ないわけですけども


つまり その時 先生が解説してたのを 日本人向けに通訳するなら

「ここでサリダの5歩目からオチョをします。」 となります。


余談ですが、アメリカ圏の方々は
フロント オチョ とか バック オチョ」などと
言ってるのを 耳にします。

英語とスペイン語をまぜてる っつーので

まあ 感覚はどこも同じなのでしょうね。

 フロント エイト ではないのよね。


もう1個 余談ですが、昔はサリダの1歩目を 男子の右足後退・女子の左足前進から
数えるースが主流だったと思いますが、

現在は 男子の左足横、女子の右足横を1歩目とするところの方が
増えてるきているように思います。

私自身が 横1派なので、勝手にそう思えるだけなのかもしれず
実際のところは知りませんけど。

後ろ1だと、狭いミロンガでも なにがなんでも 下がってから踊り始めたり
すると迷惑だな というのもあって 横1派な私ですが

いや、下がる体の向きを工夫することにこそ意味があるわけでして
本来 下がる というのも大事な動きの1つではあります。


話がそれたままになってゆきそうです。


タンゴのステップ名は 人名ではなく 動きの特徴による という話でした。


クンパルでは「いらっしゃいませ」と呼んでる動きがあります。
勝手につくった言葉です。

主に方向転換させる時などに使い、

内周と外周の歩幅の違いを解決させるための 動き方になります。

かなり重要度高く、汎用性高く、理解度を深めるのに
時間のかかる動きです。


先日 よその先生が クンパルへ打ち合わせに見えた時
ホワイトボードに書かれた「いらっしゃいませ」を見て

「これは何か」と聞かれまして、実演して見せたところ

「おお、それは うちでは こちらへどーぞ と呼んでるものだ」と

おっしゃるのです。


なるほど。用途から考えるに同じニュアンスを持った言葉ですから
納得です。


この「いらっしゃいませ」「こちらへどーぞ」的な動きは
ステップを覚えるというスタンスでいると
まったく身につきません。活用出来ないのです。

なので、教師としては 少し面倒な工程ではあるのですが
それでも 絶対に必要で 時間をかけて なんとか教えてゆくべき課題だと
思っております。

思うに、ちょいちょいミロンガで見かける方に
このような面倒かつ重要なシステムを習ってない(または習得に至ってない)人
がとても多いようにみえます。

これも うまくフロアが流れない一因だと思えるのです。



それで、まあ このように 同じ動きであっても
その先生の使いやすい言葉で 表されてるのが タンゴのステップ用語なので

同じ動きであるのに、呼び方が違うものは たくさんあります。


と同時に、

このダンスのシステムを 生徒さんに説明する際、

どのようなメソットで 伝えてゆくのか という点も

先生によって かなり大きくバラツキがあるものです。



なんだか余談ばかりで 本当に書きたいと思ってた

言語教育の重要性について にはたどり着けてない気がしますが

今日は ここまで(笑)




そんな引っ張るほどの話ではないのは ご承知の通り、いつも通りですけども。



ではまた(´-`)


2018年8月10日金曜日

お知らせ

急なことではございますが
来週 月曜日の出演情報です。





お盆休みなどで
ご都合のつく方はぜひ!

2〜3曲踊る予定です。

1曲は即興で。



もう1曲は 何年か前に 踊った振付を 急いで振り起こしして練習中です。

先日、入門コースにお申し込み頂いた方が
その踊りをYouTubeで見てお申し込み下さった とのことなので

なんとも嬉しい限りでございますし、
なんだか縁起のいいタイミングなので それを選びました。



8月13日(月)16:00-19:00
¥3,000-  FreeDK
@ 銀座 リベルタンゴ



秋くらいになったら この写真の時みたいに
髪 短くしてみよっかな〜〜。。。。



2018年8月8日水曜日

母と病院

わたくしの母せつ子はお陰様でなんだかんだ79才でございます。

なんだかんだ体のあちこちは悪いのですが

ここのところ目が見えづらいと言うようになりまして

手足が不自由で耳は遠くて 半分ボケてて(天然だけど)
その上 目が見えないんじゃかわいそーなので

まずは 町医者へと行きました。

駅前にある 眼科は びっくりするほど
待合室にすし詰めの老人でございます。

や、本当にびっくりするほどの混雑っぷりなのですよ。

眼科ってどこもこーなの?

  
で、その町医者では 何だか色々ヤバイから
大学病院紹介します っちゅー話になりまして

ここのところ 何度も家から車で20分ちょっとの
山ん中にある大学病院へ足を運んでるわけです。

そのため、レッスンをお休みさせて頂いたり、昼ミロ欠席したり
皆さまには何かとご迷惑おかけしておりますm(_ _)m


この大学病院の眼科も 初めて行った時は
本当に腰を抜かすほどの 患者数で

ざっと100人は待合室にズラーっと座ってるわけです。

オール老人!!

その日は 朝11時に行って、病院出たのが夕方5時。

弁当持ってかなきゃ無理ですよね、ほんと。



結局、母せつこの症状は白内障と加齢性黄斑変性 というものを
抱えてると言われました。

お医者さんの話によると、白内障の手術は 誰でも歳をとれば
必要になる とのことでして

軽々しく言ってはいけないでしょうが 普通は 比較的 簡単な手術だそうで、


ですが、せつこはパーキンソン病というものを抱えているので

どうしても体全体が常に揺れてしまうんですね。


何ミリの世界の目玉の手術なのに、ずっと揺れてるんじゃ
名医だって困る ってんで、なかなか話が決まらずに

教授様のご意見を仰ぐためにもう一度 とか

手術台に乗ってシミュレーションしてみて 揺れ具合をみましょー とか

パーキンソンの担当医からの見解をもらいに行くとか

何度も何度も足を運ぶことになってしまってるんです。 (T△T)



もう、この暑いのに、ばーさん連れ歩くなんて
それだけで命がけです。ほんと。


小さな検査のたびに 3人がかりで 頭を押さえつけたりするので
ハラハラします。
「動かないで!」って言ったって無理なのにさぁ。



そんなこんなで、何度か通ってるうちに 
なんと担当医が 別の大学病院へ移ることになったっつーんで


      ( ̄□ ̄;) ガビーーン と


また 話が降り出しに戻りまして

変わりに来た 新しい先生に 判断を仰ぐことになりましてね


この新しい先生が また よくしゃべる人でして

患者一人一人に「はじめまして」の挨拶と
前の先生からの見解と 自分の見解との説明が
非常に長くてですね

        ↑  でも こー 書いてみるといい先生ですね


この先生の はじめての日の待ち時間の

まーーーーーー長かったことったら!!!!


午後1時の予約に行って、病院出たのが 夜7時半。


間にいろいろ検査をしながらだったので、うちが一番最後になってしまい

待合室もガラーーーンとした中、取り残される形になってしまいました。



うちの1つ前の患者さんと、先生の説明してる声だけが響いてます。

誰もいなくなったし、暇なので記念撮影しておきました。

ポツンとせつこだけが座る待合室。


これくらいの時間になると、他の看護士さんや事務員の方など
先生が終わらないなら、帰りたくても帰れないんでしょうね・・・

代わる代わる何人も 壁の端から ひょいっと顔をだして

  「ばーさんとメガネ まだいる・・・・」

と確認しに覗きに来るんですよね。


ルンバのセットも済んでます。







ともかく こんな感じで まだしばらく病院通いは続きそうです。





ばーさんとメガネ↓







うさぎも高齢ですが
お陰様で元気でございます。


感謝。




2018年7月26日木曜日

暑さがいろいろヤバすぎる

あのー、なんでしょうね 七夕ネタの食いつきの良さは・・・

あちこちから いーぞ その調子! とか 

そーだよ  そーいう面白いの頼むよ とか

やれば出来るんだから とか(笑)

あたしは芸人じゃないんだよ。 無理だよ って苦笑いしてます。


あそこの市民が毎年あんなにバカばっかとは限らないんだよ。

今年はたまたま粒ぞろいの当たり年だったよね(笑)



まあ、また来年ももし出物があれば。


でも、こんなにボチボチしか更新してないブログを見て下さってる方が
たくさんいて嬉しいです。
ありがとうございます。


さて

ところで、

この暑さったらないですね。
もう踊りに来るのも命がけですね。

何年後かには 普通に40度超えるようになるんですって?


もういっそ 全国的に道路ひっぺがして 土に戻しましょうよ ねえ・・


先日も、やっぱり 例の七夕の街を歩いてる時ですけども、

犬の散歩してるじじーが
自分ばっかりチャリに乗ってるんですよね。びっくりしました。

犬が死にそうな顔して「無理!もう無理!!」って言いながら
引きずられててですね。

それ 確実に虐待だから!!

大人の背丈だと 頭の位置あたりの体感温度37度くらいの時、
子供の背丈だと 体感温度40度くらいなんだとか。

じゃあ、犬の高さだと 何度になっちゃうのーー?

肉球やけどするし。


本当にやめて欲しいです。

じじーも一度チャリ降りてほふく前進してみれば
犬の気持ちがわかるばい。



ところで
今日、暑いなー と思いながら 真っ青な空を見上げて

ああ、いっそ沖縄とか行きたいなー と思って 顔をおろした途端

目の前に「沖縄料理の店」があったもんで びっくりしました。


そーか これでひとまず欲求をおさめるか ・・・と 店に入り
お昼の定食をいただきました。

おかーさん めちゃくちゃいい人で 美味しかったです(´-`)



暑さに負けず、たくさん食べて体力つけて 踊りましょう。



では。








2018年7月20日金曜日

8月のスケジュール

クンパルTime's 8月号の発行が遅れててすみません(T△T)

さっきホムペにあげたよ。

ココ

よろ。


2018年7月8日日曜日

星に願いを 2018

昨日は七夕でした。

レストランやスーパーなんかに 笹の葉がディスプレイされてて
短冊とペンも用意されてるのを見ましたが

なんだか お願い事を人前にさらすのは恥ずかしくて
ためらってしまうわたくしです(´-`)


そんな わたくしのためらいなんぞせせら笑うかのように
うちの母せつこんちの最寄駅では 今年も住民の願い事が炸裂しておりました。


以前、2014年の七夕にも ここにUPし
なかなかの衝撃だったので 覚えてる方もいらっしゃるやもしれませんが、


今年も駅の改札を通り、チラッと横目で見て 過ぎようかと思いましたが
やはり二度見して戻ってしまった次第です。







宣言しちゃったあとで恥ずかしくなったかな?
照れ隠してで つい う○こ書いちゃったかな?






会うだけじゃね。つまんないもんね。
あわよくば ね (笑)







世相を表してますな。


 ところで ケミオって本名だろうか?
あだ名だろうか?・・・そっちも気になる・・。






「つかれ」という漢字を知らないくらいの年齢だろうに
年に一度のお願いがそれでいいのか? ほんとうに・・・。

それほど疲れてる子の横には虎視眈々と
世界征服を狙う輩も・・・








だから年に一度のお願いのチャンスがそれでいいのか? ほんとか?






おや?フクちゃんかな??







武藤さんと不倫はしてるけどあたし別に遊びだし奥さんと離婚されても
困るのよね、よーし星に願っとこ! 
みたいな 武藤さんの彼女の伊藤さん。






おや? 友達を蹴落とす系かな?





ポジティブなのかネガティブなのかよーわからんな。





エマワトソン きれいだよね。会えたらいいね。

「無事」の「無」の字が怪しいから進級は どーだろうね・・・。。






なんだかすごいけど具体的だね。







欲がないね。






人の不幸を願ってさらにもう一つ・・・のもう一つの方が
きっと肝心なんだろうけど肝心な方が何書いてんのかよくわからないから
この場合、願いが届くとしたらリア充達の破局かもね。






もうじきに叶うよ。
か・な・ら・ず!






ああ、あれね、仲良しだったけど自分だけ彼氏できちゃって
なんか気まずくなっちゃって「あー どーせ彼氏と遊ぶんでしょ?」とか
いちいち言われてるから こいつにも彼氏できればいーのによー 
っていう あれでしょ?

















だれーーーー?

クンパル生 だれーーーー?







と、まあ、今年の七夕はこんな感じでございました。

2014年度版はコチラです。


では、また(´-`)



2018年7月4日水曜日

楽しくするのも つまらなくするのも自分次第 だねー

それで、前回
「好きなことを仕事にしてていいですね」と超よく言われるんだよね
っつー話でした。

遠足がきっかけでね、
この「好きなことを仕事にしてる今の私」について
ふと思ったのですが。。。

私はタンゴが大好きで
踊るのが大好きで
それを人に伝え広めることが大好きなので

この仕事をさせてもらえてる今というのは本当に幸せです。

これは、例えば昔からの夢だった とか そういうことではないのですが
「好きなことを仕事に」という意味においては 思いの外早めに叶って
しまったんですよね。

もう20年以上この仕事をしてますから。

で、始まりは 別に好きなことを仕事にした という意識は
私自身にはぜんぜんなかったのです。

気付いたら このような流れに乗ってて、
だから最初の頃はつらいことの方がずっと多かったと思いますし、

なんなら「嫌だな」と思いながらやってたかも。

で、後になって、例えば たくさんの人に感謝されて嬉しかったり

自分がゼロから教えた生徒さんがすごく楽しそうに踊るようになったり、

そんな積み重ねから 自信がついてきて 
やっと「この仕事が好きです」って言えるようになったんですよね。

明確にそれがいつからなのか って問われたら ちょっと困ってしまうな。

ほんと、いつなんだろ?   



タンゴの先生になって
最初のうちの大変なこともたくさんあった時期って

同じように「好きなこと仕事にしてていいね」って言われると

きっと反発してたでしょうね。

「いやいやいや、そんなことないよーー 大変なんだよーー」とかね。


本当は さっき書いたような喜びもいっぱいあったはずなのに
意識の向け方が 大変だー って方にフォーカスする癖が
ついちゃってるってゆーのかな。



それが、

先日の遠足の報告をした友人から

  「ええー 先生って大変だね」って言われて

なんか急に ビビビーー って わかっちゃったんだよね。

以前は ただその癖がついちゃってただけだったんだ ってことや、
でも 今はまったくその癖がちょっとも顔出す余地もないほどに
ぜんぜん大変なんかじゃなくなってる ということに。


以前の私は 私自身が 大変 な方をフォーカスしてたから
その通り、いろんなことが まさしく大変になってしまってたわけで

でも今の私は 楽しい方をフォーカスしてるから
ぜんぜん大変じゃないし楽しい。

急にわかっちゃった(笑)



このバス遠足は 私が行きたくて 私が決めたことで
ふだん一緒にここで踊ってる人たちと ちょっとお出掛けして踊ったら
楽しいだろうな〜 という
まあ、そのまんまなんですけど(笑)

そーやって決めたことなので

だったら楽しくないはずがないんだ と。

なんだかよくわからない感じかもですが

遠足に限らず すべてのことを楽しいことにするか
つまらないことにするかは 自分次第ですね。

ありふれた言葉なのかもしれませんが、本当にお腹に落ちるのって
ちょっとしたことですね。




ふふん。

いつもありがとうございます。

2018年6月28日木曜日

クンパルバス遠足

10日ほど前のことですが、

バス遠足に行って来ましてね。クンパルの皆さんと。

これがもうめっちゃ楽しかったとですよ。


朝8:00 麻布十番駅チカのコンビニ前で集合して
大型サロンバスでお出掛けミロンガです。




梅雨だと言うのにね、ほんと前日まで雨だったのにね、
この日はピーカンですからね、
富士山がパカーンときれいに見れたのです。



バスの中では「伝言ゲーム」をしました。
お題は当日の朝、電車の中で考えたものです。

あの、伝言ゲームだっつってんのに「連想ゲーム」にしちゃう人って
絶対いますよね(笑)
ちげーっつーの、みたいな ね。




お昼ご飯はね、空豆のご飯とあさり汁、お刺身、天ぷら、お肉と
盛りだくさんで すごく美味しかったです。
おやつにスイカももらいました。




ホテルのど正面が富士山なので、食堂からもこの眺めが見れたのです。
すごいでしょ。




ホテルのダンスホールも古いけどミラーボールなんかあったりして(笑)
サイズもちょうど良く まったり踊るのにいい感じでした。



このミロンガの間に お風呂入りに行く人がいたり、
湖を散歩しに行く人がいたり、それぞれ好きにしまして

帰りにちょっと富士吉田の道の駅なんかに寄って帰って来たわけです。



この遠足の話をね、友人にLINEして知らせたんですよね。
「あたし今日 遠足なんだー」ってね。

そしたら「ええー、先生って大変だねー」って返って来たんですよね。


でね、そう、確かに 以前は そのような報告とかって
一種の愚痴としての報告をしたのだろうと思ったのです。私が。

私がそのような なんかこう 遠足っつー名の仕事なんだ ってね。
仕事としての遠足だから 手配とか 参加者に気を配るとか 色々が絡むわけで

その面を切り取ると「大変だよね」になるんですよね。


それがねえ、もう今回

ぜんっぜん大変じゃないもんね って感じでね。


だって 楽しくて仕方なかったもんでね。

なんなら 遠足の3日前からもう楽しくて仕方なかったんです。
教室でその話するだけで大爆笑してて
レッスンの後だから もう夜も遅いというのに
みんなが帰っちゃうのが名残惜しいくらいにね。


よく私は「好きなことを仕事にしてていいですね」って言われます。

これもう昔からずっと 超言われてます。

最近このことをよく考えるのですが、この遠足も
この「好きなことを仕事に」問題に対して 気づきを得る
大きなきっかけになりました。


そのことは また次回に ( ´¬`)ノ  ふふん。





2018年6月10日日曜日

10周年

今朝、FJTAの音楽講習がありまして、私は毎度 受付係なのですけど
そうすると、以前クンパルに来てた方とかとも会えたりしましてね、

あー まだタンゴ続けてて しかもこんなマニアックな(笑)講習に来るくらい
タンゴの音楽にも興味を持ってがんばってるんだなー と
嬉しく思います。

それで、今朝も「わー 先生お久しぶりですー」って声をかけて頂いて

「先生のブログいつも見てますー 10周年おめでとうございます」って
言ってくださって 本当に嬉しかったのですけど


 そーだ、10周年のことブログに書こう書こうと思いつつ・・・
 
  あれからどんだけ経ってるんだ・・・( ̄◇ ̄;) と


反省しまして、
ほんと今更ですけど いまさらご報告です。


4月29日の出来事ですけどね。
120人か 130人か もう正確な人数はわからなくなっちゃったのですけど
そのくらいの方にお越し頂き、

部屋の酸素はろうそくの火もつかないほど薄くなり

ぎゅーぎゅーの状態でそれでも踊る という

もう本当にありがたくて 泣いてばかりの 嬉しく楽しいお祝いの日となりました。


お越し頂いたみなさまには 暑さでさぞかし不快な思いをさせてしまわれただろうと
思います。
どうもすみません、 心から ありがとうございました。


たくさんのお花も頂きましたし



有志より かっこいいクンパルロゴ入りオードブルやケーキをいただき






いつもいつも写真を必ず撮って、しかも希望する人みんなに
配ってくれるリーダー  ありがとう!




「タンゴの道」というお花畑みたいなメッセージカードいっぱいの
アイデアをまとめてくれた アッコちゃん ありがとう!





このメッセージカードは アッコちゃんが1冊のアルバムにまとめてくれました。

宝物です!!!

泣かせやがって・・・このやろう!!(>_< )!!



麻布クンパルがあるのは、その前身である 青山クンパル時代を支えてくれた
当時のスタッフの力あってこそです。
関谷先生、真由美先生、周平先生、舞子先生は 今それぞれ
大活躍されてますが、4人全員が来てくれて本当に本当に嬉しかったです。

みんな忙しいのにねえ、ありがとうね。


終わったあとすぐに 青山時代の頃の映像なんかを 一緒に見たんですけどね、

感動しちゃいました。

その映像って、確か麻布クンパル4周年の頃に作った映像だったんですけどね、

「ああ、いつかこれを真由美とか舞子とかと一緒に見れたらいいなあ〜
 でも もうみんなそれぞれの活動があるんだし、揃うことはないよな〜」

なんて、思ってたんですよね。

でも それが現実になるなんて、願いが叶って嬉しいです。


たくさんの久しぶりの方ともお会いできて
本当に心に残る1日となりました。


みなさま どうもありがとうございました(´-`)
















2018年4月18日水曜日

歌謡曲 de タンゴ

以前、歌謡曲だの演歌だので練習した曲をUPしてて

今でもたまーにリクエストがあったりするのですが

まあ そのうち・・と思ってる内に あっという間に3年も経ってしまいました。


で、久しぶりに 練習してみました。


あのー、昔のドラマが好きなんですよね。私。

今じゃすっかりテレビも見なくなってしまったのですけど、
小学生の頃から やけに大人ムードなドラマとか
夢中で見てましたからね。

あのー、昔のドラマって 大人がちゃんと大人だった気がします。

石原裕次郎なんか 30くらいの頃には すっかり50の貫禄で演技してた
感じですしね。
ほら、松田優作とかね。

昔はタバコとかお酒とか 暴力とかのシーンもジャンジャンだったから
かもしれないけどね。


で、亡くなっちゃったけど ほら 根津甚八の ほら
「あまく危険な香り」ってドラマ知ってます?
なんかストーリーはめちゃくちゃなんだけど、やけに色っぽい感じのね、

倍賞千恵子が素敵なの。ぜんぜん寅さんのさくらじゃないの。

それで、岡田真澄はやっぱりセクシーだし、浅野温子の眼力ったらないしね。

このドラマの頃、金妻もあったし、ふぞろいもあったし
       (金曜日の妻たちへ)(ふぞろいの林檎たち)
もう大人なドラマ満載だったのよね。


で、中学生、高校生くらいでも鎌田敏夫の
いわゆる トレンディードラマを 夢中で見てたわー。ふふん。


ああ、それで「あまく危険な香り」なんだけど、

この主題歌は山下達郎で、これまた本当にドラマにピッタリの曲なんだけど、
なんつったって、こんな曲をヤマタツが29歳の時に歌ってんだから
やっぱり 大人だわー って思うわけよ。

あの小学生くらいの頃の私が憧れてた「大人な世界」に今の自分が
いんのかよ っつったら 絶対 いねーよ って感じでがっかりしちゃう。


まあ、いーや。

それで、この「あまく危険な香り」を 本当に素敵なオトナの
田島貴男がカバーしてるやつが 超最高で、大好きなのよ。

ヤマタツもいいけど、田島も最高 っちゅーやつなのよ。

この人のセクシーさは 本当にもうどーかしてる って前にも
熱く書いたかも。







もう少し時間かけて徐々にフェードアウトさせたかったのに
出来なかったから、プツンと切れちゃった。



   望郷じょんから

   色彩のブルース


2018年4月8日日曜日

一文字打つごとに泣けてきてしまううううう









10年前くらい  あの頃 よくここへ通ったなー  という方も

8年前くらい 一度だけ ここのミロンガ行ったことあるなー という方も

6年前くらい 入門コースはここに行ったんだよなー という方も

4年前くらいから 週2回ペース崩してないし という方も

2年前くらい 年に3回くらい行ったかも という方も

行ったことないけど 噂に聞いたことはある という方も

どなたも歓迎いたします。



みなさまの支えあって10年を迎えることが出来ました。
感謝の気持ちを伝えさせて頂けたら 大変ありがたく思います。

沢山の方と 笑ったり、懐かしんだり、これからもよろしく と言えることを
楽しみにしています。


どうぞどうぞよろしくお願い致しますヽ( ´¬`)ノ





2018年3月1日木曜日

まあ なんちゅーか 報告っちゅーっか。

何年かごとに グループクラスのスケジュールを変更しているのですが・・・


  あ、ごめん  スケジュール変更の報告ではありません


そうでなくてですね。 以前は

 初級・初中級・中級・・・というクラス分けの仕方をしていました。

それが 長くやってるうちに 初期の頃から通ってる方のクラスと

最近始めた方のクラスとで レベルの差もそうですが

なかなかクラス分けの仕方は悩みどころになった時期がありまして。


かと言って あまり細かくするのもなんですし ね。


以前、土曜日の夕方には上級クラスがあって
そのクラスは 初期メンバーがすっかり固定になっており
少人数ながら 楽しくやってました。


ですが、一時期 やたら初級クラスばかり人数が増えてしまったり
一方 上級クラスメンバーは反比例して少なくなってしまったり、
時間割の調整が本当に難しくなり、

苦渋の決断で その慣れ親しんだ上級クラスをやめることにしてしまいました。

その時から 呼び名も 初級・中級・・・から レベル1・レベル2・・・という
ように変えたんですけどね。


それが、最近になって またその当時タンゴから離れた土曜上級クラスの
レギュラーメンバーが戻ってきてくれたりしましてね。

そーいうのって、本当にそれはそれは嬉しいことなわけです。


当時のそのメンバーは
毎週毎週 レッスン後には ご飯を食べに行ったりしてたようですし、
すっかり土曜の習慣として楽しみにしててくれてたのだと思うんですよね。

その彼らにとっての大切な時間を

私たちの都合ひとつで奪ってしまったこと

私たちにとっても本当に辛くて寂しいことでした。


それで、そのお詫びっちゅーには
あまりにも時間がたってしまいましたけど


ちょっとした同窓会みたいな気分で
当時のメンバーで1日限りの復活クラスをやろうかと思いましてね。


3月のクンパルTime'sはもう出しましたが、3/24(土)はいつもと
ちょっとスケジュール変えてるんですよね。

レベル3と レベル4のワークショップを予定しています。
その後ろでね、その同窓会的なレッスンをやることにしました。

別にみんなにナイショでこっそりやるつもりなんかじゃ
全然なくてですね、
たまたまその日程を 24日にするか 31日にするかが決まらなかったんです。

ハッキリは決まってなかったけど、まあとにかく24日のオシリは
空けとくか くらいな感じで 先にクンパルTime'sを出してしまったので

結果的にナイショみたいになってしまったのですけど

そーいうわけじゃないのよ という

これは まあ言い訳の記事ですね。


もう一つ言い訳というか、加えておけば
「上級者だけを選んで集めた」というつもりも全然ないです(笑)

あいつら ちっとも上級者じゃないですからね(笑)

まあ、それにしてもですね

クンパルがこうして長くやってこれたのは
紛れもなく 彼らの支えあってのことで、本当に感謝の気持ちで
いっぱいなのです。




そんなわけで
私たちも楽しませていただきますね(´-`)



ああ、でも、
あまりにも当然のことですけども

その 古い人たち(古い人って言い方はアレですね)だけを

特別にしてるつもりではありませんし、

ご縁あって このクンパルへ関わってくださった皆さんどなたも
大切な方です。


いつもありがとうございます  とね


なんちゅーか まあ そーいうことです。



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2018年2月21日水曜日

ビッグイシュー

ビッグイシューという雑誌はご存知ですか?

街頭で帽子をかぶって立ってるおじさんが売ってるのを
見たことあるでしょうか?

私が初めてこの雑誌を知ったのは、マイケル・ジャクソンが
亡くなった時、特集された号を買ったのがきっかけです。
(もう9年も経つんですね!!!)







それまで全然知らなかったので、
「は?本屋さんで売ってないの? なにそれ?」って感じでね
驚いたものです。

クンパルへよく来てくれてる生徒さんが
この雑誌を知ってて「僕は時々買ってるよ」と詳細を教えてくれましてね。


この雑誌はホームレスさんの自立支援の雑誌で、その発祥はイギリスから、
今では世界中に広がってます。

日本では1冊¥350ーで そのうち180円が 販売者の収入になります。

最初の10冊は無料であげて、
その売上で以降は1冊¥170−で仕入れてもらう仕組みになってるそうです。

すごくいい仕組みだよね。


でも、日本版の会社はずっと赤字が続いてて存続がなかなか難しいようです。

やっぱりまだまだ認知度が低いのか、理解が得られないという面も
あるのかな・・・ 引き続き応援したい思いです。


私はあまりあちこちへ出歩くことが少ない方なのですが、
それでもFJTAのミーティングがある時の恵比寿、
あっちゃんとこへ髪を切りに行くときの表参道では
出来るだけおじさんの姿を探して購入してます。


それがね、先日 麻布十番にも立ってるおじさんが居たんですよね。

へえー 珍しいなあ〜 と思いましてね、

今月の分はすでに買ってあったのですが、バックナンバーで持ってなかった分を
1冊買わせてもらいました。


これがね、なかなかね、面白い 興味深い記事もたくさんあるんですよ。

インタビューも良いしね。


よかったらぜひ おじさんに声かけて買ってみてくださいね^^





2018年2月4日日曜日

備忘録


膝は下げても

     体は上げる



  =



ボロは着てても

    心は錦


これ一緒。

2018年2月1日木曜日

「ペ」

今年はなんとお陰様で麻布十番へ移ってから10年を迎えます。

青山でラ・クンパルシータをオープンして、ほんの数年で
今のところへ引っ越ししてしまったんですけどね。

そして、本当に有難いことに 引っ越し&10年を共にずっと歩んで下さった
生徒さん達がいて、
私達は青山世代と呼んでますが

ここのところ、青山世代の方で しばらくお休みしてたけど復活 という方が
増えてまして、
まったくもって 本当に嬉しい限りなのです。


以前の私達は 当たり前のことですが、今と同じような知識を持って
タンゴを教えてたわけではなく、
その当時の その時なりに、精一杯の知識から レッスンをしていましたが、

つまり 未熟であったわけです。

そんな未熟な私達でも
今も昔も変わりなく 私たちには私達の 「イズム」があるんですね。

「らしさ」ともいいましょうか。

それは 一言ではなかなか言い現せないものですけども、


他人同士が何人も集まってするグループクラスでは
どこか 根底に「基準」が必要になると思っていて

それは このダンスを構成するシステムとか、思想とか からも来るものかも
しれませんが、

特に複雑なシークエンスを共有しなければならない
ある程度レベルが上ってきたグループクラスにおいて
「共有させておいた方がいい動き方の根本的な何か」っていうのが幾つかあります。


青山時代には まだ 私たちにはそれが何なのか、具体的に言葉で
生徒さんに伝えられる知識をもっていなかったのですが、

1つに 「ぺ」  というのがありました。



ぺ ???


そうです。   です。


もし、今 これを読んで下さってる青山世代さんか、麻布第一世代、麻布第二世代
くらいまで

「ぺ」 で通して 指導してきましたので


きっと「ああ、 ね」 って頷いてるかもしれませんけども。


なんのこっちゃ(;´∀`) ですよね。



今になっては、さすがに私達も ナベイラさんや、チチョさん、マリオさんなどに
直接教えて頂き勉強してますので

私達が とらえていた「ぺ」 とは


アペルトゥーラ であったことが わかります。


アペルトゥーラからの発展 や その根底にある思想というのは

まさしく 私達が思い描き、感じ、つくってきたタンゴの理想システムだったと
後になって 知ったわけです。


それで、今でこそ、その体の使い方 なぜそうなるのか、
それである為に どう発展したいのか、言葉で解説できるように
ようやくなってきましたが、

当時の生徒さん達には

「ここは ってやりなさい」

これで通してきてしまったのですから 我ながらエライこっちゃと
思いますし、
ついてきた生徒さん達もすげーな と感心してしまうわけです。


そんな風に 私が 古くから こだわって伝えてきた
動き方の1つ、アペルトゥーラ 、すなわち「ぺ」

もうひとつは 互いの距離のとり方 ですかね。

女性には 左腕の使い方だけは 全員同じようにしてもらってきました。


おぎイズムの動き方において 女性からアブラッソのまま固定してしまったり
オープンのままであったり すると不都合があったからです。

男性にも おぎイズムの 距離を自在に伝える方法を教えてきましたし、

女性にもそれを受け取るための 左腕の稼働の仕方を教えました。



私の思う限り、こだわって伝えたのは「ぺ」と「距離感」くらいだと
思うのです。

逆に言えば、それでじゅうぶんなのだと思っています。


私達は青山世代を「ぺ」という 表現一本で育て上げ(笑)
それによって 彼らのレッスンは おぎりんのやりたい放題でイケるって
とこまでもっていったという成功体験があります。

あのクラスは本当に楽しかった。



タンゴの基礎を教えることや、
一般的に広く 世間に通じるようなリードフォローや
ポピュラーなステップを練習することは絶対に大事だと
思ってますし、そこにうんと時間をかけるべきです。

でも、教師としては それを経て、本当の私達のタンゴを 伝えられるように
なるというのは

ある意味、私達へのご褒美といいましょうか、
それはそれは喜ばしく、こんな有難いことはないと思うのです。



ただ、誤解があってはいけないのは

私が言ってるところの クンパルイズムを伝えたい とか
そーいうのは

おぎののコピーや じゅんこのコピーをつくりたいということとは
全然違うのです。

そーではないのです。


習う人というのは 先生を真似る ということが絶対に必要です。

教える側は 真似させるのではなく、単純にその技を伝授するのみ に
徹するべきなのではないか というのが

私のポリシーで、

その関係性がピタッといくと、技術があって、なお個性もある という
ダンスになる と思っているのです。


その人の良いところを伸ばす という考えを持てず

自分のそっくりさんを つくればいい と思ってる、あるいは
そのようなやり方をする というのは教師としてよろしくない と思っているわけです。


話がそれたかもしれません。


それで、あの成功体験を ひょっとして もう一度いけるんじゃないか と

最近 欲が出てきました。


昨日、「私2年目なんです」と言ってくれた女性さんがいましたが、
ここ2年 3年 4年と来て下さってる方々の 基礎の徹底ぶりったらないですね!


レベル2のクラスを 一体どんだけ繰り返してることか!!

     (脅されてるから という噂もありますけど(笑))



そーなってくると、同じレベル2でも、そのレベル2に
クンパルイズムを入れるとこーなるんだぜ!!! 

ってやりたくなっちゃうわけです(笑)



それを 私達がやりたくなっちゃうほど来て下さってありがとーね

っちゅー話なわけです。


最近 復活した青山世代さん達も
やっぱり 根底のクンパルイズムは そのまま持ってて
嬉しくなってニヤニヤしちゃいます。





ちなみに 青山世代の子に 「そこアペルトゥーラ でやりなさい」 って
言うと ちっともうまく出来なくて
仕方ないから「ぺ だよ」 っていうとあっさり出来る という
やや困った現象が起きている今日この頃です。




感謝