うちの母 せつこは ずいぶん背中が丸く曲がってしまいました。
気づいたのは 何年前くらいだったかな?
いつも座って話てて気づかずに
ある時 「あれ? ずいぶん腰曲がっちゃったんだな」って
気づいて ショックを受けました。
高齢者の背中が丸くなる アレを
老人性円背(ろうじんせいえんぱい)
あるいは 後弯症というそうです。
以前 どっかにも書いたように 五十嵐家は全員
理系、一切の運動をせず という一家でして
私のような 文系 ダンス大好き というのは
まったくの突然変異なのです。
母せつこも 運動という運動はしていませんで、
父のぶおが居た頃は 一緒に山へ行ったり、散歩へ出たり
してましたが、
若い頃から日常的に ということでは全然なかったので
今 こうして背中が曲がってしまったのは
かわいそうだけど 仕方ないよな〜 と思うわけです。
高齢になり 背中が曲がってしまう主な原因としては
そのような運動不足からつながる 以下の3つがあげられます。
① カルシウム不足
日本人はとりわけカルシウム不足が多いそうです。
骨粗鬆症にならないよう 気をつけておかねば。。。
母せつこが先日 大腿骨骨折したのだって
ちょっと尻餅ついただけですからね。
びっくりですよ ほんと。
なんなら ぶつけただけで骨折するらしいです。
② 日常的な猫背
背骨はゆるやかなS字カーブを描いています。
それが猫背になると 繋がった骨と骨がつぶれる箇所がでてきてしまい
経年の中で 圧迫骨折した状態になります。
日々 少しずつ なので 当人は圧迫骨折 というような自覚や
痛みはなく進行する ということですよね。
そして 気がつけば すっかり丸い背中になっている と。
③ 筋力の低下
骨は まわりの筋肉によって支えられていますから
筋力の弱さも その一因です。
後弯症は女性に多いそうです。
今のうちから この3つに気をつけて生活し
予防しておきたいですね。
タンゴは 相手と向かい合い、胸でリードフォローをするので
普段 猫背の人も 踊っている間は胸を開きます。
でも 日頃から 胸を開いた状態が作れればその方がいいですけどね。
それと、タンゴは 後ろへ向かって歩く
後進の動きがあるのは 大変良いことです。
みーんな タンゴ始めたばかりの頃は
生まれたての馬みたいな動きだったでしょう? (笑)
それが 後ろ歩きをすることで 徐々に背中が起きるようになり
背筋が刺激されたことで かなり後ろ姿もかっこよくなってきたかと
思います。
特に しぼりをほどきながら 動くヒーロなんかは
繰り返すことで背筋が鍛えられてると思います。
※ 逆に言うと ヒーロの不安定さは背筋の弱さだねーーー
先日 クラスの中で
私が 長年にわたって タンゴを上手に踊るために
イメージづくりしてきた 姿勢の保ち方 は
凧だよ
という話をしました。
凧???
明日は 凧のお話を書きます。
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