2019年9月24日火曜日

入門でてすぐ始める細かいタンゴ教育について 1/ 5

入門クラスを終えて、いきなりビギナーズミロンガへの
デビューをするのが クンパル形式ですが、


もちろん ミロンガで踊れるようになるには まずは順を追って

レベル1(続入門)での練習 となります。


それで、最近のレベル1は 地味に少しずつバージョンアップしているのですが


このレッスンの中ですでにミロンガでのマナーにつなげてゆくことを
意識しましょう  というお話を最近では取り入れています。




で、特にお話するのは

 1)組み方
 
 2)視線の交わし方から 向かい合うタイミング

 3)立つ位置 立ち方

 4)前を横切らない  という癖をつける

 5)まわりの動きに気を配る


などです。





細かいでしょ。




1)組み方について 


組み方は

 「自然であること」
 「自然であるには 相手との間合いが大事」

ということです。



たとえば 男性ですが、両手を出して(広げて)先にポーズをとらない とかです。
これは つまり形式張ってるのはかっこ悪いよ ということです。

人と人が向かい合うのだから
自分の型やポーズを相手にあてはめさせるより
その人との 間合いや呼吸が大事だと思うからです。


ごく稀に、男性でいかにも「踊ってあげる」といった様子で
女性と向かい合う方がいます。

もう いきなり上に立ってて イーブンな関係ではなくなってしまうのです。


言うまでもないことですが

タンゴは リードをする人がえらい なんてことはありません。

リードが上で フォローが下 なんてことはありません。


ということを あらためて考えた時、 ちょっとした腕のあげ方
相手との向かい合い方 というのを
考えてみても良いのではないかな  と思うわけです。


なんとなくで自分の癖の中から出ようとしなければ
ずーーと かっこ悪いまま かもしれないのです。


個人的に

わざとらしいのは好みではありません。

自然が一番ですよね。


で、その自然がむずかしい。


だから 感じのいい組み方 って やっぱり相手ありき ということに
繋がると思うのです。




女性で気になるのは

  自分の右手を見てから組む  人とか


うん  気になるんですけど 割とよくいます。

これも やっぱり 自分の型 をつくってるからそうなるのではないかな と。



あとは、左腕をあげるタイミングが 妙に遅い とか

これ、男性は右腕を女性の背中にまわしますから、

女性の脇が閉じられたままだと 微妙にタイミングがズレるんですよね。。


自分の右手を見て組む というケースも、
左腕をあげるタイミングが自分タイム なケースも

繰り返しになりますが どちらも やはり自分の型から出て


ひとりで踊るのではない、その人と踊る ということ
相手があって 自分がある ということ
相手を見て感じている ということに

意識を向けることで ぜんぜん違ってくるはずだと思うのです。


自然体で向かい合うこと
ちょうど良い間合いとなること に繋がるはずです。




これがね。
意外とね。
見てないわけよ。

すぐに慣れちゃってさ。 自分スタイルにさ。


で、 レベル1 で
「この先もずっと 自分の形に慣れちゃったらダメだよ」 

という話をしてるわけです。







ちょっとだけ 話がズレるかもだけど、

長年一緒に組んでるパレハって 二人でセットの間合いが
出来上がってるんだよね。


で、ミロンガの遊び場だと それを 一人一人に対して
瞬時にその人との間合いを 生み出してんだよね。



おもしろいよね。
タンゴって。







こんな感じで 5項目。

明日も続けて 順番にいこーかと思います。


では。






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