2019年9月2日月曜日

表現上手はタンゴ上手


唐突に毎日書き出したこのBlogですが

毎日あたたかいお声を掛けていただき

あらためて しみじみ幸せを感じています。


大げさなこと言って笑われるかもしれませんが

生きててよかった ってくらい 幸せを感じています。

どうもありがとう!




本当に大変だなー とか 辛いなー というような時は
「大変です」も「辛いです」もぜんぜん言えないもんなんだな って
今は思います。

私はこうして発信する場があって

声をかけてくださる方がいて ここへ戻ってきましたけど


そうでない場合

どこにも発信できず ドアを閉めたままの人は

ニュースでよく見るような 悲しい事件を起こしてしまったり
するのかもしれないな  なんて 本気で思うのです。


私 ここ数ヶ月  母を殺してしまうかもしれない  って
自分が怖くなったこと   ありましたもん。




ところで、その「ブログ読みました」もそうですが

相手にちゃんと伝えることが上手な人は 素敵だな と

いつもいつも思うのです。



私は 根暗なので(笑)  こんなふうに文字にすることで
やっと自分の気持ちを出すことが出来ますが

実際、きちんと誰かに伝える ということが苦手です。

ちょっとした感想 とか  共感 とか  感謝 とか  そーいうの。




私が好き って言った曲を

「先生が好きだと言ってたから 私も聞いてみました」 とか。



例えば そーいうことを 表現する というのは


「私はあなたに興味があります」という表明なんですね。


そのような表明に よこしま なものがなく ピュアな表明として伝わるならば


絶対 その人とのコミュニケーション 人間関係が良好にならないはずが
ないと思うんですよね。


だから 伝え上手 な人を 私はとても尊敬しています。



尊敬もするし、 このタンゴを踊る という表現者 としての 
1つの資質として素晴らしいことだな とさえ思ってるのです。


タンゴというアーティスティックなこと

ダンスの創造 ですけども

アーティスティックな創造 というのは 自分の小さな世界だけで
つくってゆくのではなく


たくさんのものに影響を受けたり、感化されたりしてゆくことで
自分の枠を広げてゆくことが 必要だと思っているんです。


だから 例えば チチョは 俺は天才だから誰からも学ばない なんてちっとも
思ってなくて、ありとあらゆるジャンルの音楽を聞き、四方八方から影響を受け

若手ダンサーたちが興味を示してることにも 関心を示し、

ナベイラが好むことを 自分も一緒になって 体験してみる

それを 伝えて 発信する  というようなことをしっかりやってると思います。




他の誰かの関心に きちんと影響を受け
自分に取り込み  自分を広げてゆく



自分にしか興味がない人って 意外といっぱいいますからね(笑)

はっきり言って ことダンス という分野なんぞ

それじゃ 上手にはならないんじゃないかなー  とね 思ったりしてます。

あ、自分にしか興味がない人って 本人はそのことに
絶対気づかないですよね。 きっと一生気づかない。

まー それでいいんですけど。






そーいえば、先日 カズミックス先輩が チチョのレポートのこと話してて
「あーいうのを読む ってことだけでも
   踊りづくりの1つだよね」

みたいなこと言ってまして




ふふん

そーいうことなんですよねー。


さらにそれを 「どー 思った」とか「こんなとこが好き」とか
アウトプットする 誰かに表明することができると


その瞬間に それは その人の踊りに入り込むんですよ。

なんか 小さなカケラが。


これ  わかってもらえるかなー(笑)






というわけで、まとめです。


自分以外の人の好みや興味に 関心を寄せ 
そのことを伝えるのが上手な人って
コミュニケーションが上手だね   ということ。


コミュニケーションは そもそもタンゴに
大事なことだもんね。



タンゴという表現としての踊りをつくってゆくのにも
自分以外の人の好みや興味、考え方に触れ
それを表に出すことで
すなわち 自分の踊りもつくられてゆくよね。






そんな感じ です。




また明日。





スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿