2019年11月25日月曜日

Julio Balmaceda y Corina de la Rosa

オランダでタンゴマフィアというフェスティバルがあって

私たちが行ったのは

8年前・・・くらいだったかのう??



チチョがメインでゲストダンサーになってることがウリの
フェスティバルとして
世界中から人が集まるようになるまで成長したけど

たまたま 残念ながら私たちが行った年は
チチョはいなかったのね。


代わりに  セバスチャン・アルセ&マリアナ・モンテスと

フリオ・バルマセッダ&コリーナ デ ラ ロサ  だったのです。



こんな風に 教会での超 素敵なミロンガなのですよ。









ソロタンゴ・オルケスタ って 超人気の生演奏だったしね。

それはもう豪華ですよね。






で、
その時の フリオ&コリーナ のフリオが
先週亡くなられたそうなんです。

びっくりしました。


だって まだまだお若いですもん・・・

50代半ば ですよ。。



彼はね、お父さんもミロンゲーロでね、

ナベイラなどとも同様に 今の時代の リベラルなタンゴを
世界に広めた一人です。


数年前にコリーナとパレハ解消してしまったので

ちょっと残念に思っていたのですけどね。。。。



真っ白いダンスシューズが特徴でね、

フリオが履いていると ものすごく粋でかっこよく見えて
彼を真似て白いダンスシューズにした人は当時多かったはずです。


最近は 黒とか赤とか 色々だったかもしれないけどさ。
私は やっぱりフリオには白い靴履いててほしかったわー。


なんとなくね、ワルな感じがいーのよ。男っぽい感じが。




この動画、まさに その時のタンゴマフィアの時のだわー。











会場のギャラリーに私たちもいるんじゃないかって???


いないのよ。

これが。





















😪



なんと  私ったら

寝てたのよ〜〜〜〜〜おおおおお





何しに わざわざ 
オランダまで行ったのよ〜〜〜〜おおおおお

バカバカバカ〜〜〜〜〜〜!!!!










私 この失敗すごっく多いのですよね。

疲れちゃうんだもん(笑)

フェスティバル系ってさ、昼間のワークショップのスケジュールが
のようなわけさ。

そんで 朝からギッチリ詰め込んだレッスンして
夕食食べて、
着替えて ミロンガ始まるの 夜10時とかなわけよ。

エキシビジョンは 0時とかなわけよ。











無理なのよ〜〜〜〜〜〜おおおおおおおおおお








夜ご飯食べ終わって ちょっと横に・・・って

10分だけ  10分だけ と強く言い聞かせたって




無理なものは 無理😪




でも、一緒に行って 生フリオ見た人は
もう 超絶良かったよ!! って 絶賛してたよ。


なんで 寝てんの?? 
なんで いつまでたっても会場来ないのかと思っててさー みたいな(笑)



もう会場に フリオコリーナが入ってきて、踊り始める前から

ぶわ〜〜〜〜って 全体のエネルギーが上がるんだって。


で、踊り始めて また ぶわ〜〜〜〜〜 っと会場を巻き込む感じ
って言ってた。

あれは いい エキシビジョンだったー  って何度も言われて
どんなに悔しかったことか😭




完全に自分のせいだけど(笑)





青山に教室あった頃にさ、
個人レッスンする生徒さんで

私に動画持ってきて
「先生 これやりたい 」 って見せられたのが
フリオの動画だったことがあってさー、


んなもん 出来っかーーー ボケー  って感じだった(笑)


それにしても、12年前くらいだよ?
当時で こんなの持ってくるなんて
超お目が高いね!!! って思ってたら
やっぱり その人 超〜〜〜〜うまくなったよね。

見る目あったんだわねー。









コリーナとの踊りが見れないなら残念だけど

でも   生フリオ見たいな〜  って思ってた。

で またいつでも見れる って思ってた。






いつでもなんて  ないね。



会いたい人には 会いに行かなくちゃね。


見たい人のエキシビジョンは見なきゃね。






長くなりましたが

最後にもう1つ フリオコリーナの動画を紹介しますね。


2005年のCITAなので 古いですけど、
私は これが最高に最高に最高に大好きなのです。


Milonga del Ayer という この美しい曲は
私たちも踊ったことがあるのですけど


このフリオコリーナが踊ってるのは 生ギター1本での
演奏で、しかも5分もあるんですよ!!!


アルゼンチンタンゴで、
テアトロで、
即興で
5分!!! って すごいことなんですよ!!!




先日も 確か セバスチャン・マリアナのミロンガの
話題で書きましたが、長い曲というのは それだけで
ダンサーにとって ものすごく難しいです。

長いというだけで いいことないのです、普通は。


かなりのテクニックが必要なのは当然だし。






でも、これは 二人の世界観にどっぷり入って
つい見入ってしまう

いえ、ずっと見ていたい。

素晴らしい  名作です。











Julio , Te extraño.
Muchas Gracias...





ご冥福を心よりお祈りします。
フリオ どうもありがとう。








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