2019年11月27日水曜日

タンゴはトークだ その2

小さな子供や  中学生くらいまでの子が
ダンスを習う場合

見よう見まねだけで大人顔負けにすっごい踊れるように
なっちゃったりすること
あるんですよねー。


余計な先入観や知識、経験がなく
体にも癖がないからなんですよね。

子供って いろんなことを真似ることで成長してますしね。

真似て、コピーによって完成させ、
自我が形成されてゆくにしたがって
コピーしたものの上に オリジナルが乗っかってくる といった
感じかな と思われます。



そんな意味では 大人になってから始めるダンスとは
なかなかこれが難しくて当然だよね  と思うのですな。


それこそ
頭が理解しないことには なかなか体が動かないように
なっているわけです。

加えて 長い年月で蓄積された 体 姿勢 歩き方の癖などがありますから

簡単にはいかないわーーー ってね。




それでもさ、
新たに体の癖を矯正したり
今までの自分になかった文化や 考え方 知識を取り入れてゆくことは
エキサイティングで 楽しく 素晴らしいことですよね。

チャレンジしている 大人たちは みんなエライと思うわー。


まさに 大人のダンスは体も脳も若返る 最高の健康法ですね。





では、大人になって始めるダンスでありますので
見よう見真似で とはいかないなら

それを覚えてゆくには
本当に わかりやすく スムーズに脳に入ってゆくような
解説が必要不可欠だと思っています。



思っていますけど、




以前は 本当に 人とのコミュニケーションが苦手だったのですよ。



だから、私は タンゴに詳しいし、その説明の仕方も知っている、
ステップの仕組みも
リードフォローのシステムも知ってる。

その 知ってる という 私の知識を ただ並べるだけになっていたと
思うんですね。



なので 例えば 生徒さんがなかなかうまくいかなかったりしたら

おかしいなあ? ちゃんと説明はしてるのに、
なんで この人は これが出来ないのだろう? という時
そこから先 どーしたら良いか
わからなくなってしまうことも
実は昔はあったわけでしてね。




それがですね、

例えば その生徒さんと 踊っている時や、レッスンの時ではない

ほんの隙間時間の雑談や、
あるいは 飲み会の席なんかで


 え?  そこ そーいう解釈してたの??  みたいな発見に

繋がるようなことがあるんですよね。


なーるほど  この人は そっち側から解釈してたから
こーいう動きになってたんだ!  みたいな。


これ わかってもらえますかね?



人って  自分の経験の中で生きているので
私にとって こっち側からの話をしてるのに
相手にとっては 微妙に角度が違っていたりするんですよね。

本当に ちょっとした言葉のニュアンスだったりで。


ええー こんな風に勘違いしてたんだ  って 驚くこと結構あります。



それで、
ああ 会話って大事だなあ、

なんてね、思う場面  よくあるんですよね。



動きの癖なども  レッスンの時 いくら注意しても
うまくいかなかったけど

ふとした会話で 例えば その人が学生時代にやってたスポーツの
お話を聞いて

ああ、なるほど そーいうわけで この人の動きはこうなのか、
それなら こーいう説明すれば もう少しわかりやすいのかもー なんて
ヒントになったりね。





会話によって その人の背景などを知り、
より良いレッスンをするヒントになる という実感を
持てるようになったのは やっとつい最近です。




タンゴは見て盗む という技術のつけ方も
とっても大事だと思います。 とっても!

なぜなら これは情感溢れるダンスですし、情緒的な面、
感情面も不可欠だからです。

感性をつけるには ロジカルな面が邪魔になってしまうことも
もちろんあるわけです。



でも、体の使い方や マナーや ルール、
細かい部分は やっぱり曲がった解釈でなく
勘違いのままにせず、
正しく理解してゆけるに越したことありませんからね。


そうであれば

私が 言うのはなんか変かもしれないのですけど

自分に合った説明の仕方をしてくれる先生を探す というのは
とても大事かな  と思います。



ほとんどの先生は だいたいにおいて
同じことを言うはずなんですよ。

でも ちょっとした  言い回しで ピーっと頭に入る場合と
そうでない場合って  絶対ありますしね。




トークの部分

何かと大事だなー  と


個人的には
最近つくづく感じているトピックなのです。






なんか 今日 左の肩が外れそーな
変な痛みがあるなあ・・・
寝違えたのかなあ・・・・



じゃ、また。





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