2019年11月9日土曜日

タンダとコルティーナの浸透による変化

昨日は立冬だったのですね。

ここから秋が深まっていって
冬が始まりますねー。

きれいな紅葉でも見に行きたいなぁ。。




うちは 昨夜は Z でした。


Z は おぎりんがいつもDJです。


今でこそ DJ というのがすっかり定着しましたが


まだ たった10数年の習慣だなんて  なんか いつも
DJ のことを 初心者さんなどに説明するたびに
不思議な感じがします。


不思議というか・・

ほんと タンゴ社会というのは ルールやマナーを
激しくアップデートしながら進んでいる という気がするのです。


それは 人の集まり だからなのでしょうね。



DJ というものが定着する前、

日本で タンゴがようやくミロンガをできる程度に
広がってきた頃は

まだまだタンゴ音楽の入手が困難でしたから


そもそも 手持ちの音楽の種類がとても少なかったのです。


それで、ミロンガの最中は 何かのCDをかけっぱなし という
状態でした。


でも CDの中に 10曲入ったトラックがすべて踊りやすいかと言ったら
そんなわけはないので、
面倒だったのですよね。


私は 青山の教室の頃は (12年前くらいだね)

色々なCDから 踊りやすいものをセレクトしたCD-ROMを
作っておいて

それが 6−7枚あったかな。

順番にかけていってたわけです。

その中には ミロンガとか ワルツも適当に散りばめててね。



その頃は
暗黙の了解で なんとなく3曲くらいでペアチェンジ
という状況でした。


つまり チェンジのタイミングをその人の意思に任せてるわけですが


それって  ほとんど男性によるコントロールになってくるわけです。



気に入った女性がいたら  1曲が終わってもずっと離れないまま
5曲も6曲も ずっと踊り続けて拘束する
ということが可能だったわけです。


男女比が きれいに収まることなんて稀ですが

時々 どーしたことか 男性の方が多くなる ということもあります。


そんな時、一人の男性が すてきな女性を
ずっと独り占めしたりすると  いつまで待っても踊れない男性もでてきたりして

主催する側としては ヒヤヒヤしました。



ほどなくして、タンダとコルティーナが浸透し始め

ほんとその点では
平和になったわーーー  と思います。



その、独り占め男性問題 というのは
まだ記憶に新しいのですが

せっかく タンダ・コルティーナがある今

同じ女性ばかりを 何度も誘うのは やはり基本的にはタブーですので
気をつけたいところです。



明らかに 女性がその男性を気に入ってて喜んでるなら
私のとやかく言うことじゃないですけど(笑)





昨夜のZ は人数が少なかったので
全体の時間配分からみて  同じ人と2タンダ 3タンダ踊るのは
ぜんぜん普通でした。

なので、 どうしても 一人の人と1タンダじゃなきゃダメ と言うわけではなく
バランスというか  空気読め というか

まあ  そんなとこだと思うのです。






それが 不自然に同じ女性を何度も誘うというのは

単に気に入っている ということ以外の例では


まだあまりリードと音楽で踊れない男性が
上級者など 踊りやすい女性ばかりを誘う というケースが
見られます。

リードが出来ていないうちは
フォロー出来ない初心者同士で踊っても成立しないからだと
思うのですが
それでは 上級の女性がちょっとかわいそうです。




気持ちはわからないでもないし、
かわいそうですが、だからタンゴは練習ありきなのです。

1日も早く いろんな女性を自分のリードと音楽性で
楽しませるようになること
目標に精進するより他にないのです。
つらいけどさ。





女性だって同じですけどね。
タンゴを踊ることを決めた人は 
誰であろうと
相手を楽しませるために ひたすら練習するのが
筋ってもんだ と思ってますよ。あたしゃ。







しかし、そもそも・・・
同じ女性を何度も誘ってて もし成立してるとしたら・・・

それって イケてるカベセオしてるのでしょうか??


イケてるカベセオしていれば  女性は断ることもできてるはずなのですが



断る隙を与えていないのではないか  という懸念については

また明日!!!!







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