2019年11月21日木曜日

タンゴのシステムってなんだ


レベル2で 習得するべく
大事な項目の1つが「いらっしゃいませ」です。


方向転換などをするために必要なはたらきなのですが


繰り返し 何度も言うように
その練習を 覚えて出来たとしても 本当にまったく
意味がないのですね。



部屋のコーナーを






こーゆー 曲線のラインでしか 通れない男性は

「いらっしゃいませ」の本質をまだ理解していないのだと
思われます。








いらっしゃいませ というのは

男性の内周にあたる足を モデル立ちするかのように
あるいは 店員さんが「いらっしゃいませ」 と ピッと
片足を半分後ろにまわして立つような
あんな姿をイメージして言っているのですけど



  ※ 違う教室では「どーぞこちらへ」と呼んでるところも
   あるそうです。


 で、身に付けたいのは

足元が 「いらっしゃいませ」の形になることではなくて



1歩目として 横に開く足は   目的地によって
変化させることで  行き先の角度を自在にできる  ということなのです。




この図だと 男性目線なので
女性にはわかりづらいでしょうか?










逆立ちすると わかるかな??


こーか??
文字が逆立ちしてるけど(笑)








これは  サリダでも ボックス でも  サリコンでも
共通した  単なる横に開く 1歩目  ですね。




それが  こーなるのが「いらっしゃいませ」です。







女性のための 逆さまバージョンは こう






男性が右足の後ろへ 左足を いらっしゃいませ するのは
曲線をもって うしろ  という感覚でいいと思います。


でも 女性が 右足を その円周上に着地するのは
曲線ではなく  直線の

あくまでも シンプルな  前進です。



女性は ヒーロ とか いろんな発展の中で


まわりこまない

と、先生から注意をされることがあるのではないかと
思いますが


このシステムの この右足の働きを 理解していくと

発展になって


まわりこまない 

と、注意されることは なくなるはずなのですね。





ああ、それで

男性が 部屋のコーナーを曲線でまわるのではなく、というのは


このシステムを使いこなせていると





コーナーの こんな使い方も出来るようになるんだよ
っちゅーことです。





いらっしゃいませ の練習の本質を みて
そのシステムを身に付けていくことが目標ですからね。


その場で そのステップを覚えたところで
ミロンガ実践で なかなかうまくいかないままになってしまいますから。




この いらっしゃいませ は システムの
ほんの一例ですが




覚えたことだけに 囚われてしまうかどうかも

自分の意識次第ですからねー。



不自由なところから抜け出して

自由なタンゴを踊るために

その本質を見れるようになりたいですね。









また明日^^







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