2020年6月14日日曜日

求めよ、さらば与えられん

一昨日は私の師匠の命日でした。

昨日書いた言葉の中に「無償の愛」ということが
出てきたのですが


私は「無償の愛」という言葉を師匠から教わりました。


遠い記憶ですが、確か 舞台のテーマに「無償の愛」を
謳ったときがあったように思います。

その舞台のことは もうあまり覚えていませんが

師匠が語ってくれた


  この世でもっとも美しいのは
  何の見返りも求めない
  無償の愛だ  


そう話してくれたことは よく覚えています。



そんな たいそうな言葉や 思想は
その時初めて知ったことで、まだ若かった私には
ぜんぜん実感のない言葉でしかありませんでしたが

なんだか重みがあるなー  くらいには感じていたのでしょう


そこから ずっとこの言葉を私の胸の中に持ち続けたくらいですから。






求めよ、さらば与えられん

という あまりにも有名なあの言葉は


神様にお願いすれば 何でも与えてもらえますよ  なんて意味では
もちろんなく


与えられるのを待つのではなく、
みずから進んで求めなさい

という解釈をした説もたくさんありますが




神を求めよ、そうすれば信仰が与えられる

という意味だといいます。







これは どういう意味でしょうか?


神様はとっくに私たちが何を望んでいるか
ご存知であるから 求めなくとも与えられる   という

むしろまったく逆の意味で



信仰
信じる心があり
願う 求める ということを手放し
見返りを期待せずに  ただ 信じている  感じている


そういうことなのかな・・・と 思うのです。



それでは それも 神様への無償の愛なのか







急にすみません(笑)
師匠のことを思い出していて
どーしたことか そこへ行き着いてしまいました(笑)


師匠は 本当にたくさんの素晴らしいことを私に教えてくれました。



あなたの弟子は ふいにこんな哲学考えちゃうくらいには
大人になりましたのよ  と天国のじじーに教えてやりたいです。







自分の人生に尊敬できる師匠がいるということを
有り難く思います。









あ、今日は 素晴らしく美しい紫陽花の花束をいただきました。
彼は毎年 自分がタンゴを始めた日の記念に 私に花束をくれます。

おぎりんは 自分の誕生日に お母さんへ花束を送ります。
産んでくれてありがとう の花束です。



美しい花束です。




本日は タンギズムと おうち de TANGO!!







素敵な日曜日を♩♩







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