2020年1月23日木曜日

El lloron

先週の土曜日
ミロンガのクラスでは " El Lloron " (エル・ジョロン)という曲で
練習をしたんですね。



それが もう みんなすごく良く出来たんですよ!



少しずつ 動きの要素を足していって

曲の速さや 曲の雰囲気によって 動き方を変える という理解が
深まってゆくプロセスが1時間の中でしっかり見えて
すごく嬉しかったです。



私が いつも伝えたいことは ステップを覚えるのではなく
そのエレメントを感じること
はたらきを知ること

自分で感じて 作れるようになって欲しい  というのが
大きな願いなので


同じステップでも ダリエンソならこう カナロならこう というような
レッスンを時々するように心がけています。


そんな経験を重ねることで
音楽を共有する喜びを知って欲しいと思っているのですが

先日の El Lloron は本当に良く出来ていて
感激しました。


記念に動画でも残しておきたかったな・・




こーいう時、あのレッスンもう1回やってください とか
あの時のシークエンスもう一度教えてください とか
言われるんですけど

ごめん、無理です(笑)


特にこの手のやりかたは
その時の その人数とか  男女比とか  誰がいる とか
感覚で 少しずつ即興を積み上げ方式でつくっているので

日が経ってから もう一度って難しいんですよねー。。。




で、いつも繰り返しになるのが
忘れてOK なんです。


その時の 感覚の積み重ねが 自分の即興力をつくってゆくのですから。





私達は なんでも すぐに目に見える変化 を求めがちなのですが
(タンゴに限らず)


本当に 薄い薄い 積み重ねです。



まるで変化がないように見えたとしても

今日の1cm 

来週の1cm


気がつけば1年分  3年分   5年分



薄い層を積み重ねてゆきましょう。




El Lloron は一人一人の積み重ねの結果がしっかり
視覚化できました。

エル・ジョロン    素晴らしかったです。

どうもありがとう!







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