2020年5月5日火曜日

TANGOに思う 2020年5月5日 端午の節句


去年の今頃は 母の病院へ毎日毎日通っていました。

この1年、ずっとずっと考え続けてきたことは



若いうちから・・せめて40歳代  50歳代くらいのうちから
体をちゃんと動かしていれば

多くの人が歳をとってからでも、自分の足で歩いて
楽しく過ごせる・・・

ということを 考えてました。



私の母が 今 こうして不自由な生活になったのは

転んで骨折をしたことは 大きなきっかけですが、


でも本質的な問題は それではないのです。



背中が曲がってゆく 老人性円背 というのは
長い長い時間をかけて 骨粗しょう症が進み
ゆっくりと背骨が圧迫骨折してゆきます。


痛みを感じることもなく、着実にそれは進んでゆくので
本人も気づかず、

でもある日 ほんのちょっとぶつけただけで骨折するほど
もろい体になってしまいます。





私は タンゴを踊るたくさんの生徒さんたちに

  どんどん健康的になり、

  姿勢がかわり、

  表情が変わり、

  人生が変わってゆく様を見てきました。





それを「タンゴを踊る人たち」だけでなく

「踊りはぜんぜんダメ」という人たちにも伝えられないだろうか? と


ずっとずっとこの1年考えてきてたんです。





うちの兄や姉は 踊りは一切やりません。

おそらく一生 触れることもないでしょう。



人は 踊る人か  踊らない人か  どちらかしかいないと思います。




踊らない人でも  「何か運動しなきゃヤバイ」とは
思っているので、ジムへ行ったり、ウォーキングしたり

変わりの何かならする意思を持っていたりします。



なので、踊らない人にも

ジムやウォーキングに並べて  タンゴのツールで

体を動かし、


長い人生を健やかに 最後まで自分の足で歩き、
より豊かな心になれるようなお手伝いが
何かの形で出来たらいいな  と考えていました。







それが、思いがけず
「おうち de TANGO 」をするようになって

ご紹介で タンゴを 踊らない人 にもご体験いただいて


その感想なども最近聞かせて頂いていることから



やっぱり やってみたい・・・と  勇気がでてきました。





でもね、そう  勇気がいるんですよね・・・


怖いんですよね。

自分のフィールドの外へ出ることが。

これが歳をとるってことなのかなぁ??やだわぁぁ・・・


スタジオを持ちたい と思った頃や
入門コースをやってみよう! とか色々なアイデアが浮かんでた頃は
迷いなく 突き進むことができたのに・・・






なんと、この 「踊らない人へのタンゴ」 という構想

もう半年以上 ずっと抱えたままで
ウロウロしてるんですよね(笑)

     この意気地なしめがー!!





ふう・・・でも   頑張ってみたいので、

準備ができたら お知らせさせて頂きます。









そんな風に 勇気を出したい と思えるようになったのは

「家にいる時間も タンゴのエクササイズをやって楽しい! 」

「ひとりのタンゴも楽しい!」

という声をたくさん聞かせて頂いてるからです。


もっともっと楽しんでもらいたい!

毎日そう考えてます。




いつも支えてくださる皆さんに 本当に感謝しています。






緊急事態宣言は延長となりました。
まだ会えない日々が続くことは とても寂しいことですが
もうしばらくの辛抱。

教室の再開につきましては またお知らせさせて頂きます。

まず 今は 医療従事者の方々、物流や日用品・食料品の販売・
社会生活を支えて下さる皆様に感謝して
今 できる事をし、日々を過ごしたいと思います。







さて、本日も 16:00   おうち de TANGO です。



今日も 最高な曲とシークエンスを揃えてますよ!!
気分上がること間違いなしです!!!

あの曲いきましょー。あの曲!!!






ああ、本当にいつもありがとう。


今日も 皆さんにとって素晴らしい1日になりますように!!












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