2020年2月20日木曜日

わたしの事情

E君とは 時々チャットでおしゃべりをしていますが

彼のお母さんは ウルグアイで一人暮らしをしています。


環境が良くて 穏やかに暮らせるから と言ってましたけど

ブエノスよりは治安が良いのかもしれませんね。。


今度もう少し聞いておこう。



E君も お母さんが心配なので、割と頻繁にウルグアイへ
行っている様子です。
忙しい合間をぬって なかなか大変だろうと思います。


近いとは言え、飛行機か フェリーを使わなくてはなりませんから。。




私の母も あの転倒と骨折から もうすぐ1年が経ちます。

あれから、坂を転がり落ちるように 状況が悪くなってゆきました。

急に年をとるとか 聞いてはいましたけど


正直言って  こんなにか  って驚いてしまいますし


やっぱり なかなか気持ちがついてゆきません。




特養のホームとか、民間の施設とか
あちこち見学に行っています。

でも 母せつこの意志としては 出来る限り最後までがんばって
家にいたい  と言うのです。

私も 見学に行くたびに その気持ちがわかる  と思いますから

本人が そうありたいなら 可能な限り応援してあげたい気がします。


でも、私ばかりが頑張ればいいのではなく、兄も、姉も、
兄の奥さんも 、
姉の旦那さんも、
みんなが大変ですし、

兄や姉が 早く施設を探そう  と言う気持ちもわかります。


結局 私はどっちの話にも頷き、 宙ぶらりんのところにいます。



私は20代の前半からタンゴを始め

これまでの人生  頭の中の9割がタンゴのことを占めている という
生活をずっと送ってきました。

それが
今の私は、頭の中の半分以上が介護 というトピックで占めています。



よく読む連載のコラムで  著者のお父さんの介護を記録したものが
あるのですが、

それを読んでいると、介護にはできるだけ時間を割きたくない ということを
前面にだして書かれてあるんですね。

良いか 悪いか ではなく、

そのようなスタンスもあるし、
そーいう人もいる ということで読み物としてはそれでいいのですけど



例えば 生活能力の低下とか  認知症とかは
早めに家族が気づいて、専門医からの正しい見立てがあれば

今は ずいぶん進行を抑えることが可能なケース、増えています。


そのコラムの著者は 女性で、 介護の対象がお父さんだから というのも
あるかもしれませんが、
ずーっと悪くなってゆくまで 専門医に診せることさえ
しないんですよね。

薬漬けにさせるだけだから嫌   と書かれてあるのですが

調べることさえしておらず、

実際に 家中が排泄物だらけに汚れ、その地獄絵図を掃除して
片付けてるのは 老いたお母さんで。。。。


それぞれの家の事情はあるでしょうけど


コラムのネタにはするのに、協力はしたくない というのは
どーにも やりきれない思いがします。。



で、もう読むのやめましたけど。




よほど重度に 自分がしていることも 何もかもわからなくなって
しまわない限り、

排泄の失敗や
家族に迷惑をかけている申し訳なさや
恥ずかしさ
もどかしさ

それらの感情は 当たり前ですけどあるんですね。



だから  そうならないように、
本人が自分で テクテク歩いて病院へ行くことはできないし、
自分で Googleで検索する なんてできないのですから

家族がしてあげるしかないわけで。


介護は 排泄問題 が もっとも大きな難関です。



私も母との間に、この排泄問題のデッドラインを決めていて
これを超えたら 施設にお世話になろう という話をしています。


今はギリギリ・・・本当にギリギリその手前5秒前って感じ(笑)








なんだか 今日はとりとめもなく 湿った話を書いてしまいました。




ここ数週間、疲れがでたのか 帯状疱疹がでたり
カラダから警告がでたので、いろいろ思うところあります。


今しか出来ないことに 後悔ないよう 時間を使ってゆきたいと思うので、

やたらに無理して頑張り過ぎないことを考えています。


でもねー・・
私 早いうちに家を出て1人暮らしを始めたので

まさか、今 こんなにもたくさんの時間を母と過ごせるとは
思っていなかったですしねー


まあ、なかなかおもしろいですよね。



結果的にクンパルを私はお休みすることも
出てくるかと思いますが、

どうかご理解いただければ うれしいです。 すみません。






では、またー^^







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