2019年8月29日木曜日

タンゴの花形ステップと言えば ラピス!!

足先で床をなぞるように円を描かせる動きを
ラピスとか ルーロとか呼びますが

アルゼンチンタンゴのステップでよく使われる動きですね。

もっともポピュラーな形としては

男性がラピスするとき、女性が「後ろ 横 前」とヒーロするものですかね。

Giro con lapiz ヒーロ コン ラピス です。


ここのところ土曜日にヒーロ特集を隔月でやってますが

ひとくちにヒーロと言っても本当に様々な入口 出口 やり方があるので

まとめて 色々なアプローチで練習出来てるのはすごくいい感じですね。


また今週も ラピスを使ったヒーロをやろうと思っています。
なんと言っても 男性にとっては これが出来るようになったらかっこいいなー って
一度は憧れる動きなのではないでしょうかね?

私の長年にわたる調査結果から Giro con Lapiz は花形ステップなのだろうと
思っているのですけど(笑)



それで、今日のレッスンでは、そのラピスを使って
でも ヒーロではない形で 遊んでみる いくつかのパターンをやってみました。


サリダで女性がクロスしたところから二人で一緒にラピスをしたり、

男性がラピスをすることによって クロスをほどかせ、サカーダに入ったり、

ラピス的な動きをしながら 前オーチョをさせたり
(今日のインスタでゆーすけ先生がやってます)



ただ、ラピスと言ってもですね

これ 私はレッスンの中で ものすごく何度もしつこく言うことなのですが

円を描こうとしちゃダメ なのです。


結果的に円が描いているように見えるだけであって、
なぜ円のような働きになっているのか を知らなきゃダメよ と。

例えば、円を描いてるように見えるけど 実際は

縦 という働きと 開く という2つの働きから構成されている とかね。





















実際、曲線 というものは 実はほとんどない と思っておいた方がいいと
私は思っています。

曲線から先にイメージしている人のほとんどは
ちゃんとリードしていないし、
ちゃんとフォローしていない と。


これはなかなか文字では伝わりにくいことなのですけどね。


男性が女性をヒーロさせるために使うラピスも
胸から 使われていないと ただ足だけまわしただけでは
ダメですよ ということですね。


曲線から入ってる人は 軸がナナメになっていたり
頭の角度が曲がってることも多いのですよね。

まっすぐ立った軸に対して
絞ってるか 絞ってないか
そのどちらかでしかないのがタンゴの体です。

シンプルに1歩1歩 まっすぐでありましょう。



おわり




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