2011年10月4日火曜日

29 years old and hearing myself for the 1st time!

私が23歳のころ、巣鴨に住んでいたことがありました。
お地蔵さんの向かいの路地を1本入ったところにある
5階建て・・くらいの建物でしたが、

ちょうどベランダにでると、幅3Mくらいの道を挟んで似たような建物があり、
ベランダとベランダが向かい合うようになっていました。

お向いさんちには、チビちゃん姉妹が2人がいて
その妹ちゃんは耳の不自由な子でした。

ベランダ越しに私は彼女たちとコミュニケーションを
とるようになり、
お母さんの了承を得て うちにも遊びに来るようになりました。

お祭りに行ったり、
お母さんの変わりに児童館へ迎えに行ったこともありました。

耳の聞こえない妹ちゃんは、言葉も不自由でしたから
お姉ちゃんと私で、あれこれ教えてあげたりしていました。


お付き合いが3年くらいたって
私が引越しをすることになったとき、
身も世もなく号泣する姉妹に 本当に申し訳なく思い、
とても辛い別れでした。



そんな昔のことを思い出したのは
この動画を見たからです。

今大変話題になっているので、すでにご覧になった方も
いるかもしれませんが

先天性の聴覚障害で、29年間ずっと耳が聞こえなかった女性が
電気信号により聞けるようにする人工中耳の手術を受けました。

生まれてはじめて外部の「音」を聞いた瞬間の映像だそうです。





横顔がカーラに似てない?

先生の声が聞こえた瞬間 パアーーっと笑顔になり
すぐその直後は感極まって涙が止まらない、そんな様子に
見る側も感動してしまいますね。


それと、この女性がきちんと「話してる」ことにも
感動してしまいます。
辛い訓練をずっとずっとし続けてきたのでしょうね。

障害に対し、障害とせず努力をする そのあり方が
外国は進んでいるのでしょうね。。


あの子達はどうしてるかな?? 元気かな〜?













2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    初カキコさせて頂きます。
    このニュース見ましたよ。
    本当、どんな感じなんでしょうね。
    おそらくご本人にとっては、この世のどんなことよりもうれしかった出来事ですよね。
    こういう前向きな技術は日本でもどんどんやっていくべきですね。
    障害に対しては日本と違って、海外の方がオープンでいられるのかもしれません。
    障害だけでなく日本って国は時に窮屈で狭い了見がありますから。
    何にせよ心温まる動画ですね。

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  2. エンジニアKさん
    そーなんですよね。私の巣鴨に住んでた当時のチビちゃんも
    ぜんぜんしゃべれなかったのですが・・やはり 話せるようになるような
    環境や周りの理解、日本全体のトライする精神が希薄なのだと、すごく
    感じました。
    この動画、ほんとうに心にグッときますね。

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