久し振りに 少しタンゴのお話をしましょうか。
今日のレッスンでは2拍子のミロンガがありました。
そのクラスの中で少しお話した「リズム」についてのことなのですが。
アルゼンチンタンゴの音楽は、貿易が盛んになり色々なものが輸入される
ようになったことから、外国の音楽もともに入ってくるようになり
スペインのフラメンコやキューバのハバネラや、アフリカのリズムなどが
混ざり合って生まれました。
クンパルで初級クラスや中級クラスで流し、最初にカミナンドをしているのは
4拍子のタンゴですが、もともとアルゼンチンタンゴの音楽が生まれた起源は
2拍子のミロンガからだったと言われているそうです。
起源であり、色々な国のリズムが混ざり合って誕生したためか、
ミロンガの音楽は曲によって、単純なようで複雑なアクセントの取り方を
しているものも結構あるように思えます。
基本ベースとしては
タン タン タン タン タン タン タン タン
1 2 1 2 1 2 1 2 です。
今日のレッスンで例をあげてかけた曲は
El lloron エル・ジョロン という曲ですが、耳に聞こえてくるのは しかし
ウン タカ タン タン ウン タン タン
ウン タカ タン タン ウン タン タン といった調子で
シンコペーションをふんでいます。これはハバネラの影響が強いのではないかと
思うのです。
ちなみにこの「El lloron」はココで視聴できます。
で、そーいった曲だと ただ単調に
タン タン タン タン タン タン と2拍で踊るとつまらなくなっちゃうよ
というお話をした次第です。
で、今日はコントラティエンポのリズムを取ったステップの練習をいくつかしました。
ハバネラというのは、もともと古いキューバの民族舞曲ですが、スペインに渡ったことから
大ブームを巻き起こしたと言われています。
なので、スペイン舞曲として強く根付いたようで、そうして あのカルメンの「ハバネラ」も
作られたのです。
ちなみに私。 マリア・カラスの歌う「ハバネラ」大好きです。
やっぱし、
ウン タカ タン タン ウン タン タン
ウン タカ タン タン ウン タン タン と聞こえます。
また明日。
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