「リードを待ちましょう」
「自分で動かないで」
「先にいかない」
女子がタンゴを習う上で、この言葉はほとんどの人が言われたことがあるだろうと思う。
私もある。
そんなこと言われたってえーo(;△;)o だよねえ?
うん わかる わかる
クンパルでは 毎月のお休みとかワークショップのお知らせなんかの連絡用に
「クンパルTIME’S」というのを発行してる。
そこには、クンパルへ通ってる生徒さんにインタビューしたものを載せてる。
第1回はフクちゃんから始まって、男子→女子→男子→女子と交互に
上級者さんも初心者さんもランダムにお声掛けしている。
先月は上海だったから 今月はタンゴ歴 約2年半の女性さん。
インタビューではタンゴについて色々なことを聞いているんだけど
こんな答えがかえってくるものがあった。
最初の頃は、タンゴって男性は大変だなあ、って思ってたの。
男性のリード次第で踊れるんだと思ってて。
これまで日常の中に男性のリードを受ける なんてことなかったじゃない?
で、それを一生懸命 受けよう、従おうって思っちゃって、ちょっと苦しかったのね。
「リードを待ちなさい」なんて言われると
「ええー感じることなんて出来ないもーん、じゃあ動かなくていいのかなあ~?」
なんて思うこともあったし。
でもね、最近は男性のリードに服従するわけではなくて、協力することが大事って
先生の言ってることがわかるようになってきたんだよね。
相手に全部お任せ、っていうのがリードを待つということではないんだよねー。
その「お互いを感じて協力しあう」っていうスタンスは好みだなあ~って思った。
いいね。 よくぞ気づいたね。
そーいうことに少しずつ気づいていけるのっていいね。
気づいてゆけるようになるのは、やっぱり 少し時間がかかると思う。
時間をかけることが むしろ必要。
躍らせてもらってて 自分で踊ってない とか
相手に依存をしてては ペアダンスとして成立しなくなってしまう。
私はよく 「リードを待ってから動くのではなくて、 相手と同化したいと願おう」
というようなことをレッスンの中で言う。
あなたと同じように動きたい。
そうして 共有し、協力しあって踊る という
感覚がでてくると うーんと楽しめると思う。
でも・・・・・・・・・・・・・・・・
実際 タンゴはじめて少しした女性がもつ 率直な感想は
タンゴ あんまし 楽しくなくない?
ってゆーか わけわかんなくない?? (; ̄ー ̄)...ン?
って 感じ・・・・・・・なのかもしれない・・・・・・・・Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!
よく初心者さんのうちは「男性のほうが大変」 「男性は女性の3倍練習が必要」なんて
言うじゃん?
うまいことリード出来なくとも、男性にはやっぱり自分自身で創造してゆく 楽しさを
女性より実感しやすいのかもしれない と
ふと思った。
サリダのこっから こんなこと出来る とか
こーすれば反対向けるんだー とか
小さな 小さな 積み重ねの感覚を得やすいよね。
自分で組み立てる って感じが。
かわいそーに 女性にはそーいう感覚を得ることが 最初はむずかしいよね。
積み重ねてゆく感覚がなければ なーんとなく 何がなんだかわからん とか
一体これで どーゆう結果が生まれるのか ビジョンが見えにくい とか
だもんで イマイチ つまらんな となってしまうのは
仕方ないかもしれないなー と。。。。。。(;へ:)
ところが、上に紹介した女性のように その苦しくも わけわからん時期を越えた
女性は 楽しみ方を得て、とっても練習熱心になる。
今日も初級クラスですでに何度もやったことのあるようなことを楽しんでいた。
練習すれば上達するから ますます楽しくなる。
これは、やっと 自分も動かなければ成立しないらしい と実感するから
だろうと思う。
そう 最初は 楽しみを感じとりにくいかもしれないけれど・・・
どうか、先には たくさんの楽しみが待っているから
ぜひ がんばってほしいなあ~・・・・・ ヽ(=´▽`=)ノ
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